ヘッドライトの交換

ライトアップしたSW20

最終更新 : 1999.7.17


ヘッドライトを交換してみました。できれば、HIDみたいな明るくて少し青白いのがカッコ良さそうですけど、HIDは10万円近くもして高すぎます。HIDっぽい色合いを出すバルブも多く売られていますが、値段が高いか青くても暗いかのどちらかです(^^;) 暗いならハイワッテージ・バルブにでもしようかと思っていた矢先、購入候補の1つだったBOSCHのリアルホワイトが特売で3480円で売られていたので買ってしまいました(^^;)

ヘッドライト交換の手順

リトラクトライトを出したままキーを抜く

まず、一旦ライトを点灯させ、OFFの1つ手前で止めた状態でキーを抜きます。これで、目玉が出たままキーが抜けますので、バッテリが上がる心配はありません。
リトラクトライトのカバーを外す

まずは黒いプラスチック製のカバーから外します。横にある2本のネジを両側とも外し、カバーを下に落とし込むような感じで手前に引けばカバーは簡単に外れます。ネジをバンパの中に落とさないように細心の注意をしてください。中に落とすと拾うのが大変です。
ライトASSYを外す

次はライト自体を外します。ライトの上下にある2本づつのネジを外すとライトが外れます。ただし、ライトの上と横にある角度調整用のネジは触らないようにしましょう。これを触ったら、光軸調整をせねばならなくなります。
ライトの配線を外す

ライトの配線を外します。ライトASSYの後ろにくっついてるコネクタを外します。単純にひっぱれば抜けます。
ライトASSYの裏のゴムカバーを外す

ライトASSYの裏には防水用のゴムカバーが被っていますので、これを外します。これも単にくっついてるだけなのでひっぱれば外れます。
バルブを外す

ゴムカバーを外すとバルブの台座が見えてきます。バルブは針金で止まっていますので、これを外してバルブを抜きます。注意点としては、バルブの管面を素手で触らないようにしましょう。台座だけを触るだけでもちゃんと扱えますから、あまり過度な心配は無用です。あと、くっついていたバルブのむきを覚えておきましょう。コネクタの向きや、台座の形を覚えておきましょう。
いよいよバルブの交換

さあ、これでバルブが交換できるようになりました。慣れれば結構簡単ですので試してください。あとは、もとに戻すだけです。しかし、油断してネジをバンパの中にだけは落とさないように気をつけましょう。落としたら、バンパの底のパネルを外さねばならなくなります。
光軸のズレには注意

ライトASSYを一旦外してしまうので、光軸がずれる可能性がありますので注意しましょう。とりあえず、片側だけ交換してみて、少し離れた所から双方のライトの一番明るい高さを比較してみましょう。だいたい同じなら大丈夫だと思われます。

ちなみに、SW20に適合するのはH4というバルブです。


HIDに近い閃光蒼白色 60/55W→120/110Wクラス

BOSCH REAL WHITE

BOSCH RealWhite

リアルホワイトは車検対応のH4Uバルブ

本当は、車検も終わったことだし、実消費電力が80Wのハイワッテージ品にしようかと思っていたのですが、よさそうな製品だと思われる、PIAAのスーパーホワイトとBOSCHのリアルホワイトは通常5500〜6000円もします。さらに、7〜8000円出せば、PIAAの製品でかなり青っぽくみえて明るいスーパープラチナ・ホワイトが買えます。でも、5000円以上は出したくないしと迷っていました。しかし、車検対応型のリアルホワイトが谷塚のトステムVIVAで3480円と特売だったので衝動買いしてしまいました。こないだまで4980円で売ってた商品です。

はじめからくっついていたバルブは、フィリップスのH4、12V−60/55Wというクリア色のでした。たぶん、純正なのではないかと思います。取り替えるのは、BOSCHのリアルホワイトというバルブで、60/55Wの消費電力で120/110Wの明るさを持つという物です。さらに、バルブの管面に色が塗ってあって白っぽくみせるという製品です。当然、色が塗ってあるわけですから、クリアよりは暗くなりそうですが、これは車検対応型で余り強い色はついていないようです。

H4 BULB

左がリアルホワイト、右が最初からついてたバルブ

さて、実際使ってみての感想というと、純正とあまり変わらない・・・ というのが率直な処です(^^;) ただ、よくよく比べてみれば、少し白っぽく、そして少し明るいような気がします。ま、劇的に違うとは感じられないでしょうね(^^;)

ライト点灯

ヘッドライトを点灯した状態。どっちがどっちだかほとんどわからない。実際目で見ても良く分らない状態です(^^;)

シャッターに光を当ててみると

白っぽいシャッターに光を当ててみると、差がはっきりと分るようになります。左の方が白っぽいし、明るさも明るく見えます。
これは、デジカメの露出補正をかけて暗めに写しました。明るすぎると差が分り難いようですね。


BOSCHのリアルホワイトの実力はこんなものでした。ちなみに、同じBOSCHの高効率クリア・バルブは特売で1980円でしたので、値段だけ考えればこっちの方がお買い得でしょう。さて、この僅かの違いに3500円の価値があるかどうか・・・でも、5000円の価値はないな(^^;) しかし、ハイワッテージ型なら明るいから欲しい気がする、それも、BOSCHより青っぽいと噂のPIAAの製品が良さそうです。しかし、まともに買うと6000円・・・うむむ

1999.7.17 追記

昨日は深夜の遠乗りとしてきました。真っ暗な田舎道を走ってみると、クリアバルブを使ってる対向車と自分のライトの色の違いが分るようになりました。確かに白く感じます。でも、以前より著しく明るくなった感じは少ないです、色合いのせいか、近くを照らした時は明るく感じることはできます。やっぱり、深夜の田舎道をドライブするには、ライトの方向が真っ直ぐなスポットライトが欲しいですね・・・

底値情報 : 谷塚のトステムVIVAで、特売で最も安かったのは8月中旬の2980円でした。これなら買い!ですが、2セットも要らないので止めました(^^;)