Jユai fait une journ仔 de repos.
 
 

70 孤高の池    1995
oil paint , watercolor , acrylic gouache ,  pastel
243×294 mm

 
 
 
 
 
日本最大の鍾乳洞、安家洞。 補足参照
そこには、孤高の池と名付けられた小さな池がある。

匍匐前進、床が所々無い通路等、難所を通過する。
そして、螺旋状の泥の煙突をback&footで下る。
下に落ちる泥と石の音が変だ?嫌な予感がする。
煙突の出口までたどり着くと、そこは池の天井だった。

ボルトを打ち、懸垂で下ることにする。
水の色はコバルトブルー、深く澄み渡り吸い込まれそうだ。この池を他に見た者はかつていない。

補足
●安家洞(p163~165)
岩手県岩泉町郊外にある日本最大の鍾乳洞。総延長は1万mを越す。ちなみに第2位は、山口県の秋芳洞で約7千m。
安家洞の探検は59年に始まり、61年に愛媛大学の故・山内浩教授のチームが安家洞最奥部の希望の池まで路査69〜70年に日本大学探検部が希望の池奥部に挑んだが、50mを登攀したに止まった。
71年に洞窟管理者が調査活動を拒否したのを最後に約20年もの長い間、最奥部は一目に触れることなく、その全容は未知のままであった。94年、本道調査中に20年近く前の遺体が発見された。95・96年JCCが山内新道最奥部を路査し、第6ホールまで発見している。孤高の池は95年2月23日に発見され、96年2月にケーブダイバー(アメリカ人)により潜られている。97年には新たな新道が発見された。
観光洞として公開されているのは、洞口より約800m千枚皿まで。営業は夏期のみ冬期は休業。
 
 
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