甘樫丘からの畝傍山
Mt.Unebi from the Hill of Amakashi

春まだ浅い丘の上からの畝傍山。畝傍の左向こうは二上山
万葉集にはこの両山を詠った歌が10首余りある。畝傍からは天智帝や人麻呂の華麗な歌、二上山からは大津皇子・大伯皇女の哀歌が聞こえてくる。甘樫丘そのものを詠った歌はなかったと思うが、この周辺を歌った歌は多い。畝傍の左手前に白く光る石川池と濃い緑の孝元天皇陵が見える。右手遠い方の小さな林は本薬師寺跡か。この丘の斜面には蘇我入鹿の屋敷があったとのことだ。     次へ