MR2(SW20) G-Limited

エンジンオイル交換

オイル交換は、信用がおけるカーショップに頼むのが、安くて手間もかからず便利なのですが、格安で買ったシントロンを入れてみたくて自力交換してみることにしました。なにしろ、オートバックスなんかの半値ですから、手間を承知で買ってしまいました。安売りしているホームセンターでもオイル交換はやってくれるのですが、どうも作業がいいかげんです。やっぱり、自分で入れてみるしかないでしょう・・・

最終更新日 : 2002.11.9


SW20のドレンボルト

SW20のドレンボルトはどこ?

MR2はリアにエンジンがあります。ゆえにオイルパンは、右後輪の車軸のすぐ前側にあります。左の写真はリアバンパの下(つまり後方)から撮影したものです。矢印の先がドレンボルトで、手前(上)に写っている横棒が車軸、斜めの棒はロアアーム、左のパイプはエギゾーストです。

車の後ろ側から作業するには、車をかなりリフトさせないとドレンボルトに手が届きません。しかし、後輪のタイヤハウスの前あたり(つまり横側)から腕を突っ込めば、なんとか届く所にありますが、車高が低いのでジャッキアップしないと作業は困難でしょう。
ブロックに乗り上げて車高を上げた

作業場所を探す

リアを10cmくらい持ち上げられれば作業は可能です。そこで、実家の庭先の敷石ならぬ敷ブロックに乗り上げて作業してみることにしました。雨の後だっただめ、庭が泥だらけだったので、ビニールシートを引いての作業となりました。車の横に寝そべっての作業ですが、案外作業環境は良かったです。要は車が10cmくらい上がれば良いので、歩道に乗り上げるとか、ブロックを買ってくるとか、色々手だてはありそうです。

注意点としては、車を持ち上げたとき、オイルパンからオイルが流れるような傾きになっていることを確認しましょう。リアをあまり持ち上げると、オイルパンの底にオイルが残ってしまいます。
車の下にトレイを置いてオイルを受ける

エンジンオイルを抜く

オイルを受けるには、4L以上の容積を持ったトレイが必要です。たまたま物置に有った物を使いましたが、100円ショップでも使えそうな入れ物は売られています。ドレンボルトは14mmのメガネレンチで外します。外したボルトは、トレイの中へオイルと一緒に落としてしまうのが簡単です。後から、箸でも使って拾えばOKです。作業の際は、使い捨てのゴム手袋で武装するのが安心です。

20分もほっとけば、オイルが垂れなくなるまで抜けます。抜けきった後、エンジンを数秒間掛けてオイルを全部抜くのがコツだそうですが、私の場合は、新たにオイルが抜けることはありませんでした。また、傾けた車体を戻したほうが、より抜けると思われますが、ドレンボルトをしめる時、また車高を上げなくてはならず面倒です。オイルパンの傾きを見て、全部抜けそうだったら、それでOKとしましょう・・・ちなみに、今回は新品のドレンボルトを用意しましたので、古いドレンボルトの再利用はしませんでした。
ペットボトルを切ったものをロウトに使う

エンジンオイルを入れる

オイルはエンジン上部のフィーラーキャップを外して入れます。ペットボトルを半分に切った口の部分をロウトの代わりに使うと、オイルを入れるのが簡単です。ちなみに、オイルはあまり入れすぎないのがコツです。少ない分には入れ足せば済みますが、多すぎると抜かねばなりません。ホントは抜いた分だけ入れ足すのが正しいのですが、実際にはどれだけ抜けたか計るのは面倒です。オイルフィルタを交換しないなら3L程度(2型NAの場合)が目安で、あとはオイルゲージとにらめっこしながら追加してゆきましょう。要はゲージのLOW〜FULLの間に入っていれば良いわけです。

4ヶ月でオイルは真っ黒!
わずか4ヶ月(実質2.5ヶ月)で、薄茶色のオイルは真っ黒になりました


古雑誌を使って、リアを持ち上げる方法

後輪を何かに乗り上げて・・・ と言っても、そんな都合の良いものは、なかなか有りません。ジャッキアップも地面が未舗装では危険です。そこで、要らなくなった厚手の雑誌の上に乗り上げてみました。使ったのは古いDOS/Vマガジン、3冊で1組みにし、ガムテープで、少しずらして束ねます。あとは、これを後輪にはめて乗り上げます。後輪のタイヤ幅とほぼ同寸なので、行き過ぎたり、横にはみ出したりしないように微妙なアクセルワークが必要です(^^;)
ちなみに、雨上がりだったので、雑誌にはビニル袋を掛けてあります。濡らすと再利用しにくいですものね(^^;) そっと乗り上げたつもりだったのですが、ビニール袋はボロボロ、雑誌も5mmくらい削れました(^^;) タイヤがスリップしながらよじ登ったのですね。ミゾの部分だけ削れずに残っています。これで数cmリアが浮いてオイルパンまで手が届くようになります。

2001.11.19 追記

ミッションオイル交換に雑誌の踏み台を使いました。少し乗り上げに失敗し、あわれ雑誌は粉々になりました(^^;) バラバラになっても、また、まとめて上手に乗り上げれば問題なく使えますが、やっぱり雑誌じゃダメですね・・・


純正・エンジンオイル・ドレン・ガスケット

2002.11.9


これが、純正のガスケット、80円也
品番は90430-12031

黒いけどアルミです。
両面に何か塗ってるみたい。

エンジンオイルエレメント(フィルタ)交換

2003.1.22

準備中 1〜2型NAのオイルエレメントの在処、
エキマニの遮熱カバーが邪魔で外しにくい場所にある。
ターボだと、インタークーラーが有るはずなので、
NAより更に整備性が悪そう・・・
1〜2型は、オイルエレメントが狭い場所にあるので、
カップ型の工具が無いと外せません。
ちなみに、サイズは65mm、3/8のラチェットで外します。
ラチェットはユニバーサル・ジョイントタイプか、
やや、反ってるタイプが使いやすいようです。
まあ、ストレートでも無理すれば外せます。
昔買った、引っかけてエレメントを回すタイプ。
3型以降から、これでも外せるようですが、
1〜2型はこれでは外せません。