アニメーション文化研究プロジェクトのお知らせ


テーマ:「ヨーロッパにおけるアニメーション文化の独自の発展形態についての調査と研究」



最終更新:2011.09.10
(公開開始:2005.07.26)



 サントリー文化財団の助成を得て、「ヨーロッパにおけるアニメーション文化の独自の発展形態についての調査と研究」をテーマとする研究プロジェクトを進めてきましたが、助成期間(2005年8月〜2006年7月および2006年度8月〜2007年7月)が終了する2007年7月31日をもって、ひとまずの区切りを迎えることになりました。

 以下はグループの活動の記録です。


 お問い合わせは赤塚(wakagi[at sign]a.email.ne.jp)まで。([at sign] を @ になおしてください。)


【お知らせ】


(研究成果報告論集の残部はもうありません。)

2007年7月30日発行

総ページ数:214

目次

はじめに──この研究プロジェクトについて  赤塚若樹

[論文]
ラウル・セルヴェとベルギー文化  古永真一
アニメーター時代のユーリー・ノルシュテインとソユズムリトフィルム  土居伸彰
実現された夢の世界──シュヴァンクマイエル・アートの正しい見方・楽しみ方  赤塚若樹
[資料・研究ノート]
ハンガリーのアニメーション制作の歴史  渡邊昭子
スロヴァキア・アニメーションの展開──ヴィクトル・クバルから体制変換後の新世代へ  木村英明
NFB(カナダ国立映画制作庁)に関する研究ノート  駒形千夏
初期スタレーヴィチ研究への覚書  井上徹
チュコフスキイ原作のアニメーション  鈴木正美
アニメーション脚本家としてのサプギール  鈴木正美
アニメーション表現技法の多様性について  中村泰之
[講演]
ヨーロッパのアニメーションと私  大山慶
源泉としてのヨーロッパ  倉重哲二
ヨーロッパへの憧れについて、から始まる雑音  辻直之
ブラザーズ・クエイより受け継いだ光と音──その発展と応用  牧野貴
[報告]
広島の位置──第11回広島国際アニメーション・フェスティヴァル・レポート  大嶺沙和
第11回広島国際アニメーションフェスティバル大会概要──コンペ入選作品の傾向とそこになかったもの  土居伸彰
[公開討論]
ミシェル・オスロ監督との対話  古永真一
チェコ・アート・アニメーションの世界  辻直之・赤塚若樹
文化産業としてのアート・アニメーションについて  小川功・真部学・赤塚若樹
・執筆者・講演者紹介

正誤表>(随時更新)

(2011.09.10)




 <活動の記録と報告/プロジェクトの成果>

10.第6回研究会合

 2007年3月17日(土曜日)午後2時30分から、東京・渋谷の「世界史研究所」会議室で第5回研究会合を開催した。内容は以下のとおり。

● 講演

[1]牧野 貴(映像作家)「ブラザーズ・クエイより受け継いだ光と音──その発展と応用」

[2]辻 直之(アニメーション作家)「ヨーロッパへの憧れについて、から始まる雑音」



9.第5回研究会合

 2006年12月2日(土曜日)午後2時30分から、東京・渋谷の「世界史研究所」会議室で第5回研究会合を開催した。内容は以下のとおり。

● 公開インタヴュー&フリートーク

ゲスト──

 小川功 (フリー編集者、元ペヨトル工房)
 真部学 ([株]アットアームズ

 聞き手:赤塚若樹(本プロジェクト代表)

【特別上映】ブジェチスラフ・ポヤル『HIROSHI──草原を駆ける涙』(2005)



8.第4回・研究報告・発表会

 2006年10月28日(土曜日)午後2時30分から、東京・渋谷の「世界史研究所」会議室で第4回研究報告・発表会を開催した。内容は以下のとおり。

● 研究発表──

[1]権藤俊司(アニメーション研究家/東京工芸大学)「『やぶにらみの暴君』と『王と鳥』」

● 講演──

[2]倉重哲二(アニメーション作家)「源泉としてのヨーロッパ、戦略としてのアンチ・ヨーロッパ──自作を振り返って」



7.2005年度成果報告

 サントリー文化財団のHPに2005年度の「人文科学、社会科学に関する研究助成」の成果報告書が掲載された。成果報告書といっても、どのような活動をしたかという、むしろ活動報告書といったほうがふさわしい内容のもの。(2006.10.14)



6.第3回・研究報告・発表会

 2006年9月30日(土曜日)午後2時30分から、東京・渋谷の「世界史研究所」会議室で第3回研究報告・発表会を開催した。内容は以下のとおり。

報告:<第11回広島国際アニメーションフェスティバル>を訪れて──
[1]土居伸彰(アニメーション研究家)「第11回大会概要報告:コンペティション入選作品の傾向とそこに無かったもの」
[2]大嶺沙和(映画研究家)「広島の位置」

講演──
[3]大山慶(アニメーション作家)「私にとってのアニメーションとは」



5.第2回・研究報告・発表会

 2006年3月26日(日曜日)午後3時から、東京・渋谷の「世界史研究所」会議室で第2回研究報告・発表会を開催した。内容は以下のとおり。

研究報告・発表――

[1]中村泰之(メディア・アーティスト/常磐大学)「アニメーション表現技法の多様性について」
[2]井上徹(映画史研究家)「スタレーヴィチの人形アニメーション」
[3]鈴木正美(新潟大学)「サプギールとアニメーション」



4.チェコ・アート・アニメーションの世界――対談:辻直之×赤塚若樹 パート2

 注目の若手アニメーション作家・辻直之氏と、本プロジェクトの研究代表者・赤塚若樹によるチェコ・アニメーションをめぐる対話のパート2。去る10月に渋谷のアップリンク・ファクトリーで二日間にわたって行なわれたふたりのトークショーのうち、二日目の内容をまとめたもの。(2005.12.25)



3.第1回・研究報告・発表会

 2005年12月17日(土曜日)午後2時30分から、首都大学東京 南大沢キャンパスで本プロジェクトの、一般公開するかたちでの最初の研究報告・発表会を開催した。内容は以下のとおり。

開会の言葉――
[0]赤塚若樹(研究代表者/首都大学東京)「本プロジェクトについて」

研究報告・発表――
[1]古永真一(共同研究者/早稲田大学)「ラウル・セルヴェとベルギー文化」
[2]土居伸彰(東京大学大学院在籍)「アニメーター時代のユーリー・ノルシュテインとソユズムリトフィルム」
[3]鈴木正美(共同研究者/新潟大学)「コルネイ・チュコフスキイ原作のアニメーションについて」



2.チェコ・アート・アニメーションの世界――対談:辻直之×赤塚若樹 パート1

 注目の若手アニメーション作家・辻直之氏と、本プロジェクトの研究代表者・赤塚若樹によるチェコ・アニメーションをめぐる対話。去る10月に渋谷のアップリンク・ファクトリーで二日間にわたって行なわれたふたりのトークショーのうち、初日の内容をまとめたもの。(2005.12.12)


1.古永真一「ミッシェル・オスロ監督との対話」




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