番外?
ネルフが誇る美人で優しく、とても知的で優雅なラブラブリツコお姉さんによる、チルドレンのための謎しょうかーー い!!
2
やたら小難しいことを書いてるから、無理して読まなくても良いです。
まあちょっとした理系人間の愚痴です、愚痴。
あるいは怪獣映画好きで設定大好き人間の趣味と言いましょうか。
やっぱり作者の願望がだいぶ混じっているので、オフィシャルとは異なるところが多々あります。
俺の名前は加持リョウジ。
人呼んで、ニヒルなクールガイ。
今、俺はとある理由からネルフ本部の奥深くに潜入し、とある秘密を探っている・・・。
言うまでもないことだが見つかったり、ばれたりしたら命の保証はない。
いや、既にスパイであることはばれているだろう。いまだに生きているのは運がいいのか、取るに足らない存在と思われているのか、それとも泳がされているのか・・・。
以前、司令から含み笑いと共に言われたセリフが胸をよぎる。
『害にならず、使えるうちは無下にはしないわ』
まったくだ。
自分で言うのも何だが、俺はスパイとしての技術は超一流に属すると思う。
射撃、危機回避、各種工作技術、変装、隠密工作。
この葛城とアスカ曰く、『だらしない格好』も充分に計算した上での格好なのだ。印象に残りづらく、たとえ残ったとしても髪型と服装を少し変えるだけでまったく雰囲気が変わるのだから。
余談がすぎたな・・・。
もっとも。司令達が実際に俺を消すことはないと踏んでいる。少なくとも子供達、特にシンジ君に何事も起こらなければ。そして、俺はシンジ君に害が及ぶようなことをしたこともなければ、今後もするつもりもない。
なぜって、彼は今頃になって出来た弟みたいなものだから。
あの女顔で
『お兄ちゃん・・・』
と呼ばれたところを想像してみろ。いや、もちろんそんな経験はないし呼ばれたいワケじゃない。
だが実は男の子と思わせておいて真実は女の子で、そんでもって夜寝てるところに
『怖い夢見たから眠れないの・・・。お兄ちゃん、一緒に寝て・・・』
とかもう。おい、たまらんぞ!
げふげふがふごはっ!がはがはっ!!
冗談だからな、本気にするなよ。
いや、彼のことを弟みたいに思っているというのは本当だ。
彼に色々教えたのだって、そう思うからこそ。
いや、別に俺が遂に出すことが出来なかった学生時代の二股(シンジ君は四股だが)の結論を導くところを、俺に代わって出すところを見たいというわけではない。
最近、このまま俺と同じで答えを出せずにズルズルと行きそうでちょっとアレだが。
やっぱり、そうなるのが答えなのか?
いや、俺は信じているぞ。
きっと君が素晴らしい結論を導き出すことを。
まあ、どう答えを出しても君が地獄を見る可能性は高いと思う。だが俺は何も言うつもりはない。自分で考え、自分で結論を出すんだ。まだ先のことだと思うが、後悔のないようにな。
おっと、そうこうする内に目的の部屋についた。
ここで慌てて入るのはゴム無しバンジーをネルフ本部天井都市からするようなものだ。
まずはセキュリティー及び室内の確認だ・・・。
!?
誰か居る・・・。
どういうことだ。この時間、この部屋には誰もいないはず・・・。
少し覗いてみるか。
慎重に、慎重にぃーーーーーーーッ!?
「あ〜ん、先輩そんなところを触ったらダメですよ〜」
「ふふふ、そんなことを言いながら身体は嫌がっていないわよ。マヤ・・・」
「あんあん!先輩の意地悪〜。でもやめないで〜」
・・・・・俺はなにも見ていないぞ。
ああ、二人がどんな格好して、どんなことをシていたのかなんて、五十六億七千万光年の彼方さ。
リッちゃん・・・。俺の性か?いや、俺の所為なのか?
答えをいつまでも出さず、出したと思っても結局裏でズルズルと引きずってきた俺の・・・。
てことはシンジ君達もそうなる可能性があるのか。
・・・・・やばいぞぉ、おい。
あの子達の誰かと誰かがこんな事に?
特にアスカ。
強がっているが、実は甘えん坊なところが危険だ。
時々、彼女がマユミちゃんを見る目がかなり危ないときがあったからな・・・。顔と雰囲気と性格が似てれば良いのか?
気を取り直して・・・・・・。
なんだ部屋を間違えてた。もっと奥のブロックだ。
ここか。今度こそ間違いない。
閉鎖区画に隣接し、人気のほとんどないこの場所にネルフの機密中トップにランクされることが隠されている・・・か。
さて、セキュリティーも無事解除。
室内には人の気配なし・・・。次にここに人が来るのはおよそ三時間先。巡回ガードゾイドもここには来ない。
ずらかる時間まで考えても、2時間はいけるか?
・・・・・・考えてる時間が勿体ない。それでは早速拝ませてもらうとしますか・・・。
これだな
ちょっとした用語解説
★ゾイド生命体
一般にゾイドとだけ言われることもあるが、ネルフでは次のように分類されている。
・構成物質の40%以上が無機物で構成されている、もしくはそれに類する物質。
・外観は非常に多角形(ほとんど球形)。虹色の輝きを放ち、心臓のように脈動している。
・通常、上記の球体はゾイドコアと呼ばれ、ゾイドの脳であり、エネルギー発生機関でもあるゾイドの本体である。
・一般に言われるゾイドとは、ゾイド生命体が移動その他を目的として精製した生体組織および金属装甲に覆われた状態のものを言う。その外観はゾイド生命体自体の種類によって様々である。
・一見ゾイドの本体、急所のようにも見える頭部などだが、これはあくまで感覚器とエネルギー摂取器官の集合体にすぎず、破壊されてもゾイド生命体にはダメージはない。
ただ、生体組織の維持や情報伝達の高能率化を目的とした疑似脳が形成されているため、頭部を失ったゾイドは一定期間内に再生できなかった場合、その身体を失ってしまう(生体組織は適切なエネルギー補給ができないと腐ってしまう)。同じ理由で内臓などを破壊されたゾイドは再生できないかぎり身体を失ってしまう。ただし、一度身体を失ってもコアさえ無事ならいずれ全身の再生できる可能性は残っている。
・一般に生体兵器としてのゾイドはこの疑似脳部分に外科手術を施し、身体各所にサイボーグ手術を行ったものを指す。
筆者コメント
:うっふっふ。改造、楽しいわ。
★ゾイドの誕生
なぜこのような生命体が生まれたのかは謎に包まれている。ただ幾つかの資料からもともと地球上で発生したものではないことは確認されている。
ゾイドを使役していたゾイド人も、ゾイド生命体を利用していただけでを生み出したのではないらしく、その誕生は謎に包まれている。
誕生理由の考察として、誰かが意図的に作ったという説と、過去ゾイド生命体の先祖とも言うべき金属生命体が地上にいた有機生命体(恐竜、哺乳類、鳥類、両生類、昆虫、その他の生命体)に寄生したものが進化、突然変異を起こしたものではないかとの説がある。
確たる証拠があるわけではないが、これらがもっとも確率が高い説だと思われる。
前者はなぜ創ったかという理由はまったく推論できないが、ゲームの駒、もしくは権力や技術の象徴として創ったのではないかと邪推する。単に武器を創るだけなら、普通に戦車や飛行機などそれに類するものを作ればいいのに、敢えて他の生物に酷似した形状を持つ意志を持った生命体として創る理由が見あたらないのだ。
ATフィールド発生には生物であることが必要条件と言うことを差し引いて考えても、この説はかなり信憑性が高いと言える。同じ事が使徒にも言える。(別記P380参照)
また後者の理由、寄生について考察する。
通常、寄生というとマイナス方向のことしか思い浮かばないかも知れないが、本来寄生という言葉は、一方的な搾取だけでなく、寄生体と宿主双方に益をもたらすものも指している。
寄生した金属生命体は宿主に金属で構成された不滅の肉体と寿命、視覚嗅覚などとは遙かにレベルの異なる感覚器、高い戦闘能力を与えたと推測される。一方、宿主の方は金属生命体と意識のリンクが行ったと推測される。
つまりAとB、2つの意識が混ざり合い、Cという新しい意志を持った生命体として生まれ変わったと言うことである。統合と言うより、元々の生命体の知性が急激に増したような状態になったと見られる。また、これが金属生命体にどのような利点を与えるのかはまったくの不明である。
筆者コメント
:それにしてもこの私に分からないことがこんなにあるなんて、屈辱だわ!
★オリハルコン
ゾイドを構成する、人類が単独では精製することが不可能な金属?
疑問符を付けた理由は、これが本当に金属なのか分からないからである。
基本的にゾイドの外殻及び生体組織の主構成物質で、本当の生命体のように少しずつ増加していって傷を再生させていくプロセスが確認されている。
その強度、硬度、靱性などどれもが高レベルである。
さらに精製される際、なにを主原料としたかでオリハルコンは性質をかえる。
ニッケル、チタンなどを主原料としたとき、オリハルコンは最高硬度を誇るアダマンチウムとなり、多量の炭素、鉛を元素に混入させた場合柔軟性に富んだカーボニウムとなる。
筆者コメント
:それらを加工して色々と作ったわね。
加持君の骨にアダマンチウムを移植したり、護身用にカーボニウム製の鞭を作ったり。
コールミークイーン!
★ゾイドの武器
基本的に人類が製作したものを使用している。
ただ、一部のゾイドの武器は人類のテクノロジーでは修理すら不可能な状況である。
筆者コメント
:しかぁし。
くっくっく、この赤木リツコに不可能はないわ。いつか、ええ、いつか必ずトンでもないブツを作ってあげるわよ。くっくっくっくっく。
★ゾイドの操縦方法
延髄に打ち込まれたエントリープラグに乗った搭乗者と、ゾイド本来の精神をシンクロさせる方法が採られている。簡単に言うと、歩けと考えるとゾイドもまた歩き、対象を外角から内角へえぐりこむように打つ!と考えるとゾイドも外角から内角へえぐりこむように打つ。
ただし、ゾイドの体型によってはその手の操作ができない場合もある。
インダクションモードによるマニュピレータ補助操作が可能。
筆者コメント
:なんでもエヴァの操縦方法の応用だとか。基本が既にあったんなら操縦方法を変更することも楽よね。
・・・・・もともとは頭部とかにあったコクピットでマニュピレータと音声指示による操縦だったらしいわ。
★ゾイドの操縦法・補足
非常に人体と体型が異なるゾイドを操作する場合、操縦は不可能なように思われるが、シンクロと平行して行われる身体情報の合致により尾や翼があろうが、手足が8本あろうが、逆に手足が無かろうが違和感無く操作することが可能。
この情報を合致させることは搭乗者の能力にもよるが、ほぼ一瞬で完了する。
将来的にこのシステムは他のこと(医療他)にも応用が考えられるため、早急な技術の解明が必要である。
筆者コメント
:私だって、戦いが無事終わったときのことを考えてるのよ。
★24ゾイド
サイズが小さい小型ゾイド。
人間が馬やバイクを乗るように使用される。その大きさは最も大きい物でも5m程度。チルドレンも搭乗可能だが、その操作方法によりチルドレン以外の者でも操作できる。
その為、一部特殊部隊に配備されている。
筆者コメント
:この間、加持君に手綱もたせてバトルローパーに乗せてもらったんだけど、妙に懐かれてなんて言うか困っちゃったわ。
★ガードゾイド
ゾイドコアを解析。それを元に生み出された小型コピーゾイド。それを利用した物。
残念ながらオリジナルの能力には遠く及ばない上、寿命を持っている。
サイズはまちまちだが30cmを最小に最大1m程度の大きさである。ネルフ本部内部、第三新東京市を巡回し、監視や侵入者の排除、迷子の世話から空き缶などのゴミの始末まで行っている。
武装はパラライズニードルやショックガン、スタンガン。共に殺傷能力は低いレベルだが場合によっては象でさえ殺傷できるレベルの出力を出すことが可能。
主な種類はカニ型、ダンゴ虫型、カタツムリ型、フクロウ型がある。
筆者コメント
:マスコットみたいな物ね。チルドレンに対する懐き方は半端じゃないわ。私?猫型がいないんじゃね。
★ゾイドのエネルギー
ゾイド生命体に電力を供給すると、逆にエネルギーを大量に出力する現象が見られる。
これはエネルギー保存則、その他の物理法則と明らかに反している。
このことからゾイド生命体は私達が属するこの世界に、半分重なって存在すると言われるシャドーワールドにアクセスできるのではないかと推測される。
シャドーワールドからの力、シャドーフォースはあちらの世界で言えば消費されたエネルギーであるため、供給されるエネルギーが枯渇すると言うことはない。
ただ、引き出せるシャドーフォースの量が少ないため、あまり大量にエネルギーを使いすぎるとエネルギーが一定量溜まるまで再活動ができなくなる。
筆者コメント
:まあ例えが悪いけどゼンマイとか充電式電池みたいな物ね。
★LCL
エントリープラグを満たす衝撃緩和、意思伝達補助、酸素媒介を目的とした液体。
製造は全て地下のLCLプラントで行われている。
筆者コメント
:私も2,3回しか行ったこと無いけどあまり行きたい場所でもないわね。
★使徒
大昔、先史文明が生んだ生物兵器。
形状は多々異なるが人の遺伝子と99.89%同じ遺伝子を持つ、ある意味人間の兄弟とも言える存在。
体を構成する物質は光とよく似た謎の物質であり、あくまで仮説だが光を物質にまでエネルギーを維持したまま収束させたものではないかと見ている。
天使は火より生まれたという記述そのままである。
武器は主に光学兵器。
ATフィールドと呼ばれる原理不明の壁を展開することが大きな特徴。このATフィールドによって防御のみならず、自身にかかる物理法則まである程度ねじ曲げることが可能。
筆者コメント
:なんなのかしらね?推論でしかない今、詳細なコメントは控えるわ。
★ジオフロント
第三新東京市の地下1kmに存在する巨大な空洞。
直径が5km近くあり、内部は光ファイバーによって取り入れられた太陽光によって昼と夜が存在する。
エヴァとゾイド、その両者が発見された始まりの場所である。
筆者コメント
:最初からそこにあると分かっていたみたいに発見された後、まったくの偶然からジオフロント地下よりゾイドが発見されたらしいわ。
私の個人的考えだけど、ジオフロントこそゾイド人と神人がつくった要塞都市だったのでは・・・。
★エヴァンゲリオン
使徒を元に生み出された人型汎用決戦兵器。
人によって作られた人に似たもの。
色々な呼び方があるが、ATフィールドの展開、コアを有すること、遺伝子情報など使徒との類似点が多数見られる。
当初、エヴァンゲリオンによる使徒迎撃が予定されていたがゾイドの発見と当時のネルフ司令の失踪により方針の変更があり、エヴァは弐号機まで作られたところで全て封印された。
しかしながら第11使徒に取り憑かれた四号機の例があることから、極秘に建造されている可能性は否定できない。
E計画こと人類補完計画の要。
筆者コメント
:コメント不可
★ゾイドのタイプ
ゾイドには二種類の設計思想がある。
一つはパイロットの安全を優先して設計されたEタイプ(エンパイア)、もう一つはゾイドの性能を引き出すことを優先して設計されたRタイプ(リパブリック)である。
前者は厚い装甲と徹底された脱出装備が特徴で、パイロットに対するフィードバックを自動調節する機能があり、生存率が高い。
後者はゾイドの潜在能力を高く引き出すことを目的としているため、装甲が薄く、脱出装置など余計な改造が少ないという特徴がある。
この二種の設計思想は、ゾイド人がかつて二通り(帝国、共和国)に別れて争っていたことを証明する証拠の一つである。詳しい原因は不明だが兄弟喧嘩という説がある。
独裁者が支配する帝国仕様のゾイドの方が人命を尊重し、民主国家であるはずの共和国仕様のゾイドが人命を軽視している現実は、薄ら寒いものを感じる。
筆者コメント
:まあ共和国とか言っても、数十年間同じ人が大統領をやってたわけで独裁となにも変わりがないって事ね。
★アルビーヌ・ルノー
葛城三佐の愛車。
前世紀のスポーツカーだが、この時代はガソリン車は犯罪であるため水素電池で走るモーター車に改造されている。
値段は非常に高く、捨て値でもネルフ上級職員である葛城三佐の目が飛び出て顎ががくんと落ちる値段である。
であるにも関わらず、葛城三佐は青と赤と色違いを2台も所有している。
これはネルフ7不思議の一つと言われている。
筆者コメント
:なんで金穴ミサトがあんな・・・。腹いせにKIDって名前の人工知能搭載型に改造してやろうかしら?
そんでもって事故りそうになったら、パラシュート無しでボーンって・・・。
★第三新東京市
表向きは次の首都。
実際は使徒迎撃用要塞都市。道路は戦闘を考慮に入れてとても広く造られ、街の各所には兵装ビルが配置されている。また、通常のビルは戦闘時にジオフロントに収容される。
筆者コメント
;今気がついたけど、使徒には強くても人間には弱い都市なのよね。改造?
★ポジトロンライフル
陽電子を精製、収束して放射する戦自厚木基地で研究開発されていた秘密兵器。
第5使徒攻略の際、ネルフによって強制徴用され今に至る。
威力は折り紙付きだが、整備に多大な時間がかかり消費する電力も膨大であるため現在は封印されている。
筆者コメント
:陽電子をぶっ放すクソ危ない武器ね。
え?対消滅を途中の空気でしないのかって?
お互いの速度が遅いときのみ対消滅ってのは起こるから、加速器で充分に加速させておけば着弾地点でしか対消滅は起こらないのよ。
以上、リツコお姉さんの説明でした♪
★JA
日本重化学工業が対使徒用として製作した人型決戦兵器。動力にリアクターを内蔵し、長期間無補給での活動が可能。
正式名称、ジェットアローン。
操作は外部からのリモコン操作。
ネルフの所持するゾイド部隊との性能比べを行ったが、ネルフ側の圧勝に終わった。
なお開発者は後に揃ってネルフへと移籍することになる。
筆者コメント
:ネルフに色々と利権を採られてばっかりでムカムカしていた日本政府の後押しを受け、日本重化学工業が作った人型歩行決戦兵器。
なかなか良くできていたけど、所詮私達の敵じゃぁないわ!
今ではジオフロントの発電器代わり。
しかも主任開発者の時田は今では私の部下!
フッ、無様ね。
でも本人は気にしてないし、趣味に走って喜んでるし・・・。
もしかして私の独り相撲?
私って無様?
★赤木家の猫
N2ゾイド、ヘルキャットのパイロット。
筆者コメント
:私の家族。
三匹居るけどミサトの所のペンペンとは違う、本当の家族よ。
私よりシンジ君やマユミに懐いてなんかむかつくけど。
もともとは私が高校生の頃拾った野良猫が産んだ子供なのよ。あ、拾った時点で野良猫じゃないわね。
もういい年だからそっちは第2に住むおばあちゃんの所に預けてるわ。
★ペンペン
P2ゾイド、グライドラーのパイロット。
筆者コメント
:なんでこんな項目まで?
ミサトのペット。
もともとは生体実験用に飼われていたもので、実験が終わった後処分されそうになったんだけど情が移ったミサトが引き取ったの。
案外、ミサトにも可愛いところがあるのね。偽善だけど・・・。
ペンペン以前何匹が犠牲になって、それを彼女は見ていたのかしら。
・・・それは私も同じか。
★暴走
ゾイドがパイロットの意志を無視し、自らの生存本能と闘争本能のみで敵と戦う状態を指す。この状態になると潜在能力をフルに引き出し、パイロットが躊躇してできなかったことも行えるようになるため戦闘能力は飛躍的に高まる。
ただし、パイロットへの精神汚染と見境なしに暴れる傾向があるためあまり望ましい状態とは言えない。
特記事項として暴走時には通常緑か黄色(橙色)の瞳の色が赤くなることを追加する。
筆者コメント
:簡単に言うとパイロットでなく、ゾイドがダメージを受けすぎて切れちゃった状態。
本能が出まくるのか使徒を食うわ、仲間に攻撃するわやりたい放題。
初戦は仕方がなかったかも知れないけど、あまり歓迎したくない状態ね。
★半覚醒
暴走と似ているがパイロットは自らの意志をある程度持っている。
暴走以上に潜在能力を引き出すことができるが、シンクロ率が上昇するためパイロットへのフィードバックも上昇する。
またバーニング・ハンドなど様々な封印兵器を使用することができるようになる。
特記事項として目の色が青くなることを追加する。
筆者コメント
:パイロットが切れた状態?
この状態の時、パイロットは意識をしっかり持っているみたいだけど、喚くだけで交信できないのよね。
★スピリットライド
完全な覚醒状態。
その能力は通常時の数倍から数十倍に達し、外殻の強度や後付の武器などの威力まではね上がる。再生能力なども異常増加し、覚醒の時に使えなかったより上位の封印兵器の使用が可能。
ただし、ダメージを受けた場合のフィードバックが非常に大きい諸刃の剣でもある。
現在の所、このレベルに達したチルドレンは確認できていない。
瞳の色は輝く青。
筆者コメント
:古代文献によれば、必ずできるみたいだけど・・・。
これができるようになれば使徒なんて、敵ゾイドなんてちょちょいのちょい!!
になると楽で良いんだけどね。
★亀型使徒
ガギエルを倒して間もなく、第三新東京市に襲撃をかけた使徒。
最初は頭のない人型という形状だったが、初戦時サードチルドレンの記憶を奪い、それを元に形状を著しく変化させる。
映画そのままに激しい戦いを繰り広げた強敵。最後はお株を奪うバーニングハンドによってゴジュラスに倒された。
まっとうな精神を持つ者達を、あっちの世界に追いやったある意味最凶の使徒。
後にMAGIにより、神の智(想像)を意味する『ザフキエル』と命名された。
筆者コメント
:なぜ猫にならなかったの・・・?
★虫型使徒
テンスチルドレン、山岸マユミに取り憑いた使徒。
当初蓑虫のような姿で現れ、その時サードチルドレンが彼女を救った現場を目撃し、人間の行動や心に興味を持ったものと推測される。
魔女が自分の心臓をトランプに隠すように彼女の体内に自らのコアを隠し、攻撃の通じない不死身の存在となって再度現れた。
全てを切り裂くATフィールドを圧縮したブレード、粒子光線、接触した相手のエネルギーの吸収など多彩な攻撃を行った。
が、マユミの自らを犠牲にする行動に危機を覚え、コアを本体に戻したところをグレートサーベルとゴジュラスの合体技、エクスキューショナーズ・ソング(処刑人の歌)により倒される。
この事件により、マユミはネルフから除隊。
また、この使徒は愛を司る天使『テリエル』と命名された。
筆者コメント
:なぜこいつが愛を司る天使なのかしら?
愛の天使・・・愛・・・愛の行き着く先・・・・結婚・・・・・ウェディング。
ウェディング?・・・・・・うがぁぁぁぁっ!!私に向かってよくもそんな言葉をぉ!!!
ごほん!
この使徒が何にせよ、マユミは去ってしまったわ。
子供達の心の重い傷を残して。
そう言う点で言えば、今までで最悪の使徒だったわ。
★サイコガン
人の精神力をエネルギーとする光学兵器。
筆者コメント
:その出力は凄まじく、射撃者がノリにノってるときは惑星だって砕いてみせるぜ!と言いながら宇宙戦艦の外壁を撃ち抜くほど。
とのこと。
本当言うと、これも古代文明の遺産なのよね。
余談だけど、この上位兵器も開発中よ。
★ゾイドによるテロ
2014年夏から2015年春までにかけて、ゼーレが送り込んだゾイドによる各国都市へのテロを指す。
施設の破壊、市民の殺傷の他、当時14歳以下の少年少女達を大量に誘拐した。
被害総額1兆ドル以上、誘拐された子供の数は1万人に達する。
使徒がはじめて姿を現す3ヶ月前に、突然このテロ行為は停止した。
以後、第三新東京市にのみ襲撃を行うようになった。より正確に言えば、第三新東京市に住むチルドレンを対象にしている模様。
筆者コメント
:初期の頃のテロの目的は破壊からの立て直しの裏で暗躍し、とある組織が巨万の富を得るためではないかと推測されるわ。
また、さらわれた子供達・・・・。
・・・・・・おそらく、完全なるダミープラグの開発のためにさらわれたと考えられるわ。
だとすれば、もう・・・。
★ダミープラグ
人間が操縦するのではなく人間の脳波に似せた信号を発し、操縦を自動で行うためのシステム。
現在の所、マシンオーガニックシステム、生体コンピュータシステム、エンプリヨシステム、チェンジリングシステムの4つが確認されている。
24ゾイド、小型ゾイドは操縦されているのではなく、自らの意志(主人の命令を遵守するという絶対的特徴があるが)で活動しているためこのシステムには属していない。
・マシンオーガニックシステム
0と1の記号によるプログラムでゾイドを操縦するシステム。
数十万通りの行動パターンが入力されているが、それでも人間の操縦とは比べ物にならないほど反応が鈍く、決まり切った行動しかとれない。また、ATフィールドの展開もできず小型ゾイドにしか使用できない。
・生体コンピュータシステム
脳を模して作られた生体コンピューターによる操縦システム。
機械式に比べ圧倒的に早い反応速度を誇り、また行動パターンも500万に達する模様。しかしながらまだ人間のパイロットに比べればあらゆる面で能力が劣ることは否めない。
また低出力ながらATフィールドの展開が可能。
・エンブリヨシステム
人間の胎児、または幼児の脳髄を摘出、加工したブレインマテリアルと呼ばれる生体コンピューターを使用したシステム。
人間の操縦するそれと変わらない能力を持ち、場合によっては余計な感覚、感情を省かれているため人間を凌駕する性能を持つ。
生産能力が低いこと、維持に非常にコストがかかることと融通がきかないことが難点。
第十使徒戦時に襲来したヘルディガンナーに使用されていた。
・チェンジリングシステム
詳細不明。
機械式に似ているが、特に特定の人物のパーソナルパターンを刷り込まれているらしい。
現在使用不可能になっているが、かつてゴジュラス初号機に搭載されていた物には司令、碇ユイのそれが書き込まれていた模様。
筆者コメント
:機械式までならともかく、生体コンピュータの元を作るために何人の人間が犠牲に・・・。
それにエンブリヨシステムだなんて・・・・・。
私は自分が今まで血も涙もない女だと思っていたけど、ゼーレの連中に比べればずっと温かい人間だわ。
★古代文明とその歴史の流れ
太古、人類が発生する遙か以前に遠く彼方の星から飛来した生命体の文明。
先に使徒を生み出した側の文明が発達し、それに少し遅れ、平行してゾイドを生みだした文明が発達していった模様。
便宜的に前者を神人、後者をゾイド人とする。
どちらも現在の人類の文明を凌駕する科学レベルを誇っており、互いを牽制しあいながら平和に暮らしていた。
だが、原因は不明だが両者は地球の領有権をかけて争い、使徒とゾイド二種の超生体兵器が空を焼き、海を干上がらせ、大地を砕きあったと言われる。
最終的にゾイド人は神人に全ての根拠地を破壊され、月にあった基地に撤退した模様。
しかしながら使徒は暴走し、使徒のリーダー『アダム』の指示の元、自分を生みだした神人の文明に反旗を翻した。この暴走は常に敵を求めるアダムの意志が神人の精神支配を上回ったからとも、アダムを生み出すために幾万もの生け贄を捧げたからだとも言われている。
アダムとそれに従う使徒達の力は凄まじく、瞬く間に神人達の都市は一つ、また一つと滅ぼされていった。
全人口の4割を失ったところで、神人達は決意した。
ここに至り、神人とゾイド人は異例の同盟を結ぶこととなった。
神人はATフィールド、S2機関の秘密をゾイド人に伝え、ゾイド人はATフィールドを無効化する技術と、超金属オリハルコン、シャドーワールドにアクセスするゾイドコアを伝え、両者の能力を併せ持った超ゾイド、使徒をうち破る魔神とも言うべき存在を生み出した。
そしてアダムの居城とも言うべき巨大要塞『白き月』に匹敵する巨大要塞『黒き月』を製造、残ったゾイドと内部で人間が操縦するタイプの使徒『福音』をもってアダムに戦いを挑んだ。
戦いは永きに渡って続き、地球環境は激変、海に消えた大陸も一つ二つではなかった。
光が空気を焼き、海を煮えたぎらせる中、ゾイドは傷つき石となり、福音も乗員と共に塩の柱と化した。
一進一退の戦いを繰り広げたが、数に劣る連合軍はこのまま全滅するかと思われた。
だが、単身南極に飛んだ究極のゾイド『ルシファー』は傷つきながらも遂に白き月最深部においてアダムを討ち取る。
この時、ルシファーの魂とも言える乗員が死亡し、神殺しの武器が使えなかったためアダムに本当の滅びを与えることができなかったと伝えられている。
ともあれリーダーを失った使徒は総崩れとなり、たちまちの内に殲滅されていった。
遂に、最後まで生き残っていた十数体の使徒はいつか来る主の目覚めの時まで地中深くで眠りにつき、同じくゾイドと福音達もいつかアダムが目覚めたその時、時を同じくして目覚め再びアダムに永遠なる滅びを与えるため、同じく永き眠りについた。
そしてゾイド人と神人達は自分達の存在がこの星にとって迷惑なだけであることを悟り、後に現れるであろう人類に対する警告書として裏死海文書を残し、自分達は再び宇宙のどこかへと旅立っていった。
そして今、人類の歴史が大きな転換点を迎えたとき、南極に封じられていたアダムが目覚め、同じくしてルシファーが目覚めた。
二体の戦いは消滅した南極上で激しく繰り広げられ、葛城三佐が目撃した物こそその戦いであったと思われる。
戦いの結果、本来ならばまだ眠っていなければならなかったアダムは敗れ、非常に小さな卵の段階にまで還元された。ルシファーがどうなったかは不明である。
現在は非常に弱く、世界を滅びに導いたという能力は欠片も残っていないが、これに本当の死を与えるためにはコアを神殺しの武器で砕く必要があるという。
現在、卵はネルフ本部に厳重に保管され、その解放を狙ってその眷属たる使徒が第三新東京市に来ていると推測される。
しかしながら卵が移送される以前、なぜ卵のあった場所に行かず第三新東京市に来たのか、なぜ一体ずつ来るのかは原因が不明である。推論として、宿敵であるゾイドに惹かれたと言うことと、ゾイドと同じく自らの宿敵である福音に惹かれたという説。もう一つは本当の卵が巧妙にシールドされ、ダミーとも言えるアダムの卵があったからではないかと推測される。
もう一つ、最悪の考察だが全てが予定の出来事だからではないのかと考えることもできる。
筆者コメント
:まだ司令は何か重大事を隠している模様。
★ナノマシン
ルシファー解放の際、空気中にばらまかれたナノサイズの機械。
もとは細菌を改造した物と見られる。
寿命が10年程度と短かったようで、現在はまったく存在していないが、人間がゾイドや福音と共感する能力を増加させる特性を持っていた。特に胎児に大して高い影響力を持ち、個人差があるが、ほぼ全ての子供達が植物や動物に対し強い共感能力を持つことが確認されている。
またその中でもゾイドの操縦ができるレベルに達した子供を『適格者』と呼び、その中で最高の12人を『チルドレン』と呼ぶ。
筆者コメント
:猫の気持ちが良くわかるようになるのかしら?
だったらいいわね。
★セントラルドグマ
単にドグマと呼ばれることもある、ネルフ本部最重要施設。
Bランク(三尉)以下の職員は存在すら知ることのない区画であり、入ることができるのはA+以上の職員のみ。
ただし司令、副司令、各部署顧問(惣流博士、信濃博士)、技術部長(赤木博士)ら三人以上の許可があればその限りではない。
危険すぎて使用が躊躇われるゾイドの格納庫、LCL製造プラント、ヘブンズドア等がある。
もともとは廃棄漕もドグマ内部に設置される予定だったが、使用率が非常に高くなることが予想されたため、廃棄漕はセントラルドグマから管轄を外された。
筆者コメント
:私も滅多に足を踏み入れない場所。あまり気持ちのいい場所ではないから。
★廃棄漕
死亡したゾイドや使徒の残骸を廃棄するために作られた巨大な縦穴。
ジオフロント地下にあり、直径が150mほど、深さは1kmにも達する。
内部は使徒の肉片とゾイドの残骸、化石で埋まり、その隙間を埋めるように冷却液とLCLの混合液で満たされている。
どんな汚染があるか分からないため、一般職員は立入禁止。
近づいた場合、ガードゾイドによって排除される。
筆者コメント
:最近使用率が高くて、穴が埋まりそうだわ。血の臭いが凄くってあまり近寄りたくない場所ね。
★ヘブンズドア
使徒の最終目標、アダムの肉体が封印されている。
全てを犠牲にしてでも守り通さなければならない場所である。
扉の内側がどうなっているかは極秘事項にて文章化不可。
筆者コメント
:コメント不可
なんだ、こりゃ?
確かに色々機密に関わることも書いてあるが、基本的に知ったからと言ってどうなる物でもない、どうでも良いことばかりじゃないか。
ゾイドコアを複製する方法や、ドグマにある物についての資料とかが全然ない。
ちっ、やはりこれもダミーだったか。
!?
人の気配・・・。
巡回にはまだ時間があるが、くそっ!
いずれにせよ、これ以上ここにいるのは危険と言うことか。ダミーだったとしてもまだ続きがあるしもう少し先を見たかったんだが・・・。
まあ、いい。
次に期待だ。
俺の名前は加持リョウジ、危険を愛するニヒルなクールガイ。
素敵だからって、本気で惚れちゃダメだぜベイビー。