タイヤ

2000.4.26

メーカー 銘柄 サイズ 値段
ブリジストン G'GRID 195/55R15(F)
225/50R15(R)
購入時に履いてたタイヤです。もう、すでに新品の販売はされていないでしょうが、中古市場では時折見かけます。私が手にしたときには、すでに4〜5部山程度で、若干内減りしてましたので、このタイヤの旬はすでに終わっていたと思います。でも、その当時の自分には十分すぎるグリップでした。公道では、まず限界を出せません。それから数回、山の中を走っていると、だんだんタイヤがロックしたり、流れたりするようになってきました。ただ、これは車に慣れて、少し扱えるようになっただけかもしれません(^^;)
そのうち、ジムカーナで振り回せる機会があり、リアのスライドを試みました。相当思い切り加減速を繰り返したせいか、ほとんど初心者のような私にでも、結構簡単にブレークするようになりました。ただ、挙動は急にくるように思えます。このときにリアはすでに2〜3部山で、コンパウンドも堅くなり、限界は低くなり、さらに挙動も唐突になってきたのではないかと思います。
最後は、スリップまで、あと0.5mm以下と、場所によってはスリップが見えてる0〜1部山状態で、雨の筑波サーキットを走りスピンしまくったため、このタイヤにはサジを投げてファルケンGRβRStuneに履き替えることとなりました。(ホントはサーキット走行前にタイヤ交換したかったが納期が間に合わなかった)

2000.4.26

メーカー 銘柄 サイズ 値段
ファルケン(オーツ) GRβRS tune 225/50R15(R) 11480円
寿命が尽きたリアのG'GRIDからの履き替えです。GRβRStune1にした最大の理由は値段です(^^;) BS(GRID2)やらダンロップ(LM701)は同クラスでも2〜3000円は値段が高いからです。 ホントはM7Rを履きたかったのですが、すでにこのサイズは販売して無く、DNA-GPは出たてで高いので、これを選択しました。それに、GRβRS tuneはM7R並のグリップもあるとのことで少し期待しています。 ちなみに、tune2ではなくtune1です。このサイズには、シリカ配合のtune2はありません。シリカが入っていないということは、コンパウンドが堅めで長寿命、グリップはあるがコントロール性にかける、うるさくて雨に弱い、ってところでしょうか?まだ、慣らしの状態なのでレポートは順次報告します。

追記 2000.5.20
やっと、このタイヤでスポーツ走行することができました。町中でも良く鳴くので、3部山のG’GRIDより限界が低いのではないかと感じていたのですが、鳴き始めは早いものの、限界は高いようです。今まで簡単にできたブレーキング・ドリフトが、難しくなってしまいました(^^;) タイヤ・ロックも鳴いてから、しばらくたってロックするようなので、G’GRIDより扱いやすいようです。初心者の練習用には、なかなか良いタイヤかもしれません。フロントのG’GRIDも取り替えたくなってきました。
追記 2001.10.10
交換してから1年半ほど、ミゾも半分程度になってきました。グリップも少し落ちてきた感じです。顕著な違いは、タイヤの鳴き方です、以前は、散々鳴いてから少しずつズルズルと滑っていたのが、今は、鳴いたかと思うと一気にズルっといきます。コントロール幅が狭まった感じです。以前のG’GRIDのような感じになりつつあります。このタイヤの旬も過ぎてしまったようですね。タイヤはミゾが減ってくると、段々こんな挙動になってくるのかもしれません。
追記 2002.9.20
ようやく現役引退です。今年春頃からサイドが減って無くなり踏ん張らないタイヤになってしまいました。内側のミゾは残ってて偏摩耗しています。挙動も唐突で扱いにくい感じがあります。スポーツタイヤとしての寿命は、外側が4〜5部山までのようです。それ以降は街乗りでは使えても、タイムはでないタイヤになってしまうようです。

2000.7.4

メーカー 銘柄 サイズ 値段
ブリジストン GRID2 195/55R15(F) 11500円
ジムカーナの会場に行く途中で右前輪のG'GRIDがパンクしてしまい、急遽、その辺の店でタイヤを物色することになりました。結局、BSの店しか見つからず、さらに売値がかなり高かったので、不満はあったのですが、GRID2を選ぶことになりました。さて、かなりの偏摩耗と硬化してしまったG'GRIDとくらべると、劇的に静かです。空気圧が+0.5程高めというのに、まだ新しいハズの後輪(GRβRS tune)よりも劇的に静かです。路面のギャップを踏んだ時など、前と後ろでは、音と振動が全く違います。 G'GRIDの時は、空気圧を高めにすると露骨に乗り心地が悪くなってましたけど、GRID2は高くても良いです。しかし、グリップ性能は相当悪いようです! もっとも、まだ慣らしも終わってませんし、空気圧の適正値ではないので、その関係かもしれませんけど、すり減ったG'GRIDよりも、かなり早めにロックするし、簡単にアンダーは出るしで、いいこと無しです。GRID2はこんなモンなのか、それともこれから本領を発揮してくれるのか・・・ もし、こんなモンだったら、会う人全員に悪口言って歩きたい気分です(^^;)

追記 2000.9.4
ならしも終わり、やっと、本気でスポーツ走行することができました。さて、G’GRIDの違いはというと、結構GRID2でもいけるようです。前回のグリップの悪さは、ならし前だったからのようです。正確なところ、少し悪くなった感じもしますが、ミゾ無しと、ミゾたっぷりのダイレクト感の違いや、アライメントを少しいじった違いもあるので、全く同じように比較するのは難しい気がします。まあ、GRID2の良さは、グリップが長持ちするということらしいので、本領発揮はこれからなのかもしれません。でも、次買うなら、GRID2より値段の安い、MR7やRS turnの方がいいな・・・
追記 2002.9.20
現役引退しました。リア同様に外側のみ偏摩耗しています。GRβと似たようなフィーリングのタイヤでした。AQドーナッツで最後までグリップが残ると言われていますが、GRβと、さほどの違いは無い気がします。もっとも、MR2は前後のタイヤ幅が極端に違うので、前後比較は無意味かもしれません。

2002.9.17

メーカー 銘柄 サイズ 値段
ヨコハマ NEOVA 195/55R15(F)
225/50R15(R)
10070円
13990円
リアだけですがネオバに交換しました。ウワサ通り、凄くグリップして、コントロール性の良いタイヤです。GRβとは次元が違う感じ、ネオバの空気圧をパンパン(2.7Kgぐらい)にしたのが、GRβと同じくらいのイメージです(笑) フロントグリ2との組み合わせでは、ちょっとしたことでアンダーでまくりです。前後、アンバランスだったせいか、コーナリングの限界が分かりにくく、タイヤを上手く使うことができませんでした(^^;) 近々に前後ネオバにして、再トライしたいです。

追記 2002.9.24
前後共にネオバに交換しました。GRID2+GRβに比べると、かなりグリップが良いです。ミゾが多い新品タイヤでありがちな、鳴き出しが早まることもありません。むしろ、限界を分かり易く鳴いて伝えてくれます。ただ、前のタイヤのクセが抜けずコーナー速度が上げられません。慣れないと、タイヤが使いこなせないです。まだ、限界を超えた走りができていません。気になる処では、乗り心地がかなり悪化しました。ショックの減衰力を2段階(4段階中)上げた感じです。ミゾ無しからミゾたっぷりのタイヤへ交換しても、これですからミゾが無くなったら凄いことになりそうです。ロードインフォメーションは上がった感じはありません。むしろミゾが増えた分分かりにくいです。

番外編

2002.9.17 使用済み GRID2 の様子


フロントタイヤに使用していた、使用済みのGRID2(195/55R15)の様子です。
上の写真は、右側がアウト側、左側がイン側で右がボロボロなのに比べて、左のミゾは、まだしっかりしています。真ん中より右側(アウト)のブロックの摩耗が激しいです。ミゾの残りは、外側の浅い処で1mm、内側の深い処で4mm程度と偏摩耗しています。

下の写真は、右がイン側、左がアウト側になるように左右のタイヤを並べた様子です。これをみると、サイドエッジが完全に無くなっているのが直ぐに分かります。この差は、指で押しても剛性の違いを感じることができます。すり減ったほうはペコペコで恐らくタイヤのどの部分より柔らかいです。これじゃあ、タイムは出ませんよね・・・

写真では分かりにくいですが、左右どちら側のブロックも、外側のミゾが浅く、内側のミゾが深くなっています。これは、フェザーエッジ摩耗とか、トーイン摩耗、トーアウト摩耗と呼ばれている現象です。過度なトーイン(トーアウト)のまま、タイヤを引きずって走った時に起きるようですが、もちろんこれはサーキット走行によるものです。

このタイヤはフロントですから、アンダーを沢山だしたことが明白に分かります(^^;) 自分では、ゴリゴリ鳴るほどのアンダーでのコーナリングは極力控えてきたつもりでしたが、コーナーからの立ち上がりで、ハンドル戻す前から、かなりアクセル踏み込んでアンダー出している癖があるので、そのためかもしれません。あと、定常円旋回で、無理矢理アンダで加速し、タックインでリアを振り出すことをしていたので、これも災いしているかもしれません。ちなみに、使用期間は約2年、走行距離は1万km強、サーキット(ジムカ含)を20回以上走ってます。

新しく購入したネオバは、左右組み替えができないタイヤですから、こんなにならないように気遣わないとなりませんね。でも、先日の走行で、リアは結構削れたあとがありました。極力オーバー出さないように走ったつもりだったのですが、後半、空気圧が上がりすぎグリップ落ちたときにオーバー気味になったくらいかな? タイヤを酷使しすぎて溶けて偏摩耗してしまうのかな?

2002.9.24 使用済み GR-β RS tune の様子


左のリアタイヤに使用していた、ファルケンのGRβ RS tuneの様子です。

上の写真は、右がアウト側、左がイン側です。フロント同様にエッジが完全に無くなっていますが、フロントとは逆に内減りしています。内側は、ほぼスリップが見えていますが、外側はまだ4mm程度ミゾが残っています。一番減っているのは真ん中です。ブロックが一部欠けている処がありますが、真ん中より内側は、ブロックの真ん中が大きくえぐれている感じで、外側はミゾの周辺が少し欠けているといった感じです。偏摩耗はありますが、フロントほど奇妙な減り方はしていません。

下の写真は、同じ左リアタイヤの内側(右)、外側(左)を並べたものです。エッジが摩耗しているのが良くわかります。摩耗具合は2段減りしていて、大きく削れていたのは純正足の頃、バネを強化してからは軽減しているようです。

外より、内側の減りが多いということは、結構キャンパが付いてしまっているのかな? デフォルト6mmのトーインで、4mmくらいに設定してあるつもりなので、少なくてもトーアウトにはなっていないように思えます。エッジは無くなっているので過度に横Gを掛けたことは確かですが、内減りが多いのは、通常走行時でも結構削れているせいかもしれません。また、半年ほど(数回分)ジムカでは、ドリ用タイヤで走行したせいもあり、意外に減りが少ないのかもしれません。

トータルで見ると、フロントの外が減っているのは、ターンインでタイヤに頼った運転をしていること、アンダーを多く出していること、今のアライメントではリアの内減りが有ること、リアは街乗りでも結構減ること、といった処でしょうか?