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高橋県知事と熱くモンテディオについて語ろう
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[ 主 宰 ] サポーター 藤倉 晶 氏
[ と き ] 2004年11月13日(土)18:00〜19:00
[ ところ ] 山形市七日町 ナナビーンズ 8F会議室
[ 参加者 ] 約80名
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◆ この記録は、私 "うーた" が当日サポーター側参加者として4列目に着席し、ひざの上のICレコーダーで録音した内容を、テキストに起こしたものです。
◆ 文中多数出てくる「・・・」は、どうしても聞き取れなかった部分です。オフマイクであった、声が小さい、拍手/笑い声/ざわめき/咳 などの周囲の音にかき消された、早口、発音が不明瞭、などさまざまな理由によるものです。読みにくいですが、ごめんなさい、ここまでが限界でした。当日とったメモと照らして、「・・・」部分を省略しても議論の本筋からはずれるものではないと判断しています。
◆ 「えー」「あの」などの、頻発する口グセのようなものは、リズムを損なわない程度に適宜記載から外しました。
◆ より臨場感を味わっていただくために、ぜひ、全文を声に出して読んでみることをお奨めいたします。(たっぷり1時間はかかると思います。)その際、山形ことばの抑揚をつけていただければ、さらに雰囲気を感じることができると思います。
◆ それでは、どうぞ。↓



[録音開始]


司会(藤倉晶氏 他1名):・・・の懇談会は、混乱を避けるために、皆さんからの質問をあらかじめ取らせていただきまして、それを代表者である藤倉晶さんに代表して質問してもらう形をとります。ですので、知事との対談時間というのは1時間という非常に短い時間、限られておりますので、混乱を避けるためにですね、野次とか罵声とか、そういう行為は一切しないでいただきたいんですね。やはりこの時間が無駄に過ぎてしまって、聞きたいことが聞けなかったりとかそういうことがありますので、その辺だけぜひよろしくお願いします。
それとですね、知事は敵ではありません。
(会場笑い) これから、もしかしたら4年間お世話になるかもしれない方なので、こちらの味方に引き入れるというような形で、広い心を持ってお迎えするようよろしくお願いします。

===== 約7分後 =====

(会場一斉に拍手)
(山形県知事 高橋和雄氏 入場、ジャケット姿)

司会:それでは、今から「モンテディオ山形を県知事と熱く語る会」を始めたいと思います。はじめにですね、来てくださいました山形県知事、高橋知事にお礼を申し上げたいと思います。どうもありがとうございます。(会場拍手) そして、今日のサポート活動を終わりまして集まっていただいた、ほんとに熱い、サポーターの皆さんです。どうもありがとうございます。(会場拍手) この会を実行してくださった知事の側近の皆さま方にもあいさつをしたいと思います。どうもありがとうございます。(会場拍手)
では私から第一に知事に質問というか、簡単なことなんですが、モンテディオ山形を応援してらっしゃいますか?
(会場笑い)
知事:大いに。
司会:大いに応援してくださっている。じゃあぜひ、今日はジャケットを脱いでいただいて・・・

(会場拍手、知事ジャケットを脱ぎ、レプリカユニフォーム姿に。ひと回りしてその姿を披露)

司会:モンテディオ山形を応援してるという、サポーターの一員ということでぜひ、じゃあマフラー巻いて・・・

(会場拍手、司会より知事の肩にサポートマフラーがかけられる)

司会:今日は皆さまからいろいろ質問もらいまして、私のほうが直接県知事のほうに質問したいと思います。まず、結構、かなりの質問があるんですけれども、手短に質問しますんで、ぜひ、簡単にでいいんでお答えしていただければと思います。
まずですね、「先日知事が大宮戦にモンテディオ山形の応援に来られたんですけども、率直な意見を本音でお願いします」ということですね。あと「サッカーと野球、どちらが好きですか」・・・
(会場笑い)
知事:先だって久しぶりで見ましたけどね、まあ、期待はちょっとはずれてね、3-0で負けてしまったから [注:正しくは3-1] ちょっとがっかりしましたね。まあ仮にこう、やれれば、ガシッとこう・・・それから「サッカーと野球どっちが好きですか」ってどっちも好きなんだけども、私はもともとね、小ちゃいときにはあの、サッカーというのは、ひとつのボールでも何十人でも遊べたから、そういう遊びを、私は工業学校の前で育ったもんですからね、やったんですよ。そして中学校に入ってからはですね、中学校の、サッカー部のね、私はキャプテン務めたんですよ。サッカーを、キーパーをやったんですよ。東高はね、9人しかいなくてね、試合に出られなかったの。そういうことがありましてね。当時シマダ先生という体育の先生が、私の・・・全部で10人でね、やりました。我々生徒は9人でした。・・・

司会:では次の質問に行きたいと思うんですけども、「モンテディオ山形は地域密着しているすばらしいソフトです。モンテディオ山形をぜひ知事に全力サポートして欲しいと考えます。知事はどんなサポートができますか。具体的に県民に提案してください」ということなんですけども、ぜひお願いいたします。
知事:モンテディオ山形もねえ、私は、なんかこう青年部を持たなくちゃいかん、青年チームを持たなくちゃいかんとかこういうんでね、実ははじめてパブリックで支援すると、こういうふうにやったチームなんです。日本で一番最初に。社団法人で。・・・ちょっと今練習場も小さくなりましたんでね、あそこに県のね、お花畑があるのを、こないだちょっと視察してきたんだけどね、あそこに同じような、専門のを作る必要があるなあと、いうふうな話を聞いてきましたら、今練習してる天然の芝 [注:おそらく"人工芝球技場"のこと] は、子どもらとかみんなが練習するんだってね。だから専用のが欲しいなとこう言ったら、きっと間もなく、作るかもしれないなあ。うん。必要でしょ、でも。間もなく作る・・・(会場拍手)
司会:専用のスタジアム?
知事:専用の練習場。
司会:練習場。
知事:練習場、ほら、練習してるところ練習場・・・道路の近くにあるでしょ、あそこの手前に県のお花畑がある、あそこに専用の練習場を作らないと、あの子どもらとか社会人も一緒に練習するんだってね。だからモンテディオが本当に今度J1になったりしたりするとね、毎日練習しなくちゃならないでしょう。だから・・・どうだ? 上がれそうだか?

司会:今、お話の流れで、続いての・・・。今、サッカー専用の練習場という話が出ましたけれども、ここにいる皆さんはですね、サッカー専用の練習場よりもサッカー専用のスタジアムを作って欲しいと・・・(会場拍手) せっかくお話出てきたんで、すいません、ぜひ聞きたいんですが、サッカー専用のスタジアムというのは、今山形県内に1個もありません。野球のスタジアムはいっぱいあります。このような状況を見ていただいて、サッカー専用のスタジアムを考えるというのは、いかがでしょうか。
知事:うーーん、そうねえ。敷地はね、天童のグランドにサッカー場があるでしょ。ちょっと北側にね、北の方にね。ああいうところをひとつひとつ改造していってね、間近に見られるような専用、というのはありうると思うなあ。うん。それはね、実はモンテディオのね、こないだ鶴岡の体協の皆さんと話したんだけども、その人がね、本当かどうかだけども、鶴岡がなかなか強くって、それからNECがそれをバックアップして、そして社会人が、とこういうふうにきた歴史があるんでね、鶴岡でも欲しい、なんて言っておったけども、まあモンテディオは山形でやってるから、あそこが手っ取り早いかもしれんなあ。北側に。どうですか皆さん。(会場拍手)

司会:・・・続きまして、モンテディオ山形の・・・小真木原競技場なんですけども、鶴岡に。鶴岡の方からのご要望というか、ぜひ鶴岡で開催してもらいたい。そうなると、J1規格のスタジアムが、鶴岡市内に必要になってくる。また、山形市内では、落合のスポーツセンターやあかねヶ丘、山形駅西などいろいろな候補地があると思うのですが、そのようなところにスタジアムを作るというのは、いかがでしょうか。
知事:今日は鶴岡の方はおられるのですか。今日はいないの?(会場参加者の中に鶴岡の方がいた模様)あー、鶴岡ね、鶴岡の体協の人もそういうことを言ってた。私知っとるんだけども、鶴岡の、・・・、非常に・・・なんでね、そういうことがありましたが、でもやっぱり、人が集まりやすいところがいいかなあ。昔はどうあれ、天童のあれだとね、非常に行きやすいと思うね。・・・

司会:はい、スタジアム関連でまだもうひとつ。えー、よくあの、私たちサポーターの話でよくあるのは、アクセス面の悪さというのがあります。はい。確かに天童はすごく山形県の中心でよろしいと思うのですが、例えば、今のスタジアムは、車でしか行けない、と言う状況があります。そうなるとですね、小中学生・高校生の自分の足のない方は、誰かに乗せてって行かなくちゃならない。そういうことがあります。そういうことを関連した場合、駅西などいかがでしょうか。ということで、いかがでしょうか。
知事:あー。便利は確かにいいねえ。まあ市内だって、バスで・・・。うーん。私はね、スポーツ競技場は、いろんな競技場を集めておいた方がいいような気がするのね。だから、今、天童にということが、将来は可能性があると思うな、可能性があると言うよりも、そうした方がいいなあ、と思う。むしろね、こないだ帰るときに大変だったなと思ったんだけども、右折ライン、左折ラインか、すぐこう山形の方に帰れる左折ラインを拡張した方がね、いいのかな、あそこね。というので、駅西は非常にいいところなんだけども、あそこに文化会館どうなるかなあ、なんていうようなことになるからね。天童が本命かなあ。そしてね、施設をみんなこう、集めてあると、世界大会とか全国大会とかね、やりやすいと思うなあ。また国体なんかもそこで開けるとかね。・・・。一応鶴岡もね、鶴岡もなかなかね、サッカーの盛んなとこだから、何か機会があったら、そういうふうにしていきたい・・・
司会:私の希望としては、サッカー専用スタジアムはもちろん、欲しいんですけども、特にですね、駅の、山形駅の西に欲しいなあと思う理由なんですけども、まずひとつはですね、行きやすい、ということが一番なんですけども、アクセスがよくなると小学校中学生も来れると。で、もうひとつは、競技場でですね、サッカー終わった後、その勢いで、飲みに行ったりとか、(知事:笑い) あとは食事したりとか、地元の、その、 (会場の声:地域活性化。) 地域・・・にすごくお金が落ちるんですね。
知事:ああー、うん、そうね。
司会:今天童ですと、そのままみんな帰っちゃうから、全然地域にお金が落ちないんですよ。そのパターンですごく成功したのが仙台、お隣仙台の競技場なんですけども、泉の駅から歩いて10分くらいのとこにあるんですけども、そうするとやっぱりこう、みんなすごく、サッカーが終わった後は、買い物行ったりとか、その近くで食事、牛タン食ったりとかですね、あとはそのままビール飲みに行ったりとか、そういったすごい経済発展になるんで、山形駅前のちょっとこう、空いてるところにもすごく、うちらサポーターがですね、例えば今日の試合だと6,000人来ますから、6,000人がこう、お金を落としていくわけです。それがひとつ、大きいことがあると思うので。
知事:盛り場っていうことだな、ひとつはな。
司会:そうですね。
知事:盛り場の近くにあるというのは、雰囲気は盛り上がるねえ。あのー、あかねヶ丘は、そういう点ではどうだ?
(会場大拍手)
司会:あかねヶ丘、という話が出たんですけども、あかねヶ丘まで、私たちサポーターは歩きます、余裕で。歩けば歩いた分、その道沿いにお金を落としていきます。(会場笑い、拍手)
知事:あかねヶ丘ではね、かつてあの、みんなサッカー練習あそこでやったんだけどね、試合もやったんだけどね。うん。だから、あそこをサッカー場なんかは、いいと思う。やっぱり、奇声を上げたり楽しんだり喜んだり悲しんだりするっていうようなことが、やっぱりあったほうがいいね。(会場拍手)・・・清潔な運動場がいいな。清潔な、やっぱり。(会場笑い)・・・なんかやっぱり・・・楽しくていいなあ。・・・
司会:今、知事のほうから大変興味深いお話が出ましたけれども、ここで直接知事に質問してみたい方、今のスタジアム関連について質問してみたい方、挙手お願いします。

参加者:はじめまして。
知事:はじめまして。(会場笑い)
参加者:えーとですね、先ほどそちらのほうに出した紙にも書かせていただいたんですけれども、山形県内にサッカー専用の球技場がないというのももちろんなんですけれども、東北全体探した場合に、20,000人、収容人数20,000人を超える競技場っていうのが仙台スタジアムしかないんですよ。それも2万、10何人とか、それぐらいの収容人数しかないんですね。
知事:じゃあ20,100人にしなきゃいけないんだな。(会場笑い)
参加者:ですからもし、作るんであれば、その仙台スタジアムを、はるかに超える、東北一の、東北一の球技場をぜひ作っていただいて、それとモンテディオ山形を合わせることで、新潟とか仙台スタジアムを出すまでもなく、それだけ地域の活性化につながるんじゃないかな、というように思います。
知事:うん、その通りだと思う。
参加者:はい。(会場拍手)

司会:スタジアム関連で他に質問のある方いらっしゃいませんか。
知事:あのね、その、スタジアムの本格的な話がある、両サイドっていうか、あれはどういうふうに言えばいいのかな、・・・
参加者:バックスタンドとか、ゴール裏とか
知事:バックスタンド、・・・あれはどうなの、あの、両側だけでいいもんだか?
参加者:いや、全体
知事:全体。あの、ゴールの後ろの方だと、なんか見にくいみたいな気がするんだけど、そういうことはないんですか。
参加者:いや、あの、仙台スタジアムみたいな
知事:仙台
参加者:いや、傾斜さえつければ。
知事:傾斜さえつければ。ああ。
司会:そうですね。はい。あの、スタンドに角度がついてさえいれば、・・・
知事:角度ね、・・・ああ、そう、・・・
司会:ぜひ、あの、もし作るんであれば、そういう中途半端なものではなく、ぜひ、東北一のスタジアムをよろしくお願いします。(会場拍手)
司会:はい、スタジアム関連で質問、ありますか。この際ですから皆さん、はい。

参加者:えーと、私、発言しないで黙って聞いていようかと思ったんですけども、お許しください。私ちょっと疑問に思ってるんですけども、というのは、霞城公園の中よく歩くんですけども、元の県庁の跡地ですね、あそこ・・・になってますけども、あそこ遊休地と言いますか、使ってないところに、何て言うんですかあの、オペラハウスって言うんですか、文化施設ですね、文化施設の方々、皆さん集まっていただいて、具体的に話がすでに西口っていう話になってるみたいですけども、むしろ文化会館的なものは、その旧県庁跡地に行っていただいてですね、むしろ場所の活性化という点から言ったら、西口が、やっぱり一番、いい場所じゃないかと、いうふうに思うんですね。やっぱあかねヶ丘ですと、あそこ商店街あまりありませんし、歩いてもあまり、これからできるかもしれませんけどもね。やっぱりあの、西口だとね、駅のステーションデパートですか、あそこもお客さん増えるでしょうし。駅前の皆さんも、あるいは七日町、ナナ、ここに、皆さん、便利いいでしょうし、そういう点からいったら、やっぱり一番目は、やっぱり西口ということで。それから私、ちょっとあの、西口に住んでるんですけども、(会場笑い) 今地震の話になってまして、今、学校に避難すればいいじゃないかと、いうお話あるんですけども、やっぱり学校も耐震強化ですか、・・・だと思うんですけども、学校にいつまでもおじゃまするわけにいきませんので、やっぱり西口に防災機能を兼ね備えたですね、震度7くらいに耐えられる・・・
司会:すみません、えーと、ただいまモンテディオ山形の話なので、地震の話はまた別の・・・
参加者:・・・えー、そういう機能を備えた、コンクリート・・・、防災機能を兼ね備えたスタジアムを作っていただければ大変ありがたいと、いうふうに考えてきたんですけども。
知事:そうね。今から作るときはもちろん、今から作るときはね、今から作るときはみんな防災です。あの、あかねヶ丘のあれも外したのはね、防災上危険だから、というので外したんです。ですから作るとなれば、やっぱりみんな防災です。それは。それから震度7に耐えられるくらいと、こういうふうに県としては基準は設けてますんでね。そういうふうな意味で、ま、いずれどんなところに建てても、そういうふうにします。


司会:はい、ありがとうございました。それでは話題を変えまして、モンテディオ山形の予算の関係について、質問していきたいと思います。
司会:はい、えーとですね、来期以降、J1昇格した際、今J1昇格目の前まで迫ってますけども、県としてモンテディオに対する予算をどのように考えていらっしゃいますか。ということですね。
知事:これね、あのスポーツ強化費、・・・かな?あの、あれ、なんか、ちょっと用意してあるんだな? まあ、・・・。
(会場ざわめき、笑い)
知事:ちょっとはね、ちょっとは用意してある。
(会場の声:ちょっとだけかい。)(会場笑い)
知事:今んとこはちょっととこう言わなくちゃいけない。
(会場笑い)

司会:では続きまして、えーとですね、スタジアムは皆さん欲しいということですごく話が盛り上がってるんですけども、スタジアムの募金をですね、県のほうでこう、何年スパン、何年計画とかで、貯めていくようなことはできませんか。ということなんですけども。
知事:おおー。
(会場拍手)
知事:それはね、募金というと、まあ、こういう方法があるんですよ。例えばあの、外国でなんかね、募金というのを税金かな、税金にしちゃうんだね。なんとかというこの、サッカー場を作ります。スタジアム税金というのをね、ま、10億だったら10億のを作ります、そしてそこに消費税に1%だけ乗せてくださいとか。電車に乗ったときにだけ乗せてください、という方法なんかあったりしてね。希望者はそうしてちょうだいとかあるいは希望でない人は結構ですとこういうのは、難しいかもしれんけども、そういう方法もあるんですよ。うーん、募金というとなかなか集まらないかもしらんなあ。でも、気持ちが、出ればいい。うん。(会場の声:気持ち大事だ。)うん、気持ち気持ち。気持ち。そして、やっぱりある程度ね、社団で、やっぱ、やっぱり社団でいろいろ考えていくということを基本にして。それは、とてもありがたい、あのー、社団で運営していくわけだから。

司会:また、あの、募金についての話なんですけども、J1、昇格、我々するはずなんですが、J1昇格しますと、いろいろな予算が必要になって参ります。その場合、スタジアムでの募金活動、直接の予算というか運営費の、募金活動を、簡単にできるような、制度作りというか、そのようなものはいかがでしょうか。
というのも、あの、新潟地震の時の、募金活動の際にですね、「県の持ち物なので、募金活動できません」、というふうに一度募金活動断られたという経緯がありましてですね。
知事:へえーーー?(会場笑い) ほおー。・・・
司会:といったこともありまして、県の施設、というふうな縛りではなくてですね、例えばあの、えー、J1昇格資産、チームの予算、を募金すると。広島カープの、広島球場の募金入れ箱みたいな形の、システムみたいのっていうのはできませんか、というお話ですが。
知事:ああ、できる。それはできる。うん。そして、ね、今回の新潟のその募金方式でね、無名の、無名のというか、勝手にこう、・・・がありますよね。それからまた、自分でこう、名前を明らかにして・・・ありますからね。それはできますよ。名前を明らかに、どちらでもできますね。
だから今回ね、あの、モンテディオ山形は社団法人、社団で、する、チームですね。社団で持ってるチームですからね、大いに歓迎ですよ。いろいろな方法で、やれると思うから。あの、あれでなかったら、・・・。1位になって、県も・・・。
司会:1位になったら県も出してくれる。(笑い)(拍手)
知事:一軍に上がったらね、やっぱりそれは県も、・・・、一軍に上がったらね。・・・ああ一軍でない、あの、J1、J1に上がったらね、それぐらいの、価値は。あの、カヌーのオリンピックの出場みたいにね、ああいうのはやっぱり、大事にしていく必要があるね。


司会:はい、知事ありがとうございました。
今、一軍二軍というお話が出ましたけども
(会場笑い)、いよいよ本懇談会の本筋というか(会場笑い)、・・・いきたいと思います。
えー。お隣仙台にですね、今度、楽天イーグルス、という野球のチームができました。皆さん新聞報道でご存知の通り、山形県の県知事、副知事、両方、両方の方がですね、支持を、支持を表明してると。楽天イーグルスへの支持を表明していると。その辺は、いったいどのようなことなのかなというのを、まずお聞かせください。
知事:東北を基地にしてやる、とこういうことについてはね、まあそれは問題なく、いいと。そして、これは、まあ向こうの選ぶ、相手が選ぶことだからね、仙台、とこうなったら、仙台でいいと、こういうふうにして、支援、支援というか、別に支援という具体的なことは一軍に対して仙台に対してないんですけどね、大いに、まあやる、とこう言っていいと思いますね。

司会:今のお話に関連して、このような質問が来ています。「最終的に、借り物にすぎないプロ野球二軍球団に使う資金をなぜ、自県のクラブに使えないのか。」えーモンテディオクラブに、モンテディオ山形に使えないのか。
知事:ああー。
司会:プロ野球二軍球団に使う資金をモンテディオに使えませんか、というお話ですね。
知事:使えないことはないね。(会場笑い)
あの、スポーツ基金かな。あのね、例えば、山形県でいろんな国体をやるときに、スポーツ基金というのを作ったんですよ。そして、まあいろいろ選手を、まあ、招致すると、というようなことで、・・・、あるんだな。それこそ、民間からそれぞれ募金を・・・ね、寄付をしてもらって。それがいくらかあるんだな。それは、それは財団としてあるべ? あるね。いくらぐらいあるんだ? 60億?
(会場笑い、ざわめき)
(県職員の方:6億くらい)
知事:6億くらいあるそうです。・・・
司会:そのお金は使えちゃったりするんですか。(会場笑い)
知事:それはね、考えていいという・・・
司会:考えていいそうです。(会場拍手)
知事:一軍に上がるでしょ、いや一軍でない、J1に上がるでしょ。J1に上がると・・・、いろいろこう金かかるそうですなあ。なんか、風の便りに聞くと、30億くらいかかるっていうんじゃない? そんなにかからないの?
(参加者口々に:・・・それは年間予算の一番多い浦和レッズというクラブ・・・)
知事:ああー、あ、そう。あ、んじゃ、その辺かけなくたっていいべっていうことだな。(会場笑い)
それはね、社団でやった、というのはそれがねらいなんですよ。社団でみんなで支えようと、いうふうなことで、市民の皆さんと一緒に協力してもらうと。それが社団のいわゆる、そんなことできるかい、とこう言うんで、あのときは何というのかなあ、あの・・・というのがあってね、それが許されなかったみたい、最初は。(会場の声:Jリーグの規定ではね。)んだが? ですか? あ、やっぱり。それでね、いろいろ研究してもらって、いいでしょうと、いうんで、我々山形県民にとって、いかにもねえ、ちまちまとしたんだかもしらんけども、それでいいんじゃないですか、それでみんなでがんばってやろうと。それも、・・・のも、・・・して、J1入りというのも、少し、元気づける、という。いいと思うねえ。うん。かえっていいと思うねえ、というか、少しは。

司会:はい。関連の質問です。「楽天イーグルス二軍を誘致するというお話を、今いただいておりますが、経済効果の試算根拠と、市民レベルの誘致運動がないままに、推進する根拠というのを教えてください。」
知事:まだね、私は経済効果というところまでは、計算したことない。でも、相当あるかな、という感じだけはね。どこにどういうふうにあるかっていうことを考えると、例えば野球場でまっすぐ野球場に入ってしまう、それから出てしまう、というふうなことになると、それ自体はあまりなさそう。・・・みたいに例えば、合宿をする、なんていうようなときの、いろいろの費用っちゅうか、向こうの費用ね。で、ま、食事代であるとか、宿代であるとか、そういったものが、ある程度出てくるかな、とこう思いますね。ま、小さいか・・・。・・・。だよな。そんなこと言ってもわからないからね、・・・。・・・。

司会:関連の質問なんですけども。「楽天イーグルスは二軍なわけです。どんなに勝っても二軍は二軍。で、モンテディオ山形と、パイオニア・レッドウィングスという、トップクラブが2つあるというのを、そこに力を入れないで、二軍に力を入れる根拠というのは、一体何でしょうか。」
知事:まあ、そんな根拠というのはないんだけども。(会場笑いとツッコミ) ま、山形県のね、例えば今年の、正月に行われた女子駅伝なんかね、まず、あれ4等賞だったかな、なりましたね。それから、今度センバツで、ベスト8入りという悲願がね、センバツとは言うものの、なったでしょう。それからレッドウィングスが優勝したと、いうふうなことなんかが続いてね、それからオリンピック選手が7人かな、出た、というのも、初めてです。というふうなことで、まあ、スポーツも相当に、なんか上昇気流になりつつあるかな、とこういうことですんでね、ぜひJ1なんかが、実現すると、すごいと思う。(会場の声:なんかが、じゃなく、しようぜということ)(会場の声:J1昇格、します) そういうふうな、すばらしい勢いがつくと。そしてまた、二軍であってもね、こう、今度は、これぐらい来るのかという、ひとつの勢いと、それによっての、まあ、少年野球であるとか、社会人野球であるとか、というふうなものの、刺激も受けて、また、ま、スポーツ振興というふうなことで、よくなるんじゃないかな、と期待したい。

司会:実際この、スポーツ振興のお話がありましたが、ちょっとだけ質問変わりますけども、楽天イーグルス二軍を呼んで欲しいという市民運動というのも実際ないわけです。そのへんで、県庁主導というのは、どのようなことなんでしょうか。
知事:県庁主導というよりも向こうの選択。だね。第一義的には向こうの選択。それに対して、我々はできるだけ応援しようと。考え方とすれば、スポーツ振興ということでやってるのも、大きいしね。まあ、スポーツに、あまりこう、差別はつけたくない。カヌーでも何でもね。・・・と思うのね。というので、まあ二軍であっても、来てくれれば、・・・しますと、というようなことだね。

司会:まだまだ関連の質問続くんですけども。例えば、楽天の二軍が来たとします。金森副知事もおっしゃってましたけども、天童の、スポーツセンターというか、体育館とか、スポーツの施設を、二軍と一緒に共用します、ということになりますと、先に使っていましたモンテディオの方に、負担が出てくると。いうことがあると思うんです。
知事:ああー、そうならないようにしなくちゃいかんね。

司会:またあの、選手寮の話も、(知事:ん?)選手の寮です。二軍の選手の寮を作って、(知事:ああー、寮ね) というお話が出てますが、モンテディオ山形は、ずっと選手寮を作って欲しかったんですね。それを、作らないで二軍の楽天用に作っちゃうっていうのは、いかがなものかな、というのは、皆さん思ってる。そのへん、いかがでしょうか。
知事:ああー、あのね、うーん、まだそこまで具体的には考えてないけどね。考えてないけど、あれはモンテディオではどうだろうな、今合宿所があるの。アリーナの中にね。天童の、体育館の中に屋内合宿所っていうの、あるはずだなあ。20人ぐらい、
県職員の方:80人
知事:ん?
県職員:20部屋で80人の合宿所がございます。一般の利用者の方が、ま、合宿するための、施設ということで。
知事:あ、そんなに合宿所広いの。
県職員:はい、80人ですね。
知事:ああーそう。ふうん。というふうな合宿所があるんで、例えば、モンテディオがJ1入り、とこうして常時そこでやる、ということになると、やっぱりある程度優先的にそっちのほうにやってと、そしてまた、一般の人も必要なんでね、一般に必要だということがあるんで、なんかそこは、管理・・・なあと思います。なにしろやっぱりJ1に入ったら相当に、・・・というか、いるというようなことであるからねえ。それは、やっていくという価値があるかなあとこう・・・であるけども、・・・。ただしそこで、できるんだろうか。
県職員:そう、まあ、ただ、現在はですね、一般のあの、少年野球とか、サッカーチームとか、そういった方が、まあ、何日か合宿するという使い方が多いようですので、
知事:そうだろうね。
県職員:直ちにということもなんか・・・
知事:そうそう、だから、必死にこうやりくりしたりしなくちゃいかんようになるかもしらんけども、あのー、それ以上に、やってもらう、といったときに、といって、突然・・・ということは、なかなか難しいんじゃないかなーと。でも、難しいんじゃないかなーなんて言わずにね、みんなをそういう風にみんなっていうか、まあ頼りないけども、そういうふうに、がんばってやろうかーという・・・ね、それから、J1であれね、サッカーであれ何であれ、できるだけはそういうふうに、そういう、方向にはね。でもーまあ、ふところもあるからね。なかなか、ふところもあるからっていうかふところも、・・・そこはうまくいかんけども、・・・、まあ、そこは話し合いかな。
司会:はい、ありがとうございました。今の、楽天イーグルス関連について質問されたい方、・・・

参加者:えーとですね、二軍の、試合やりますね。で、二軍の試合って、平均で2,000人くらい来るわけですよ。
知事:はあはあはあ。
参加者:で今、今年のモンテディオに来ている人は6,500人。・・・その辺はどうお考えでしょうか。その辺、知ってます?
知事:ああ、知ってる。
参加者:で、やっぱりこう、来たとすれば、確実にこう・・・れば、・・・ですか、と思うんですけども。
知事:それはね、
参加者:はい。
知事:モンテディオのそれは、伝統になったね。ある程度伝統と歴史になったと思うね。だからモンテディオは・・・いし、どんどんといいムード出てきたしね、皆さんの、まあ努力によってもでしょうし、まあ今度は、イーグルスはどうだ、というのは今からいったらね、そういう点でのデータ的には、今からですよ。まあ来るか来ねかわからないけども、ね、来るか来ないかわからないけれども、来てもね、やっぱりそれほどね、まあ、ならないでしょう。・・・ならないってなったほうがいいんだぞ。(会場笑い)なったほうがいいんだけども、それほどには、ならないでしょうと。どうする?皆さん方は・・・(会場の声:いやーモンテディオにどんどん)(会場笑い)(会場の声:メインはモンテディオ)
司会:えー、他に質問ある方。

参加者:あの、税金とか、そういった公的なお金をつぎこんで事業を行うということになると、公共性ということが非常にこう、大事になるかと思うんですけども、他県の営利企業である楽天と、自県の公益法人であるモンテディオにどちらに高い公共性を知事はお感じになっていらっしゃるか率直にお伺いしたい。
知事:あのー、スポーツという観点から見るとね、まあ、職業で成り立つ、例えば、プロ野球の球団は、開いてみたら相当赤字だなどとこう今回言われているからね。だけど儲かってると、こういうのであれば、今で言う、民間運営というふうになったほうがいい。それからモンテディオみたいに、非常に苦労して今日まで来たと。というようなことが、社団法人としての、まあ公的に運営してると、こういうことですから。まあ、民間でやるのは、できるだけ民間でやってもらいたいね。そしてそれに、支援すると、いうふうなことが、今の段階での行政の、立場だろうと、こう思います。ですから、モンテディオが社団法人であるというのは、社団法人で、運営せざるを得なかった歴史があって、そうしていると。これからも、それでいいんではないかなとこう思う。あのー今度、プロ野球が来ると、本当に、自分でやるということが前提の、株式会社ですからね、株式会社なりの対応で、行政がやっていくと。よって、まあ球場の使用等があったと、いうふうなときには、株式会社ですから、いろいろなお金をお預かり、施設を用いるんであれば、施設料を取ったり、出したりと。というふうなことは、社会的には、普通一般であろうと思うね。
参加者:今日の日経新聞には、二軍の球場は無償で供与というような、記事が載っておりましたけども、今の話とはちょっと異なるような、気がするんですけどもいかがでしょうか。
知事:まだね、そこまでは話してませんからね。そういうことがありうると、いうことで、でしょうなあ。あのー、飛行場ね。んー、山形の飛行場。それは、庄内の飛行場はわりと、利用されてる。山形の飛行場は、ちょっと利用する会社が無くってね。赤字の会社であるとか、一便飛ばして赤字が出る、出てくるということがあるもんだから。しかし足の便、というのを考えてみると、一便でも二便でも飛ばしてもらったほうがいいな、というんでね、その飛行場を、使用料を半額に、あるいは四分の一、とこんなことをしてますけどね。そういう程度なことは、最初は、ありうる。と、こう思いますね。
司会:はい、ありがとうございました。最後にもうひとつ質問どうぞ。

参加者:えーと楽天の、楽天に関することで、県知事さんは、なんか「根拠がない」とかっていうお答えを、よくされてますけども、
知事:根拠がないっていうのは?
参加者:えー例えば誘致して、経済効果はどうあるかということで、根拠がないとか、
知事:まだね。
参加者:あのー球技場を改修して、それで得られるいろんな、何て言うんですか、その、お金に関して「根拠がない」とよくおっしゃられてるんですけども、根拠がない状態で、何もかもやってしまうと、ただの無駄遣いになってしまうんじゃないのかなあと、思いまして。それであれば、今モンテディオ山形は、だいたいこのぐらいの人がきて、このぐらいの収入が入って、このぐらいの経済効果があるんだというのが、わかるんで、だからもっとこう、モンテディオを、何て言うんですかね、中心とした、考え方というのをして欲しいな、というのと。あとは、やっぱ社団法人なんで、やっぱり県民とか、県を挙げて、やる球団であると思うんですよ。だからやっぱり、県知事さんも、その辺こうトップとして、こう盛り上げてって欲しいなと、すごく思います。
知事:そうね。
(会場拍手)

知事:・・・あの、球場を直すということぐらいはしなくちゃいかんと思ってる。91メートルなんだね今。メートルなのか、あれ、メートルなんだか?
県職員:メートルですねメートル。91メートル。
知事:100メートルないとだめだとこう言うんだね、あの、野球で。・・・で、やっとるのかな? あの、ホームランばっかり出て、あんまりおもしろくないと、こういう、なんかね提案があるようで、やっぱり100にしてくれ、プロ野球を、引っ張ってくるときは100にしてくれ、というのはかなりの要望があるんでね、そこは何回かブーイングがあるということになれば、しようかな、とこう思います。しようかなっちゅうのはこっちでするのか向こうでするのかだけども、県営野球場だから県でするのかな。あるいは向こうでしてくれるというのだったら、それは今から交渉だね。うん。あの、なんか、宮城球場は向こうで直すとか言うとるけどもな。というふうなことがあるから、今からだけども、まあでも直さなくちゃいかんことは直さなくちゃいかん。そして、・・・ね、・・・。目先でね、・・・さ、といってキャンプする、とこう、そういうところでの期待感というと、利用者にとっての・・・かな。それから場所広げると・・・と・・・ね、・・・というのがあるわけで、だから、やっぱりホームランになりそうだったら・・・ども、そういうことになって、何と言ってもやっぱり、・・・、あの、ほんとに、・・・ども、みな、みんなが、そういう意味でね、プロではそういうふうにしないと、なんと言うてましたから、そういうのは・・・でしょう。

司会:楽天関係の質問、もうひとつあります。今日、知事がおっしゃった、べにばなスポーツパークの合宿所の話。天童の。はい。楽天さんに作ると言ってるのは、選手の寮であってですね、合宿所ではないんですね。
知事:選手の寮なのか合宿所なのか、合宿所だな。
司会:選手寮のほうでした。新聞報道で。
知事:はあはあ、そう。まだそこまでは詰めてないんじゃないかな。・・・。あの、ね、仙台のほうはなんかこう寮も全部あって買わないかといった話しがあったらしいな。(会場の声:JTビル・・・)だからそれはね、・・・わけにはいかんとかこう言って・・・
司会:そこで、やはり、楽天さんにこう、寮を作ってあげると、いうのが、今流れてる・・・
知事:ああそう。
司会:そこのとこはいかがですか。
知事:作ってやるなんというのは、どうかなあ。そこは、なかなか難しい。でも作ってやるなんていうことは、ないな。作ってやるというのは、くれてやるのか?
司会:新聞報道によりますと、えー・・・
知事:その、何とかいう・・・だってモンテディオだってそうだろ?
会場の声:先にモンテディオ。(会場笑い)
知事:・・・うん、まあね。・・・
司会:先にモンテディオでお願いしたい・・・(会場拍手)
知事:順序だね。(会場の声:順序順序。)
司会:知事のお気持ちの中では、モンテディオが先で。
知事:それはそうだ。(会場拍手)それは順序だからね。

司会:では順序でもう一度お聞きしたいんですけども、べにばなスポーツパークの改修というのはいかがでしょうか。
知事:え?紅花?ん?
司会:今現在サッカーのスタジアムでやってます、べにばなスポーツパークという、陸上競技場で、
知事:うん。天童のね。うん。
司会:やっておりますが、中山球場の改修、の前に、べにばなスポーツパークの改修というのはいかがでしょうか。
知事:ああ、天童・・・ちょっと、ちょっと待って。何。何だ。どういう、どういうことだ?
司会:えっとですね、あのー、バックスタンドの、改修、改修とか、売店の位置の改修とか、人の動線の流れの改修など、改修点っていろいろあると思うんですが。
知事:ああ、そういうのね。そういうのは・・・けどまあ、しましょうよ、それは。どういうのかちょっと私、具体的にイメージがわいてこないからだけどねえ、とりあえず・・・なら、する必要があるなあ。うん。
司会:そのようなしなくちゃいけない意見というのは、どちらに上げればいいんでしょうか。
知事:どちらにっていうと、・・・、サッカーの、J1のサッカーのね、それで、不便をきたしていると、こういうのであれば、それはきちんと、改善していく必要があるなあ。うん。(会場の声:改善、よし!)


司会:えーと、では、じゃあ、時間もちょっと差し迫ってきたんですけども。
えーと、まあ、わたくしどもサポーターはすごく熱い人でして、もちろんサッカー、モンテディオが好き、というのはあるんですけども、山形も大好き、なんです。すごく、私どもは、山形が好きだから、モンテディオも応援するとか、モンテディオが好きだから山形も好きになって、私なんかは、もともとあの、東京に行くつもりだったんですけども、まあ、東京から帰ってきて、で、モンテディオを応援して、で、
知事:東京ってあなた山形なの?
司会:ええ、山形です。南陽なんですけど、ちょっとあのー、モンテディオが好きになってそのまま山形に居ついちゃったんですね。ま、それくらいモンテディオは若い人をですね、惹きつける力、若者の流出を防ぐ、ところがあると思うんですけども。まあ楽天さんとか二軍さんとか呼んじゃうと、あのー、二軍の人ってもちろん一軍の仙台に行きたいと思うじゃないですか。そうするとあの、若い人が流出するのの手本みたいな・・・(会場笑い、拍手)・・・なあと思って心配してるんですけど、まあそれは私の独り言だと思ってください。
えーと、もう一人あの、山形のすごい、熱いおばちゃんがいるんで、ぜひ聞いてやってください。
(会場拍手)

参加者:えっとですね、山形の、モンテディオ山形をぜひね、知事からも応援していただいて、できたら、仙台スタジアムに私たちと一緒に行って欲しいくらいなんですけども。(会場拍手) 他の方たち、あの、あっちで結婚して、家族、家庭を持ってね、ふるさとの山形にモンテディオ山形があるっていうんでね、試合たんびに応援来てる人もいるわけですよ。で、あの、サッカーを通じてね、家族がこんなにひとつになるっていうのも、今いろいろ問題起きてるのも、サッカーやってる人はほとんどいないですよ、そういう問題。だからぜひね、家族の中で、ひとつの話題として、あのーぜひ山形にモンテディオ山形があるんだろうということで、都会の人も、山形にUターンしてくる、機会になるし、実質、うちの子供あたりもサッカーあれなので結局こっちに戻ってきましたし、あのー、あっちにいる人も、もちろんふるさとのチームを応援するっていうのこれサッカーしかないと思うんですよ。実際新潟なんか見ますとね、そういうふうにやってます。
で、あの、実はわたくしごとですけども、モンテディオを通じて、29日の日に、全国放送で、自宅から、あのー、今回の知事との懇談会の話も入れながら、生中継で、あのー、全国放送なることになったんですよ。
(会場拍手)で、あの、「元気列島」っていう番組の、NHKで、あの、ぜひモンテディオ山形を全国にアピールして欲しいということで「元気なお母さん」ということで(会場笑い、拍手)・・・山形を、このユニホームを着て、アウェイにもずっと行ってるわけですよ、九州だろうがどこだろうが。最初は、この「はえぬき」っていうのがわからなかったんですけども、「あ、これ何ですか」って「山形のお米よ、ぜひ山形に遊びに来てね、天童温泉もいいし蔵王温泉もいいし」と、宣伝して来るわけですよ。それは誰からもお金をも、県からも・・・(会場笑い、拍手)山形でキャラバン隊とかで、県外に行って東京とかに行って、県のお金を使って行くんですけども、私たちは自分のお金で山形県をね、こんなにアピールする、山形、山形ってもう、ないと思うんですよ。北は北海道から、南は九州まで、行って、もう、声を枯らして「山形ー、山形ー」って言って、ほんとは県からお金ぐらいもらってもいい・・・(会場笑い、拍手)・・・これ、かなりね、「はえぬき」は、山形県のお米のブランド米になったのはこれは絶対に大きいと思っていますので。ええ。それであの、今日のお話も、ぜひ県知事が一生懸命あの、サッカーをね、応援してくれるってことを、全国放送で、アピールしますので、どうぞ皆さん見てください。(会場笑い、拍手)

知事:ほんとにあの、ほんとにありがとう。そしてそういうふうに燃えてくれることによってね、やっぱり山形がだんだんよくなってくると。勢いが出てると。いうことがありますのでね、私からも、あなた方に、皆さんにね、お礼を申し上げます。そして、ほんとにね、お金は出さないけどね、(会場笑い) だけども、でも、みんながんばってるなーっていうことについては、ほんとに私はうれしく思います。がんばってくださいな。
だけども、社団としてね、やってることについて、みんなから、・・・もらっとく、あのー、まあねえ、がんばってくるかなあ。
ありがとうございました。
(会場拍手)


司会:それでは、最後、ということになってしまいますけども、あのー、県知事、あの、ぜひモンテディオに対してこう、これは約束できると、いうものがあれば、皆さん、皆さんの前で。宣言してください。
知事:あー。まあ、んーちょっと急にこう言われてもねえ、んーこれ今日やってきて、こういうふうになるのは、とても難しいなあ、今まで出てきたことをちょっと考えてですけども、並べていったりすると、うーん。さしあたりね、すぐ、やらなくちゃいかんと、こういうもので・・・してもらうことについては、練習場の整備、あのーんー何て言うんだ、専用、専用の練習場は、作らなくちゃいかんとわたくし、こう思います。そして、それ少し、またがんばりだしたら、天童かなあーやっぱりあの、・・・、あかねヶ丘とすると、あそこで高校生もみんな使って走ってるからなあ。ということを考えると、やっぱり天童がいいか、そこに、本式のこの、スタジアムを作る、というようなことを考えたいな。あの、第一番目にひとつ、ということだけを申し上げておきましょう。あまり、勝手なことばっかし言うとあとでいろいろ、具合悪いからね。練習場は、作ろうと思います。専用の、練習場、必要みたいなんで。私がこう見た感じで、必要だな、というふうに、思います。

司会:はい、ありがとうございます。それではあの、個人的なんですけど私からの要望なんですけども、えー今期最終戦、福岡戦なんですけど、11月27、27日の日、ぜひ県知事、私たちと一緒に応援してもらいたいんですけども、来ていただけませんでしょうか。(会場拍手)
知事:11月。11月27。・・・(会場の声:べにばなスポーツパーク)(会場の声:空けて。今すぐ空けて)・・・あの、ここでは、あの、何か日程が入ってる、か、入ってなければなんだけども当然だと、こう言われる・・・
司会:空いてたら、ぜひ、あの、
知事:行きましょう。
司会:あの、できたら、天皇陛下が見るようなVIP席ではなくてですね、・・・あそこで・・・ましょう。(会場拍手)
知事:かえってじゃまになりませんか。(参加者口々に:歓迎、歓迎。) 歓迎? (会場拍手)
司会:ではあの、時間になりましたので、あの、ほんとに、今日は、皆さん、そして高橋知事、ほんとにありがとうございました。(会場拍手)
知事:どうもありがとう。あの、こういう元気のいいところの雰囲気にひたったのは、初めてです。(会場笑い) どうもありがとう。

(山形県知事 高橋和雄氏、席を立ち、会場出口へ向かう)

参加者サポーター一同(立ち上がって) カズオ!(チャチャチャ) カズオ! カズオ! カズオ! カズオ! カズオ! カズオ! カズオ!(拍手)・・・
(再び長い拍手) がんばれカズオ!(チャチャッチャチャッチャ) がんばれカズオ! がんばれカズオ! がんばれカズオ! がんばれカズオ! がんばれカズオ! がんばれカズオ! がんばれカズオ! がんばれカズオ! (拍手)

(知事退場)

司会:ほんとに今日は皆さんありがとうございました。(会場拍手)・・・に少しだけ、・・・たかなーと思いますんで、これからもぜひ、モンテディオを応援してください、ってなんだそりゃ。
(会場拍手、イェーイ)・・・


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