東日本大震災に被災された,すべて方に心よりお見舞い申し上げます.
皆様,広報@横浜栄 高橋です.
第50回記念写真はこちら
去る5/21に延期になっていた,第50回神奈川GEMRUMがけいゆう病院様で開催されました.この日は天気もよく,快晴.5月とも思えないほど,暑い一日でした.第20回の記念大会もけいゆう病院様でやらさせていただいたのですが,13Fの会議室は見晴らしがよく,最高の会場です.けいゆう病院 五十嵐先生 ありがとうございました.2週間前くらいに,正式に案内したのにもかかわらず,当日は40名の方が参加してくれました.皆さん本当にありがとうございます.
ここのところ参加人数も増加しつつあります.大変嬉しいことですね.
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ちょっと痩せました?中代表の挨拶で始まりました.
中先生は1.0T神奈川GEMRUMTの黎明期メンバーの一人です.すでに参加回数は40数回を超えているということでした.会の黎明期の際は,MRに携わったことがないのに,現在では神奈川代表になってしまった.この会がなかったら現在どうなっていたんであろうということでした.また最初に参加した時に,当時の科長さんからいきなり発表させられたのがこの会で,今では貴重な体験をさせていただいた当時の科長さんに感謝ということでした.今後この会に若い方が参加されることを期待しているということでした.
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GEHC-J MR営業部東日本グループ長 新井様に50回記念の祝辞をいただきました.ありがとうございました.新井様とはもう10年以上前から面識がありまして,ずーっとCTの技術を教えていただいていました.ITEMでもいつもいつもお世話になっていました.これからMRの世界で是非,がんばっていただきたく思います.今後とも宜しくお願いします.
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GEHC-J梅原様から
ITEMで発表するはずだった製品紹介ということで,講演いただきました.いつもながら,ここからは学術参考資料としてご参照ください.また転載は一切禁止でございます.宜しくお願いします.
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3T Discovery750のverが22にアップします.というアナウンスです.現在話題の中心となっている3D ASLが載ってきます.そしてLAVA-FLEX, VIBRANT-FLEX, Propella3.0(あらゆる断面,あらゆる部位で撮影可能になりました.),デルタフロー(非造影MRA)がルーチンで可能になりました.
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今回はこれOptima MR430s 1.5Tです.四肢専用のMR装置が販売されます.SRはなんと200だそうですよ.
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Signaも1.5T&3.0TもOptima Editionにver upしました.3D HEARTではマルチスラブFIETAを用いて,冠動脈を撮影します.ここにある冠動脈写真は横浜栄共済病院が撮影したものです.1.5Tでも当院でも使用していますが,3D ASLは臨床で使えます.魅力的なアプリケーション群が豊富にあります.
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着脱式でない,Brivo MR355の紹介です.背面に埋め込み式のコイルがあるので,ルーチン検査のセッティングにすごく有用です.
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GEHC-J現在の主力機 OptimaMR360 こちらもOptix Liteという技術を使ってSN良く撮影できます.こちらはIDEALなど最新アプリケーションに対応しています.
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FUSです.
現在日本では北海道の北斗病院がこのシステムを導入しています.
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先ほ紹介した,Otima MR430sの紹介.
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このようにシームレスな椅子に腰かけて,楽な姿勢で四肢のMRI検査をおこなうことができます.
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コイルは筒の部分をいれかえるという仕様になります. |
スライドのごとく,小スペースで設置可能.開業の整形外科医の先生方,ご購入のほどはいかがでしょうか?
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1.5T汎用装置と比較して,すごくエコです.
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SR200という強い傾斜磁場と1.5T装置というSNの高いマグネットの組み合わせは小さなFOVでもとてもきれいな画像を提供できます.
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現在Discovery750はスライドにある病院様に納入されているということでした.
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3TのASL 髄膜腫症例です.豊富な血管床を予想させます.横浜栄共済病院でも虚血をメインに使っていますが,腫瘍もたまに撮影します.
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お待たせいたしました.あのPROPELLERがPROPELLER3.0にアップグレードいたします.ようやくT1強調画像,他断面撮影可能に.しかも
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呼吸同期を併用すると,非常に綺麗なT2強調画像が撮影できます.また肩などの動きも目立たなくなります.
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従来法と比較してもアーチファクトは目立ちません.待っていたんですよね.でも...長かった.
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このように新しいアプリケーション,撮影装置がどんどんリリースされています.
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けいゆう病院 五十嵐先生にSigna HDxt ver15の使用経験として講演していただきました.けいゆう病院では従来装置であるEXCITE XLもあるので,両者の比較,運営などのお話もしていただきました.今回の先生の話はすごくうまくできていると感心して聞いていました.LAVAでも従来装置と,新装置では21秒と18秒と3秒短くなったということでした.PACSによるフィルムレスという背景があるため,撮影枚数,撮影範囲が変化したというものすごく現場チックな話も大変面白かったです.SWANを活用した,四肢の3contrast MRIも工夫満載.SIGNA・る掲載.Inhance3D velosityを用いた,脳表撮影も工夫してあり.大変よかったです.
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GE宇野様による,3D ASLの原理の講演でした.注文誰でもわかるように簡単に解説してください.ということで最大限に工夫していただきました.
ラベリング技術も難しいけど,傾斜磁場を使って流入血液をうまく反転させる.Adiabatic Inversionってすごい技術ですよね.加えてベースは3D FSEで,スパイラルシーケンスを使うことで,高速かつ歪みのない綺麗な画像が撮影できるということでした.
CBF=PW/PDであるため,PDの撮影が撮影後半にあるということでした.
臨床のリサーチレベルでもPASLとpCASLの演題は2分しており,更なる臨床への応用を期待しています.
フロアからは断熱パルスの質問がありました.これも前述したことを述べられただけで,少し不満がありましたが,まー自分で勉強しないと駄目ということでしょう.
造影剤を使うと,CBFの値が変わるのでは?という質問やMT効果の質問など,フロアーからの質問も非常にレベルが高いものでした.
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北里大学病院水上先生 HDxt.ver16の使用経験としてお話していただきました.
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水上先生の3D ASLの臨床写真はとても興味深いものばかりでした.特に遅延の影響が出ていた,脳幹梗塞の症例はとても面白かったです.先生の工夫はCBF MAPのみならず,PERFUSION画像にもフィルターをかけて,それも臨床応用をしているということでした.ルーチンのPLDを1.5sと固定して,今後臨床応用をしようと考えているということでした.全く同感です.栄共済もPLDは1.5sと固定で撮影しています.勿論遅延の影響はあるという前提で使っています.カラーウィンドウをどのように統一して表示するかも今後の課題としたいということであった.
RIとの比較も大変興味深いものがありました.頭頂部にいくと皮質,白室で乖離があるとのことでした.これはまさに遅延の影響をうけている.ということではないでしょうか?
CINE IRからの推測値をファントム実験で検証した(CINE IR-70ms)が,臨床ではやはり幅があるということでした.RR間隔やHR,造影剤の量にもよるのでは?ということでした.
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横浜新都市 竹田先生にOptima360(固定テーブル)の頭部領域に関して講演いただきました.
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竹田先生の御発表もなかなか面白いものでした.先生はスタッフ全員に本装置の使い勝手のアンケート調査を実施したということでした.音が大きい,台の高さが69cmということで少し工夫が必要であるということでした.音の対策として,綿球+イヤーマフーを使っているということでした.
プロトコールノートという機能があるのですが,そこにいろいろメモを残すことができるのでスタッフ全員に情報を伝わりやすいということでした.
MRAはeTOFの脂肪抑制機能を使わないということでした.理由はインプラントの患者様がきたときに画像のアーチファクトを生じるからということでした.(すべてのスタッフがMRに精通しているわけではない:横浜新都市24時間対応) ただ,バイパス,モヤモヤの場合はeTOFの脂肪抑制機能を使っているということでした.
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相模原協同病院 長岡先生Optima360(脱着テーブル)の腹部・四肢領域に関して講演いただきました.
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長岡先生もいろいろ拘りがあって,大変ユニークなお話でした.HDxtとOptimaでは骨盤撮影に関して,腸管などのアーチファクトがOptimaのほうが少ない印象があるということでした.Optix Liteのメリット?技術部のスタッフの方が,後日調べて考えられる原因をお伝えするということでした.従来使っていた撮影装置と比較して,広範囲でも長軸方向のゆがみは少ないということでした.また,従来の2D撮影から,3D撮影への転換を図っているということで,ミエロはCUBEを撮影しているということでした.肘関節の撮影も5inch dual Arrayを利用して撮影をおこなっているということでした.乳腺の撮影にも拘りがあります.Max512マトチクスのVibrantを使用するのではなく,FAST SPGR with 1024マトリクスを利用してMRMを撮影しているということでした.inhance3d inflowも冠状断撮影ができるのは素晴らしいと思いました.
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GEアプリ原田様,GEアプリ阿部様によるVER.20の操作画面,機能の説明が行われました.
われわれの質問攻撃にも,たじろうことなく淡々と説明されていました,時折入る,阿部様,高橋の突っ込みに皆さん爆笑.終始和やかにに説明会をおこなうことができました.
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こちらが阿部様
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Ver.20の画面.現在のver16のインターフェイスとはすごく変わってしまいました.
Ready Brainで自動に位置合わせから撮影まで行われます.私にとってはなんの価値もないアプリですが,慣れていない技師様には最高の道具.選択肢が増えていいのです.
それはそうとinline prosettingによって,自動でADCの画像も出てきます.MRAも作成されます.なんて,ソフト作ったんだよ.!!
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このように皆さん前に集まっての談笑でした.
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そのあと,行われた懇親会では,今後UMのあり方など幅広いテーマでディスカッションさせていただきました.
体調不良の中代表がいらっしゃらなかったので残念でしたが,皆さん楽しそうに談笑していました.
横浜栄共済@高橋
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