第36回神奈川GE MR UM 内容紹介
02/09.08

報告が遅くなりましたが,第36回神奈川GE MR UMが1/26日川崎幸病院で開催されました.参加人数ですが21名(14施設) でした.この日はたくさん勉強会があったそうなのでそちらに流れたのかな?でもいつものごとく和気藹々にできました.

営業技術の梅原さんにRSNA2007の報告をいただきました.梅原さんも板についてきたなー.とてもうまいプレゼンテーションでした.RSNAの情報はもう皆さん,雑誌やWEBなどで情報が流れていますが,更におさらいのために本WEBでも報告します.

RSNAの報告です.マコーミックプレイスですね.一度は行ってみたいですね.

皆様もうご存じのSigna HDxt(左)と色合いを変えたVibrant(右)です.HDxt横のSigna Vibrantはマンモ専用の台など乳腺MRIを意識した作りになっています.ピンクリボン運動のピンクを基調としています.最初見たときはエー!!という感じでしたが,見慣れるとGood Designです.欲しい.ちなみにVibrantは1.5Tのみのようですね.

HDxtに載るアプリケーションです.こちらはもう言わずとしれたIDEALです.3種の位相の異なった画像から水画像,脂肪画像を作成します.Dixon法がモデルになっています.真ん中の画像が磁場の不均一を関知するmapになります.ここで補正され,上記の水,分離画像を作ります.ここがAdvantageです.

この方法を使うと必ず補正がうまくいくようです.金属による磁化率の位相ズレも補正します.したがってこのように綺麗な脂肪抑制画像が作成できます.SAD PADを購入しましたが,肩の部分は全然補償されませんのでやはりこのIDEALは是非欲しいところです.

こちらは頸椎の前方固定です.このアーチファクトも抑制します.

Cubeです.これは簡単に言えばk-space domainでのパラレルイメージングです.ASSETではFOVを小さくすると,折り返し展開不良アーチファクトが出ます.ここまでいくとネタばれでGRAPPA(シーメンスのk-space domainでのパラレルイメージングの製品名)のプレゼンみたくなりますが,k-space domainでリコンするとアーチファクトが目立たないということです.ここからもわかるように小さなFOVでのパラレルイメージングは今後k-space domainが主流になること間違いなし.なぜならばSIGNA HDの名が示す通り高解像度で撮影したいからです.

新しいFunctool ついにCBF MAPがConsole, AWに載るようです.どういったアルゴリズムを採用したのか興味が湧きます.

Flow Analysisも次期verでは載るようです.

高原先生のwebにもありましたが上記のようなコイル(CAT テクノロジー)をGEは考えているようです.RFコイルも今後様々なものが出てくるようです.HDがnext HDになるわけですね.期待しましょう.

HDを支えるコイル群です.肩にはCATテクノロジーでしょうか?新コイルですね.

プラーク撮影用の新しいコイルも開発しています.GEはシーメンスとは違い,局所をよりHDに撮影するのがコンセプトです.

どこでもカバーいたします.この考えに賛成です.

我らが神奈川UM 北里大学病院の画像がRSNAで展示されたようです.マンモかな?ということで次回はマンモがテーマなようです.詳細はまた案内を出します.
神奈川UMがSIGNA甲子園で銅賞をとりましたので,報告させていただきました.受賞した横浜栄共済病院の平野君は欠席だったので,同僚の鈴木くんからSIGNA甲子園の感想をいただきました.

また私から当日のプレゼン+αで再度報告させていただきました.

基礎コーナはGEYMS アプリ 中村さんの担当コーナです.今回のテーマは

FIESTAということで基礎から装置のTipsまたお客様の質問が多いものも説明していただきました.このプレゼンはUMのブリーフケースにあります.神奈川UMの方は是非とりにきてくださいね.

アドバンスドコーナーは北里大学病院の秦さんです.

今回のプレゼンはとても素晴らしいものでした.また北里大でのプロトコールの組み方.こうこうこうだからこのように設定する.ここ重要ですね.頭の中でどういう画像が欲しいか想像し,プロトコールを組んでいくということですね.非造影MRAの話も聞けて,goodでした.写真もgood.会場に来ていた方はもうけたと思います.

フイルムコーナーはMRCPです.前回から随分時間がたっているので今回はまたどうなるか?わくわくしていました.思えば神奈川UMの初期の頃にやったMRCPも思い出すねー.楽しかったです.

いつものごとく皆さん接近していろいろ談笑,議論していきます.

長野から私の同級生 小林 敦さんがかけつけてくださいました.綺麗な呼吸同期のT2強調画像を提示されていました.

川崎幸病院の中さんです.新しいHDシステムでのMRCPプレゼンです.まだ条件模索中ということで,今後またいろいろ検討してくということでした.中さんなら研究熱心なので綺麗な面白い画像を出してくれるでしょう.

栄共済病院は1.0Tでの画像でした.小さな結石は斜め2方向のSSFSEが良いということとボースデル原液ではDUAL CONTARSTが撮影できないという写真を提示いたしました.

北里大学病院の症例です.メタの拡散強調画像とか見えますね.HDxの画像は超綺麗でした.SSFSEでバンド83.3 マトリクス384は綺麗でした.早速栄共済病院も使わさせていただいています.

尾崎代表からもいろいろ追記コメントがありました.皆さん次回は昨日とった写真で良いので是非持ってきてくださいね.

広報 栄共済@高橋

神奈川GE MR UMT