アジア旅行記

【2】失敗写真集

                               作成日:'96/11/02


アジア旅行記の索引ページに戻る

 旅行には一眼レフとコンパクト・カメラを持っていきパシャパシャと撮りまくりま す。“下手の横好き”のレベルなので基本的なところで沢山失敗しています。自分な りの「何故そうなったか、どうすれば良かったか」を書いてみますので“他山の石” にしていただければ幸いです。もう一度訪れても同じ写真は撮れません。シャッター チャンスは逃さないようにしたいですね。

◆朝日の撮影
使用カメラ:一眼レフAF
 船の上から朝日を撮ろうとしたのですが、AF(オートフォーカス)ではカメラの 目がくらんでしまいピントがなかなか合いませんでした。この写真はたまたま合った ときにシャッターを切ったものです。朝日も船も結構なスピードなので、あれよあれ よという間に絵が変わっていくので焦ってしまいました。
 AFモードではなく、MF(マニュアルフォーカス)で撮れば良かったんですね。 測距式のAFはこの問題はありません。

◆連射モード
 知らないうちに連射モードになっていました。少し暗かったのでゆっくりシャッター を切ったら、2回シャッター音が聞え驚きました。1回目のシャッター音でカメラを 動かしたので2枚目はぶれてます。
 まあ、撮ろうとした写真ではないので、それはいいのですが、旅行中貴重なフィル ムが1枚減ってしまいました。

◆逆光
使用カメラ:コンパクトカメラ
 船の中の屋根のあるところから、外をバックに撮りました。夕方の5時半ごろで、 少し曇っていたので外もそれほど明るくなかったのですが、それ以上に船の中の方が 暗く、人間が影になってしまいました。
 6分割測光などの方式があれば、もう少しましでしょう。でもそんなモードのない カメラだったのでフラッシュを使うべきだったのでしょう。

◆構図
 視野の上下左右で必要なところが切れていないか、不要な物が写っていないか、バ ランスはいいか、この3点は十分注意していたのですが、右の男の人の右目にパラソ ルの柄がかかってしまいました。
 写真の縁の部分より重要な被写体のチェックを怠っていました。この場合はもう少 し右に移動して撮るべきだったんですね。
(白黒なのは失敗ではありません。)

◆ストロボとレンズ
使用カメラ:一眼レフAF
 画面中央の下の部分が黒くなっています。カメラ付属のストロボを使用したのです が、装着していたレンズが28〜200mm、φ72のレンズで結構大きかったため、レンズで ストロボの光を遮っていました。
 根本的にはレンズを小さいものにする、外付けストロボを付ける、でしょうが、出 費がかさみます。取り敢えずはもう少し望遠側で撮る(画面が暗くなるけど)あるい はストロボを使わない(ぶれやすいけど)といったところでしょうか?

◆ガラス越しのピント
使用カメラ:コンパクトカメラ
 飛行機から外を撮りました。しかしピンボケ。測距式のAFのため窓のガラス面に ピントが合ってしまったために、このようにピントがぼけたのだと思います。このミ スはこれが初めてではないのに、なんと学習効果のないことでしょう。
 実験はしていませんが、距離センサをわざと指でふさいでしまい“距離測定不能” にすると無限遠にピントが合うのではないかと思っています。覚えていたらいつか実 験しよう。でも実験ってのはフィルムもったいないな。

◆鏡の向こうのピント
使用カメラ:コンパクトカメラ
 鏡に向かって立って自分たちを撮りました。しかしピンボケ+逆光。ピンボケはこ れも測距式のAFのため鏡までの距離(被写体までの半分)でピントが合ってしまっ たためだと思います。ヤバイかな?とは思いつつ、被写界深度に期待したのですが甘 すぎました。
 フラッシュを使ったので当然のように逆光になっています。アホな私はここまで頭 が回りませんでした。
 誰かにとってもらう or どこかにカメラを置き、タイマーで撮るべきでした。


アジア旅行記の索引ページに戻る
  このページの先頭に戻る