小動神社
Koyurugi Shrine

境内の由来書によれば、源平合戦のさ中に佐々木盛綱が父祖の領国であった近江の八王子宮を勧請したのが始まりで、祭神は建速須佐之男命、建御名方神、日本武尊の三柱、小動(こゆるぎ)という社名は新しく、明治元年とのことだ。正面奥の石段を登ると本殿があり、展望台からは、足下に腰越漁港、近くに江の島、遠くには富士箱根が見える。岬の崖下は太宰治の「腰越心中事件」の現場でもある。