飼育上の注意

モモンガを飼育するにあたり、何点か注意事項がある事に気づきました。
多分これからも多く発見すると思うのですが、その際は随時更新していきます。
デリケートな動物である
モモンガの性質
モモンガは昔からペットとして改良されてきた猫や犬と違い、とても野性味を残す動物です。
モモンガを飼う事自体難しいといってもいいかもしれません。
モモンガは野生下でもあまり強い動物と言えず、どちらかというと捕食される動物でありま
す。その事を踏まえ、飼育をしたほうが良いのではないかと最近思います。

他の動物との共存
あくまでも私の考えです
野性下のモモンガは、弱い動物であり、常に捕食関係になります。
そんな動物の近くに、猫や犬、フィレットなどを置いたら・・・。
深く考えなくても、ストレスを与える事は間違いないですよね?
野生のモモンガは常に、食べられるというストレスを抱えて生きています。
基本的には共存は難しいのではないかと、私は考えます。
勿論別の部屋で飼うなどの工夫があれば、大丈夫だと思いますが・・・。
少しでも与えない為に、共存を考えてあげる事も必要です。

最初の数日
初めて家に着てから・・
モモンガはとても可愛いのでついつい飼った当初から触ってみたくなります。
私もそうでした(^-^)
しかし、最初から触ったりしてストレスを与えると、人間嫌いにしてしまう恐れがあります。
環境が馴染む数日間は、軽く声をかける程度で辞めておいた方が無難です。
大きい音や、怖がらせる行為は厳禁です。
一度嫌われてしまうと、今後仲良く出来なくなる場合が多くなります。
しかしベビーについては、授乳が必要ですので、詳しくはベビー飼育について
を参照してください。



病気にさせない
病院を探しましょう!
私は首都圏に住んでいるので、動物病院も数多く見かけますが、モモンガを見て頂ける動物
病院が是ほど少ないとは思いませんでした。
色々なオーナーさんがご苦労されていると思いますが、モモンガを専門に見て頂ける動物病
院は「無いに等しい」といっても過言じゃないかもしれません(TOT)。
見て頂ける病院があったとしても、専門でない事が多く「リス」や「ハムスター」を参考に診るこ
とが多いようです。
それに元々体が小さい上に、生態があまりわからない野生動物ですので、病院に行ったから
といって必ずしも助かるという保証はありません。
よって、病気にさせない事が一番の方法です。
日々の排泄チェック、餌の減り具合などこまめに観察する事をお勧めします。
モモンガは野生動物であり、本当に最後になるまで体調の悪さを隠そうとします。
ぐったりした所で病院に連れて行っても、手遅れになる場合が多いようです。
いざというときの為に見て頂ける病院を探しておく、そして毎日チェックを欠かさない。
これは重要なポイントだと実感しています。

清潔に保つ
不潔は病気の第1歩
人間も同じですが、不潔だと病気の発生も多いようです。モモンガも同じです。
なるべく掃除をこまめにし、排泄物などは処分しましょう。
その時にチェックも忘れずに・・・。
我が家では以下の通り掃除を実践しています。
毎日 野菜と果物の補充・飲み水の取替え・穀物の補充
1日おき 下の新聞紙の取替え(夏場は毎日取り替える)
3日に一度 穀物の総取替え
1週間に一度 ゲージを熱湯で丸洗いする(洗剤不使用)
2週間に一度 ゲージの周りのペットシーツを替える
※詳しくはゲージについても参照ください。

声をかけよう!
愛情を一杯振りまきます(^O^)
言葉を発しないので、本当の所は判りませんが
名前を確実に覚えています(・・・と思っています)。
毎日、名前を呼ぶ事、毎日話し掛ける事はとても大切な気がします。
そのうち名前を呼ぶと振り向くようになり、名前を呼ぶと来る様になります。
勿論個体差もあるとは思いますが、名前を呼ぶとちゃんと自分の事だと
理解している気がします。
その時の注意事項としては、
@ビビラせる様な大きい声は出さない。
A怒鳴らない
Bなるべく高い明るい声で話す。
犬のしつけや猫のしつけと同じで、明るいトーン暗いトーンで強弱をつけます。

臭いを覚えてもらおう!
モモンガは臭いで識別します
一番臭いでの識別をするのは、フクロモモンガではないかと思いますが
他のモモンガもよく臭いをかぎます。
臭いをかいで、いつもの人だと思うと安心するようです。
よって女性の方だとマニキュアなどをつけていると、たまに威嚇される場合があります。
基本的には、モモンガと接する時は外した方がいいと思いますが・・・。
モモンガと接する時、気の済むまで「クンカクンカ」させてあげましょう♪
ちゃんと識別すると、安心しますので、それから遊んだりすると良いでしょうね


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