シダ野外観察記録
2010/9/2 静岡県中伊豆 皮子平
【観 察 日】: 2010年 9月2日(木)
【天 候】: 快晴
【観 察 地】: 静岡県中伊豆 皮子平
【観 察 種】:
[ヒカゲノカズラ科] ・ヒカゲノカズラ
[イワヒバ科] ・クラマゴケ
[ゼンマイ科] ・ゼンマイ
[コケシノブ科] ・コウヤコケシノブ ・ホソバコケシノブ
ホソバコケシノブ
[ウラジロ科] ・ウラジロ
[コバノイシカグマ科] ・フジシダ ・イヌシダ ・イワヒメワラビ ・オウレンシダ ・コバノイシカグマ ・ワラビ
[イノモトソウ科] ・イワガネゼンマイ ・オオバノイノモトソウ
[ヒメシダ科] ・ハリガネワラビ ・ヒメワラビ
[イワデンダ科] ・イヌワラビ ・キヨタキシダ ・ヘビノネゴザ
[シシガシラ科] ・シシガシラ
[オシダ科] ・イノデ ・オクマワラビ ・ジュウモンジシダ ・ベニシダ ・ヤマヤブソテツ
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【観察環境】: 天城山系の北側の斜面 標高800〜1100m
【観察メモ】: この年の夏は酷暑続きで雨も降らずカラカラ。
筏場のワサビ田の先には営林局の鎖ゲートがあるため、ワサビ田入口で車を停めて
ここから6.5kmの林道を徒歩で2時間半で標識も朽ちている戸塚歩道入口に達する。
(途中に軽石林道などの道路幅の大きい分岐が複数あるので要注意 地図と現地と
照合怠らぬよう)
うっかり見落とすほどの戸塚歩道入口より皮子平に入る。
戸塚歩道入口
左手の土手を上がっていく 見落としやすいので注意
林道をこのまま直進すると上井屋歩道入口へ
この地区全体的に、ハリガネワラビが圧倒的に多かった。
平坦な樹林地帯ではコケやコケシノブ類がびっしりついた岩にフジシダが繁茂している。
チャセンシダか、と思ったがソーラスの形が違う
下記参考URLの(2)
でいう、「天城マリモ」とはこれらのコケ類・シダ類に覆われた岩の様子を表現したものと思われる。
杉の人工林、アセビの低木地帯を過ぎて、標高があがると、ヒメシャラ、ブナなど特異な植生が見られる。
オシダもあるということだったが、ルートの確認に気を取られて見落としてしまった。
ヒメシャラ林地帯では散策路沿いにロープが張られているものの、分岐部の標識は朽ちて地上に落ちており、
見失う危険性が大。
皮子平の面目躍如たるブナ・ヒメシャラ地帯
皮子平のどん詰まりから戸塚峠へは10分程度、400m。
帰りは旧火口のルートを巡って上井屋林道入口へ。旧火口は平坦な窪地でアセビのほか、マメザクラがあるが
鹿の食害で傷んでおり、金網で保護しているものもあった。
旧火口
上井屋林道入口からは砂利道の車の交叉できる幅の林道をひたすら下る。
コースタイム:
筏場新田分岐(駐車地点) 9:23
林道ゲート 9:54
軽石林道入口 10:15
軽石林道分岐 11:54
戸塚歩道入口 12:08
皮子平のどん詰まり 13:18
戸塚峠 13:34
(昼食休憩 30分)
旧火口 14:34
上井屋林道入口 15:03
筏場新田分岐(駐車地点)17:15
参考URL:
(1) 2010/5月時点 情報
(2) 2009/5月時点 情報
(3) 2006/8月時点 情報
(4) 2004/5月時点 情報
参考地図:《昭文社 山と高原地図 2010 30 伊豆 天城山》
林道への車進入制限が年々厳しくなっている上、分岐部の道標も朽ちているので、要注意。
また、ワサビ出荷用のモノレール発着台付近は駐車しないこと。(出荷作業に邪魔になるため)
※この観察記録はマーラー氏のホームページに収録のフィールドノート作成ソフトを使用
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