a HALF of YEAR この埋められた半年間
「これから先の方が長いと思うけど、いつも迷惑ばかりかけてるけど、
これからも、ずっと・・・。」
その約半年前。春の深夜、4月30日。
怪しい雲が満月に覆い被さる。その暗闇に倒れ落ちた。
ゆっくりと目を閉じる。そこで意識は、夢の中へと。
時間と共に存在が消える。
あの日。古都の夕暮れ、5月5日。
一筋の希望が幻に。初めてついて来てくれた。
二人は、旅立つ。隣には、普段通りの暖かさ。
癒され、痛みが消えた。
その約3ヶ月前。花火の夜、7月20日。
キラキラと光輝く瞳。街並みはどこか似ている。
浴衣に華模様が染まる。隣では、天を見上げている。
空に打ち上がる未来図。
そして、僕たちは神戸にいた。故郷の朝、8月14日。
もう、あの残骸と跡形はない。久しぶりに感じる風と匂い。
どこか懐かしい。そこには、海と山がある。
隣には、腕枕で寝ている。安らかな笑顔を浮かべながら。
すやすやと静かな吐息。
自分の歴史を辿る。これまでの人生を踏み締める。
これからの途を貌創るために。
現在。いつもの変化ない日常。
もう5年になる。最近はここの方が落ち着く。
馴れ合いではない関係。寄り添うように、そばに。
束の間の幸せをくれる。
そして、10月17日。27歳に。
次のステージへと、進む。
Produced by Kenichi YOSHIDA
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