KBS京都
TVの民放というのは総じて貧乏なものです。
東京や大阪のキー局の放送をそのまま流し、昼間は昔のドラマやアニメを流しまくります。
自分の所で作る番組と言えば、ローカルニュースや深夜に細々と流す地元に密着した番組ぐらいです。
しかし、こんな有り様でもKBS京都に比べると百倍はマシなのです。
ひぐちんが大学にいた頃京都に住んでいました。
その頃の生活というのは、容易に想像できると思いますが、
大学にはほとんど行かず、昼間はほとんど部屋にこもってました。
部屋にいる時は、見る見ないに関わらずTVがついてました。
その中でも当時教育テレビが好きだったので、日がな教育テレビがついていました。
とはいえ、たまにはKBS京都を含め他のチャンネルも見ていました。
始めのうちはその恐るべき実態に気が付きませんでしたが、
そのうち徐々にこれは変だぞと思い始めました。
どうも見ていると(観るじゃない)、何度もデジャヴを体験するのです。
これはいくらなんでもおかしい、と思い注意して観てみると、
朝のニュース番組なのに「今日午後3時頃・・・」と言っているではないですか。
そして画面の端には「再放送」のテロップが・・・。
どうも、そのニュースは前の日の晩に放送されたものらしいのです。
いくらなんでもニュースの再放送とは・・・。
それ以来すっかりKBS京都のファンとなり、粗を探し始めました。
するってえと、出てくる出てくる、雨後の筍、うんこに銀バエ、粗の嵐、あらあらし。
当時KBS京都の看板番組「田淵岩夫のハッスルワイド」
という2時間ぐらいのトークショーみたいなのがありました。
この番組はラジオと同時放送という画期的なシステム(単なる手抜き?)を採ってましたが、
なんと午前中に放送し、その再放送をその日の午後に流すのです。
番組の中には、視聴者に電話してクイズに答えられたら賞金を貰えるというコーナーがありました。
もちろんアポ無しで電話するので、視聴者が出ない事もあるかと思いますが、
酷い事に半分以上は出ないか、番組中のキーワードを答えられず電話を切られてしまいます。
また、レポーターが地元の商店街で視聴者の為に商品を値切るコーナーなんかもありました。
「3時までに『番組観ました』と言えばなんとこのバッグが5割引!!」なんてことをやるわけです。
こんな番組再放送するようなもんかい。
再放送を見て「あ、うちに電話かけてる!」なんて視聴者はどうなるんだろう。
また、民放の宿命か御多分に漏れずアニメの再放送をよく流すんですが、
アニメのフィルムを買う金も無いのか幾つかのアニメを繰り返し繰り返し流すのです。
もう「ど根性ガエル」なんかは一年に二回は放送していたように思います。
まさにヘヴィローテーションです。
そして、そのアニメもCMの位置がずれてみたり、音声が流れなかったりとやりたい放題です。
こんなKBS京都に見切りをつけたのか、CMもスポンサーが付かず、
番組の宣伝や局主催のイベントの宣伝ばかりです。
たまに違うのがあるとすれば、「もったいないお化け」の公共広告機構か「じゃろってなんじゃろ」
のJAROくらいです。
CMに再放送のテロップが出ているのを見たのもKBSが初めてです。
こんな状態だから、いつ潰れるかワクワクしながら見守っていました。
事実身売りの話もあったような気がします。
僕が京都を離れて3年。どうやらまだ存在しているようです。
いったいどうなってるんでしょう。
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