岬の椿
Camellia

権現崎には椿の木が多い。自生なのか、椿油を採るために植えたものか。岬を巡る道のところどころを散り落ちた花が紅く覆っている。
「我妹子を早み浜風大和なる我まつ椿吹かざるなゆめ」(万葉集巻一 長皇子)