茂原ツインサーキット

四輪コース


茂原ツインサーキット発表のコース図を元にしている。
4、9などはS字だし、8はどうみても2つのコーナーだけど、コーナーの番号は図のように書かれていた。

2000年の6月にオープンとなった、茂原ツインサーキットに行って来ました。ここは、昔からカート場をやってたところです。カート場とは別に、ダートラ・コースが有ったそうなのですが、それを潰してミニ・サーキットに改築したそうです。全長1300mのコンパクトなコースですが、コーナーが12もあり、かなりテクニカルなコース設定になっています。10/7時点のコースレコードは42.737秒だそうで、速い車に速い人が乗って50秒程度、少し走れる人で55秒程度、遅い人で1分程度で周回できるようです。

最終更新日 : 2001.11.22


2001.11.17 3度目の茂原サーキット

3月に引き続いて、3度目の茂原サーキットです。今年8月のコース改修で1秒くらいタイムアップが見込めるそうなので、目標は最低でも1秒アップの57秒前半、できれば56秒台に乗せることでした。しかし! 結果は0.7秒アップの、57.686秒と、イマイチ不満の残る走行となりました・・・

結果

今回の目標は、2コーナーと8コーナーをアンダーを出さずに綺麗に曲がれること、インターネットで見つけた攻略方法のラインをマネること、ブレーキ残しの練習などです。結果として、2コーナーは、オーバーを出せるまでのコントロールはできないものの、思ったように曲がれるようにはなりました。8コーナーも後半アンダー気味にはなりますが、コジりながらも2つのクリップを踏めるようになりました。攻略ラインも、ほぼトレースできるものの、クリップに付くのが甘かったり、毎回同じラインで走れなかったりしますが、おおむね成功でした。ブレーキ残しも最初はスピンしまくっていましたが、オーバーのコントロールをしながら曲がる練習は十分にできました。

1ヒート目、空気圧を前1.8、後2.0に調整して走る。走行後は、前2.1、後2.4となり、空気圧の調整は成功。最初2周のウオーミングアップののち、元気良く1コーナーをブレーキ残しながらクリアしようとしたところ、見事に回ってしまいました(^^;) 後続車両の迷惑をかけてしまったようで、申し訳無かったです。ブレーキ残しのうまく行かなかった原因の1つは、筑波の時とブレーキのフィーリングが全く異なっていたのが原因でした。どうも、筑波の時には、フロントブレーキの当たりが付いていなくて、効きが悪かったようです。これに慣れるのにしばらく時間が掛かってしまいました。残し具合だけでなく、純正パッドのようにタイヤをロックさせないブレーキングも必要でした、G2パッドはB級ラジアルには効きすぎるパッドかもしれません。最終コーナーを立ち上がると、すぐ3速に入れられるほどコーナー後半での車速が上がっていたようだ。最終コーナーの比較的奥までつっこんで、ガンとブレーキ踏みつつ車の向きを変え、そこから、アクセル踏みながら立ち上がるというラインは、なかなか効果的なようだ。スピンしたり、遅い車に塞がれたりしていないときは、58秒前半から59秒台で走れるようでした。ベストは58.149。

2ヒート目、みんなが速いのか、自分が遅いのか、DクラスからEクラスへ格下げされる。しかし、Eクラスの方が台数も少なく走りやすかった。空気圧は温間時に2.0/2.3になるように再調整。さて、攻略方法のマネということで、1コーナーは3速で曲がります。ただ、今の車で曲がれるまで車速を落とすと、1→2コーナーの間はタラタラ走ることとなり、おまけに3→2速にヒル&トゥで落とすので、2コーナーではブレーキ残しによるオーバーにはなりません。ただ、車速も遅いのでアンダーも出ません(^^;) 4コーナーの曲がり方の研究もしてみますが、縁石にのると車がはねて暴れますし、全く乗らないと2つめのコーナーがきつく出口に待ちかまえているカーブの縁石に乗ってしまいます。ただ、前回ほどアンダーに苦しむことはなくなりました。コース改修によるのか、ブレーキ残しやコーナーでの車速が遅かったりするせいか判別は不明です。ベストは58.103。

3ヒート目、午前中とさしてかわらず走りました。どうも集中力が無くなって、漫然と走ってる感じ。とはいえ、ベストは58.091で少し速くなった。

4ヒート目、ここまでフロントのスペアタイヤは外した状態で走った。前回の筑波もそうなのだが、タイヤが無くなると若干のアンダーがでるかもしれないが、致命的に変化するとは思えない。前加重を作れば車はちゃんと曲がる、レースなどではコンマ何秒の差になって現れるのかもしれないが、そこまで固めた走りができないので、タイヤは有っても無くても同じ・・・ とはいえ、58秒台を割れないので、タイヤを積んでみた。結果はオーバー気味になってしまった。でも、アンダーが出る8コーナーでの挙動はさほど変わらない、それどころか、タイムが58.214と0.1秒ほど遅くなってしまった。タイヤの重さの分だろうか?

5ヒート目、最後の悪あがき、ということで、今回はスペアタイヤを下ろし、クリップを丁寧に踏んで行く、それでいて、いままでダレて弛んでいた、メリハリの無い運転にカツを入れることにした。アクセル踏める処は1mでも踏む、でも、ブレーキは十分に踏んでコーナーにつっこまないように気を付ける、などなど・・・ 結果として、6〜7コーナーの縁石を上手く踏めば、直緯線的に走れるのこの間アクセルを抜かなくても済むことに気づき、57秒台を出すことに成功する。結局57秒台は3回でたが、6〜7コーナーの走りで成功した周回のみだった。第二のタイムアップポイントは6〜7コーナーにあるようだ。ここを3速に入れてかっ飛ばせば、さらにタイムが上がるかもしれない。5ヒート目は、周回遅れにふさがれることがあっても、全周回59秒台で走れていた。


今回のベストラップの車載映像 (約1.5MB)

7コーナーまでは、まあまあのようですが、8コーナー出口でアクセル空けすぎたのか、挙動を乱し
9コーナーでミスってます。そのため、最終コーナーでも車速が上がらず、1秒ほどロスしてます。
これが無かったら、念願の56秒台に乗せられたかもしれません。

反省点

車はブレーキパッドが変わっただけで、タイムアップできるのはウデだけの要素だったハズなのですが、今回は縁石が低くなり縁石ショートカットができるようで、サーキットレコードも1秒ほど早くなっています。とあるHPにあった攻略法を参考に攻めてみましたが、4コーナーの縁石は高く、乗ると挙動を乱すので乗れませんでした。それで諦めてしまったのですが、6〜7コーナーや9コーナーの縁石は乗っても平気だったらしく、縁石にのって直線的に走ればもっとタイムアップできたのではないかと思われます。

今回のテーマの1つはブレーキ残しでした。全部のコーナーで試してみましたが、2、8コーナー以外では進入からオーバー気味で曲がれます。というか、残し方が多すぎてスピンしまくっていました。ただ、残し方が多すぎコーナリングスピードが上げられなかったような気がします。残さずアンダー気味で曲がった方が速いかもしれません。今回はホームストレートで3速に入ったり、2、8コーナーが綺麗に曲がれたりしているにもかかわらず、タイムアップ幅が少ないです。すべては、コーナー速度が遅いせいかもしれません。これを裏付けるように、コーナー出口で4輪ドリフト状態になりませんでした。クリップ周辺では、かなり車速が遅かった気がします。

収穫

ホームストレートで3速に入るようになりました。前回はがんばっても1コーナーのブレーキポイント直前で2速のレブにあたる程度だったのに、今回はコントロールラインにたどり着く前にレブります。最終コーナーを抜けたらすぐに3速にシフトする感じになりました。ただ、2→3速のミッションの入りが悪く、少しひっかかるので、若干のタイムロスが有ったようです。

2コーナーと8コーナーも比較的綺麗に曲がれるようになりました。2コーナーはブレーキ残して入りますが、どうしてもオーバー気味では曲がってくれません。車速を落として曲がってる感じです。上り坂なのと、1コーナーの脱出速度が遅いのか、リアの加重が抜けないようです。そして、8コーナーは反対側の縁石踏みながら超アウトでブレーキ残しながら曲がります、しっかりとイン側の2つのクリップを踏むのが理想のラインです。ただ、ここでは2つめのクリップがアンダー気味になってしまいます。ここでもオーバー気味に曲がることができません。進入前にビビって車速を落としすぎるせいなのかもしれません。まあ、コジって曲げてやれば、理想的なアングルで9コーナーを狙えるラインが取れます。

明日への課題

次の課題は「縁石を上手く使ったラインを取ること」、「ブレーキ残しをしなくてすむコーナーはしないこと」、「丁寧にクリップに付いて走ること」です。ただ、これらを全部やって成功しても、56秒台に乗せられるかどうかといったところでしょうか? さらなるタイムアップには、道具の力が必要かな、と感じてきました。理想的には、もう1度走って56秒台に乗せてから、タイヤ(ネオバ)交換、足周りの交換、の2つをこなしたい(最終目標は55秒)ところですが、今度、何時茂原を走れるかは未定になってしまいました。当分茂原では走行会もなさそうです。

ラインを正確にトレースすること。
メリハリのあるアクセルワークをすること。
コーナーは少し抜いたくらいの走りの方が速い。

雑感

コース全体を見下ろして観察できる山の上に上がって皆の走る様子を見てきました。A、Bクラスの人は、自分が思い描いていたラインと同じ走りをしています。やっぱり、これが正解なんだなと確信しました。ただ、今回最速ラップを叩き出した講師は、それとは全然違うラインで走ります。
ラインを見ていて感じたことは、Aクラス(52秒未満)の人は全員(講師を除いて)、毎周同じラインを通ります。Bクラス(54秒未満)だと、たまにラインから外れたりします。Cクラス(55秒程度)になると、結構みなバラバラですが、おおむね正解なラインを走ります。D〜Eクラスになるとラインそのものが間違っているケースが多いです。なるほど、ラインって凄く重要なのだなと痛感しました。
でも、これって前回の自分は全然実感できなかったことです。そのラインの走りを見ていても、なぜ、そのラインを走るか理解してなかったわけです。でも、その通り走ってみると分かります。そう、いかにハンドルを切らずに(少ない舵角)走れるか、余計なGを減らして走れるかを追求したラインなんです。これが分かるようになっただけでも少しは進歩したのかな? もっとも、ラインが分かっていてもトレースできるかどうかは別問題なんですが・・・


2001.3.17 LSDを入れて最初のサーキット


手前が3、奥が1コーナー

右下が8、左下が3コーナー出口

半年ぶりのサーキットになりました。LSDを入れて初めてのクローズド走行でもあります。目標は、LSDの効果を確かめること、スローイン・ファーストアウトの徹底、ライン取りの徹底、以前より2秒はタイムを縮めることです。結果的に、LSDは効果的でしたし、午後から雨で、十分に走れなかったにも関わらず1.5秒のタイムアップができたので、十分目標を達したようにも思えますが、実は、58.413秒が出たのは1度だけ、59秒が数回、後は全部1分オーバーと、なんだか釈然としない結果です。車載ビデオを見てみると、周回のほとんどが渋滞に巻かれて思うように走れていませんでした。おまけにベストラップを出した時の走行は、うまく録画できていなくて不満が残ります。どんな風に走った時に、ベストラップが出ていたのか是非見たかったのに・・・ 午前中は、まだ午後があるから大丈夫と気を抜いていて、いざ午後からはフルウエットになってしまって、何もできなかったのが、最大の原因でした。

空気圧は大事

最初の1本は、空気圧をF1.9、R2.2と、−0.1に調整し走行したものの、途中からフロントがロックしてしまいミスの連続です。走行中は気付かなかったのですが、走行後に空気圧を測ってみると、なんと前後共に2.5を越えていました(^^;) 2本目は、温間時にF2.0、R2.5とオーバー気味になるよう調整したところ、こんどはオーバーが出過ぎて出口で踏めません! すぐにピットインしてR2.3に調整したところ、バッチリ踏めるようになりました。なんかキレたように走れるようになり、次の周回で60秒、その次の周回でベストラップを出し、その次の周回は、ちょっと踏みすぎて8コーナー出口でお釣りをもらいコースアウト、あやうくガードレールに激突しそうになりました(^^;) 車の下を打った気がしたので、次の周回は、様子みながら62秒、その次は少しペースを上げて61秒、そして、59秒台を2連続、その後、バックマーカーに追いついてペースダウンしたとことでチェッカーフラッグとなりました。午後からは攻めてやるぜ! と思った物の午後は雨降りでした・・・

LSDは偉大!

前回は、ファーストイン・スローアウトでコーナー後半は全く踏めませんでした。特に、5コーナーは歯がゆい思いをしました。しかし、今回は違います! 5コーナーは得意になれるほど踏めます。ガンガン踏めるので7コーナーまでに2速が吹けきってしまいます。前回ではちょっと無かったことです。もちろん、スローインを心がけたこともありますが、クリップあたりから踏んでゆければ、アンダーを出さずにリアを流しながら立ち上がって行けます。このとき、少しカウンターが当たるので、コーナーを抜けるまでに、カウンターを戻して置かないと、おつりを食らって怖いことになるのが注意点です。足は純正のままなのに、こんなに車の挙動が変わるなんて、やっぱりLSDは凄いです。

ただし、クリップでアクセルが踏めないと、あとはアンダーが待っています(^^;) 2コーナー、8コーナーがこれです。ライン取りなんかを考えていなかったせいもあって、ここはアンダーがひどかったです。それでも、コーナリング中に、ちょんちょんとアクセルを軽く吹かしてやれば、LSDを利かせてアンダーが少し軽減させることも可能です、でも、コーナーの脱出速度が遅いので、そんなに速くは走れません。次の課題はここですね!

50秒台の走り!

この走行会の講師、50秒台で走ってしまうGT−Rの動きを徹底的にマークしてみました。今回は、不得意とする8コーナーのライン取りを研究すべく、コース近くの山の上にあがって見学しました。その写真を上に載せておきましたが、車を上の方から見ることが出来、ライン取りが凄く良く分かります。さて、50秒の走りは意外にもゆっくりです! でも、最短距離を結んで走っています。全てのクリップの縁石の上にタイヤを乗せてタイトにコーナーを曲がって行きます。車速は思いの外遅くゆっくりですが、リアを流しながら向きを変え、立ち上がりは直線的に走ります。これをマネしようと思ったのですが、その後の走行は全てウエットで結果は出ませんでした・・・ それに、案外クリップを結んで走るのって難しいです。どうしても、つっこみすぎてアンダー気味になってしまいます。

渋滞走行は悲惨・・・

今回の走行を車載カメラでみてみると、空気圧を調整するためピットインした2本目と、なぜか、皆早くて付いて行けなかった5本目以外は、常に前に車が居る渋滞走行でした。走ってる時も、なんだか立ち上がりが遅いなあ、などと思いながら手加減して走っていましたが、やっぱりタイムは遅かったです。タイムを見ても、2、5本目以外は散々です! といって、前の車を無理にパスするだけの自信はありませんし、パスしたところで、ミスって、また抜かれるのが落ちなので、おとなしく渋滞の中を走ってました(^^;) まあ、1本目は空気圧が高すぎて走りようがなかったし、3本目以降は雨だったので、速く走ってもタイムはでないので結果往来ですけど、渋滞走行は良いことないですね、タイムが似通った人だけで走ると渋滞が解消されないので、またまた困りもです。でも、後から知ったことですが、一緒に走って人たちは、筑波を14〜17秒くらいで周回する人たちだったんですね(^^;) 15秒って、自分の最終目標だったりするタイムなんですけど(^^;) 茂原が2度目というアドバンテージのおかげだったのかな? しかし、最終的にはみなさん、56〜57秒台の結果を残しているようです。え、いつのまに〜

次回への課題

次回への課題は、2、8コーナー攻略です。ラインを考え、アンダーを出さずに、クリップ以降、アクセルを踏みながら脱出できるように心がけたいです。比較的綺麗に曲がれる、5、10コーナですが、まだまだコントロールが足らなくて、アクセルベタ踏みってところまでは行ってません。次のストレートで、コンスタントに3速に入れられるように加速することも課題ですね。あとは、6〜7コーナーの走り方です。今のところ、6コーナーは少しアクセル戻すだけ、7コーナーは軽くブレーキングしてますが、ここを全開で走る度胸が付けば、結構タイムが上がりそうです。ここを突っ込み加減に走ると、7〜8コーナーの間のストレートで、ずっとGが掛かったままで緩く曲がる感じになり、8コーナーに向けてのブレーキングが怖いです。ここを3速に入れられるほど加速していければ、良いタイムが出そうです。あとは、カウンタを上手く確実に戻す技を身につけることですね。今でも意識して戻せば大丈夫なんですが、やっぱり不安です。比較的高速でカウンタを当てながらコーナリングする運転って、LSDが無いときはやったことがありません。ジムカーナ場でも意図的に振り出さないかぎり、勝手に流れてしまうケースは少なかったし、高速で流れてしまうとコントロールできずスピンするケースが多かったので、本当の意味でのカウンタの練習ができたのは、生まれて初めてだったのかもしれません(^^;)


2000.10.7 2度目のサーキット

ピットロードとホームストレート前観客席
ピットロードと観客席
第1、第2コーナー
手前が2、奥が1コーナー

4月の筑波以来のサーキット走行です。ジムカーナ場は何度も走っていますが、サーキットと名の付くコースは2度目です。しかも、前回の筑波はウエットにツルツルタイヤで、全然走れず、本気でサーキットを走ったのは、これが初めてだったかもしれません。今回は天候も良く、15分×6本と、沢山走ることができ、合計67周のラップタイム記録がありました。15分走っては1時間休みの繰り返しですが、ちょうど良いペースでした。しかし、タイトなコーナーが多く、横Gも激しいので、さすがに6本も走ると疲労します。

ブレーキ・ダストがあんなにホイールに付いたのも初めてでした。結構無駄に、急加速、急制動をやったつもりですが、ブレーキがフェード起こすことはありませんでした。しかし、走行後はホイールが触れないほど、ブレーキの熱で加熱してて(ブレーキ本体は、絶対触れない温度)、1時間後の走行順番になっても、まだ熱が抜けない状況です。面白く思ったのは、走行開始直後、3回ブレーキを踏むまではブレーキの効きが悪くて驚きます。中古車屋で入れてくれたブレーキなので、ノーマルだと思うのだけど、少し加熱しないと効きが戻らないようです。なんかスポーツパッドみたいで、ちょっと違和感ありました。

あと、サーキット走行の燃費の悪さを実感できたのも初めてでした。推定燃費は3.5〜4.0km/Lといったところでしょうか? 1周1300mのコースを70周くらいして、全部2速で走りきったのですから、そんなものかもしれません。直前に満タンにしておいてよかったです。

できたてのサーキットのために、コース取りとか、走り方などの資料が無くて、どこを走れば良いのやらさっぱり分からない状況でした。結局、観客席から、他の人が走るのを見て、少しずつコース取りを勉強しながら走りました。6本も走れるので、最初はホームストレートから1〜2コーナー、次は3コーナー出口からS字を抜けて6コーナー、次は9コーナー出口から2番目のS字、そして最後は最終コーナーのライン取り、ブレーキングポイントなどを見てマネてました。1本走るたびに、次の課題をクリアできる感じで、集中的に練習でき良かったです。

コース全体を基本的には2速ホールドで走れます。強いて言えば、S字の後半あたりで1速に入れると良いかもしれませんし、ホームストレートで上手く速度が乗れば3速に入れることができるかもしれません。ただ、2速ホールドでも困る場面は全くありませんでした。精々、タコったりして失速したときに1速に入れて再加速する程度です。たまに、最終コーナーを上手く立ち上がることができると、ほぼフケ上がってしまい、ホームストレート後半で3速に入れたくなることがありますが、1秒と回さないうちにブレーキングですので、かえってタイムロスになりそうな感じです。と、言うことは、30〜100km/h程度の速度レンジだと言うことですね。

今日の収穫

スローイン・ファーストアウトの意味がようやくわかりました。コーナーの進入速度が速いと、どうしてもコーナー出口付近までアクセルが踏めず遅くなってしまいます。特に、最終コーナーの出口は顕著で、奧が深い複合コーナーになっているので、ターンインをかなり奧目にして十分にブレーキング、クリップをかなり出口側に設定して回ると、コーナー後半からガンガンアクセルが踏めて、バックストレートの速度が乗ります。うまくコーナリングできれば、3速はいるかどうかギリギリの処まで、加速できますが、NAはレブリミットまで加速するので、やっぱり3速は要らないと言った感じでしょうか・・・ といっても、コーナー進入の最適スピードが、よく分からず、3/4はオーバースピードでの進入になってた気がします。これを改善できれば、もう少し速く走れるようになるかな?

ベストタイムは「59.866」でした、かろうじて1分切ることができました(^^;) 本日の参加者ではワースト2でした。57〜58秒程度で回るのが普通のようですから、やっぱり遅いです(^^;) ライン取りもありますが、まず最初に改善しなくてはならないのは、スローイン・ファーストアウトの徹底でしょう! ベストラップを出した周回でも、コーナー後半で踏めなかった処が沢山ありました。でも、なぜか、できないのですよね・・・ なんでかな?


※茂原サーキットの公式HPのコース図を元に、コース図を作成した。このコース図と従来出回っていたコース図では幾分異なり、10月7日分の記事のコーナー番号は、従来までの番号(コーナーは全部で12ある)を前提に書かれている。 (2000.11.4)


茂原のタイム計測器

茂原の計測器 茂原のタイム計測器は、車の横っ腹に取り付けます。上の方に小窓が有ってLEDが付いています。オーバーハングは有りませんから、真上から確認することはできそうにありません。といって、真横から計測するのでは、車が並んだ時に奧の方の測定ができなくなります。と、考えると電波式で路面にアンテナが埋まっているのかな? ちょっとよく分からない方式です。ちなみに、走行後には、LEDが点滅します。走行中は点滅してなかったので、計測終了後に、どこかのコンソールからの指令で点滅するようにできるみたいです。重さは少し重め、単三電池が入っているならうなずける重さです。これを、ビニールテープで簡単に止めるだけでも、スピンしても案外落下しないようです。ちょっと不思議な感じです。

茂原の電光掲示板

茂原名物?の電光掲示板です。これにラップタイムが表示されるので、走りながらにして見ることができます。一番左側の2〜3桁の数字が計測器の番号(今回私は61番)、左側の4〜5桁の数字がラップタイムです。この真ん中に、総合順位も出ますが、左の写真にはありません。
計測ポイントは、チェッカーフラッグなんかを振るためのお立ち台近辺にあり、ここを通過したときに表示がでます。車はストレートを立ち上がる途中で、比較的ヒマ?な時なので、ちらっと、ゆっくり見ることができます。表示は、1番目→2番目→3番目→4番目→1番目のように、書き変わってゆきます。書き変わった瞬間を見届けるか、目的の計測器番号を覚えていないと、どの車がどのラップなのか少しわかりにくいようです。でも、今の走りが何秒だったか、即分かるのはとてもファイトが沸いて良いですね!