ロケーション・システムの実験


TC2000の30分間の走行軌跡

2002.10.13

F1なんかでは、やってそうですが、サーキットでのロケーションシステムの、お手軽実験をやってみました。

仕組みは簡単で、カーナビの軌跡表示と同じです。自分の古いカーナビから信号を取り出し、それをPDAに取り込んで、自宅でパソコンで表示させるだけです。市販のGPSレシーバーを使えば、何もしないでも、そのまんまでローケーションのデータが取れます。あとはX−Yプロットで表示するだけです。

で、いきなり結論!
だめじゃ、こりゃ(笑) データは、2002.10.12のTC2000での30分間の走行軌跡です。 コース幅一杯にいろんなラインで走ったように見える軌跡ですが、そうじゃなくって、誤差で軌跡が広がっています(^^;) S字の処を見るとよく分かります。直線的に走っているのでS字にはなってませんが、幅は広いです。±5mくらいの誤差はありそうですね。時々大きくコケるのか、コース外も走っています(笑) 

下のグラフはGPSが出力した速度データ(コースイン直後から5周くらい)です。データが出るのが1秒間隔なので、瞬間最大速度なんかは記録されず、1秒間の平均速度です、最高速の出るストレートエンドでも、4速にシフトアップ(140km/h)してから2秒後にブレーキング(ピークは160km/hくらい)なので仕方が無いのかもしれません。あと、コーナー速度も低めにでます。1秒間隔でショートカットしてるようなもんですものね(^^;)

でも、なんかイイ感じですね、今度は別の機材でテストしてみます。


コースインから5周目くらいまでの車速変化

使用機材

GPS SONY NVX4(カーナビ)
記録 モバイルギア+KTX
データ分離 EXCEL97
データ表示 詳細不明のフリーウエア(^^;)