2005年はこんな活動も...


首都大学東京 都市教養学部 都市教養学科 人文・社会系 国際文化コース 表象言語論分野 専任教員

ヴィジュアル・アートに関連する科目をおもに担当していく。授業では、表紙のページに書いた〈関心のある領域〉にかかわるもの、とくに現代アートやアニメーションについて幅広く取り上げていきたい。そのほか人形劇や、ミュージック・ホールのレヴューやヴァラエティといった民衆芸術・大衆芸術も視野に入れていくつもりでいる。

ただし専門科目が正式にはじまるのは来年度以降。来年度は大学院も――こちらは「表象文化論」という名称になるらしい――。(ちなみに大学院の入試は9月と2月に予定されている。)

所属する上記「分野」のホームページはこちら。デザインのほとんどすべてを手かげている。


東京大学 文学部 西洋近代語近代文学専修課程 非常勤講師 担当科目:比較文学概論(「亡命文学研究」)夏学期

ここでは文学。思い切り文学。授業内容についてはこちら

一昨年もここで「ミラン・クンデラと現代ヨーロッパ小説」という授業を担当。


千葉大学 文学部 非常勤講師 担当科目:人文科学の現在8a(「チェコの現代アートと女性たち」)前期中に3回[5月]

アニメーションからはヘルミーナ・ティールロヴァーとヴラスタ・ポスピーシロヴァー、音楽からはイヴァ・ビトヴァーとイダ・ケラロヴァー、そしてタラ・フキ、映画からはヴィエラ・ヒチロヴァー、美術からはトワイヤンとエミラ・メトコヴァーあたりの有名どころをピックアップして、チェコの現代アートにおいて女性たちがどのような役割をはたしたのかをみていこうと思う。「みればわかる」という授業の仕方を考えている。おもしろいはず、と自分でいってしまおう。さて、どうなるか。

以上のような考えをもって授業を行なった。まあまあだったのではと思っているが、しかし、得体の知れないメーカーのDVDの機械がちゃんと動いてくれず、ひどく困った。大事な映像もみせられなかったし、その点では学生にとっても教師にとってもさんざんだった。1万円ちょっと出せば、国内のちゃんとした会社のデッキが買えるのだから、もうすこし……。

(2005.06.19)



☆ <首都大・表象言語論分野>所属の教員によるオムニバス授業を10月に2回担当した。そのさいの「授業報告」というかたちで書いた今後の心づもりはこちら。(2005.10.29)



表紙にもどる