FW記録)'95/11/11)伊豆大島
シダ野外観察記録
				'95/11/11)伊豆大島 

 【日 時】  1995年11月11日(土) 9時半〜15時
 【場 所】  東京都 伊豆大島 大島公園
 【天 気】  快晴  風強し(島ではこれが普通とのこと)
 【環 境】  照葉樹林、公園、海浜。 標高0〜50m。

【見られたシダ】

[ヒカゲノカズラ科] ・トウゲシバ
[イワヒバ科]    ・クラマゴケ
[ハナヤスリ科]   ・オオハナワラビ ・フユノハナワラビ
[リュウビンタイ科] ・リュウビンタイ
[ゼンマイ科]    ・ゼンマイ
[ウラジロ科]    ・ウラジロ
[フサシダ科]    ・カニクサ
[ヘゴ科]      ・ヘゴ
[コバノイシカグマ科]・イヌシダ
[ホングウシダ科]  ・ホラシノブ  ・ハマホラシノブ  
[ツルシダ科]    ・タマシダ
[ホウライシダ科]  ・タチシノブ
[イノモトソウ科]  ・オオバノイノモトソウ ・マツザカシダ 
           ・ハチジョウシダ
[チャセンシダ科]  ・トラノオシダ
[シシガシラ科]   ・コモチシダ
[オシダ科]     ・オニヤブソテツ  ・オリヅルシダ  ・アスカイノデ
           ・ホソバカナワラビ ・ミヤマノコギリシダ
           ・ヤマイタチシダ  ・ベニシダ    ・オオベニシダ
[ヒメシダ科]    ・ミゾシダ     ・ゲジゲジシダ  ・ヒメワラビ
           ・ホシダ
[イワデンダ科]   ・ホソバシケシダ  ・シケシダ    ・ヘラシダ
[ウラボシ科]    ・ノキシノブ

 【コメント】
    ・ヘゴやタマシダは、公園なので、よそから持ち込んだもの、ということも
   考えられますが、林の中の人気のない場所に生えているのを見ると、最初から
   自生していたものという感じが強いです。

  ・オオハナワラビ、フユノハナワラビともに見ることができました。
   量的にはオオハナの方が圧倒的に多かったです。葉の先が尖って鋸歯になって
   いるのが、オオハナ、これより円みを帯びているのがフユノハナですが、
   幼葉の時分では、分裂が十分でないので、区別がつきませんでした。
   カナトコ雲に相当するのが、オオハナ、入道雲に相当するのがフユノハナと
   勝手に理解しました。後日専門家に聞いたところ、シチトウハナワラビ、アンコ
   ハンワラビなど、固有種があるとのことで、上記はこれらなのかも知れません。
   
    ・リュウビンタイは初めてみました。写真で見ていた時にはこんなに大きなシダ
   とは思っていませんでした。

    ・ウラジロはもともと暖かい地方のものなのだということを改めて思いました。
   群生していたので、正月の鏡餅の飾りに使う高貴さをちょっと忘れさせました。

  ・ハマホラシノブはホラシノブが海岸近くで葉が厚くなったもの、と理解しまし
   た。  と、なるとオニヤブソテツも海岸近くでは、融けたロウにドブづけした
   ヤブソテツのような様態を呈するのですが、ハマオニヤブソテツぐらいの名前
   があっても良さそうです。

    ・ハチジョウシダは、これも初めてなのですが、大きなシダであり、種類も多い
   ようなので、? です。イノモトソウ科に違いない、と思ったのは、胞子の着
   き方がワラビとそっくりで、全縁の葉の端に着いていたからです。

    ・アスカイノデは、ここ大島ではイノデといえば、これしかないようでした。




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