こんにちわ。 Memory著者のFreeです。 第15回 近況です。 今週は、命の重さを知る一週間でした。 僕の目の前で一つの命が消える瞬間に立ち会いました。 僕という人間の無力さを思い知らされる瞬間でも有り、僕という人間の不甲斐無さを露呈する瞬間だったと思います。 そういう瞬間に感じる物は、とても言葉で言い表す事は出来ません。 趣味で物書きをしていても、あの感覚を表現する術を持ちません。
僕には何もする事が出来ません。
僕は、無神教です。 神は信じません。 過激な意見で、もし信心深い人が見ていたら気分を悪くするかもしれませんが、僕は神が嫌いです。 神も嫌いだし、宗教も嫌いです。 精神的に参っている人が、神に助けを求める気持ちは分かります。 そして、それが悪い事だとは思いません。 しかし、僕には理解出来ないのです。 神が何者で有るのかを。
ひょっとしたら、自分の心の中に居る自分を信じる気持ちこそが僕にとっての『神』なのかもしれません。
今週は本当に色々な事が起こりました。 でも、それらを言葉にする事も、文字にする事も出来ません。 だから僕は無力なのです。 ただ、項垂れて、涙を流すだけ、それが今の僕の精一杯で有り、僕が出来る全てです。 何かが壊れる瞬間を、何かを壊す瞬間を、ずっと遠くで感じていたのが直ぐ傍で起こると、人間はその場でどうする事も出来なくなってしまうのだと思いました。
人は人一人で生きてゆけない、それを身をもって学んだ気がします。
今週、僕は結婚の決心しました。 いつ籍を入れるかは分かりません。 こんな状態で結婚するのが良いのかどうかも分かりません。 嫁を食わせていく自信も有りません。 でも、何故かそのスイッチが入ったのです。 理屈では無く、感覚で。 それは、今週木曜日の事、中目黒の駅前で彼女と並んで歩き、彼女はタクシーに乗って自宅へ、僕はそのまま電車に乗って会社へ行く時でした。 彼女がタクシーに乗った事を確認し、横断歩道の真中辺りまで歩いて横を見ると、タクシーの後部座席から悲しそうな目をして手を振る彼女を見ました。 そして、思ったのです。 結婚しようと。 あの時の表情が忘れられません。 彼女と知り合ってもうすぐ11年。 初めて見るあの表情、始めて感じるあの感覚。
この雑記を読んでいる人がこの文章を見ても、さっぱり分からないかと思いますが、その瞬間、弾ける様にスイッチが入りました。
生きていくという事は、とても辛い事ですね。 辛い事と同じだけ幸せな事が有るのでしょうか。 激しく生き、激しく死ぬ。 それこそが美学と思っていた頃も有りました。 何もかもを力でねじ伏せ、己の努力で全ての夢を叶えようとしていた頃も有りました。 今は、ただ、ゆっくりと、時の流れの中に身を任せて居たい。
そんな気分です。
上の文章までさっき書いて、読み返してみたらあまりにも暗いので追記: 最近、気分の浮き沈みが本当に多いです。 雑記を読み返して見ると、気分の明暗が非常に良く現れていました。 本人にしか分からないかもしれませんが・・・。 唯一良かった事は、ラフ原稿を書いていた事ぐらいでしょうか。 そのおかげで、その日の気分で内容が変わる事は無かったです。
今日の、このテンションで物を書いたらどんな文章になった事か。
あの、皆さんに質問が有ります。 実はEVA小説で探している物が二つ有ります。 今はその小説がどこに行ってしまったか分からない作品です。 知っている人がもし居たら、コッソリ教えてくれませんか?
1)高嶋 栄二さんのコンテンツ
一回表を終了して、本当の意味で隠しで行きますみたいな風になった後、裏隠しEvaシリーズが隠しページで進行して、その後が不明なんです。 メールも届かない様ですし・・・。 もし、このコンテンツを高嶋さんが見ていたなら嬉しいなあ。
シンジが実は不良で、第三新東京市に来てEVAに乗せられてゲンドウと喧嘩しながら話が進む感じのパロディ物でした。 それが凄く面白かった印象しか残って無く、当然Bookmarkも無く、探す気力も時間も無く・・・。
どなたか知りませんか?
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