第28回神奈川GE MR UM 内容紹介
08/19.06

7/29(土) 川崎幸病院様で第28回神奈川GE MR UMが開催されました.この日は暑かった?ような気が....

すみません.病院の仕事&夏休みで報告が遅れたので正直記憶が薄くなってきてます.

今回のユーザの参加者は30名弱でした.でも今回も写真レビュー会は盛り上がりましたよ.3インチコイルを用いた様々な画像が各施設から提出され大変面白かったです.乳房の画像や,Conventionalな顎関節,軟部腫瘍,TFCCの手関節画像など豊富でした.北里大学の秦さんらは新兵器のnew Extremity Coilで撮影した四肢の画像も見せてくれました.最近はこの写真レビュー会が大盛況でして,ついにPC発表は0になりました.我々は時代に逆行しているのかな?いやそうではなくて,これが最終結論だと言うことことです.本会の主旨では写真がベストということです.皆さん,属性情報だけは抜いてきてくださいね.パラメータは必ず写真にいれてくださいね.GEYMSの森さんに今回も挨拶していただきました.

ちょっとまばらな開始状況の参加者ですが,この後どんどん人数が増えていきました.皆さんなんかお疲れの様子に見えますね.今回はメディカルアイ様(RAD FANの編集社)の取材を受けていまして皆さん緊張されていたのかもしれません.

神奈川・北海道担当GEYMS営業技術 鈴木さん

鈴木の シリーズ

お馴染みGE営業技術 鈴木さんの「鈴木のISMRM情報」ということでISMRMの報告をコミカルにお話していただきました.WEBで写真を貼ろうと思ったら前回と同じ場所に同じ記事がきていたので結構楽に作成することができました.それはさておき,このコーナ結構どころか相当な人気がありまして,最新情報がいち早く知れるということで皆釘付けでした.本シリーズも来年早々の鈴木のRSNA情報までしばしのお別れですね.

*下記写真の転載お断り

今年のISMRMシアトルであったそうです.シアトルマリナーズ(イチロー,城島)のシアトルです.

昨年のRSNAで公開されたHDXが話題であったということでした.薬事未承認なので学術参考資料としてのプレゼンでした.Expanded 拡張という意味でしょうか?

29エレメントの新しいコイル 16チャンネルで信号を収集します.GEの装置ももう一台 テーブルを購入してコイルをおきっぱなしにしておけば良いということになります.いやこの使い方しか見つからない.なぜならコイルが重そうだから,棚にはしまいたくないですね.

いろいろな用途で使用できます.確かにこのコイルは喜ばれるでしょうね.

新しいのか?よくわかりませんが,現行の8チャンネル用のコイルではないのかな?それが12エレメントある.今度のHD xは16チャンネルだから12エレメントフルで使用できるんだ!!ということのような気がします.

LAVAが更に高速かつ撮影枚数が増加したということでした. =LAVA-XV

よりスライス方向の分解能があがったので冠状断画像も更によくなったという話でした.しかし本当に骨のないCT画像に近づいてきましたね.良いアプリケーションというか良く使用されるアプリケーションでしょうね.

昔はDIRECTで冠状断を撮影する必要がありましたでもよりスライス方向の分解能が向上した3D撮影(Volume data)なのでMPRできるよ!!ということでした.まさにMDCTののりですね.被曝がない.素晴らしい.

Z軸方向のK空間充填もフルにするのではなくパーシャルフーリエ(75%)することでより短い撮影時間で撮影できるようになったということでした.既存の画像ではありますが,どんどん使い勝手が良いようにGEは努力をしています.

BREASE(ブリース)今僕が注目しているのはこれ乳腺腫瘍の質的診断にMRSを使いましょうというアプリケーションです.GEはネーミングをつけてアプリケーションとしてモディファイしてきました.

GEが誇るVIBRANTとの組み合わせ,上記スペクトルに注目,上記図の小さい□を拡大したのが下かな?なんでも乳腺の悪性腫瘍はコリンのピークが上昇するとか....本当かな?乳腺をやっている私にとっては非常に興味があります.

このVIBRANTも新しく8チャンネルの乳腺コイルで今後使用できるようになるということでした.

3Tの画像です.これはすごいですね.

SAGITTALのVIBRANTで横断のMIPが作れるということだと思います.VIBRANTも新しくVIBRANT-XVということになります.

TRICKSもASSETが使える.(TRICKS-XV) それにより更に時間分解能がパワーアップなので3Dでありながら時間分解能を持ったMRAを撮影可能ということでした.確かに現実的にこのアプリも良いですね.

良い適応部位としてアダムキュービツ動脈の描出があります.

GEYMSの大野さんからSIGNA甲子園の現在の進行状況&UMの報告がありました.

一昨年,昨年のUM回数の実績です.

SIGNA甲子園の情報が GEのSMART MAILに掲載されますよ.ということでした.

北里大学病院の尾崎さんからSIGNA甲子園の参加のお願いがありました.8/25 川崎幸病院で神奈川の予選会をやります.是非皆さん御参加くださいとのことでした.

私からも一言日々皆様がやっているちょっとした工夫を用いた画像を一つ持ってきてください.そんな軽い気持ちで結構です.難しく考える必要は全くありません.

GEYMS中村さんからTOFの話をしていただきました.中村さんは今後この基礎コーナを当分担当していただくことになりました.今後は『ひろみの.......』として,シリーズ化していきます.

このファイルは神奈川GE MR UMのWEBサイトからダウンロードできます.MLに参加されている方の特権です.

少しだけ宣伝させてください.中村さんは今度RAD FAN 9月号 MRI Evolution 2006 各社のがんばり屋さんという企画でインタビューを受けています.皆さんこちらも是非お楽しみください.

SIGNAを用いたMRI性能評価試験として,北里大学医療衛生学部の尾崎からスライス厚のレクチャーをしていただきました.資料もMLのブリーフケースの中に入っています.MLの方は特典ですね

尾崎さんはホワイトボードも駆使して,熱いレクチャーをしてくださいました.次回は最後ですね.T1, T2値の測定方法についてです.

3INCHコイルを用いたい臨床応用として,北里大学 秦さんの司会,高橋のつっこみで今回も始まりました.トップは衣笠病院の松村さんです.

軟部腫瘍にマーキングとしアダラートをつけて撮影していました.画像見えますかね.とても綺麗に撮影されていました.皆で腫瘍があったこういう位置にあったときはどういう断面で撮影するのか?コントラスト(T1W, T2W, STIR)をどの断面で何方向撮影するのか?造影は?興味がつきません.

勿論コンベンショナルな顎関節の画像も出てきました.相模原協同病院 長岡さん指の腫瘍の画像も綺麗でした.

長野からかけつけた小林さん,手関節の臨床画像を提示していただきました.キーベック,TFCCなど盛りだくさんでした.

北里大学病院の秦さんは3INCHコイルの乳房画像や最新のEXTREMITYコイルでもかなり良い感じで足の指などが撮影できるという話でした.乳房の画像は横浜栄共済や秦野赤十字病院の大沢さんも持ってきてくれました.川崎幸病院 中さん,昭和大学藤が丘病院の高橋俊さんも写真を持ってきてくださいました.簡単な報告しかしませんでしたがこのように最近では多くの施設が写真を持ち寄るようになりました.また本会の主旨はやはり情報交流ですから,最後のコーナで皆で盛り上がるのは本当に良いことだと思います.また次回も盛りあがりましょう.

あーでも次回はSIGNA甲子園の予選でした.8/25に是非皆さん遊びにきてください.川崎幸病院様で開催されます.

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