龍神本宮林道

2005.08,09,11


今年3回も走行してしまった今年1番ハマった林道は、なぜか全線25トンの重量制限。

龍神温泉に近い、和歌山県田辺市中辺路町から、熊野大社に近い、田辺市本宮町に至る30キロ。西側は急な坂、東側は緩やか坂の山道は、紀伊山地のど真ん中を走る。

途中、奈良県十津川村の果無山脈の尾根附近をたどると、南側を見ると果て無く続く幾重の山々の景色を楽しむことができる。

全線整った舗装路で走り易い。ブラインドカーブに注意してながら、ゆっくり走行して、大自然の中で現実逃避ができる。

道の駅ほんぐうより、西へ

(1)本宮町側(ゆるい坂)

(2)奈良県側(山岳路)

(3)中辺路町側(ややきつい坂)


龍神側入口
地図(Mapion) 和歌山県田辺市中辺路町 〜 田辺市本宮町

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東から 田辺市本宮町側
下り 【道の駅より東へ】
道の駅ほんぐうから見た風景。国道168号の橋を渡らず直進する。
熊野古道を観光する歩行者に注意しつつ林を抜ける。
【入口の看板】
10分ほど走ると山道になる。東の入口(終点)なのか定かではないが、林道の標識が現われる。
【毛筆体】
定型でない標識には達筆な毛筆体。
「広域基幹林道 龍神本宮線」
全延13,393m 幅員4.0m と書かれている

【林道マーク有り】
よくみる標識は手書きです。
延長29.8km 前出の標識から工事を進めていき、道を伸ばしたのだろう。
【山道へ】
熊野古道口のある林道武住谷線の分岐にはトイレもある。分岐を越えると空と山だけの世界になる。

【豪快に削られた斜面】
山道を進むと眼下に広がる風景。東の川沿いにすすむ東の川林道だ。
【林道分岐】
東の川にかかる橋を渡り、左は東の川林道だが、今年いっぱい工事通行止めだ。右折しる。
【信憑性あり】
落石に襲われたのか…落石注意の標識が落ちている。
【あの道は…】
山の中腹にある横一線は、これから行く道〜廃バスもお出迎え?

どんな風景が広がるか?期待が膨らむが、歩いて登山だと凹む標高差だ。
【道幅4.0m】
離合する際に、すこし注意する程度の安定した道幅を確保された舗装路です。
離合するクルマは全線いつも5台程度。

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奈良県十津川村 (山岳路)
【山岳路】
これより標高を上げ、山岳路へ
果無山脈の峰と平行にくねくね進む。
【倒木が車幅制限】
巨木が倒れているが、チェーンソーで車幅に切られている。管理される方々ご苦労様です。
【いい景色】
ガードレールの向こうには紀伊山地の山々が幾重にも重なる。
空と山だけの世界で現実逃避できます。
【ピーク】
尾根と並走する。左手には常に山々が広がる。ススキに囲まれた秋の景色。
【大きく曲がる】
山に沿って大きく曲がる道。その向こうは果てし無く続く山々。
安堵山と冷水山の間に位置する尾根に近いので標高は1100mある。
【尾根の北側の風景→】
駐車スペース附近に駐車すれば、尾根まで登ることができる。
尾根の向こう側(北側)に見える3本の線は、r735,R425,…10km先の龍神スカイラインR371まで良く見える。

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西へ 中辺路町・龍神村側
【幅員狭し】
いい風景と別れ、やや急な坂道を下ると、一部、激しい落石跡があり、離合不可。
【坂泰トンネル】
このトンネルを見ると傍らに林道の標識があるので、ココが起点と思われる。左折するとダートの坂泰林道になる。
【25t】
重量制限25トン!初めて見ました。橋の制限はよく見ますが、林道全体の重量制限である。【拡大】
【ここにも緑のノボリ】
紀伊半島にも「林道交通安全」のノボリがあります。長野にもありますが、森林管理局の管轄が違います。
【大丈夫?】
25tほど重くないと思いますが…林業用トラックだ。
【ダート林道分岐】
坂泰林道はココから!見ると整ってるが、これからどんなダートになるか?また次回。

【温泉】
坂泰トンネルを越え龍神村へ。細くて急な道を下っていくと県道735号の丁字路に着く。

丹生ノ川に沿って”険しい”県道を東へ進んで「丹生ヤマセミ温泉館」に入った。疲れを癒して食事を取り、紀州梅干しをお土産にした。

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