CARDIA mini TIARA & TIARA ZOOM

CARDIA mini

TIARA & TIARA ZOOM

   アルミニウム外装のAFコンパクトカメラです。28mmF3.5のレンズを持つTIARA。28〜56mmF4.5〜7.5 のレンズを持つTIARA ZOOM。高級コンパクトと呼ばれるカメラ群の半値以下の価格設定のTIARAは、画質の優れた高品質コンパクトと呼ばれることもあります。
   このカメラは、露出制御の方法がプログラムAE しかなく、絞りを意図的に調整することはできません。しかし、このレンズの焦点距離設定や 開放F値ならば、あまり絞り効果は期待できないことからも不足はありません。また、露出補正調整ができますので、リバーサルフィルムの使用も可能です。そういえばこのカメラの新発売の時のカタログは、高級コンパクトのカタログのような豪華なものでした。

   AFコンパクトの魅力は、小さく軽いことにあります。ポケットや鞄に一台入れてもそう負担ではありません。ただし、この手軽さが、撮影時の手ブレの原因にもなってしまうのです。小さなカメラほど きちんと構えなければ、そのレンズ能力を活かせません。このカメラで横位置の場合、左手の親指と人差し指で アルファベットの「L」のかたちにし、その人差し指でボデーの下を親指で側面を支え、写します。縦位置の場合はシャッターボタンが下になるよう構えます。こうすると右脇が締まり、自然に支えが安定します。さらにストロボが上になるので、レンズの下から被写体に光をてることも避けられます。小さなカメラの場合ストロボに指がかかる失敗がありますが、TIARAにはストロボ部にタッチセンサーついているので、指が触れると警告がでるようになっています。

(新発田藩下屋敷)清水園 書院 TIARA ZOOMで撮影

   TIARAのAFフォーカスポイントは一点です。このカメラを 写真を あまり撮らない人に貸したところ、「中抜け」写真をたくさん撮ってきました。2人並んだ記念写真の、2人の中央の遠景にピントがきているというものです。これを避けるために、この価格帯の他のカメラの多くでは、AFフォーカスポイントがワイドや多点になっているのです。一点フォーカスポイントのTIARAでは、AFロックを利用します。TIARAの場合はシャッターの半押しで、AFロックする機構になっています。この半押しの位置はなれが必要です。フィルムを入れないで、この感じをつかむ練習が必要です。
   なお、TIARAのAF方式は、アクティブ オートフォーカスです。ガラス越しのシーンを撮るときに注意が必要です。

(新発田藩下屋敷)清水園 茶室 翠涛庵からの庭の眺め TIARA ZOOMで撮影

   TIARAのレンズの描写は、周辺部で若干の流れと、コンパクト化のためでしょうか周辺光量の低下が見られます。この描写は欠点ではなく、かえって中央部の画像を強調しているようで概ね好評です。

   上の2枚の写真は、新潟県新発田市にある清水園です。ここは かつての新発田藩 藩主 溝口氏の下屋敷で「清水谷御殿」と呼ばれていたそうです。庭園と書院は新潟県文化財の指定となっています。

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