ハワイ編1
マウイ島・オアフ島(1997年11月)
注釈: 詳しくは説明しませんが、会社の先輩・山田秀則さんと私は”たつのこ”と称しています。年の順に、たつのこ太郎=山田さん、たつのこ次郎=私、というわけです。(もう一人、花子さんもいるんですけど)
太郎さん=山田さん、次郎君=私、と読み替えていただければ、だいたい内容はご理解いただけると思います。
なお、”たつのこ”の由来ならびに太郎さんについてもう少しお知りになりたい方は、たつのこ太郎のページをご覧下さい。
前回のグアム旅行で味をしめた”たつのこ”達は、今度は一緒に出かけようと企てた。結果的に、全く同じ日程にはならなかったが日程が重なり現地で遊べるようにプランを立てた(旅程参照)。
以下の旅行記はほとんど、現地で落ち合う予定の(ならびに先に帰国した)太郎さん宛に書かれた電子メールを並べ直したものです。旅行には東芝のLibretto50を持っていき、現地で定期的にメールをやりとりしていました。
前回のグアム編ページに味を占めて、後でちゃんと体裁を整えようと思いつつ、途中までやってそのまま放置しておいたら記憶が不確かになってきたので、結局そのまんまです。ちゃんと作っておけば良かった。
事前準備
旅行方針は2〜3度変更したが、最終的にマウイ島に長期滞在に決定。
今回の旅行は、家族4人(うち4歳の長男および3歳の次男を含む)での旅行のため、子供割引の条件が悪い一般的なツアーで行くとかなりの出費。そこで、宿と航空券を別々に頼む方法を模索。
宿
コンドミニアムに滞在することにしていたので、インターネットで調べる。すると、結構見つかる。ハワイではコンドミニアムを多く保有しているアストンホテルチェーンのページがあった。向こうのホテルやコンドミニアムはルームチャージであり4人家族のうちには有利。しかもアストン系列の宿に7泊以上連続して泊まると、料金が20%安くなる制度(MIX7)があった。他とも比較した結果、これを利用することに決めた。申込は日本に代理店があるので、日本語で予約可能である。
宿泊は予算的には20万円程度で長く滞在するということで検討した結果、マハナ・アット・カアナパリに5泊($168/泊)、マウイ・ヒルに5泊($119/泊)、その後帰りの飛行機を考えてオアフに1泊。すると予算を下回るので、えーいではオアフにもう1泊してしまおう。ここは少し節約してパシフィック・モナークのシティビューに2泊($109/泊)ということで全部で12泊。
飛行機&駐車場
飛行機は、エイビーロード自由旅行を買って格安チケットを調査。インターネット上にもエイビーロード・ネットがあり、ツアーや格安航空券を検索できる。結局その中で一番安かったピアー21で購入。

結局、12泊14日の滞在で飛行機と宿で約45万円。ツアーを4人分頼んだ場合に比べてずいぶん安くなった。
成田へは自家用車で行くことに。成田空港近くの駐車場のうち安くて帰りに空港まで届けてもらえる所を選んだ。10日間以上は8500円だって。しかも洗車込み。キリンのマークの所(名前は失念)
レンタカー&保険
マウイ島は交通機関がほとんどないので、車が必需品だそうだ。事前にレンタカーを申し込むことにする。色々な会社があり、また割引サービスも色々あるようだ。調べたところHertzのクーポンを日本で買っていくのが安いようだ。10日間のレンタルなので1週間のクーポンと1日クーポン3日分。また、UCカードの旅行サービスで申し込むと10%オフになる。
車の保険は、損害保険会社がやっている一般海外旅行保険の自動車運転特約とHertzが用意するものを比較した結果、多少高くなるものの保証条件が良いHertzが用意するものに入ることにする。海外旅行傷害保険はUCカード所有者は自動的にかかっているので、子供の分だけ加入。
日記(太郎さん宛の電子メールを元に)
11.5
家を14時過ぎに出発。首都高は予想通り新宿あたりから渋滞。しかしながら、意外に流れる。レインボーブリッジを経由して湾岸へ。このところ雨が降っていないため、晴れているものの埃っぽっく視界が悪い。
湾岸は車が多いが順調に流れる。
17時半に駐車場屋さんに着けばよいかと思っていたが、16時過ぎに着いてしまった。ちょっと余裕を見過ぎたかな。
空港へは、バスで送迎ではなく我々の乗ってきた車に駐車場のおじさんが乗り込んでの送迎。なんか変な感じ。
16時半には空港第2ターミナルに到着。指定されたカウンターへ行ったら、ま
だ時間が早いので出発の2時間前に来て下さいとのこと。弱ったな、まだ1時間以上ある。こういうところを何とかしてもらいたいですね。
早めにチェックインできて荷物から解放されたい。
スーツケースの1方には食料品が大量に詰め込まれているので、かなり重たい。
この待ち時間を利用して、機内で時間つぶしするための子供のおもちゃを妻が買いに行く。私は荷物番。そうこうするうちに、おもちゃを買って帰ってきた。ポケモンのプラモデルだ。飛行機に乗ったら作ろうねと言っていたのに、、開けちゃった。部品が無くなっても困るから、仕方なくその場で作ることに。
今仕事しているはずの太郎さんにメールするために、グレ電への接続に挑戦してみよう。
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どーも
宿のMAHANAからNiftyは行けることが判明しました。
昨晩はさすがに眠かったので、そこまで確認したところでやめました。
と言うことで、続きを送ります。
さて、出発2時間前になったので、チェックインカウンターへ。
そうしたらなんと、コンチネンタルからノースウエストに変更になったので第一ターミナルのカウンターへ行って下さい。出発時間は20:50です。だって。すげえむかつく。
何で当日まで連絡をよこさないのか!ふざけやがって、ピア21。もう絶対利用しないぞ。
出発時間は1時間遅くなるは、ターミナルが違うので荷物を押して移動しなければならないは、駐車場屋には帰りが変更になることを連絡するは。ピア21に文句を言おうと思ったが、連絡先を持っていなかったのであきらめた。
結局連絡バスでターミナルを移動し、団体カウンターを探してチェックインする。そうこうするうちに結構時間がたって、搭乗の時間はすぐにやってきた。
げ、団体旅行の席の狭間だ。
真ん中の席3つと、通路を挟んだ席1つで離れている。
後ろの日本人団体おじさん達は免税店で買ったらしいウイスキーを開けて飲んでいてスチュワーデスに怒られていた。困ったもんだ。
飛行時間は6時間10分ほど。途中2度食事が出るが、さすがノースウエスト。
まずい。
刺身のように小さい切り身が3切れ入った鰻丼にはまいった。
子供達は比較的おとなしくしていた。長男は幾たびか椅子からずり落ちつつ寝ていたが、次男は多少ぐずついていた。夜だったからまだ良かったのかな。
予定よりも20分ほど早く、現地時間8時20分頃ホノルル空港に到着。ばたばたしていて免税店で買った日本酒(料理用兼飲用)、バーボン、博多ラーメンを機内に忘れてきてしまった。ショック。
入国審査は、案の定こんでいる。柵で列がコントロールされていて、ディズニーランドの待ち状態。しかしながら、子供連れ優遇があって、入国審査の部屋の入り口でおじさんが誘導してくれて、アメリカ人用のゲートで待ちも少なく通過できた。しかし、呼ばれる直前に子供達が相次いでトイレへ行きたいと言いだしたため、後ろの人に順番を譲っていたらずいぶん遅くなってしまった。
その後、荷物を拾って外へ出る。外はツアーコンの人々で混雑している。まだ旅行客がそろっていないのだろう。ツアーの看板をこちらに示してくる。
我々の目指すはアロハ航空の出発カウンター。その辺の現地ツアコンのおばちゃんに聞いたら、向こうのビルの2階で、エスカレータの横にエレベーターがあるから、カートごとそれに乗りなさい、と教えてくれた。
アロハ航空のカウンターは割と静かで、日本人団体は見あたらなかった。10:40発の飛行機で、チェックインを済ませた時点でもう9時半すぎていたので、手荷物検査をすぎたところにある、バーガーキングで朝食を済ませる。私はビスケットコンボで、子供達はハッシュポテトを食べた。結構脂っこい。
アロハ航空の飛行機は自由席。10:20から搭乗開始となっていたが、10時過ぎにゲート前に行ったら、もう並んでいる。それも日本人ばかり。
おやおや、と思っていたら、係りの人が子供連れはこちらに並んで下さい。とファーストクラスの側へ。子連れ優待搭乗です。
そうこうするうちに、10:15分頃飛行機がやってきてゲートに接続。到着した便だ。中から人がぞろぞろ降りてくる。ほんとにシャトルなのね。
ホノルルからカフルイ空港へ行く飛行機は左側の席に座るべきである。何の気無しに私と長男、妻と次男と前後2列に別れて左側の席に座ったら、離陸後ワイキキを一望できたり、マウイへ至る間の島がよく見える。右側は、はづれ。
マウイ島も西側から着陸するので、宿のあるカアナパリのあたりを見ることが出来る。ずーっと海岸線が続いているのかと思ったら、山を切り通した海岸沿いの道があるようだ。それから、とにかく地面が赤い。赤い土。
飛行時間約20分ほどで着陸。
つづきはのちほど・・・
あ、そうそう。もしじゃまでなかったら、そーめんを5人前くらい買ってきて貰えないでしょうか。今日の昼そーめんだったのですが、なかなか気候にマッチしているので、もう少し食べたいなと。
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どーも
着いてみると、これがまあえらくのんびりした空港で、まるで八丈島の空港のようだ。レンタカーのカウンターを見つけて訪ねると、予約してあるならバスに乗って行きんさい。みたいな感じ。
車はトヨタのカムリ。家の車よりゆったりしている。トランクにスーツケースが2つはいる。左ハンドルはまあ少しづつならしていって。のろのろやっていたら、車で出発したのは昼の12時を回ったあたりだった。
空港からは田舎の1本道で、まず迷うことはない。速度制限は指定があるところ以外は55マイルらしい。速度制限の標識が出ていないところで、わからずにゆっくり走っていたら、後ろから車がぴったりあおってきた。
カフルイ空港から島の西側の海岸線に出て、北を目指して走る。飛行機から山肌がそのまま海岸線になっている場所のあたりで、長男太洋が吐き気をもようし、もどしてしまう。
どうやら疲れによる胃腸の弱りと、朝食べたバーガーキングの脂っこいハッシュポテトが原因だろう。
マハナ・アット・カアナパリ
カアナパリを過ぎ、そろそろかなと思われる頃、左手に3〜4棟のベージュ系の建物とピンクの建物。ベージュがアストン・マハナとショアーズ。ピンクはその間に挟まって立つエバンジェンシー・スイートであった。曲がるところの目印は右手のレンタカー屋が並ぶ箇所をすぎた信号である。
着いたのは、1:30頃。フロントに聞いたら、まだルームメイクが出来ていないから、待っていてくれと言われる。チェックインは午後3時だ。妻と相談して、近所で少し買い出しすることに。次男は車の中で寝静まっていたので、出歩くわけにも行かなかった。とりあえず、ビールとタコチップとサルサソースを仕入れた。
宿に戻り、プールサイドでのんびりしていると、2:30頃に部屋の用意が出来たらしく、黒人の支配人(といっても従業員は2〜3人のようだ)からチェックイン出来るから来いよー、って声がかかった。
部屋は、ん?911号室?だって3階以下の部屋が安いからそちらを申し込んだのだが、すいているのだろうか、9階だ。
部屋に入ってみると・・・すんげー!!!
これがオーシャンフロントのコンドミニアムかあぁ!!部屋ひっれえぇー。
これだったら、どこへも行かず部屋のラナイから海を眺めて1日過ごしていてもいいな。
窓からは、180度オーシャンビュー。ラナイ島とモロカイ島が見える。ちょうどツインタワーのように立っているマハナの南側の建物の一番中央よりの部屋で、間にあるプールを見下ろすことが出来る。
子供達はさっそくプールに入りたいと言うことで、私が連れていく。妻は荷ほどき。
アメリカ人の老夫婦が多い。日本人は見渡したところ見かけない。みんなプールサイドで静かに本を読んでいる。日本人の子供猿が2人嬌声を上げるのを、ほほえましく見る人と、一瞥くれて本を読みいる人。
日が沈んできたので部屋に戻る。おお、サンセット独占。部屋は西向きに海に面しているため、夕日が沈むのが見える。ただし、海にではなく、ラナイ島に沈む。
夕食の買い出しに出かける。デリらしき所は見あたらない。スーパーマーケットのようなところで、野菜などを仕入れ、その後、Pizza Hutteでピザを注文し届けてもらう。長男はピザが好き。でも今日はダメみたい。
食べてしばらくしてもどしてしまった。あすは胃に優しい食べ物にしようね。
11.6
どーも
出発準備整いましたでしょうか?
今日はこちらへの滞在3日目ですが、曇りがちで雨が降りそうな雰囲気です。海岸で遊んでいたのですが、風もあって寒くなってきたので切り上げてきました。
MahanaとShoresはすぐそばなので、明日到着した後チェックインまでの間くつろげますので、訪ねて下さい。きっと昼頃ならばプールのあたりか部屋にいます。部屋は911号室です。エントランスは2つのビルの間で、ロビーの裏がすぐにプールです。またホテルという感じではなく、別荘マンションの感じなので、自由に出入りできます。昼飯を一緒に食べるか、子供をプールで遊ばせて、プールサイドでくつろぎましょう。
さて、昨日(2日目)の様子です。
朝飯は卵がゆ。長男が胃腸が弱っているので。こういうときはコンドミニアムは便利ですね。
朝から快晴で、プールに入りたいと言う子供達を連れて、同じAston系列のKaanapali Shoresのプールへ出かけた。ここは中庭に2つのプールがある。日本人も時折見かける。プールはまあどこも同じで、あまり広くはない。普通プールで遊ぶことが目的ではないからでしょう。プールサイドには食事の出来るところもある。
昼飯を食べるので部屋へ帰る。帰りは海岸を歩いて行く。結構近いし子供達は最初はだっこ、とか言っていたのだが、そんなことはすっかり忘れて遊びながら帰る。
昼はそーめん。暑い外から帰ってのそーめんはいけます。太郎さんに余裕があったらそーめん持ってきてくれるようメールした。
昼寝の後、再度プールへ。日が沈むまで(日没は17:30頃)遊んだ後、風呂に入って買い出しに出かける。
ホエラーズビレッジへ出かける。免税店などが集まったショッピングモールで、マウイの中では圧倒的に日本人の比率が高い。一回りして食料品を買おうとしたら、マクドナルドなどの食事どころが集まった1角で、子供達が食べたいと言い出した。結局子供はマクドナルドの照り焼きバーガーセット、大人は韓国料理プレート
のユッケジャンを食べる。ここでも長男は油のせいだろうか、もどしてしまった。
明日は絶対に休養日にします。
と、いうわけで今日は昼前まで休んでいて、その後海辺へ行き、曇ってきたので部屋に入った訳です。
11.8
プールでのんびり。夕食は到着した山田家と共にショアーズのプールサイドレストラン
注釈: すでに山田家も到着した後なので、この頃はメールを書いていません。従って、文章が残っていません。あしからず。
11.9
山田家とプールでのんびり。昼食はショアーズの山田家の部屋でそーめん
11.10
山田家とラハイナ散策。マウイヒルへ移動
 サトウキビ列車を見送る太郎・次郎 父親達はラハイナまで車の回送 |
 お絵かきでレストランも静か At Kimo's restaurant |
 バニアンツリーの下でアイスを食べる ”たつのこ”の子 |
 マウイ・ヒル |
11.11
ビーチでのんびり。サンダル購入(意外にも太郎さんとおそろだった)。夕食はスパゲッティ屋
11.12
山田家と我々のコンドミニアムでお食事&キヘイのビーチ
 バーベキュー・ラナイで乾杯 at Maui Hill |
 砂山作りの後 at Kihei beach |
 海から帰って一風呂 at Maui Hill |
11.13
ハレアカラへドライブ。道は思ったほど険しくない。だって険しいカーブ以外は30マイル制限。日本の山道に比べたら全然楽勝。険しい道なので運転に注意と書いてあった地球の歩き方ドライブガイドはここに関しては当てにならない。所要時間も麓から2時間半と書いてあったが、キヘイから実質2時間。ビジターチャンネルでもキヘイ方面から2時間といっていた。きっとあまりに本で運転したことない人が書いたのだろう。
日本の山道と違って、カーブミラーがない。路肩のガードレールがない。カーブの標識が直角、Uターン、くねくね、の3通りしかない(日本では要注意のカーブ表示がカーブの曲がり具合を反映したものが多い)。
頂上まで車で上がることが出来る。思ったほど寒くない。日差しがあるときはトレーナーで十分。高度は10000フィートなのだが。島の西側も東側もよく見える。また火口のクレーターは半分くらい雲がかかっていた。お、ハワイ島の山が見える。ちょうど12時頃になったので、途中で仕入れたサンドイッチを食べる。約40センチくらいのパンにハムやチーズを挟んだおおざっぱなもの。それを4人で分ける。周りで食べている人が居ないので妻が不安がるが、食べては行けないとは書いていないので気にしない。ビールを飲んだが息が切れる。気圧が低いからかな。
思ったよりも早く着いたので、もう1つのドライブスポットであるイアオ渓谷へ行くことを提案。しかし、午後から天候が不安定になりやすいとの事がガイドに書いてあったので(事実ハレアカラを降りる1時頃になってとたんに雲がかかってきた)、フルーツプランテーションへ行くことに。下りの山道では皆さんご就寝。
カフルイの町に降りてきて、妻の道案内で進む。あれ、どこかで曲がり損なったらしい。イアオ渓谷の方へ進んでしまった。どうせだったらこのまま行ってしまえ。
イアオ渓谷は、うーんこんなもんか。と言う感じ。日本の昇仙峡みたいな感じですが、イアオニードルがあるだけで、あまりインパクト無かった。ジャングルという感じの雰囲気でもなかったし。
帰路に何とかショッピングセンター(名前を失念)という、マウイで最大のショッピングセンターに立ち寄る。Tシャツやアロハやワンピーススカートなどを買う。子供にはアイスクリームでお茶を濁す。
夜は、キヘイのアゼリアショッピングセンターでタイ料理を食べる。ガイドに出ていた店だがあまり込んでいないし(というよりもむしろがらがら)、日本人も居なかった。甘さが強くちょっと不思議な味付けで、アメリカ向けにアレンジされている様子がありあり。
11.14
午前中といっても11時頃から海へ。今日は快晴。日差しが強く、砂浜は日陰が無く日差しがじりじり暑い。30分も居ると海に入らざるを得なくなる。
ビデオの調子がおかしい。どうやら接触不良になったようで録画モードにならない。何度か叩いていると写るようになる。もう買い換え時かな。きっとキヘイの砂か塩でやられたのだと思う。波にさらわれて以来、海にはいるのを怖がっていた遙峰も少しづつ慣らした結果、喜んではいるようになる。もっとも今日は波がおとといより穏やかだった。
1時半ころ切り上げる。子供達が風呂に入っている間に私1人ででかけ、Bank of Hawaiiで2万円両替。レートが130円で仰天。キャッシュは結局これで6万円両替した。あとはカード。昼食は私が作ったスパゲッティ。自慢ではないが先日食べたスパゲッティ屋よりうまいと思う。
午後と言っても4時近くから宿のプール。ジャグジーがあって、湯加減がちょうど良い。まるで風呂だ。注意書きがあって、健康上と安全上の理由から5歳以下の子供は入らないように。5歳から12歳までは親と同伴と書いてある。うーん、これでは日本の風呂には子供は入れないことになる。感覚が違うのだなあ。
5時過ぎに切り上げて、パークでサンセットを見る。マウイの夕日もこれで見納め。
そのまま買い出しし、ステーキをバーベキューグリルで焼いて食べる。おととい太郎さんと掃除したグリルの網だが、もう焼けこげて焦げ付いたものが残っている。いったいどこのへたくそが焼いているのか。しかしろくに明かりのないところなので、夜に焼くのは加減が確認しにくい。ちょうど今日は満月かな。焼いている時にハレアカラから月が昇ってきた。これも自慢ではないが、先日Kaanapali Shoresで食べたステーキよりうまいと思う。冗談ではなく、妻と2人でここでレストランを開いたら繁盛するに違いない。それとも味覚おんちなアメリカ人にはその価値が理解されないか。
昼寝をしていない子供達は、食事直後に倒れるように寝る。
11.15
ホノルルへ移動
朝8時に起床。今日はマウイを発ってホノルルへ向かう。9時半にチェックアウトして空港へ向かう。今日も快晴。太郎さんからのメールにより、レンタカーの返却は一瞬で終わる事がわかったので、出発の2時間半前に宿を出た。カフルイの空港近くで給油。1.82だ。キヘイは1.78だったのに。少し高い。
レンタカーの返却は本当に一瞬。カーリターンの所にお姉さんが立っていて、車をチェックした後レシートをくれる。それを持ってカウンターへ行くと、クレジット番号を控えてあるからそこから引き落とすのでもういいよって。
ハーツのシャトルバスでアロハ航空のカウンター前へ。ここの空港はカートが有料なのね。チェックインカウンターは結構並んでいる。出発便が多いようだ。妻と子供達をどこかで待たせて私が手続き。たびたび子供がトイレに行きたがる。朝すいかとオレンジジュースを沢山とったからかな。6歳以下の子供連れ優先搭乗で楽々。
11:57発の飛行機は楽々ホノルルへ。
空港に着いてからタクシーで宿へ向かう。
バッゲージクレイムでは、タグの確認するおばさんが居た。初めて。
そこを出ると、道路整理のおじさんが居たので、タクシー乗り場はどこか聞く。すると道を渡ったところに立っているおじさんに合図して、あそこだと教えてくれた。道に立っていたおじさんは、タクシーの整理係。横断歩道を渡ると、タクシーの運ちゃんがやってきて荷物を運んでくれる。おお、白いリムジン!
なんかリッチな気分。妻が高いのではないかとか、ぼられるのではないかとか心配するが、タクシーは料金が決まっていて、リムジンでも一緒だとガイドに書いてあった。
宿へ到着。玄関前に着けられなかったので、離れたところに車を止めるが宿まで運転手が荷物を運んでくれる。1時過ぎに宿へ到着。料金は27ドル+チップに5ドル。
アストン・パシフィック・モナーク
宿はアストンパシフィックモナーク。チェックインは3時なので、荷物を預かるから2時半頃に戻ってきてくれと言われる。事前には入れないようだ。
遅い昼を食べるために海岸の方へ向かう。宿の場所はパブリックビーチの前に立つシェラトンの裏側。マクドナルドかなにかを探そうと思ったが、シェラトンの角に日本料理屋を発見。太洋が刺身が食べたい、すしが食べたいと言い続けているので、そこの”ふるさと”という店に入る。子供の方が親より和食が恋しいとは。
私の食べたそーめんセットは、そうめんはまあまあだった。刺身はいまいち。巻きずしはそこそこ。日本語で全部通じるので、なんか日本へ戻ってきたみたい。外を眺めていると、通る人の半分以上が日本人。うーん、これがワイキキか。食べ終わってビーチを覗いてみる。うわー、人がいっぱい。何が楽しくてこんな人混みの中に居るんだろう。まるで江ノ島状態。マウイから来てみるとその違いに愕然。
しばらくして宿に戻りチェックイン。部屋は10階の海と反対側の角部屋。せまいー!
これでマウイヒルと同じ程度の値段かあ!???
これだったら、もう1泊マウイで泊まって、ホノルルは1泊だけで良かったかもしれない。
その後、宿プールへ。プールは30階の屋上にある。上からの眺めはよい。ビーチもダイアモンドヘッドよく見える。けれどもプールは狭く、子供用と言う感じ。実際浅く子供達も足が着くところがある。日が沈むまでプールで遊ぶ。夕方になると寒いらしく、遙峰はスパから出ようとしない。日が暮れたので、買いだしへ出かけ、そのまま食事へ。
近くにフードパントリーがあったのでそこへ行く。日本食材がたくさんあるが値段はマウイよりも高いかもしれない。朝の食事ようのものをいくつか買って、食事に。食事はロイヤルハワイアンショッピングセンター内にある、お好み焼きや”千房”へ。お、えびすビールがある。ん?でも味がちょっと違うなあ。カリフォルニアで作っているらしい。中瓶で7ドル。これだったらワインを頼んだ方がよいな。変更。ここも日本語が全て通じるのでなんか日本に帰ったようだ。お好み焼きはこんなもんかな。
さすがに子供達は疲れたらしく、帰りはおんぶ。
宿に9時過ぎに戻る。そのまま子供は就寝。妻はコインランドリーへ。私は頭が少し痛かったのでソファーベッドを広げて横になっていたら、そのまま寝てしまった。
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どーも
今は夜中の12時過ぎ。明日出発の準備を終えてメールしています。
11.16
朝7時頃起床。沢山寝たので頭痛もすっきり。朝食は残り物のパックご飯やインスタントみそ汁ですませる。結局日本から持参した醤油は500mlのものを半分しか使わなかった。そのかわりオリーブオ
イルをほぼ1本使った。
食後海岸へ。防波堤のあるビーチで遊ぶ。波がほとんどなく子供も自分で積極的に泳いでいく(もちろん浮き輪をつけて)。妻がエアーマットを借りてきた10ドルだって。後でABCストアを見たら19ドルで売っていた。やはり人が多い。日本人もとても多い。
いつも思うのだが、日本人同士では何故か挨拶をしない。不思議ですね。そばにマクドナルドがあったので、昼はそこで買ってきて、ビーチにあるベンチで食べる。鳩が餌をねだりにやってくる。
おや、ついにビデオが動かなくなってしまった。だめだこりゃ。
食事後、宿へ戻りシャワーを浴びて、アラモアナショッピングセンターへ。ビーチ前からトロリーバスが出ていることを確認していた。しかし行ってみるとちょうど出たところ。しかもガイドを読んでみると1日乗り放題で18ドルとある。それは高すぎる。子供はトロリーバスに乗りたいと言っていたが、アラモアナショッピングセンターのシャトルバス(普通のバス)に乗る。2ドル。
バスに乗る早々子供達が居眠りを始める。こちらの方が良かったのかな。着くと太洋がのどが渇いたという。なんせでかいショッピングセンターなのでどこに何があるかわからないので、案内所でパンフレットをもらう。
いきあたりばったりで、フードコートにたどり着く。お、あったあった。ん、Thirst aidだって。まさにそのものの名前で笑ってしまった。
渇きをいやした後、ショッピングセンターを色々見て回るが、どうもうちはショッピングには向いていないらしく、あまり買い物をする気にならない。結局何も買わずに子供がパイナップルジュースを飲んだだけで後にする。
帰りは太郎さん実践済みののLOOK/JTBのトロリーバスOLIOLIに無賃乗車を試みる。乗ってきたバスの乗り場とは違い、反対側の海よりの乗り場だと言うことが判明し行ったり来たり。お、日本人がいっぱい。きっとここに違いないと目星をつけ待っていると、案の定やってきた。素知らぬ顔で乗り込む。
へへへ、大丈夫だった。行きもそうすれば良かったのだが、乗り場がわからなかったので。ワイキキで買い物をするならばLOOKのツアーパンフレットを持参すべきである。そうすれば、乗り場がどこにあるかがわかるから。そして無賃乗車。これですね。
子供達は大いに喜び乗っていた。
DFSでおりて少し歩いて宿の近くのラーメン屋へ。えぞ菊というところ。みそラーメン以外はまあまあだった。ワイキキでは日本系の食事ばかりしている。
別に日本食が恋しくなったわけではないが、食事が出てくるまでの時間が早いのだ、日系のレストランは。子供は待っていられないから。
注文してから端と気が付いた。ここはキャッシュだけだということ。ん、現金がもう無い。2人合わせてチップも含めてちょうどだ。後は小銭しか残っていない。うーん、なんか貧しいなあ。
店を出て妻と子供達を宿に返して、私1人でクレジットカードのキャッシングへ向かう。宿に日本円を取りに帰るのが面倒だったので。そうしたら次男が一緒に行くと言いだした。途中で疲れても絶対だっこしないと約束して連れていく。
ロイヤルハワイアンショッピングセンターまで歩いていってキャッシング。昼寝をとばしていたのだが、意外にも元気に歩いて一緒に行って来た。冒険心があるのかな。
帰りにABCストアで明朝の子供達の食べるパンケーキと今晩飲むワインを仕入れる。お、日刊スポーツが。むむ、W杯サッカーのフランス行きの切符を賭けたイラン戦の前日の奴だ。当日の奴なら買おうかと思ったがやめた。3ドル50もするし。
宿に帰ったら、太洋が割ったコップの破片をセロテープで拾ったり、コインランドリーへ行って(部屋には洗濯機がない)海で濡れたものを洗濯したり、そうこうするうちに夜中の1時をすぎてしまった。
唐突ですが、これで終わり
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