FW記録)7/25)山形)有耶無耶の関跡)
シダ野外観察記録

                     98/7/25) 山形)有耶無耶の関跡  


駒の王子から見た鳥海山

  
    

象潟や 雨に 西施が ねぶの花

芭蕉が象潟を訪れたときはきっと鳥海山も雲に隠れて見えなかったのでしょう。
梅雨もまだ明けぬとはいえ、快晴で強い夏の日差し、鳥海山はどこから眺めても
青々とした雄大な全容を見せていました。ネムノキの花は少々色褪せた感じです。
奈曽の白滝を離れた後、単線のJR羽越本線沿いに南下して山形と秋田の県境の
有耶無耶の関跡を訪ねて見ました。ここは海岸沿いの緑地でタブノキやツバキの
群落もあり、海流の関係で、暖かいのか、同じ緯度の内陸部とは様相が違いました。
波静かな日本海の向こうには飛島の島影も見えました。

【県 名】 山形県 
【場 所】 山形県飽海郡遊佐町 有耶無耶の関跡
【環 境】 海岸  海食崖(玄武岩溶岩)  タブノキ群落
【年月日】 1998年07月25日(土曜)
【時 刻】 13:40〜14:30
【天 候】 快晴
【観察者】 素路

【観察した花】
〔キンポウゲ科〕・アキカラマツ 
〔ナデシコ科〕 ・カワラナデシコ 
〔タデ科〕      ・ミズヒキ 
〔セリ科〕      ・ハマゼリ?    
〔マメ科〕     ・ヌスビトハギ  ・クズ
〔バラ科〕    ・キンミズヒキ 
〔シソ科〕     ・アキノタムラソウ  ・クルマバナ 
〔ヒルガオ科〕  ・ヒルガオ  
〔キク科〕     ・ワダン  ・シロヤマギク  ・ヒヨドリバナ  ・ノコンギク 
〔キキョウ科〕  ・ツリガネニンジン (白毛を被ったものと無いもの)
〔アカネ科〕    ・ヘクソカズラ  
〔ユリ科〕     ・ヤマユリ        

【観察したシダ】
[コバノイシカグマ科]・ワラビ
[チャセンシダ科]  ・トラノオシダ 
[オシダ科]        ・ヒメオニヤブソテツ  ・ジュウモンジシダ

【備 考】
・今回のお目当ては ヒメオニヤブソテツ。 内陸の積雪地のシダばかりでは飽きて
  きて、海岸に行けばオニヤブソテツでも無いかな、と期待してのことでした。
  海岸は切り立った岩場が多くて、冬は日本海からの季節風で雪も吹き飛ばされ、
  波に打たれて厳しい環境の筈です。
・崖っぷちの遊歩道(サスペンスドラマのラストシーンによく出てくるような)
  から岩場に降りていくと、草地にはハマボウフウ、ワダンの花が咲いていました。
  溶岩がゴロゴロした道をさらに降りていくと、崖の窪地にヒメオニヤブソテツが
  ありました。大きいものでも、全長25cm位。厳しい環境のせいか、根元には
  鱗片がごっそりで風雨を耐える装いでした。  

                         素路(KFE00630)
          


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