１９８７年１２月から、ずっと乗っていたAE95でしたが、５回目の車検を期に違う車に乗り換えることにしました。１１年も乗った車でしたが、走行距離６１千Kmでエンジン・駆動系にはトラブルはなく、不景気の折り少々もったいないかなあ、などとも思いつつも、幾つか外装に不具合もあって修理費も馬鹿にならないと思い手放すことにしました。
さすがに１０年以上も乗っていると色々と愛着も沸くものです。愛着はあっても、下取りの評価はされずディーラ扱いで１５０００円の処理費用を取られてしまうそうです(^^；) 外装は少々痛んではいますけど、ムーンフーフも水漏れは皆無で程度は良いんですけどねえ・・・これからの季節（１２月現在）、スキーには最適な車なのでいくらかの値段が付くのではないかと期待したんですが残念でした。もっとも、異端なＭＴ仕様だし、車検残が何日も無いので仕方がないのかな？もうすこし車検残があったら個人売買ならいくらかの値段が付いたのかもしれないなあ・・・
ＭＴ仕様といえば、私がこの車に１１年も乗り続けられた理由は、この車がＭＴだったからです。１．２ｔ近い巨体に９０ｐｓしか馬力が無くても、まあ、ソコソコの速度で巡航できたのは、このＭＴのおかげでしょう。ＡＴだったら、６年以内で買い替えていたような気がします。非力とはいえ、街中では３０００ｒｐｍも回せば少しはキビキビ走れます。回転数を２５００ｒｐｍ以上に保っていれば十分なトルクも得られます。しかし、５０００ｒｐｍ以上回しても、まったく加速しないのが悲しいですね。回転数が４０００ｒｐｍ以下で高目のギアでトルクで引っ張る走法の方が加速します。まあ、およそスポーティーからかけ離れたセッティングだから仕方がないんでしょうが・・・
このカローラに乗っていた４Ａ−Ｆは、なんとキャブ仕様なんです！ いまじゃ、キャブの車なんて珍しいですよね。おかげで、カーナビの車速センサの取り出しができず苦労した覚えがあります。ちなみに、ＡＥ９５も後期型には４Ａ−ＦＥというインジェクション仕様のエンジンが乗っていますので、トヨタ車で４Ａ−Ｆのキャブ仕様が乗った車は、初期型のＡＥ９５だけでした。ちなみに、４Ａ−Ｆは俗にいうニセ・ツインカム（ハイメカ・ツインカム）ってやつで１６バルブなんですよ。
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結局、車検を２日残した、１９９８年１２月１９日、新しく車を買う中古車屋で、愛車カローラとお別れをしてきました。今度の車は少々古いＭＲ２ですので、キビキビ走ってくれそうです。
1998.12.26