恭仁大橋から木津川を眺める。 冬の陽が鹿背山に落ちようとしている。木津川はこの山を迂回して、南山城の平野に流れ出る。やがて北に向かい、八幡、山崎付近で宇治川、桂川と合流して、淀川となる。 「河の瀬の激ちを見れば玉もかも散り亂れたる川の常かも」(万葉集巻九) 橋を南へ渡れば加茂駅も遠くない。次に来ることがあれば、木津川をさらに遡って歩いてみたい。 戻る