アジア旅行記 |
【初めての香港(マカオ・深セン)編】 '94/12/04〜11 作成日:'96/11/17
◆香港のイメージ ショッピングとグルメの天国。中国への通過点。何でも有りの魔都。隅から隅まで 都会。こんなイメージを持っていました。 私はブランド物の趣味はないし、グルメでもない。中国へ行くなら上海からで十分。 それに香港自体にボロブドゥールのように遺跡があるわけでも、三峡のように雄大な 自然があるわけでもないし、マレー半島のように端から端まで歩いてみたいと思わせ るものもない。 お手軽に行けるところだけど、“目的”がないので旅行の候補地にもあがってきま せんでした。 ◆じゃあなんで行ったの? '94年は結構仕事が忙しく、あんまり休みが取れませんでした。ということで12 月に入って“1週間休んでいいよ”となったのです。ボーッとしてるものもったいな いし、どこかへ旅行すると言っても突然なので気分が盛り上がっていない。 お手軽なところで思い付いたのが香港。まだ1度も行っていないし、言葉の心配も ない。その年の1カ月遅れのゴールデンウィークに行ったインドネシアで香港人にも 知り合いになったので案内してくれるかも知れないし、自称“中国ウォッチャー”と しては返還前の香港を見ておかないとウンチクが語れない。 そんなこんなで、棚ボタの休みを消化するために旅立ったのです。