Rumic Data File


■当時の時事ネタ
 92年4月4日、当時のキティグループ社長である多賀英典氏が単純賭博の現行犯で逮捕された。うる星やつらにも大きく関わってきた人であっただけに、ファンの間にも衝撃が走った。
 
■クリーミーマミ
 スタジオピエロの傑作魔法少女物。うる星やつらと時期が重なっていたこともあり、製作会社も一緒だったことから重複するスタッフも多い。うる星やつらの代表的作画監督である遠藤麻未さんが、うる星やつらを退きクリーミーマミに移ったのは有名。またそれだけに相互に隠れキャラの登場も多い。クリマミ4話「スクランブルトップテン」では歌手面堂了子が「恋の仮面舞踏会」で登場。またクリマミ26話では新人賞を受賞したアイドル歌手が「高田魔美」。どっかで見たような名前である。このときのディレクターがマモちゃんと呼ばれる押井監督そっくりのキャラクター…。またうる星やつらにもマミと優は登場している。
 
■例の指
 る〜みっくにはしばしば登場する、親指と人差し指、小指をたてたあの例の指?。高橋さん本人のコメント?によると、無意識のうちにやっていた事とか。因みに、手話では「I Love You」の意味になるらしい。
 
■あるファンの独白
 私の名は××(伏字)。かつては公立高校に通う平凡な一高校生であり退屈な日常と闘い続ける下駄履きの生活者であった。だがあの夜遭遇した一テレビアニメが私の運命を大きく変えてしまった。「うる星やつら」テレビ放映第1回を観たその翌日から私の生活はまるで開き直ったが如くその装いを変えてしまったのだ。いつもの水曜日いつもの夕食。だが何かが違う。数週を経ずして終業と同時に家路につく生活が始まった。かくも静かな、かくもあっけない変化を一体誰が想像し得ただろう。しかし私にとって水曜日は新たなる始まりに過ぎない。「うる星やつら」テレビ放映が始まったその日から私の生き延びる為の闘いの日々が始まったのである。
 不幸な事に当時私の家庭にはビデオデッキはなかった。当然私は「一瞬たりとも見逃してなはならじ」という大義名分のもとにうる星放映中は夕食にもほとんど手をつけず母と子の熱い血の通った「テレビが先かメシが先か」の攻防戦を繰り広げる事になる。あの運命の夜からどれほどの歳月が流れたのか。だが私の築きつつあるこの世界に時計もカレンダーも無要だ。私は衣食住を保証されたサバイバルを生き抜きかつていかなるテレビアニメも実現し得なかった地上の楽園を、あの「永遠のシャングリラ」を実現するだろう。あぁ選ばれし者の恍惚と不安共に我にあり。人類の未来がひとえに私の双肩にかかってある事を認識する時めまいにも似た感動を禁じ得ない・・・。バタン!
 (××著「うる星と私」第1巻「いくつもの夜を越えて」序説第3章より抜粋)
 
■海外のる〜みっく
 フランスではうる星やつら、めぞん一刻共に放映。うる星やつらのタイトルは「LUM」。めぞんのタイトルは「ジュリエット・ジュテーム」。フランス語版のサクラさんとチェリーは比較的声の質が似通っているらしい。他には、スペイン版、イタリア版などがあるようで、東南アジア版もあるらしい。
 
■世にも奇妙な物語
 92年9月3日放送の同名のテレビ番組内の第3話「贈り物」はらんまの製作スタジオが舞台。中村あずさ演じるアニメーターが忙しさのあまりデートをすっぽかして恋人に逃げられると言う話がベースとなる笑うに笑えない内容。
 
■マリンちゃんグッズいろいろ
・全線開通記念入場券
・オレンジカード(2種)
・BCLニュースVOL.1、VOL.2
・ダイヤ改正のお知らせ。(B4×2横長4つ折りB5)
・ベイシティライン京葉線(東京←→蘇我)全線開通のお知らせ
・京葉線のお知らせ
・GUIDE OF KEIYO AREA JR LINE
・B1版ポスター
・時刻表I
・駅張りポスター(上記以外2種?)
・車内吊りポスター(2種?)
・展示パネル(2種)
・看板
・連旗
・シール
・時刻表II、
・タペストリー
・バッチ
・ヘッドマーク(2種)
 マリンちゃんとは高橋先生が京葉線開通宣伝の為に描き下ろした4枚の「マリン」と言うキャラクター。
 
■US.MANGA.CORPS
 アメリカで発売されたジャパニメーションのCD-ROM。いろんな日本アニメの取込画像やムービーが静止画1000以上、ムービー100以上収録されている。うる星関連ではBD(ビューティフルドリーマー)が収録されており、静止画像が92枚、QuickTime movieが27本と充実していた。当時はまだCD-ROMが珍しく、また取込のフルカラー画像やムービーファイルは一般的ではなかったので、かなり驚いた覚えがある。
 
■スタートレック・ネクストジェネレーション
 「イカルス伝説」なるタイトル話に背景小道具としてうる星やつら?が登場。これはかなり有名な話らしい。
 
■ラムの言葉の違い?
 サンデー本誌初出時の第1話ではラムがだっちゃ言葉ではなく、後のコミックスで訂正されたらしい?。
 
■高橋留美子選「うる星やつら傑作集」
 LD50の発売以前、高橋留美子選と言うことでTVシリーズより数本がピックアップされて全10巻(各2話収録)のビデオタイトルとして発売されていた。これはLDでも発売されていたのだが、なぜかLDの方は全3枚のみ。LDは各4話収録だったのだが、それでもビデオに比べると少ない。しかし当時LDと覇を競っていたVHDでは全話が発売されていた。
 
■新宿LUMINEは…
 LUMINEを分解すると「LUM INE」つまり「ラム いーね」。この命名者はうる星ファンだとの噂があるが真偽のほどは定かではない。「「INE」の部分を破壊して、帝都の夜空に「LUM」の文字を浮かび上がらせるのじゃ!」と言う過激なファンがいたと言う話もあるが、これまた定かではない。
 
■黒ネコヤマトの宅急便
 平野文の白ネコと古川登志夫の黒ネコ。まんまラムとあたるだが、このCMに関係した人がどうもうる星ファンらしい。平野さんと古川さん、最初からご指名だったとか。因みに某企業の某キャラクターもそのまんまではないが、多少息がかかっていたり、CVに平野さんが候補になっていたりしたらしい。これは企画した者がそのまんまうる星ファンだったと言う例。
 うる星放映当時に高校生くらいだったファンがそろそろ30半ばになり職場においてある程度の責任を持ち始める頃。アステル四国の宣伝、パナホームの宣伝と97年に入って往年のる〜みっくキャラの登用が多いのも頷けるかもしれない。
 
■らんまOVA試写会企画
 らんまのOVA発売当時にファンを対象にこのようなキャンペーン企画が催されていた。らんま1/2らしい面白い企画を考えた10グループに発売前のOVA第2巻をプレゼントするというもの。友達など賛同者20人を集めてパーティの企画案を応募すると言うもの。
 
■らんま格闘フィギュア編
 格闘フィギュアスケートの話であるが、当初は第1シリーズ(熱闘編ではない方)の14〜16話として製作されていた。しかし諸々の事情により放送が回避され、結局、熱闘編の第7〜9話として放送される事となった。原因として視聴率不振やスタッフ入替えやら、色々噂されてはいたがどれも定かではない。ただこの格闘フィギュア編、完成度はかなりのものであった。
 
■らんまの中国帽
 キャラクターグッズとしてアニメイトで販売されていた(93年6月当時)。色は緑で赤い星つき。価格は1200円程度。