作者近況 vol 7



こんにちわ。
Memory著者のFreeです。

第七回 近況です。



私は馬鹿です。

馬鹿者です。

次から次へと言葉が浮かび、そして頭の中へと消えて行きます。

その言葉達は、何故か私が寝所に就いてから出てきます。

本当に困った物です。

物書きの人たちなら一度は思った事が有るでしょう。



私はMemoryの冒頭に必ず詩を入れていますが、これには特に意味は有りません。

私は詩が好きで、詩集なんかを良く買いますが本当に心を打つ作品というのが稀に有りまして、その一文に出会う為に何冊も何冊も買ってしまいます。

良く、知人に言う言葉で『小説はCDの様な物だ。 一冊買ってもその中には一つか二つしか心に残る詩が無いんだ』というのが有ります。

詩って、とっても奥深くて良いですよ。

時々、泣いてしまう事も有ります。



映画の中にも凄く綺麗な言葉が落ちている事が有ります。

私が大好きな一文は『Jerry Maguire』という映画の中に有ります。

この映画、邦題は『ザ・エージェント』という名前で、主演はトム・クルーズです。

もう、何度も何度も見ました。

とてもいい映画です。



夫(トム・クルーズ)が仕事で勝負に出て、帰ってこなくなり、実質別居生活になっている中で、家に集まった離婚者の前で妻が言うセリフ。

『Men is all the enemy. But, but a...I still love enemy...』

『男は皆敵だと思うわ・・・だけど、だけど・・・私は今でもその敵を愛しているの』

そして、その話の直後に迎えに来る夫

『Tonight, our project..campany has big good night. But a....I cant shere with you.』

『今夜、僕たちの計画、会社は大きな成功を収めた。 だけど、、僕はそれを君と分かち合う事が出来なかった』



『I cant hear your voice. I miss my wife.....I love you... 』

『君の声が聞こえない・・・妻が恋しい・・・・愛してる・・・』



『You...compleat me.』

『君が僕を『完成』させる』



僕が女で、こんな事言われたら、イチコロで落ちます(笑)



この映画に出てるトム・クルーズの妻『ドロシー・ボイド』役の『レニー・ゼルウィガー』という女性が、また、たまらなく可愛いんです。

その仕草、その表情、その吐息、全部がたまらなく可愛くて、一目ぼれしました。





10/11/2000 自宅にて
-- Free --