8月の午後、道路を挟んで向かい側の石垣に腰を下ろし、王子市民ギャラリーを描いた。この建物は1904年に建てられた関西学院大学の「ブランチ・メモリアル・チャペル」で、大学が西宮に移転したのちもチャペルだけはここに残された。戦時中の空襲で大きく損傷したが、1950年に修復され、さらに4年前には尖塔が復元されて創建時の姿を取り戻した。 イギリス風の清楚なゴシック様式の建物に午後の陽が射している。