2000年度「中世文学」受講生のページ
講義要項 『無名草子』を中心に、鎌倉時代の文壇に王朝の文学がどのように読まれていたのかを考える。本書は、本邦初の文芸評論書として、『源氏物語』などの物語批評や、平安朝の女性たちの生き方に及ぶまで筆の及ぶ作品である。当時の生き方の時代背景を踏まえながら、文学とは何かを考えて行く。
評価方法 三回程度のレポートと定期テストを実施し、出席を加味して総合的に評価する。
教科書 上原作和他編『古典講読 徒然草 枕草子 評論』(角川書店)
前期
2000年
@04月13日 ガイダンス。中世文学の範囲T
A04月20日 中世文学の範囲U、冷泉家の家と歌学
B04月27日 『無名草子』「文は」
C05月11日 「文は」「撰集と女性」
D05月18日 「撰集と女性」
E05月25日 「小野小町」
F06月01日 「小野小町」
G06月08日 「紫式部」
H06月15日 「紫式部」 ビデオ・『源氏物語を歩く』
I06月22日 「紫式部」
J06月29日 「清少納言」
K07月06日 「清少納言」「中宮定子」
L07月13日 授業内試験