利尻富士に登る!


毎年恒例の礼文行きと併せて、今まで眺めるだけだった利尻山(1721m)に登る事になりました。
正直言って体力に自信が無かったので不安があったのですが・・・。


1997/9/9(火)

小樽運河
夕景の小樽運河
観光客で混んでました
小樽フェリーターミナル
小樽フェリーターミナルで
高校の同級生と会いました。
この後、自転車で富良野の
キャンプ場に向かうそうです。
キャンパーネーム「シャブ君」を
知っている方はメール下さい (^^;

今年は花の時期に礼文へ行かなかったので一年ぶりのなぎさ行きだ。地下鉄とバスを使って名古屋空港へ行く。搭乗手続きを済ませてANA709便に乗り、新千歳空港に飛ぶ。

新千歳に着いてからすぐにJRの快速列車に乗り換え小樽まで行く。小樽駅からなぎさ仲間のOさんが働いているヴェネツィア美術館まで歩いて行く。美術館に着くがまだOさんは仕事中だったので荷物を預かってもらい、とりあえず美術館を一回り。外へ出て小樽運河や港の辺りを散歩する。

有名観光地なのでいかにも本州からの観光客とわかる人達がいっぱいだ。歩いていると道端に立て看板がたくさん出ていて、ちょうど今日の15時まで小樽港にはアメリカ海軍の空母「インディペンデンス」が来て見学会も開かれていたそうだ。早く判っていれば見学したかったなぁ。日も落ちて薄暗くなった小樽運河はライトアップされていてキレイだった。暗くなっても観光客の多さには閉口...。

Oさんとレストランで待ち合わせして食事のあと、車に乗り込む。とりあえずフェリーターミナルに寄ってもらう事にした。ちょっと前に高校の同級生だったYが今日小樽着のフェリーに乗るって話を聞いていたので、いるかな〜と思って探してみるとFT前で自転車の組み立てをしている所を発見!声をかけるとビックリしていた。今夜は近くの公園で一泊した後、富良野の方まで行くそうだ。

Yと別れてOさんの用事を済ませた後、稚内に向かって走り出した。国道5号線を東に向かってから途中で左に曲り進路を北に変える。街を抜けるとすっかり交通量も減って周りは真っ暗。でもとても気持ちよく走れる。空を見上げると街中ではとても見れない星空が綺麗に見えていたのが印象的だった。

空母来航関連の看板
当日は米軍空母「インディペンデンス」
が寄港してました
看板だけで失礼・・・

9/10(水)

甘露泉水
日本の名水百選では最北端の
「甘露泉水」です
ペシ岬
登山路から見るペシ岬
利尻山避難小屋
中央に小さく見えるのは
利尻山避難小屋

国道231号線を走り、羽幌で運転手交代。ここから自分がハンドルを握る。他人の車で慣れていないので最初はおそるおそる?運転。でも道が空いてるのでいつのまにかスピードが出てしまう。が、初山別に入った頃から急に雹交じりの大雨が降ってきて前が見えないくらいで横風も吹いてきてハンドルが取られてしまうので慎重に運転。手塩から道々106号線に入ってからも強い雨が降り続くがなんとか4時頃に稚内に着く事が出来た。フェリーの時間まで車の中で仮眠していると雨も止んでフェリーに乗る頃にはすっかり快晴になってしまった。昨夜の大雨はなんだったんだ???。

今日の利尻島、鴛泊行きのフェリーはクィーン宗谷。船内ではずっと寝ていて鴛泊に着く少し前に起きる。港に着いてからOさんが前に泊った事のあるとゆう民宿「うめや」まで歩く。宿に着いて山登りの準備をしてから宿の車で鴛泊ルート登山口にあたる利尻北麓野営場まで送ってもらう(本当は宿からずっと歩いて行きたかったけど、今からだと下りる時間が遅くなってしまうので時間節約のため仕方なく車になった)。

9:45に野営場から歩き出すがとりあえず日本の名水百選の一つ「甘露泉水」で名古屋から持ってきた空のペットボトルにたっぷり水を入れる。そしてスタート!少しずつ登っていき後ろを振り返ると左手にはペシ岬や入港するフェリーが、右手には礼文島が見えてきた。最初は元気?に歩くがだんだんと足が重くなってくる。途中何度か小休憩を入れて、六合目にあたる第一見晴台で大休憩。Oさんは山登りの経験が豊富なのでまだまだって感じだが私は...ホントに登れるのだろうか。

それでもなんとかがんばって利尻岳避難小屋まで来ることが出来た。ここにはキレイとは言えないけど小さな小屋があって泊れるようになっているところだ。ここで昼食のインスタントラーメンを食べる。こうゆう所で食べるとインスタントラーメンもすごくおいしく感じますね。30分ほど休んでからまた登り始める。ここから先は登り坂もきつくなってきて、途中からは赤っぽいゴツゴツの岩場を登っていくが疲れも最高潮!ちょっとペースを落として進む。この辺りからは急にガスってきてしまい景色も楽しめなくなってしまった。

ちょっと先を進むOさんの「着いたよ〜」の声で上を見上げると利尻北峰頂上(1719m)にある利尻神社の赤いほこらが見えた。「やった〜!」無事に利尻頂上に着く事が出来てOさんと握手。いやぁ、ホントに感動ですねぇ。何枚か写真を撮るが、ガスがかかったままなので景色が楽しめないのがとても残念だ。南峰頂上(1721m)にも行きたかったがガスっていたのと私が初心者だったので行くのを諦める(Oさんは行きたかったみたいでしたが)。

20分ほど休憩してから帰りは沓形ルートを下りる。鴛泊ルートとの分岐点まで来るとガスも切れてきた。ここから左に曲って進むと、ちょっと足を滑らすと下まで落ちてしまいそうなガレ場を越え、大きな岩を越えると前方に沓形の街が見えてきた。でもまだまだ先の方に小さく見えるぐらい。あそこまで歩くとどれくらい時間がかかるんだろうか。ずっと下り坂が続くので楽といえば楽だけどさすがに下りばかり続くと疲れてくる。なんとか見晴台を越えて1時間弱で舗装された車道に出て無事に見返台園地に着く事ができた。

このまま街まで歩いても路線バスの時間には間に合わないのでここでタクシーを呼んで鴛泊まで帰る事にした。宿に着いてとりあえず風呂に入ってから汗を流し、夕食をいただく。もちろんビールも頼んで乾杯!格別においしかったです。食後の散歩?って事でOさんと宿を出て近くの公衆電話でなぎさに電話。最初に聞きなれない女性の声が出たので誰だろ?と思ったら昨年もヘルパーをしていたTちゃんだった(本人曰く営業用の声だとか)。宿主Fさんに代わってもらい、明日行く事を伝える。そして宿に戻るとすぐに寝てしまった。

利尻山山頂
利尻山山頂の到着!!
ガスっていて景色を楽しめなかったのがとても残念です。

9/11(木)

利尻富士
ペシ岬からの利尻富士
昨日はあのてっぺんにいたんだよなぁ
礼文島
反対側には礼文島の姿が

昨夜はグッスリ寝たおかげで今朝は気分爽快!?。朝食を済ませてからOさんとペシ岬へ行く。ここは海に突き出るような形の大きな岩場になっていて急な上り道を進むとペシ岬の頂上に到着する。ちょっと雲が出ているが利尻富士はもちろん礼文島や稚内まで見える。Oさんはスケッチブックに利尻山を描いていた。

9:30になって岬から下りて宿に荷物を取りにいくと宿の人がFTまで送ってくれると言うのでありがたく車に乗り込む。その時、宿のおばあちゃんが利尻昆布の入った袋をお土産だと言って渡してくれたのでお礼を言って頂くことにした。利尻に泊る事は少ないかもしれないけど、また来た時はここに泊ろうと思う。

FT内の売店で利尻名物「ミルピス」(牛乳とカルピスの中間の味かな?)を呑む。前に来た時は飲めなかったのでまたひとつ目標達成?。船に乗り込んで礼文島香深へ。だんだんと礼文が近づいてきて駐車場になぎさ号が見えてきた。船を下りて、なぎさの宿主Fさんに「ただいま〜」と挨拶して、これから礼文岳に登る事を伝える。この時間には路線バスが無いのでホントはなぎさ号で登山口まで送ってほしかったのだが、ちょっと忙しいとの事でタクシーで登山口まで行く事になった。

礼文岳は登った事があるのと昨日の利尻に比べたら楽なのでちょっと気を抜いて?登る。約2時間で頂上へ到着するがちょっと風が強くて長居は出来なかった。でも二日間で利尻と礼文の二つの山に登れた事に感激!少し下りたところで昨日に続いてラーメンを食べる。

ちょっと休憩を長く取り過ぎたせいか、内路の登山口へ戻るが次のバスまで時間があるので歩いて戻る事になった。車はたくさん通るので途中で何度かヒッチハイクを試みるが全然止まってくれない...(やっぱ男じゃダメなんでしょうか?)。結局、香深の街のちょっと手前に来たところでバスに追いつかれてしまい、FTまでのちょこっとの間だけバスに乗る事にした。FTからはなぎさ号で宿へ。

宿に入ると母さんとヘルパーのとんちゃんが出迎えてくれた。また、常連の方々も多数いるので、これから6泊のなぎさ生活?も楽しくなりそうだ。

ペシ岬 香深フェリーターミナル
鴛泊港のシンボル?ペシ岬
高さは93mあり、眺めがいいです
気軽に登れますよ
礼文・香深港に入港
「ただいま〜」

9/12(金)

なぎさ前からの朝日
早起きしたおかげできれいな
御来光を見ることができました
フェリーターミナル前
フェリーターミナル前で

今朝は5時に「朝日だ〜!」の声で強制的に?起こされる。眠いながらも外へ出るとちょうど太陽が出てくるところだった。海からの御来光はとてもキレイだったのでそこに居る誰もがジっと海を見つめていた。太陽が上がってしまうと朝食までまだ時間があるのでまた部屋に戻って寝る。もう一度起きて今度は朝食。少ししてから宿の前で恒例の写真を撮りFTへ行く。今朝はOさんを含めて三人が島を離れる。みんなで「忘れないで」を歌って船を見送った。

今日は自分個人で完全休養日って決めていたので宿に戻り、居間やテトラポットの上でのんびり昼寝して二日間の疲れを癒す。昼食は街に出て食べようと思っていたが、宿主Fさんが「一緒に食べよ」と誘ってくれたので、厨房で宿のスタッフと一緒にカレーライスをおいしく頂いた。

午後からもテトラの上でボ〜っとしていたら宿の前にバスが止まった。なんだろ?と思って近くへ行くといつもの見慣れた服と違っておしゃれした?母さんがバスから下りてきた。敬老会に行ってきた帰りだそうだ。それからしばらく外にいたがさすがに飽きてきて?居間に戻り今までの写真を見たり本を読んだりしてゴロゴロする。少しして午後の船で来た大阪のTさんがやってきた。宿主Fさんとの会話を聞いていたが古くからの常連さんらしい。

夕方近くなって他のお客さんも帰ってきだした。外を見ると利尻に夕日が当たって赤く染まっていたので思わず写真を撮ってしまう。

夕食の後、今夜もミーティングが行われた。明日に浜松のNさんと東京のSさんの女の子二人が24時間コースに出かけるそうだ。よしっ!明日は24時間組応援ツアー開催決定だな!

なぎさ前からの利尻富士 赤富士
『なぎさ』前のテトラポット上で
この景色を一日中見てました。
波と風の音を聞き、海や流れる雲を見てると
時が経つのを忘れてしまいます
赤く染まった利尻富士

9/13(土)

スコトン岬
今年も24時間組応援ツアー
が開催された
24時間組応援ツアー
ゴロタ浜近くで二人と遭遇!?
(右から2・3人目が24時間コースに出た二人)

目覚めて外へ出てみると宿の前の海には昆布漁の船がたくさん出ていた。朝食の後、24時間へ行った二人を除いていつもの写真を撮りFTへ見送りに。島を離れるのは一人だけ。

船を見送った後、24時間組の応援ツアーに行く為、茨城のSさん、東京のH君の三人でバスに乗ってスコトン岬へ行く。今日は快晴なのでスコトン岬周辺の海の色がとてもきれいだ。

スコトンを出発して、ゴロタ岬のてっぺんに着いて一回目の休憩。Sさんの望遠レンズでゴロタ浜に24時間の二人が居ないか探すがさすがに遠くて見当たらない。ゴロタ岬を出発してゴロタ浜へ下りるとすぐに二人を発見!ちょうど昨年の応援ツアーとほぼ同じ場所で会う事ができた。全員で写真を撮ってからまだまだ先の長い二人に声援を送る。

それから私たちは西上泊、浜中を歩いて船泊まで来た。船泊の横野商店で”最北端のたいやき”を買い、船泊総合公園へ行って食べる。前日にここにあるゴーカートが童心に帰って楽しいよって聞いていたので乗ってみる事にした(ホントは子供用だと思うのですが・・・)。100円を入れると音楽が鳴りだし、アクセルを踏むとゆっくり動き出した。スピードは出ないけど乗ってみると楽しかったですよ。

公園でたっぷり遊んでからバスで香深に戻り、宿の車でなぎさへ帰る。今日は常連の東京のKさん、Oさんが来た。夕食を済ませて居間でのんびりしていると、宿主Fさんが24時間の二人を見に行こうかとみんなを誘ってくれた。なぎさ号に乗り込んで北に向かって走り出す。香深を過ぎて、香深井近くの落石防止のトンネル内で二人を発見。思わぬ襲撃?に二人の目には涙がホロリ・・・。「もう少しだからガンバレ!」と声を掛けて、私たちは宿へ戻った。

二人を待とうかと思ったが、帰ってくるのが何時になるのかわからなかったので寝てしまった。





9/14(日)

竜巻
分かり難いかもしれませんが
二つの竜巻が写ってます
チカ釣り
港でチカ釣りの一日でした

【この写真は北海道の田村さんから
頂いた写真です。】

今朝は空がどんより曇っている。朝食の後、いつもの写真を撮る為、外へ出て南の方を見ると海から空に向かって二本の筋が。よく見ると竜巻で海水が巻き上がっているのも見えた。遠くだけど初めて見るのでビックリ!。

FTへ行って一便を見送ってから、今日は港で釣りをする事になった。この時期はチカとゆう魚がよく釣れるそうだ。東京のKさん、Sさん、茨城のSさん、浜松のNさん、大阪のTさんそして自分の6人で近くの店で撒き餌を買って香深漁港へ。海を覗くと10〜15センチほどのチカがたくさん泳いでいた。

「ちどり」前で糸を垂らすが最初はなかなか釣れない。撒き餌にシーチキンを使うといいとゆうことになってシーチキンを買ってきて撒いてみるとこれがまた釣れる釣れる!。魚もグルメ思考???。直にチカに触ると鱗が手に付いてしまうのでゴム手袋等をはめて魚に触らなければならないそうだ。

釣りに夢中になっていたら昼を過ぎていたので「ちどり」でちゃんちゃん焼きを食べようと思っていたが6人分のご飯が無いとゆうので、FT前の食堂「ひまわり」で食事をする事になった。

午後からも港に戻って釣り三昧。一日中釣っていたらホントにたくさんのチカが釣れた(数は忘れましたが)。夕方になって釣ったチカを宿へ持って帰ったが、残念ながら夕食の一品には間に合わなかったのですべてゴメやカラスの夕食?になってしまったのでした。












9/15(月)

何見てる???
Kさんのこの姿を知ってる人も多いはず!?
さて、何を見ているのでしょうか???
エアー北海道 DHC−6
エアー北海道のDHC−6。(19人乗)
礼文空港への唯一の定期便です

今朝も早起きして朝日が登るのを見るが雲が多くて3日前とはまた違った感じだ。今日は一便で12人の人が島を離れる。見送る側は8人と少ないけど盛大に見送る。

一便を見送ってから一人でバスに乗って礼文空港へ行く事にした。空港下(と言っても空港から遠いんですが)のバス停で下りて、緩やかな車道を登っていくと右手に滑走路が見えてきた。約10分で空港の建物に到着。今のシーズンは一日二便運航しているので午前中の便の到着を待つ。

プロペラの音が聞こえてきたのでキョロキョロ探すが分からなくて、あっ!と思ったらもう着陸寸前だった。着陸して飛行機を見ていたが、下りてくる人が一人もいなかったような???そして折返し便に乗り込む人も???(見落としたかもしれませんが)。う〜ん、大赤字路線なんだろうけど無くす訳にもいかないし・・・。でも晴れてる時にでも一度は乗って上空から礼文・利尻を見てみたいなぁ。

稚内行きの飛行機を見送ってから、船泊へ抜ける車道を歩いて行く。ちょっとした丘を越えて船泊側へ下りてみた。でもこのあたりには何もないところなので海を見ながらボ〜っとするのみ。船泊まで歩いてもよかったが、来た道を戻って丘の上で昼食のおにぎりを食べる。適度に風が吹いているので気持ちがいい。ちょこっと昼寝してから空港へ戻る。そして午後の便が到着。こちらもあまりお客さんは乗っていないようだった。

午後便の離陸を見てから空港下のバス停に戻るが風が強くなってきたのでバス停横の小屋に入ってバスを待つ。でも横に窓が無いのでバスが来るのを確かめるために(こうゆう所のバスってけっこう時間が前後してしまうんです)時々外に出なくてはならなかったが、ほぼ定時に来たので無事に乗る事が出来た。

宿に戻って風呂に入った後、宿主Fさんが今日は夕日がキレイだろうから見に行こうとなぎさ号を出してくれた。てっきり知床へ行くかと思ったら逆の香深方向へ。香深から元地方向へ曲って途中から礼文林道へ入った。そして着いたのはウスユキソウ群生地。ここからは西の海が一望できる所だ。海に沈むキレイな夕陽を見る事が出来てちょっと感動だった。

海に沈む夕陽
ウスユキソウ群生地から眺める夕陽

9/16(火)

チカ釣り
今日もチカ釣りの一日
北限湯
初めて礼文の銭湯に入りました

今日もいい天気だ。一便を見送ってから今日もチカ釣りをする事になった。今回は宿主Fさんに「たくさんおかずを釣ってきますよ!」と先に言っておく。

午前中は香深漁港で前回と同じくシーチキンを撒き餌にして釣るがこの前より釣れる数が少ない。でもとりあえず午前中はずっと釣り続けていた。

昼になったので今度こそはと「ちどり」でちゃんちゃん焼きを食べる。とってもおいしくてしあわせ!!東京のOさんがここはタン塩もおいしいんだよと注文、一つ頂いたがこれもおいしかった〜!。

午後からはフェリーターミナル前に移動して釣りを続ける。ここでは地元の人達も出ていた(仕事中?らしき人も釣ってました)のですが、鮭を釣っている人の姿も!うまく引っかける事が出来たのですがおしいところで逃げられてしまいました・・・。

私たちが撒き餌にシーチキンを使っているのを見て、地元の人がこっちの方が良く釣れると○○(あえて申しません)を持ってきて踏み潰し海に放り投げてました。もったいないな〜と思いつつもたしかにこれは良く釣れる! 。このおかげで?宿へのお土産も出来ました。

宿に戻って宿主Fさんにチカを渡す。さてどんな料理になる事やら。すぐに風呂に入りたかったが今夜はみんなで銭湯へ行く事になったので夕食まで待ちになった。そしてその夕食にはいつもの料理のほかにチカのフライが!!。自分達で釣った魚ですから格別においしかったです。

食後はなぎさ号に乗って礼文に二軒しかない銭湯のうちの一つ「北限湯」へ行った。まぁ、お客さんが少ないからこんな事が出来るんでしょうね。ここの銭湯はそんなに大きくはないけど思ったよりお客さんがいました。宿に戻ってデザートのアイスクリームを頂いて今回の旅、最後のなぎさの夜を過ごしたのでした。



9/17(水)

なぎさ見送り
「行ってきま〜す!」
いつまでも手を振る
「また来るぞ〜〜!!」

’97礼文旅も最終日。でも一つ気がかりな事が・・・本州に台風17号が接近しているのである。無事に帰れるだろうか。今日の船は自分一人だけ(なぎさのお客さんではですよ)でちょっと淋しい。「行ってきま〜す」と大声を出して島を離れた。

まだこのあたりは台風の影響を受けていないので波も大きくなくいつも通りに稚内に着いた。稚内駅前の「ひとしの店」でかにめしを食べてからバスで稚内空港へ。

稚内からはANK496便のB3に乗って新千歳空港へ飛ぶ。離陸後は雲が出てきてしまい利尻・礼文は見れなかったのが残念。

新千歳空港に着いてすぐにJRの快速列車で南小樽へ向かう。南小樽駅からは歩いて小樽のOさんが働くヴェネツィア美術館へ行く。まだ仕事中だったので近くの店で待っていると休憩時間に入ったOさんが来てくれた。すでに利尻に登った時の写真が出来ていたので自分の写っているものを数枚貰った。それから北一硝子三号館へ行って友人に送る為のお土産を買うのを付き合ってもらう。

ガラス製品ってけっこう高くて安い物を探すのに時間がかかってしまった(でもOさんの社員割引で買えたんですけどね)。列車の時間が近づき、雨も降ってきてしまったのでOさんと別れてタクシーで南小樽の駅へ向かう。タクシーを使ったので余裕で駅に着いて新千歳空港行きの快速に乗る事が出来た。

空港に着いて台風17号の影響がどうなっているか心配だったが、台風はコースが逸れたようで新千歳からの各便は定時運航のようだ。安心して空港内でラーメンを食べてからいつもの名古屋行き最終便ANA714便に乗り込んだ。

上空では少しコトコト揺れるだけで台風の影響はまったく無くて、名古屋にはちょっと遅れただけで無事に到着した。が!とっても蒸し暑い!あぁ、涼しい北に帰りた〜〜い!




無事に利尻山を登る事が出来ましたが頂上からの眺めを楽しめなかったのでもう一度チャレンジしたい山です。どうせなら頂上からの御来光も見てみたいものです。今回は礼文でも釣りや銭湯を初体験(他の所ではありますけど)できたのがよかった〜!


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