大当たりの旅


約2年半ぶりになる八重山、そして今回は初めて西表島へ渡る。
天気予報によると、前線の影響で沖縄地方は雨が降ってるようで天気が悪い。
それに、まだ3月なのに台風2号も南から接近している。
波風の影響が無いか、ちょっと心配しながらの旅立ちでした。










2002/3/6 (水)

記念撮影
無料券が当たったので撮ってもらいました
顔はお見せできる代物ではありませんので
ご勘弁下さい(^^;
(もうバレバレか・・・)
石垣空港着陸
石垣空港へ着陸寸前です
曇っているのが残念・・・

1999年秋以来の八重山旅だ。旅前の恒例行事となってる?空港の展望デッキに行くため、早めに家を出る。JRとバスを乗り継いで9:30頃に名古屋空港へ到着。チケットレスで予約してあったので航空券自動発売機にカードを入れると、往復分の二枚の航空券が出てきたのだが、下のチケットの色が黄色い。もしかして!?とその券を見ると”当り”の文字が!!

そう!ちょうどANA・ANKでは「50枚に一枚、無料」のキャンペーンをやっていて、それに当たったのだ!近くにいたANAのおねーさんに「当りました〜」と当り券を見せると「おめでとーございまーす」と鐘をカランカラン♪と鳴らして専用カウンターへ案内された。そこで当選の手続きをして現金で10,300円がキャッシュバック!出発前にこの先の運を使ってしまったのではないか?と思うほどの嬉しい出来事でした。

荷物を預けて二階の売店で弁当を買い、展望デッキで飛行機を見ながら早めの昼食。ちょっと雲が多いので上空からの眺めは期待できないかな。11:00に搭乗口へ移動してバスで飛行機へ。今日はツアー客が多く、席も8割方埋まっていた。

名古屋空港を離陸して左旋回しながら上昇。木曽川、長良川、揖斐川の集まる、木曽三川公園が見えてきたな〜と思ったら雲の中に入ってしまった。しばらくして雲を抜けると本州最南端の潮岬や串本の街が見えてくるが、そこからは陸地から遠ざかり、見えるのは雲と時々見える海だけ。

久しぶりの陸地は奄美大島で、チラっと見えたがあとはまた雲ばかりだった。石垣島に近づき高度が下がってくる。機内アナウンスで「石垣の天気は雨」と言ってたとおり、なかなか雲の下へ出れない。しばらくコトコト揺られながらやっと雲の下へ出るが、日差しが無いので海も暗く感じる。

ほぼ定刻に石垣空港に着陸。前回来た時は無かったバスターミナル行きの路線バスに乗って離島桟橋へ向かう。ただこのバスは全日空ホテルを経由するのと道路の渋滞でかなりの時間ロス。港へ直行すればいいのに・・・。

買い物ついでに終点のバスターミナルまで乗って、近くのコンビニに寄ってから離島桟橋へ。西表島へは2つの会社が高速船を運航しているが、チケット売り場が近かったってだけで安栄観光の船を選んだ。窓口に行くと、西表・船浦港行きは波が高い影響で朝から欠航しているそうだ(既に西表に渡っているIさんから情報は得ていたが)。でも西表・大原港行きに乗れば船浦方面への連絡バスが運行されると聞いていたので、船浦港までのチケットを買い、出航の時間まで港前のお土産屋を覗いたりする。

”第38あんえい号”に乗り、16:10に離島桟橋を出航。港内はよかったが、堤防の外へ出るとこれがまた揺れる揺れる!これでは景色も楽しめそうにないので、ザックにもたれて寝ることにした。これだけ揺れて寝れるかな〜?と思ったが、気がついたら大原港に着く直前だった。

船を下りて連絡バスに乗り発車を待つ。バスには船浦・上原方面に向かうお客さんの他に、船浦へ船で運べなかった荷物のダンボール箱が山のように載せられた。運転手のおじさんにどこまで乗るか一人一人に聞いてまわるが、顔馴染みの人は顔パス。自分は今日泊る「あけぼの館まで」と告げて、17時ちょい前に大原港を出発する。

街を抜けるとけっこうカーブが多い。所々で止まりながら45分ほどで『あけぼの館』前に着いた。一緒に降りた女性が「あけぼの館のお客さん?こちらが玄関ですよ」と教えてくれた。この人は宿のおかあさんでした。玄関前で石垣在住のIさんが出迎えてくれた。宿の中へ入ると、食堂では夕食の準備中で、いい匂いが(^^)

部屋に荷物を置いて食堂でコーヒーを飲みながら夕食を待つ。既にテーブル上には泡盛の瓶が置いてあり、自由に飲めるそうだ。おかずも並んで、Iさんや他のお客さんと共に美味しく頂いた。そしてご飯を食べようと炊飯器の蓋を開けたらご飯の色がムラサキ色だ。これが西表の黒紫米か〜!と、味わって食べる。これってもち米も混ぜてあるのかなぁ?

夕食後も食堂でテレビを見たり、おしゃべりして過ごす。天気予報によると台風2号は向きを変えて東にそれていくようだ。0時近くなって眠くなったので寝ることにした。

本日の移動 家〜新守山〜勝川〜名古屋空港〜石垣空港〜バスターミナル〜石垣・離島桟橋〜西表・大原港〜宿

3/7 (木)

浦内川
浦内川上りに出発
聖紫花
聖紫花
見にくくてごめんなさい
宿の屋上から
宿の屋上より
左の方に鳩間島が見える
マングローブ林
大見謝のマングローブ林

7時頃に起きて外を見ると、ちょっと風が強そうだが天気は良いみたいだ。朝食を食べてから部屋に戻り、小型ザックにカメラを詰める。今日はIさんの案内で浦内川観光に出かけるのだ。宿の車で浦内川河口まで送ってもらう。

船着場の小屋で料金を払って出航を待つが、最初こそお客さんは少なかったけど出航時間が近づくとけっこう大人数になった。時間になり案内されて船の後ろの方に座る。浦内川は沖縄県で一番長い川で、両側にはオヒルギ、メヒルギ、ヤエヤマヒルギ等のマングローブ林が続く。川を上っていくと聖紫花(セイシカ)の花が咲いているのもみえる。最近でこそ石垣でも見られるが、めずらしい花だそうだ。

約30分で終点の軍艦岩に到着。ここからは歩いて先へ進む。最初こそ石畳の道だったが、すぐにジャリ道へ。軽い上りの道を進むと『マリュドゥの滝』を望む展望台に着いた。ここで写真を撮ったりしていると、小さなカラスがジッとこちらを見ている。逃げる素振りも見せず、他のお客さんは一緒に並んでカメラに収めたりしていた。けっこう人に慣れてるみたいだな。

展望台から10分強程歩くと『マリュドゥの滝』に到着。そんなに落差は無いが三段の滝になっている。マリュドゥとは、【マリ】=丸い、【ユドゥ】=淀み、の意味。ちなみに日本の滝100選の一つにもなっているそうだ。

ここから少し歩くと『カンビレーの滝』がある。これが滝?と思うような小さな段差になっている。ちなみに【カンビレー】=神の座る、の意味。長く続くこの段々に神々が座っているのだろうか?ちょっと神秘的だ。立っている岩を見ると水で削られた跡が幾重に付いて、不思議な模様をしている。

天気も良くてこのまま昼寝でもしていたかったが、船の時間があるので来た道を軍艦岩まで戻る。帰りの船は案内も無くガンガン飛ばしていくが、途中で対向の船やカヌーの集団とすれ違うたびにスピードダウン。カヌーの団体は大阪からの修学旅行生らしい。修学旅行でカヌー体験が出来るなんて羨ましいな。

朝乗った船着き場まで戻って近くのオープンカフェで昼食。注文したものがなかなか出てこなくてお腹がグ〜グ〜鳴ってる。このテラスからは目の前にマングローブ林を見ながら食事が出来るのでいい感じです。食後は近くの土産屋を周って絵葉書を買う。他に、ウニガイで作った風鈴の音色が良くてこれも買ってしまった。

宿の迎えの車が来たが、ちょうど他のお客さんを乗せて観光している途中だったので一緒にドライブすることになった。まずは先日海開きのイベントが行われた『月ヶ浜』へ。大きく弧を書くように砂浜が続く。夏に来たら泳いでる人がいっぱいいるだろうが、さすがにまだいなかった。

次に白浜へ向かう。島唯一のトンネルを抜けて港へ着いた。ここは西表島の道路の終点で、この先の集落は船でしか行けない。Uターンして帰りはトンネルを通らずに旧道を使って山越え。この周辺ではこの時期になるとヤエヤマヒメボタルが見れるそうだ。でもって、今夜はここへホタルを見にくることになっているので楽しみ〜!

旧道から行きに通った道へ戻り、しばらくして脇道へ。いくつかのテントが張ってあるキャンプ場を抜けて星砂の浜の駐車場へ。階段を降りると正面に大きな岩のある星砂の浜へ着いた。手に取ってみると確かにお土産屋で見るような、トゲトゲの付いた砂(ホントは砂ではないが)がいっぱいだ。周りには砂を拾っている人もたくさんいた。

宿へ戻り食堂でのんびりしていると、Iさんと地元のSさんの3人でジャングル探検?に行こうってことになり、Sさんの車で大見謝ロードパークへ。駐車場脇の階段を降りて散策路とは逆のマングローグ林の中へ入っていく。ここも潮が満ちているときは海の中なんだろうか?ペットボトルや浮き玉等のゴミがたくさん流れついている。テレビまであったのにはビックリだった。Sさんが「これ、お土産のどお?」とメヒルギの種子をくれた。林の中を下を向きながら歩いていると、時々落ちていたのでこれも拾って持ち帰ることにした。

夕食の時間が近づいたので宿へ戻る。今夜は皆でホタルを見に行くので夕食の時間が早くなっている。食後は車2台で昼間に行った白浜の旧道へ。現地に着くと空も暗くなり、既に車が何台か止まっていていた。道路沿いの林の中から所々に小さな光が見える。時間がたつにつれて光も多くなってきて、道路のすぐ脇でも見れるようになり、そのうち自分の目の前を飛んだり、手のひらの上に乗って光る姿も見れて感動!それにしても何匹飛んでいるんだろ?これだけ多くのホタルを見たのは初めてです。

1時間弱ほどそこで見ていただろうか。他の車も帰りはじめ、ホタルの数も少なくなってきた(ように感じた)ので宿へ戻り、泡盛宴会?が始まり深夜まで飲んだのでした。

マリュウドの滝 マリュウドの滝 カンビレーの滝
マリュウドの滝、遠望
マリュウドの滝
カンビレーの滝

本日の移動 西表島 (宿〜浦内川河口〜マリュウドの滝〜カンピレーの滝〜浦内川河口〜月ヶ浜〜白浜〜星砂の浜〜宿〜大見謝ロードパーク〜宿〜白浜〜宿)

3/8 (金)

由布島への水牛車
由布島への水牛車
(写真は西表島への帰りですが)
三線を弾く、おばぁ
おばぁが三線を弾いてくれた
南風見田の浜
南風見田の浜
西表島温泉
西表島温泉
白浜
白浜港
舟浮・網取への船のりば

今朝も天気が良く、昨日ほど風も無くて出かけるにはいい気候だ。今日はどこに行こうか迷ったが、島の南の方や温泉も行きたかのでレンタバイクを借りることにした。宿の人にレンタバイク屋を紹介してもらうと、ここまで迎えに来てくれるそうだ。しばらくすると迎えの車が来て、10分ほど走って店に着いた。手続きを済ませてスクーターの点検をしてから大原方向に向かって出発。

船浦の海中道路で一旦止まって『ピナイサーラの滝』を遠望。昨夜同宿したお客さんも今日はカヌーでこの滝を目指してるはずだ。ここも行ってみたかったが、次回の宿題だな。

何度か休憩しながら進み、由布島への入口に着くとツアー客を乗せた観光バスが何台も入っていく。駐車場まで来るとバスがたくさん止まって、ツアー客が水牛車に乗っていくところだった。潮が引いていたので由布島まで歩いて渡れるようだが、「島自体はそんなに面白くないけど、水牛車は乗る価値あるかも」と聞いていたので、乗って渡ることにした。

ツアー客とは別に個人客だけ集められて水牛車に乗り込む。若いにーちゃんの操る水牛車がゆっくり動き出す。「この牛の名前は○○○(忘れてしまった)で、ちょうど反対側を歩いてる牛とは相性が悪くて・・・」にーちゃんがいろいろ話をしてくれる。反対側や先を進む車では三線を弾いたりしてるけど、にーちゃんは弾いてくれないのかなぁ?なんて考えてたら由布島に着いてしまった。

少し歩いたところに大きな建物があって、ここで水牛車の運賃?と、島の入園料を払うシステムになっている。帰りは歩いて戻ろうかと考えたが、面倒なので帰りも水牛車に乗ることにして、1300円(ドリンク一杯付き)を払う。由布島は島全体が熱帯植物園と小さな動物園が一体になっていて散策できるようになっている。島の反対側へ出ると海を挟んで小浜島が正面に見えた。砂浜に腰を下ろしてボ〜っと景色を楽しむ。

帰りの水牛車は他に個人客がいなかったので一人だけで貸切り。牛を操るおばあちゃんといろいろ話しをする。「行きで三線弾いてくれなかったんですよ〜」って話をしたら、「じゃ、弾いてあげようね〜」と『安里屋ユンタ』と『十九の春』を歌ってくれた。どちらも有名な曲なので、分かるところだけ歌ってみたりした。

水牛車を下りて、次は野生生物保護センターへ。建物に入ると大きな島の地図が張ってあり、ヤマネコの目撃報告がチェックされていた。ここでは保護されたイリオモテヤマネコが遠隔カメラで生で見れると聞いていたが、ビデオだけで生映像は見れなかった。剥製もあったが、形はやはりネコと一緒ですね(当然か)。

大原の街を通りすぎて南風見田の浜まで行く。島の道路の南側の終点になる。ここは大きく長い砂浜になっていて、パラソルを開いて昼寝する人の姿もあった。砂浜を歩いて浜の東側にある『忘勿石(わすれないし)』を見に行く。この石には太平洋戦争末期の波照間島民の悲惨な出来事を物語る文字が掘ってあり、横には『忘勿石の碑』も建っていた。この浜から波照間島が見えるはずだが、今日は霞んで見れなかったのが残念。

大原に戻って昼食にしようと思ったけど、お腹が空いてなかったので古見のサキシマスオウノキ群落へ行ってみる。群落の入口には御嶽があるのでその中へは入らず、横にブロックで道が出来ていたのでそちらから群落を見て周る。

由布島を右手に見ながら走り、西表島温泉まで行く。ここは日本最南端の温泉で、内風呂の他に露天風呂や混浴(水着着用です)のジャグジーやプールがある。露天風呂でのんびりしていると、Sさんが入ってきた。「Iさんも来てるよ〜」ってことで待ってたが来ないので、水着を着てジャグジーへ行ってみるとIさんがサウナから出てきた。それにしても今でこそサウナはちょうどいいだろうけど、夏はどうするんだろ?外にいるだけで天然のサウナのような気がする・・・。

温泉を出て一気に星砂の浜へ。ここでのんびり昼寝でもしていこうと思っていたが、修学旅行生やグループがいてのんびりできる雰囲気ではなかったので、10分ほどで退散。

白浜へ向かって行く途中に『子午線ふれあいセンター』があるので寄ってみた。ここは南北を結ぶ子午線が123°45’6,789”と並ぶ場所。夜にはここから白浜までレーザー光線が発射されるそうだが、最近は壊れて中止してるそうだ。

白浜に着いて、昨日はゆっくり見れなかったので街を歩いてみる。こじんまりして静かな集落だ。港の奥の方では釣りをしている人が多かったがここでは何が釣れるんだろ?

スクーターを返す時間が近づいたので急いで店に戻り、宿まで送ってもらう。昼食を食べてなかったのでお腹ペコペコ・・・。とりあえずシャワーを浴びて、近くの店にビールを買いに行く。火照った体に飲むビールは最高!(^^)

夕食後は、またまた今夜も泡盛を飲みながら楽しい時を過ごしました。


本日の移動 西表島 レンタバイク (宿〜由布島〜野生生物保護センター〜南風見田の浜〜古見サキシマスオウノキ群落〜西表島温泉〜星砂の浜〜子午線ふれあい館〜白浜〜宿)

3/9(土)

セイロンベンケイソウ
セイロンベンケイソウ(マザーリーフ)の花
?
歩道に咲いてた花
あけぼの館
今回泊った宿「あけぼの館」
みそそば
石垣島・キミ食堂の「みそそば」

今日は最終日、もう帰る日になってしまったのか・・・。今朝は風もほとんど無く気持ちいいので宿の近くを散歩する。道端にはきれいな花もたくさん咲いて春(初夏?)を感じさせる。

朝食後は荷物を片づけてから屋上に上がってボ〜っと海を眺める。こんな天気だったら海に入ると気持ちいいだろうな〜。今回は海に一度も入れなかったのが残念。

11:10に上原着の船で『なぎさ』常連のOさんが来るので、Iさんと共に港へ迎えに行く。港に着くとちょうど接岸するところだったので船を見ているとOさんが下りてきた。元々、北海道にハマッてるOさんだが、最近は沖縄の離島にもハマッて毎週のように?(それはオーバーか)飛行機に乗ってるようだ。

一旦、宿に戻って皆で写真を撮ったりするが、今度は自分とIさんが島を離れる時間が近づいてきたので車に乗り船浦港へ送ってもらう。船から下りてきたお客さんの中には、自分達と入れ替わりに『あけぼの館』へ泊る人もいて、宿の車に乗っていった。

3人の見送りを受けて、12:00に島を離れる。さすが高速船なので、礼文と違って水飛沫をあげながら一気に離れていきます。しばらくして後部デッキに座り、しばし仮眠。

目が覚めると石垣港に入ったところで、左手に大きな白い船が停泊している。昨年8月に名古屋から那覇まで乗った『クルーズフェリー飛龍21』だ。この後は台湾まで行くんだよなぁ。

スピードが落ちて離島桟橋へ到着。とりあえず荷物を待合室に置いて、あやぱにモールの公設市場へ向かって歩く。公設市場2階にある特産品販売センターで泡盛『八重泉』と石垣の塩を買う。そうそう、サーターアンダギーも買っておこう。

公設市場を出て、あやぱにモール内の『真仁屋そば』へ行くが、中はいっぱいでおばぁが三線を弾いていた。Iさんが「じゃ、他の店に行こうか」と桟橋まで戻る。荷物を持ってIさんの車が置いてある駐車場まで行き、車で7〜8分ほど走って『キミ食堂』に到着。

名前は聞いたことあったけど初めて入る。ここのおすすめは『みそそば』で、Iさんもお気に入りとのこと。どんな味だろう?と思いながら待っていると、『みそそば』登場!まず、スープを飲んでみると、けっこうコクがある。麺もほどよい硬さで、とても気に入ってしまった。食べ終わってから、もう一杯欲しくなってしまうくらいだった。

飛行機の出発まで時間があるので、Iさん宅へ行くことになった。Iさん宅で紅茶を頂きながら、先日行われた西表島の海開きイベントのビデオを見せてもらう。

Iさんに車で空港まで送ってもらう。搭乗手続きを済ませ、「今度は礼文で?」なんて言いながらIさんとお別れ。待合室内は名古屋行きのお客さんの他に、那覇行きの便が遅れている関係で大混雑。ベンチもいっぱいで壁にもたれて待つ。搭乗開始のアナウンスが入るが、バスに乗ってから「まだ機内整備が終わってない」と、また5分ほど待たされる。

定刻より14分遅れて機体が動き出し、滑走路の短い石垣空港独特の離陸方法を堪能しながら?離陸。一気に上昇して雲の中に入り石垣島が見えなくなってしまった。途中からは多良間島、水納島、少し離れて久米島、粟国島、伊是名島、伊平屋島、そして徳之島や奄美大島を見ることができた。

寝たり起きたりを繰り返していると潮岬が見えてきた。鳥羽上空を過ぎて伊勢湾、知多半島を通り越して安城辺りで左旋回して、あとはまっすぐ名古屋空港へ進む。いつもは夜景ばかり見ているが、久しぶりに明るい時間に着陸する。名古屋市街や我が家もはっきり見えた。そして約10分遅れで名古屋空港に着陸した。

あとは行きと逆ルートで家に向かったのでした。

本日の移動 宿〜船浦港〜石垣・離島桟橋〜キミ食堂〜Iさん宅〜石垣空港〜名古屋空港〜勝川〜新守山〜家


今回の旅の大当たり・・・
1日目・・・・・「50枚に1枚、無料!」に当たって片道航空運賃無料!
2日目・・・・・たくさんのホタルが光り舞う姿に感動!
3日目・・・・・水牛車に乗って聞いた、三線の音色!
4日目・・・・・キミ食堂のみそそばの美味しさ!また食べたいっ!
そして・・・・・西表島の宿、『あけぼの館』との出会い!
他にもいっぱい当りがあったけど、代表的なのはこんなとこかな。
次に西表に行く時は、スノーケルしたり砂浜でのんびりできる旅をしたいと思います。


トップページへ旅行記トップへ