SS そして、未来へ...、いかがでしたか? 実は、書いた当人は納得し
てません(苦笑)。 本当は、あんな終わりかたにはしたくない。 でも、
これはこれで一つの結末の形だと思って、あの終わりかたにしました。 あ
ちらを立てればこちらが立たず、という部分があって、再登場させたくない
某(NN爆)を再登場させないためにはああするしかなかった、というのもあり
ます。
皆さんの中のチルドレンに、旧き世代の想いは届いたでしょうか? 救いは、
見つけてもらえたでしょうか? きちんと表現できているか、不安(^^;。
私が彼らに与えた補完は、未来へ翔び立つための、過去の補完です。 空ろ
な、重い傷を持つ過去では、未来へ翔び立てない。 悪夢を繰り返すのが恐
いから。 「あんな大人になりたくない」と思っていては、大人になる事は
できないでしょう。 自分達を捨てたとばかり思っていた大人達の想いを、
愛を、知ることから始めて欲しい。 それが、今回のテーマでした。 その
中で私なりの邪推で固めた「謎解き」を織り込んでみました。
当然のように、邪推を語らせる、全てを知り、物語にかかわれる「狂言回し」
が必要でした。 当初、その役は加持にやらせようかとも思っていました。
でも、いざ書きはじめたら、破綻しました。 加持には、暴走する二人の力
を止めることはできません。 生死不明、しかし、恐らく生きてはいない加
持を再登場させる根拠も作れませんでした。 そのとき名乗りを上げてきた
のが、「彼」です。 外ン道なSSで登場させて、出たと思ったら消えてい
た彼。 私の中のEvaの、始まりの男。 死んだはずの彼が生きていた理
由。 それが、そのまま求められた力をふるう理由ともなりました。 今回
のSSを書いている事を公表したのは、ちょうどそのプロットができた頃で
す。 そうして出来上がったのがこのSSです。 まぁ、「書いている」と
公表してから、随分時間が経ってしまいましたが(--;。 苦しかったぁ(--;。
しかしです。 このSSでは、未来へ向かう子供達を導く大人...責任をとる
べき大人が、消えたままです。 このまま終わっては「ちょっと(?)ヤバい」
部分が残ります(シンジとレイがくっついていいのか?とかですね)。 そ
の辺の補完をするために、今このSSのエピローグを書いてます(^^;。 ま
ぁ、今回の結末に納得して下さる方には、ただの下世話な代物ですけど、当
の書いた本人が必要としてますので(^^;。 今回の結末に納得できない方は、
暫くお待ちください。 消えてしまった「彼」の置き土産が有りますので。
ちょっと(?)難航してますので、時間はかかると思いますが(^^;。