これは「ある神話」とは関係がありません。別のお話....。
1.”なでなで”のショック
実は「虹」書いた頃から、ちょっと「ある神話」シリーズ続けるのが辛くなってまして。
ただ「虹」のままで終わると、シンジがマゾの極みの嘘に終わっちゃうんで、続ける気はあるんですが、書いてて辛い。
(因みにこのシリーズ1つづつ前の作品での境涯の否定になってるつもり(^_^;))
それで、兎に角ハッピーエンドになる話を別に、作り始めていました(これもその内機会があれば発表したいけど)。
もっとも例によって最初は悲惨なお話なのですが(^^ゞ。
ところがです。
DARUさんの「ここから始まる僕と彼女の物語(ex_2)」(外伝の弐)。
これを読んだのは10月24日(Nifty上)。
”なでなで”
この単純な4文字がしのぱの軽い脳味噌を、味噌程度の機能しか持たない代物に変えてしまったのです。
他の人にはどうか知りませんが、キスだとか、あるいは○○○だとか、もっと濃厚なシーンよりも、どうも私にはX指定級の効果のあるシーンだったようで、幼児期のトラブマなのか知りませんが、とにかく生理的レベルまでショックが及んだのです。
はやい話が、「フンガー、フンガー」という煩悩状態を、より手っ取り早く静めるには最早、別の話にするしか無い。
という訳で、急遽書き始めたのが本作、という次第。
2.ところが...
本当はもうちょっと明るいお話にするはずでした。
まあ「小春日和」の前半部分の焼き直し、そういってしまえばそれまでよ、の話になる筈、
だったんですが、結果は...どうにも暗い話を書かずにはいられないみたいですねぇ。
今回は、構成を決めずキャラクタの勝手な動きに任せるという方法で初めて書いたんですが裏目に出たかなぁ。
3.細部に関する言い訳
えーっと、私、園芸詳しくないので、分かる人には妙なのが結構あったと思います。許して(^_^;)。
曲の選択:
「ロココの主題による...」。実はスゲー難しい曲のはずなのでアマチュアが弾けるかどうか不明です。
因みに、この曲のオケ伴だけの音に合わせて弾くのは、ちょっと無理かなぁ。指揮者いないとねぇ。
まぁ、細かいことは許してくれぇー。なんせチェロ知らんし(^_^;)。
柿崎さん:
わーっ。DARUさんゴメン、無断使用です。名字だけだから勘弁(^^ゞ。
(DARU:全然問題ないッス(笑))
EOE:
そもそも小説を書き始めた動機となる映画ですが、どうもアンビバレンツな感情が災いして、例によって設定の引き継ぎを思いっきり省略してます。
EOE後とすると便利なのは、レイとカヲルを書かなくていい事(ファンの皆さんゴメンナサーイ(^_^;)、でも大変なんだよね。この二人居ると話が複雑になりすぎて。私の力量じゃちょっと無理)。
ゲンドウも過去の話にできる事。
そういう動機でEOE後にしてます。不純の極み!。
残念なのは、ミサトとリツコが書けない事。特にリツコが書けないのは非常に惜しい(;_;)。