発端は(よりによって)またしても伊吹マヤだった。
「へえぇ……本当に取れたんだ?」
白々とあたりを照らす蛍光灯に透かすようにして、青葉シゲルは手にした免許証をためつすがめつしていた。
深夜、ネルフの駐車場の片隅にある駐輪場でのことだった。
「まだ、信じられないけれどね」
そんなシゲルのわざとらしい台詞を、笑いたいのを堪えながら受けたのは日向マコト。
そんな二人に挟まれて、ふくれっ面をしているのはもちろん伊吹マヤだ。
「もう、返してちょうだいっ!」
シゲルの手から、自分の免許証をひったくるとマヤは二人に背を向けた。
「わりぃわりぃ」
「ごめんよー、マヤちゃん」
男二人は、拗ねてしまったマヤを宥めにかかったが、未だにその顔は笑ったまんまだった。
「ホントに……ホントに乗れるんだからねっ」
震える声で、けれどもきっぱりと言うとマヤは振り返った。
とうに二十代も半ばを過ぎたというのに、まだ少女と呼べる面影を色濃く残すマヤが拗ねると、なんだか良く判らない迫力がある。
涙を一杯に溜めた瞳が蛍光灯の明かりを取り込み、少女漫画じみた綺羅の効果を発揮して男二人を責めた。
何度、この瞳に二人は騙されたのだろう?
けれど、これは実際に効果があり、なおかつマヤにはその自覚がないから始末に負えない。
その無垢な瞳に責められて、シゲルはマヤに見えないようにちょいちょいとマコトの脇腹をつついた。
いつもそうだった。
シゲルがマヤをからかって自分の手に負えなくなると、マコトに助け船を出させる。
こんなパターンがいつの間にか、この三人には出来上がっていた。
――またかよ……
と思いつつも、それを断れるマコトでもない。
「……あ、ほ、ほら、じゃあ乗ってみればいいんだよ。俺達のバイクにさ」
「そ……そうだな、そうすりゃ俺も信じてやってもいいぜ」
こういう物言いしかできないのが、シゲルの損な性分ってところだろうか。
二人の後ろには二台のバイクが止めてあった。
一台はマコトのネイキッドバイク。
カワサキ・ゼファー(笑)1100R改。
生真面目なマコトの愛機らしく、ピカピカに磨かれたそれは重厚な佇まいを見せて他を圧していた。
もう一台は対照的にズタボロなレーサーレプリカモデル。
ホンダCBR400RRだった。
おもむろにシゲルはキーを差し込むと、エンジンをかけた。
その外見とは裏腹に、良く整備されているらしいエンジンは一発で目覚めた。
それに倣い、マコトもゼファー(しつこいが笑)のセルを回した。
地を揺るがすような轟音が、カーボン・サイレンサーから叩き出され、マヤはその迫力にたじろいだ。
「さ、どっちに乗ってみる?」
そう言ったマコトに決して他意はなかった。
けれど、免許取り立ての女性に(しかもそれは中型免許)改造しまくった大型車に乗れというのは酷なものがあったろう。
だからマヤの視線は、ぼろぼろとはいえまだしも軽そうな、どノーマルのままのシゲルのCBRにふらふらと泳いでいった。
「そ……そうね。シゲル君のに乗せてもらうわね」
そう言うとマヤは、シゲルのCBRに跨った。
「気をつけろよ」
こんな時だけは、さすがのシゲルもマジになる。
「うん」
それが判るから、どんなにからかわれてもマヤは、この二人とのつきあいをやめようとは思わなかった。
「じゃ、一周だけするからね」
サイドスタンドを蹴立て、クラッチを握りしめたマヤは慎重にギアを一速に入れ、確かめるようにアクセルを何度も開閉する。
その緊張しきった面持ちに、シゲルはまたしても笑いを誘われそうになりながら言った。
「そんなに緊張するなって、ぶっ壊したって構わないからさ」
言いながら、マヤの肩をぽんと叩いた。
途端、がちがちのまんまのマヤの指がクラッチレバーから滑った。
しかもアクセルを開きかけたその最中に……
「きぃやああああああっ!」
その悲鳴には、しっかりとドップラー効果がかかっていた。
どノーマルとはいえ、400CCのレプリカバイクだ。
しかもモーターのように吹け上がることでは定評のあるホンダのエンジンだ。
一万回転をあっさり超えて繋がれたクラッチに、軽々とフロントを持ち上げて壁に向かってまっしぐらに走り出す。
「リアブレーキっ!」
とシゲルは叫んだが、もはや後の祭りだった。
縁石にリアタイヤをヒットさせたCBRは、ぽーんと中空にマヤを振り飛ばし、そのまま自力で壁に向かって走っていってしまった。
がさがさと音を立てながら植え込みの向こうにCBRが消えて、きっかり二秒後にその音は聞こえた。
ぐわしゃ!!
という絶望的な破壊音は。
シゲルとマコトはしばしボーゼンとその様を眺めていた。
「あ……アーア、あ……」
「俺の……CBR……」
こうして伊吹マヤは、わずか免許取得後三日目にして大転倒という、実に目出たい経験をすることとなったわけである。
翌日、食堂にて。
「ごめんなさいっ!」
「いいって……保険も入ってるし。どーせ廃車寸前のスクラップだったんだしさ。マヤが気にすることじゃないって」
ランチのハンバーグをフォークでつつきながら、シゲルは気のない返事を返した。
幸いマヤの怪我は大したことはなかった。
振り落とされたときの、両膝の打撲といくつかの擦過傷だけで済んでいた。
CBRはそうは行かなかった。
フロントフォークはシュールな角度に折れ曲がり、もともとガムテープやグラステープでかろうじて原型をとどめていたカウルはついに木っ端微塵になった。
もちろんフレームも逝ってしまわれた。
どう見積もっても「全損」という言葉しか出てこない有り様だった。
「でも、次からの掛け金上がっちゃうじゃない」
「大したことじゃないって」
「もとはといえば、わたしが乗るって言い出したのが原因なんだから、わたしが払いますっ!」
潔癖症のマヤらしい台詞だ。
が、隣で二人の会話を聞いていたマコトはぼんやりと考えていた。
――そもそも、シゲルがからかったのが原因じゃないかなーっ?
しかし水を差すのも何だったので、黙ったままだったが。
「ホントに、いいって」
「払うったら払うのっ!」
退屈そうに二人のやりとりを眺めていたマコトだったが、その黒い眉がピクッと何かを思いついたように動いた。
けれど、マヤと押し問答を繰り広げるだけで精いっぱいのシゲルがそれに気づくことはなかった。
その日いちにち、そんなやりとりが繰り返され、結局シゲルが折れる形で手許に十万円のお金が転がり込んでくることになった。
「どーすんだ、シゲル?」
「ん……ああ」
仕事を終えた二人はいつものように駐輪場で一服をかましていた。
今日はさすがにマヤの姿はなかったが。
「ゲッコーに乗ってくるか?」
「……やめとくよ、ここで乗ってきたら通勤時間が倍になっちまうからな」
実は、シゲルにはもう一台バイクがあった。
タイタン社のゲッコーという1570CCVツインのアメリカ〜ンなバイクが。
ぱっと見にはハーレーのカスタマイズにも見えるが、実は全てがオリジナルの設計のバイクだ。
ただ、そのロング&ローなスタイルが災いして、このくそ狭く曲がりくねった道路だらけの箱根はまともに走らせることができないのだ。
「やっぱり、軽いバイクがいるよなあ……」
そう呟くと、シゲルは吸っていたタバコを防火用水のバケツに弾き飛ばした。
「あーっ、いたいたーっ!」
そのとき、素っ頓狂な声が背中に弾け、びっくりした二人は同時に振り返った。
「葛城さん!」
さすがにマコトの反応の方が早かった。
「何か、仕事っすか?」
ワンテンポ遅れて、けれど至極まっとうな質問をシゲルは返した。
それに、ちっちっちっとミサトは口の前に人差し指を立てて揺らしてみせて言葉を続けた。
「青葉君、バイク買うんだって?」
「え、ええ……まあ、そのつもりですけど」
「ドカよっ!」
「は……?」
「ドカしかないわっ!」
「ドカって……あのドカですか?」
ミサトは力強く頷いた。
ドウカティ、日本での通称はドカ。(気取ってドゥカと呼ぶ人もいる)
イタリア製のバイクだ。この年代になっても相変わらず不変のデスモドロミック付きのVツインユニットを使い、WSBで国産車と互角以上の戦いを演じている。
「じょ……冗談やめて下さいよ、そんな金どこにあるってんですか?」
「あら、マヤからずいぶんふんだくったって聞いたけど」
シゲルは頭を抱えた。
「……一体誰から聞いたんですか?」
「特に誰からってわけじゃないけどぉ……あちこちで噂になってたわよ。青葉君がマヤをだまくらかして、大金ふんだくったって」
「違いますっ! もらったのは十万だけですっ!」
「あらぁ……本当にぃ、日向君?」
「ホントですよ……葛城さん」
マコトは笑いを堪えながら、答えた。
シゲルは全然気づいていないが、ネルフ内部でのマヤの人気は結構高い。
そのマヤといつもつるんで、彼女をからかい放題の自分がどれだけ恨みをかっているかなんて知る由もない。
それが要らぬ尾鰭を付けたのだろうか?
「へんねぇ……ま、いいわ。とにかくドカよ。真っ赤な奴。そうねえ青葉君ならモンスターなんて結構イケルわよん。じゃあねぇ」
言いたいことだけを言うと、ミサトは踵を返し、自分の愛機ルノー5ターボへと駆けていく。ミサトの車遍歴は相変わらず続いていた。
「……マコト、お前の趣味が俺にはわからん」
ミサトの後ろ姿を目で追っていたマコトに、シゲルは辛辣な口調で愚痴をぶつけた。
「なにおぅ……」
と言いかけたマコトだったが、シゲルが本気で困ってるのを見て、続きを口にすることができなくなってしまった。
「気にするなって、たかが噂じゃん。みんな冗談でやってるだけさ」
「それなら……いいけどな」
「そうそう」
と軽く答えると、いささかわざとらしくマコトは白い歯を見せて、ニッと笑った。
「はあ……」
シゲルは何となく気が抜けてしまい、溜息をついた。
しかしシゲルのその懸念は見事に当たっていたのだ。
そのまた翌日。
現在、シゲルとマコトは旧ネルフの資材のサルベージ作業に就いている。
そこには元チルドレンのトウジとレイの姿もあった。
「おはよーす、トウジ、レイちゃん」
「おはようっす。シゲッさん」
トウジは関西人丸出しで人の名前を省略する。
レイはあの頃とあまり変わらない。ただ、静かにお辞儀をするだけだ。
すす……とトウジがシゲルに擦り寄ってくる。
これで揉み手でもしていたら、まさに関西商人そのものだ。(関西の方、すいません)
「聞きましたで、シゲッさん。マヤさんからえらい金ふんだくったんやて?」
シゲルはがっくりと肩を落とした。
「トウジ……お前もか」
そう言いながらシゲルはトウジの両肩に手を置いた。
「俺はなあぁ……」
その手に力を込めつつ……
「十万しかもらってねーっつーの!」
言いながらガクガクと揺する。
「他の奴にも言っといてくれよーっ!」
「わ……判りましたから、手ぇ、離して」
「ホントに、頼むぜ」
「……けど、バイクは買うんでっしゃろ?」
「ああ、そのつもりだけど?」
「せやったら、やっぱカワサキですぜ。関西の誇りや」
「あ……あのなぁ」
そのときシゲルは自分を見つめ続ける、紅い視線に気づいた。
レイが他人にこんな視線を向けることは滅多にない。
せいぜいゲンドウかシンジ、そしていまシゲルの隣にいるトウジにだけだ。
「なに、レイちゃん?」
「……カタナ」
一言だけ、呟くようにレイは言った。
「は?」
思わず聞き返したシゲルの顔はそーとー間抜けだった。
「カタナが……似合うと思う」
――いったいどーなってるんだっ!
トウジだけならまだしも、レイまでがこんなことを言い出すなんて。
「綾波……あかんて、やっぱ男はカワサキや。スズキはあかんて」
「どうして……そんなこと言うの?」
「いや、な……」
問答を始めた二人からそーっと逃げ出すと、シゲルは現本部棟へ繋がる地下通路を走り始めた。
――絶っ対に変だっ!!
「よーう、青葉君」
その途中で出逢ったのは……
「加持……さん?」
言いながらも、シゲルの心には暗雲が拡がっていた。
――葛城さんから聞いてないはずないよなぁ。
「何処へ行くんだい?」
「え、ちょっと本部棟へ。あ……マコトの奴見ませんでしたか?」
「日向君かい? そういや、忙しそうに本部棟をかけずり回ってたけど……それが何か?」
「いえ、いいんです。それじゃ」
「ああ」
軽く手を振って、加持はケイジのほうへとぶらぶらと歩いていく。
何も言われなかったことに、シゲルはほっと胸を撫で下ろしていたが……
「おーい、青葉くーん」
離れたところから加持の大声が聞こえた。
「葛城の言うことを真に受けるなよー。俺はやっぱり君にはハーレーが似合うと思っているからなぁー」
その加持のお気楽な台詞は見事なくらいにシゲルの後頭部を蹴っ飛ばした。
がっくりと膝をついたシゲルの口から、怪しい笑い声が漏れ始めた。
「……ふふふふ。そーかい、そーくるかよ」
やおらシゲルは立ち上がると、猛然と本部棟に向かってダッシュした。
そして本部棟。
建物の中に入ったシゲルは、スパイよろしく慎重に、人気のないところを選びに選び抜いて歩いていた。
これ以上ろくでもないことを言われるのはたまったものじゃなかった。
しかし、ネルフと言うところはそう甘い場所でもないのだ。
「あーっ、ロン毛の詐欺師っ!」
――こっ……この声は……
そう、こういうことを悪意もなく平然と言えるのはネルフ広しといえども一人しかいない。
「アスカちゃん……」
さすがに元チルドレンの女の子につっかかるだけの気概はなく、諦めたようにシゲルはアスカと対峙した。
「アスカちゃん、詐欺師はやめてね」
シゲルが言うと、アスカは悪戯っぽく舌を出して笑う。
「悪いわね、青葉さん。でもマヤをだまくらかしたってのは本当なんでしょ?」
「……違うって」
「あれえ、日向さんに聞いた話と違うのね」
――あに?
「マヤを騙して、真っ直ぐ走らない自分のバイクにのっけたって聞いたけど」
――あんだって?
「それ……全部マコトの奴が……」
「そうよ。楽しそうに吹聴して回ってたわよー。ま冗談半分でしょうけどね」
「いま、マコトどこにいるか知ってる?」
「さあ? でも司令に呼ばれたってさっきは言ってたわよ」
「ありがとう……」
礼を言うと、ゆらりとシゲルは司令室へ続く通路を辿り始めた。
――マコトの奴……
シゲルの胸に炎が燃え上がった。
怒りの炎だ。
しかし……
「あーそうそう、あたしはBMWがいいと思うわよ。工業製品はやっぱりドイツ製に限るわよ。それじゃあねぇ」
邪気のまったく感じられないアスカの台詞が、燃え上がりかけた怒りの炎にバケツの水をぶちまけていた。
――もう、どうでもいいや……
投げ遣りにシゲルは手を振って、アスカと別れた。
司令室の前でシゲルは躊躇していた。
入っていいものか、いけないものか。
五分は迷っていたろうか、突然ドアが開きゲンドウと冬月の二人が現れた。
「こんな所で何をしているんだね。青葉君」
冬月の口調はいつも通りのものだったが、どこかしら揶揄を込めたような響きも確かにあった。
「あ……いえ、日向がこちらに伺っていると聞いたものですから」
「日向君なら先程、戻ったよ」
「そうですか、でしたら失礼します」
背を向けようとしたシゲルの背中をまたしても、呼び止める声がある。
「青葉君……」
それはゲンドウの声だった。
「……はい」
振り返ったシゲルの顔には縦線が大量に入っていた。
背負った背景はへびなわのおどろ線だ。
「私が口を挟むことではないが、同僚との金銭のやりとりにはトラブルを抱えないようにしてくれたまえ」
「……わかりました、以後気を付けます」
さすがにもう否定しようという気も起こらなかった。
「それと……だ。バイクは回転馬力を叩き出す小排気量シングルに味があるぞ。スズキグースなどが好例だと私は思う」
――スズキ……ね。
先刻のレイの台詞が、なーんとなく判ったようなシゲルだった。
「碇、それは違う。シングルの味は大排気量、ことにロングストロークにこそあるのだ。せめてヤマハのSR……いや、少なくとも回転馬力を語るのならばノートンに乗らねば……」
「いや、そんなことはないぞ冬月……」
底の深すぎるシングルのジジイ談議を始めてしまったネルフの最高幹部を後目に、シゲルは重すぎる足を運び始めた。
その胸の裡には一つの言葉がぐるぐると回っていた。
――マコト……殺す(笑)
「……でねでね……ってーわけ」
テーブルの上に爆笑が弾けた。
テーブルの上に腰掛けて、大仰な手振りを加えて話しているのはもちろんマコトだ。
手すきの職員達を集めて何事かを話している。
その何事かが、シゲルのことなのはもはや言うまでもあるまい。
そのテーブルについていた、一人が不意にそこから離れた。
夢中になって喋ってるマコトは気づかない。
また一人、二人と職員達が離れていく。
マコトが気づいたときには誰もいなかった。
「あれ……」
「その続きは……」
地を這うようなおもっくるしーい声が背後から響いた。
たった一人、そこに残っていたのは……
「楽しいなぁ、マコトぉ……」(笑)
――ひいいいいいいいっ!
このあとに何が起こったのかは敢えて省くが、食堂が一日閉鎖されたとだけつけ加えておこう。
そして一週間後……
第三新東京市市街区。
信号待ちをしているのはマコトのゼファー(いーかげんしつこいが笑)その後ろに乗っているのはシゲル。
結局シゲルは、次のバイクを何にするか決めぬまま、取りあえず使える金総額六十万をかき集め、バイク屋に行って決めるという極めて消極的な策を採ることにした。
が、しかし……
「マコト、ちょ……ちょっとここで待っててくれ!」
いきなりシゲルはゼファーから降りると、目の前にあった店にすっ飛んでいった。
「?」
十分後……
「すまん、待たせたな。帰るぜっ!!」
「???」
シゲルの背にはさっきまではなかったギターケースが。
「わりぃっ! やっぱり俺はギタリストだぜ!」
こうしてシゲルの六十万は、サンバーストも美しいフェンダーの骨董品級のストラトキャスターに替わることとなったのであった。
余談だが、結局マヤはスズキのストリートマジシャンという50CCのスクーターを購入し、 ぺそぺそと可愛らしい音を立てて通勤を続けている。
うーん。また、こんなものを書いてしまった。
まだ私には真面目なシゲルは書けそうに無いなあ……
元ネタは関東人が関西人の生態を把握するのに格好の教科書とも言える「大阪豆ゴハン」です。(関西の方、ほんっとーにすみません)
えーと。声のトーンとしては、マヤさんはそのまんまですが、マコトは覇王体系リューナイトの「アデュー・ウォルサム」の声、シゲルは天空戦記シュラトの「夜叉王ガイ」の声で読んでいただけると雰囲気が良くなるかと……って、そんなディープな人がいるかっちゅーの!
ホントに馬鹿だね、私。
うーん。次は、次こそは真面目な青葉君の話を書きますから、皆さん見捨てないでね。