SINCE May 2000

1.はじまりは..

すべてはここから始まった.

2000年5月7日, いよいよ待ちに待ったその日はやってきた.
「サッカーやろうよ」と言い出してから何年も経った後だった.

プロのサッカー選手と同様に我々も小学校のころから
サッカーボールを追いかけていた少年だった.
しかし, 時が経つのと同時に自分の才能のなさに気づき始め
サッカーから離れていってしまい10年以上もボールを蹴らない日々が続いていた.

そんなある日,突然「サッカーをやろうよ」と誰ともなく言い始め
人数を集めながらなんとか練習試合にこぎつけることとなった.
それが2000年5月7日, 場所は埼玉フットサル場だった.
そのとき初めて作ったユニフォームが上のユニフォームである.
試合の後, 洗濯をしてしまったものはその原型すらとどめない状態となってしまったが
このユニフォームが間違いなく我々の原点である.


2.正式1stユニフォーム完成

赤に気持ちを込めて

記念すべき試合を行なった後,やはりチームとしての象徴であるユニフォーム作りに着手した.
 ユニフォームはそのチームの顔であるため, その選考には困難を極めた.
 そのときに出されたユニフォームの案は次の通りだった.
 
自作, SPAIN(HOME:赤), ENGLAND(HOME:白), YUGO(AWAY:紺), GERMAN(AWAY:緑), HOLAND(AWAY:青), AJEX(AWAY)など..
そこで実際にショップ(KAMOスポーツ津田沼店様)へ行き相談したところ
SPAIN(H:RED)が実際の選手と同じ材質のもの(EQUIPMENT)が作れるという話を聞き
迷うことなく決定した. そして, デビュー戦の2000年7月2日お披露目となった.


3.初勝利
感慨

ユニフォームも作り, 本格的に試合に参戦するようになった.
試合は各フットサル場で開催される「1 Day Match」だったのだが
引き分けることはあっても勝つことができなかった.
このころは毎回試合が終わると反省会をまじめに開いていた.
手にはアルコールを持っていたが...

そんなある日, ららぽーとSOGOで練習をしていると救世主が登場した.
彼の名は「よっしー」.
 彼を仲間に半ば強引に引き込み迎えた2000年11月26日
ついにそのときはやってきた.

その日はDFにしんたろ, 中盤から前によっしーがどでんと居座り
常に試合を支配するというそれまででは考えられないことが起こった.
そして, 大会の一試合目にあっさり初勝利してしまう..
しかもその日は大会の準優勝というおまけつきである.

人間欲が出るもので,「よっしー」がいないチーム, つまりオリジナルメンバー
での勝利を欲するようになっていった.
そんな気持ちで迎えた2000年の最終戦, 12月16日.
それこそ半ば強引であったが, オリジナルメンバーでの初勝利をものにすることとなる

戦歴:3勝12敗5分(勝率.150)
MVP:しんたろー
得点王:大悟



4.優勝へ向かって
チーム名変更をかけて

 明けて2001年, 年明けから精力的に試合に参加するようになった.
2年目シーズンとなり, 選手全体の体力がアップしたこともあり, 大会でも
他のチームと遜色なく戦えるようになってきた.
しかし、どの大会に行っても, 一言で言うと「まぁまぁ」という成績で
 終わってしまうことが多くなってきた.
また, チームの構成メンバーもだいぶ変更されてきた.
そこで, 目標を「優勝」と掲げ, 優勝したらその記念にチーム名を変えることとした.
結果としては, 準優勝が一回でそれ以上の成績を収めることができなかった.
そこで2002年の目標として再設定することとした.

戦歴:15勝22敗7分(勝率.341)
MVP:よっちゃん
得点王: しんたろー/ちぇん

今年の戦利品


5.初優勝
ついにこのときが..

明けて2002年, 出だしこそまぁまぁの成績だったが, 2つ目の大会で
 思いがけないことが起こった. なんと, 危うく全敗してしまうところ
 だったのである. その会場の狭さに戸惑ったところもあったのだが
 チームの状態が最初の年に逆戻りしてしまったのではと危惧するほどだった.
そんな状態で迎えた3つ目の大会(2/23, '02)で意外にも念願がかなうこととなる.
前回, 危うく全敗してしまいそうだったため, みんなが危機感を持って
大会に臨んだこととたまたまその大会のレベルが普段に比べて劣っていた
などさまざまな要因が重なって, なんと全勝優勝を果たす.
5戦全勝で得点13, 失点2 の完璧な内容だった.
 これで、年頭の目標を一つクリアした.
次は一つ上へレベルを上げて戦いに挑むこととした.
その状況下でどれくらいの勝率で1年間を終わらせられるのかが楽しみである.

優勝の戦利品