第31回神奈川GE MR UM 内容紹介
01/28.07

新年のご挨拶をされた清水横浜支店長,年頭のご挨拶と営業の人事の報告でした.後ろの方は栄共済担当の竹内さん.以前は千葉にいらっしゃったベテラン営業マンです.

皆さん,昨年のSIGNA甲子園以来です.超遅いですが新年あけましておめでとうございます.さー今年も神奈川UMの始まり始まり.私の始動も本会からでした.

1/20(土) 川崎幸病院様で第31回神奈川GE MR UMが開催されました.昨年もこの時期に開催されましたが,雪ということで参加者も少なめでしたが,この日も結構寒かったです.みぞれまじりの雨模様のあいにくの天気でした.

今回のユーザの参加者は24名でした.開庁日の病院が多かったようで16施設から来て頂いてもこの人数でした.是非参加したかった!!というような声も届いています.でも今回も写真レビュー会は盛り上がりましたよ.今回は今まで神奈川UMの発展を願い,共にがんばってきた営業技術の鈴木さんが北海道専属の営業技術になるということで,ちょっと淋しい気持ちになりました.今回で好評であった鈴木のシリーズは終了になります.

ぐすん.最後の鈴木のシリーズ RSNA情報です.鈴木さんは本会の為にいつも面白,おかしくアドリブを入れてくださいます.今回のピッチもGEの姿勢がよくわかったピッチでした.

RSNA 2006の発表 *写真の転載お断り

もうすでに既知となっていますが(インターネットやRSNA後の講演開催,雑誌などで=早いです)GEはとりはずし可能なバリエーションあるテーブルを全面に出していたようです.上記はマンモ バイオプシー用です.

SIGNA HDxの頭頚部29エレメントのコイル もうこのコイルがあれば既存のHEAD, HEAD-NECKはいらなくなるのかな?75%がこのコイル一つで検査可能.確かにこのコイルは二重丸でしょう.

最近は胎児にも用いられるようになってきた?のかな?またフィリップスでもありましたが検査環境にもGEは今後力をいれていくんだ!!ということでした.

躯幹を撮影するのにこれだけのシーケンス,アプリケーションがある.もうこれ以上いいだろう!!ということでしょうか?最近じわじわとLAVAの評価が鰻登りだそうです.北里大のHDx(日本一号機)のLAVA-XVを見せてもらいましたが,マルチフェーズで撮影して各フェーズでMPR(COR, SAG, フィルム焼きつけようAX)を作成するようです.勿論VIWER側に3D機能があれば,フィルムレス環境であればこういったことも不要.一昔のMDCTが出てきた頃を思い出しました.Dynamic検査はやはり多いので,このLAVA-XVはとても重要なアプリケーションだと思います.

各社猛追しているPropellaですがGEではvariable nexということで最短1分40秒だったかなー.撮影できるようになったということでした.また接線アーチファクトも相当対策が練られたということでした.なら全部Propellaで高分解能で撮影したらいいいんじゃない!!ということになります.

MERGEはGEのマルチエコー 各エコーで画像を作成,それを加算してよりT2強調度を増すようです.たしかに頸椎にはBEST FITでしょう.

また膝の3D撮影にも良い.関節軟骨と関節液のコントラストが上昇.T2*Likeなので半月板に良い,3DとくればあとはFSEのPDを加えるだけでルーチンは完了します.

OAの初期をみつける.また予測する.ということでこの関節軟骨のT2 MAPというアプリケーションを作成したということでした.確か首都大学東京の新津先生もこれからは関節軟骨の時代だ!!と仰っていましたから,このアプリケーションを見てそうなんだ.と強く思いました.

BIVRANT&BREASE コリンのピークが悪性腫瘍では上昇するそうです.面白いとおもうけどどれくらいの予約時間を設定すればこれが可能になるのか?やはり1時間は必要かなー.

APでしょうね.1.5Tと3Tではスペックが違うそうです.3Tのほうが高機種?それとも3Dで撮影する機会が多いから?よくわかりませんが,別に差別化する必要があるとは思いませんが.....

GEMはSMASHが基本にあるのですね.よく考えていなかったので,そうかとうとうGEもK空間でパラレルができるようになったのですね.また低周波成分では密に高周波成分ではvariableに疎にできると.素晴らしい.

これは従来のASSET SCANです.calと本スキャンが違うとアーチファクトが出るということです.まさにこれはシーメンスの考え方を取り込んでそれ以上にいっちゃったということでしょう.ところでGEMはPUREは使用可能なのでしょうか?気になるところです.

鈴木さんご苦労様でした.後任は梅原 浩さんです(右).梅原さんは以前は神奈川のユーザでした.今後神奈川UMの為にいろいろ教えてくださるそうです.宜しくお願いします.ということで次回からは鈴木のシリーズは終了で梅原のいや,ひろしのが良いかな.新シリーズで情報担当宜しくお願いします.

神奈川UMに久しぶりに参加された感想は神奈川UMはやはりすごいですね.ということでした.ありがとうございます.

基礎コーナ担当は今年も宜しくお願いします.GEYMS 中村弘美さんです.

ひろみに聞いて!!シリーズ 第一弾は画像コントラストを極める-T1, T2, STIR, FLAIRはこう使え-

装置を基軸とした.とても面白い為になるプレゼンでした.神奈川UM MLの皆様はこのファイルがPDFでダウンロードできます.是非皆さん復習してみてください.私はFIDアーチファクトという言葉を初めて聞いたし.画像もあーこれがということで勉強になりました.

北里大学病院 UM代表の尾崎さんからは認定試験シリーズの最終 T1, T2値の測定です.綺麗な資料はもう保存もの皆さん,きちんと3部とってありますか?これもMLの方はダウンロード可能です.

信号強度の場合は片対数グラフが必要.エクセルを使用しる場合は信号強度に logで変換することでグラフを作成可能(=但し 片対数グラフは認定に必須です)傾きからT1, T2を求めます.

写真レビューのコーナは北里大学 秦さんが司会で,私がつっこみをいれるというコーナで皆さん和気藹々で楽しい時間を過ごせました.今回もかなり勉強になりました.まずは本年度トップバッター衣笠病院 松村さんです.松村さんの前立腺の撮影プロトコール写真 股関節に金属が入っていましたが,脂肪抑制T2強調画像も拡散も綺麗に撮影していました.ADC MAPのフィルミングの方法はまた後日アップしたいと思っています.

帝京大学 原子先生は前置胎盤の症例です.SSFSEやFSEで撮影して,どれが良いシーケンスなのか皆さんに意見を伺っていました.恥ずかしながら前置胎盤という言葉を初めて聞き,勉強させていただきました.昨日今岡先生の骨盤アトラスを読み再度復習させていただきました.

また別の症例では新生児の症例でExtremityコイルを用いて腹部の撮影をしていました.体重の入力の仕方などが話題になりました.

東京西徳洲会病院に異動された市原さんです.3Tの前立腺の画像とMRSをミニレクチャーしてくださいました.いろいろ3Tは言われていますが,PATをかますことで綺麗に撮影されていました.拡散強調画像も綺麗に撮影されていました.腹部のLAVAの画像も見せていただき.皆さん興味津々.当院の後輩はすごく綺麗ということで目クリクリしたそうです.いいなー3T.

北里大病院 秦さんはHDxの画像を沢山見せてくれました.驚くべきは拡散強調画像 これはやばいくらい綺麗です.しかも撮影時間は1分40秒くらいでした.膀胱のLAVA-XVの症例ではMPRで一番良い方向をあとで作り出すことが可能ということでした.これはGoodですね.新しい四肢コイル(送受信専用)を用いた,シャントの非造影MRAは圧巻でした.

横浜栄共済は前立腺の症例と卵巣癌の症例を呈示しました.ここでも拡散強調画像は有用でした.どこの施設でも鎮痙剤は必須ということでした.グルカゴンは値段がとても高いのでやめておきましょう.

川崎幸病院の中さんも前立腺の症例でした.BODY COILで5mm撮影にチャレンジしていました.またちょっと変わった方法として直腸癌のSTUDYを披露してくださいました.それは空気をいれてまるで注腸のように空気の中に腫瘍が浮き出ていました.会場からはおー.という声.腹臥位でなぜかA-SATがかかり会場から(私から)質問が...でもこのほうが綺麗だ!!ということでした.

長野からお越しの小林さんからはFRFSE法で撮影したほうが良いのか?FSE-xlで撮影したほうが良いのか?という質問が.....

自分で良いと思うのはどちら?と逆に質問され,FRFSEと答える小林さん,だったらそれでいいじゃない.と冷たい周囲.それは冗談ですが,私個人は枚数の減少やSARのことを置いておけば,どちらでも良いと考えます.皆さんはいかがでしょうか?鎮痙剤を使用し,SIGNAのマットでぎゅうぎゅうに固定,これで腹部からのアーチファクトを抑制していました.画像もT1 SEもアーチファクトなし.ということでとても綺麗に撮影されていました.

次回は4/21(土)仮 の予定です.SIGNA甲子園金賞の臼庭先生をお招きしてまた皆さんわいわいがやがややりましょう. 広報 高橋

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