千燈岳
Mt.Sendo

瀬戸内の海上からも見える鐘状休火山。半島中央部の文殊山、小門山、来浦富士などと同じ角閃石安山岩でできており、いずれも独立峰で秀麗だ。中腹から山麓は耶馬溪風の岩峰群で囲まれており、これは集塊岩独特の風景で、全体として複雑な山容を形作っている。古い耶馬溪層を突き抜けてできたからだろう。標高は605メートルだが、麓からの高低差が大きく、決して低山ではない。