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９７年５月１０日、薬師寺から唐招提寺、尼ヶ辻、西大寺を経て歩いて来た。創建当初は講堂で、鎌倉時代の大修理を経て本堂と呼ばれたとのこと。堂内のライティングを工夫しているのは人により意見が異なるとは思うが、軽い緊張感が生まれて効果的だと思った。伎芸天像は優艶。何度も訪ねたい寺の一つだ。ほぼ正面にベンチがあるので次に訪れたときは、そこからスケッチしながらゆっくり拝見したい。本堂手前の松は同寺のパンフレット「秋篠寺小誌・尊像略記」第４４版（９６年８月）の写真にはなかったので、植えてから間もない頃。今は少しは大きくなっているだろうか。 次へ