アジア旅行記

【3】私の読んだ旅の本

                               修正日:'99/02/21

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 これまで私が読んだ旅の本を以下に紹介します。寸評を入れていますが、読んだ時
点でどこへどんな旅行をしていたかなどが影響すると思うので、私がもう一度読んで
も違った感想を持つかも知れません。あくまで参考程度のものです。本当のところは、
ご自分で読んでみて確かめて下さい。
ホテルアジアの眠れない夜
蔵前 仁一・凱風社
私が一人旅をするきっかけを作ってくれた人に勧められた本です。私もお勧めします。 読んでいると「うん、うん、そう、そう」なんて思い、また旅に出たくなります。                         
ゴーゴー・アジア
蔵前 仁一・凱風社
蔵前さんの本は何冊も読み、ごちゃごちゃになってしまい、どんな本だったか良く覚 えていません。
旅で眠りたい
蔵前 仁一・新潮社
「ゴーゴー・アフリカ」の前編でアフリカに着くまでの話です。「ゴーゴー・アフリカ」 は守備範囲外の感じがして読んでません。
沈没日記
蔵前 仁一・旅行人
前半部分は“蔵前(呼び捨てて済みません)パワーが落ちたな”と言うのが正直な感想 です。後半はいつものように興味津々でした。
バックパッカーパラダイス
さいとう夫婦・凱風社
漫画にしては読むのに時間がかかります。結構文字が多いです。絵の多い“本”(マン ガも本ですが)と思ったほうがいいかも。こんな旅行をしてみたい、とうらやましくな りました。
上海の西、デリーの東
素樹 文生・新潮社
上海からデリーまでの旅行中の出来事が淡々と書かれていると言う感じ。ちょっと盛り 上がりに欠けるかな?途中フィクションの部分がありますが、これは余分だったと思う けど。
マレー鉄道で朝食を
伊藤 伸平・凱風社
だいぶ前に読んだので良く覚えていません。
微熱の島・台湾
岸本 葉子・凱風社
だいぶ前に読んだので良く覚えていません。
熱烈香港
柴田 亮子・読売新聞社
こんな風に1つの街のとりこになるんですね。いわゆるバックパッカーの旅ではありま せんが、こういうのもいいなと思います。
香港街歩き術
藤木 弘子・草思社
ガイドブックではありませんが、本の名前の通り、香港の街の歩き方の強い味方になる のではないでしょうか。
ひょんなことからスリランカ
柚香・新風舎
還暦を迎えたお父さんとの旅行で、チャーターした車であちこちを訪ねると言うスタイ ルなので、ちょっと“甘口”かな?
ライオンは寝ている
大貫 妙子・新潮社
あの大貫妙子が書いた本です。アルバム「LIVE'93 Shooting star in the blue sky」 にもこの旅での写真が収められています。南極とアフリカの草原という人のいないと ころへの旅の話です。
猿岩石日記 Part1
猿岩石(有吉/森脇)・日本テレビ
香港からロンドンまでヒッチハイクした日記。2人分を上下に分けて書いてあるので、 いきつ戻りつになり読みにくい。無茶苦茶な旅なので彼らはしばらく海外に行きたく ないと思うけど、そのうち旅が恋しくなるのでは?
猿岩石日記 Part2
猿岩石(有吉/森脇)・日本テレビ
Part1はフンフンとか、そんなバカなとか思いながら楽しみましたが、ヨーロッパに場 所が移り、現在のところ私の守備範囲なのでフ〜ンで終わってしまうのが増えてしま いました。でもしっかり楽しめます。
海外路上観察学
下川 祐治・徳間書店
だいぶ前に読んだので良く覚えていません。
マレーシアの魅力
栗山 昌子・サイマル出版会
だいぶ前に読んだので良く覚えていません。
三国志旅行ガイド
光栄出版部
ちょっとマニアックな三国志関連の本です。旅行のガイドというより三国志のガイド ですね。色々な人の旅行記が書かれています。
中国逍遥遊・三峡
宏観文化
香港に旅行したときに買った「三峡」の旅行ガイドブックです。台湾で出版された中 国語の本。日本では三峡専門のガイドブックにお目にかからなかったので重宝しました。
ミャンマー百楽旅荘
寺井 融・三一書房
一人旅の話ですが、現地で最初から最後までガイドと一緒という旅で、私のスタイル と大きく違い、また私との年齢差もだいぶあり、共感できない部分もちらほらあり、 ちょっと面白みに欠けました。
旅が仕事
志緒野 マリ・平凡社
外国人が日本に旅行に来た際の通訳ガイドをやっている人の本です。内容ももちろん ですが、関西の人だからか言い回しが結構面白かったです。Nifty の FWORLDA「路地 裏のあやしい旅人」に顔を出されているそうです。
ASIAN JAPANESE
小林 紀晴・情報センター出版局
 アジアに住み着いたような“旅”をしている人達の話です。単なる旅行の話ではな く、自分の中の何かを見つける“旅”の話で、何か得体の知れない怖さを感じた本です。
ASIAN JAPANESE 2
小林 紀晴・情報センター出版局
 ASIAN JAPANESE の続編と言えば続編ですが、舞台は主にフランスのパリに移り、そ して登場人物も旅人から定住者に変わります。前作からすると淡々とした印象を持ち ました。
アジア旅物語
小林 紀晴・世界文化社
旅の中で感じる疑問、それも“幸せって何だろう”のような答えのでそうにないもの が、淡々と綴られています。旅の中で同じようなことを感じるときもありますが、もっ と楽しいことの方が多いと思うのだけど。
アジア旅物語
沢木 耕太郎・新潮文庫
TVを見てからようやく読み始めました。面白いけど、ちょっと“小説”のタッチか な?なんて言うんだろう、後から振り返った感じで臨場感がちょっと物足りない。

ご紹介いただいた旅の本
旅の理不尽 (宮田 珠己・小学館文庫)
いわゆるコメディタッチで、大爆笑します。アジアの何かの情報を人に教えるという ような本ではないが筆者は相当頭がいいと思います。(ご紹介:池村 聡美さん)
東南アジア四次元日記 (宮田 珠己・凱風社)
よくもここまで、というくらい、東南アジアのそれも仏教がらみのくせに奇妙な寺や、 もはや仏像とは呼べなくなった仏像を一つのオブジェとして紹介している。ギャグに しては深すぎる。写真も多彩。もうアジアの本で読むものがなくなったら是非これを すすめたい。(ご紹介:池村 聡美さん)
12万円で世界を歩く (下川 祐治)
私が海外旅行に出るキッカケを作ってくれた本です。今は朝日の文庫に入ってると思 います。猿岩石っぽい、ユニークな旅の本です。
ベトナム戦記 (開高 健・朝日文芸文庫)
 たびの本ではないですが、いまはやりのベトナムの実は最近の戦争の話をリアル にかいてます。町や人の描写も、「わかるなあ」です。
深夜特急 (沢木 耕太郎・新潮社)
▼ご存知とは思いますがやっぱりこの本でしょう。私が2年前の夏初めての海外旅行 にバッグ1つで香港へ旅行してきたのもこの本の影響からでした。それ以来アジアの 旅行にはまり続けています。(ご紹介:河田 昌彦さん)
▼少し時代背景は古いのですが、今まで読んだ紀行文の中では一番と言っていいほど、 面白かった。最近また、テレビドラマかされて人気が出てきました。(ご紹介:EDDYさん)
ベトナムごはんまるごと案内 (岡村 ゆかり・晶文社)
ベトナムで赤ちゃん産んで愉快に暮らす (岡村ゆかり・筑摩書房)
▼著者の岡村ゆかりは、夫の仕事の関係でベトナムに住む事となり、しかもサイゴン で赤ちゃんまで生んでしまったというツワモノ。ベトナム暮らしの素朴な疑問、珍事 件などをまじえながらの読みやすいエッセイです。前著に『ベトナムで赤ちゃん産ん で愉快に暮らす』もあり。二冊とも、食に関する事柄が大きなポイントとなっていま す。またベトナムいきたいなぁ…。(ご紹介:蜂須賀 唯さん)
藤原新也の動物記 (藤原 新也・新潮文庫)
▼アジアの旅本というと安宿とかバザールとか食べ物とかの話で結局みんなやってる こと似たりよったりでちと飽きてきた、という方におすすめの1冊。藤原新也が若い 頃にインドを放浪中、出会った動物達をキーワードにしながら自己探求をしていく様 は、旅を繰り返してきた者なら共感できるものがあるはずだ。さらに特筆すべきは作 者自身による美しい挿し絵だろう。(ご紹介:大畠 まゆみ さん)


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