銀輪の心臓

下流の方の川はばいっぱい銀河が巨きく写って、まるで水の
ないそのままのそらのように見えました。ジョパンニは、そ
のカムパネルラはもうあの銀河のはずれにしかいないという
ような気がしてしかたがなかったのです。        

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