デジタル式

速度計&回転計(タコメータ)の製作3


目下、調整中につき、ケースに入っていない

デジタル式 速度計&回転計(タコメータ)の3作目です。今度のコンセプトはサーキット走行向けです、車速は見やすいように大きめ、タコメータはトルクバンドとシフトアップポイントを分かりやすく表示します。現在のギア・ポジションも認識してて、ギアによってシフトアップ・ポイントが自動的に変わります。

最終更新日 : 2002.12.7


仕様は大きく、現実は厳しく・・・


後ろから見ると、こんな感じ・・・

機能、特長は以下の通りです。

CPUにPIC16F877を使用
表示はスタティック点灯なので、視点移動時のチラツキが無い
車速は7セグメントLED3桁、回転数は5個の高輝度2色LEDを使用
街乗りモードとスポーツモードを持ち、回転数の表示タイミングを変えられる
ギア・ポジションを推測し、ギアに有ったシフトアップ・タイミングを教えてくれる。例えば1速ならレブ近くだが、3速だと6000rpmあたりでチェンジした方が速い。
シフトアップ・ポイントをブザーでも教えてくれる。7000rpm以上なら連続音、以下なら断続音。
夜間、自動的に表示が暗くなるディマー機能(予定)
駆動輪のブレーキロック・アラーム機能(予定)
目下のところ、SW20(2型) NA 専用

速度表示は、299km/hまで可能な設計だが、自分の車はリミッタ切っていないので、200km/h以上出ないため、200km/h以上の表示をする配線をしていません(^^;)
回転計は、あくまでもビジュアル表示ではなく、実用本位ということで、ストリート、サーキットでの実用トルクバンドを表示します。ストリートでは1000rpm単位、サーキットでは500rpm単位での表示なうえ、サーキットでは3500rpm以下(ストリートでも2000rpm)ではLEDが点灯しません。SW20NA2型は、これ以下は実用トルクが出ないので使えないという意味です。
シフトアップ・ポイントは、ギア比から計算し、トルクバンド内でシフトチェンジできる領域でLEDが赤く点灯します。おおむね以下のようになっています。点灯LED数で回転数を教えるのではなく、あくまでも、走るためのシフト操作を教えるためのものです。それゆえ、エンジン特性でタイミングが異なるため、2型のSW20のNA用となってしまいます。

rpm 2000-3000 3000-3500 3500-4000 4000-4500 4500-5000 5000-5500 5500-6000 6000-6500 6500-7000 7000-7500
1速 G1 G1 G1 G2 G3 G4 G5 R5
2速 G1 G2 G3 G4 G5 R4 R5
3速 G1 G2 G3 G4 R3 R4 R5
4速 G1 G2 G3 G4 R3 R4 R5
5速 G1 G2 G3 G4 G5 R5
街乗 G1 G2 G2 G3 G3 G4 G4 G5 G5 R5
G1は緑LEDが1個点灯、R5は赤LEDが5個点灯を意味する

半分完成、でも、そろそろ引退?


ケースに入った様子

グリーンLED 5個は6500-7000rpm

レッドLED 5個は7000rpm以上

車速表示は、こんな感じ・・・

長いこと更新するのを忘れてましたが、実は完成していて使っていました。しかし、上に書いてあるように、シフト位置を推測して、タコメータの表示を変えるモードが上手く動かず、街乗りモードでずっと使っていました(^^;) 実は、それでも、全く困ることがなかったので・・・ でも、HPの更新はしていませんでした。ちょっと面白いLEDを見つけたものですから、そろそろ4号機を作ろうかと考えています。半分完成とはいえ1年以上使ってきたのだし、そこそこ使いやすかったので、記録として残しておきます。