2002/10

No.32

2002/10/01(Tue)
早いもので10月になって…

早いもので10月になってしまいましたですね。

今年もあと3ヶ月、まだ随分とやりのこしたことが!!
○○をしなくっちゃあ、○○もしなくっちゃあ、
それから、あれもして、これもして・・・ う〜む、!!

右往左往ばかりでなく 左往右往してしまいます(笑)

(別のサイトで、座右に座左。右顧左眄に左顧右眄、
右往左往に 左往右往とあるのを知りました (^^;))

思いを新たにスタートのはずが、台風の襲来!!
う〜む、困った!!

今日はシンポシオンのコンサートというのに…

********
2002年10月1日(火)午後7時開演 浜離宮朝日ホール
松堂久美恵 諸岡範澄 オーケストラ・シンポシオン
モーツァルトの祈り 

ソプラノ:松堂久美惠
指揮:諸岡範澄
管弦楽:オーケストラ・シンポシオン

曲目:W.A.モーツァルト/交響曲 変ホ長調 K.132(第19番)
   W.A.モーツァルト/《エクスルターテ・ユビラーテ》(ザルツブルク版)
   W.A.モーツァルト/「パーニス・ヴィーヴス」《聖体の祝日のためのリタニア》K.125
   W.A.モーツァルト/「エト・インカルナートゥス・エスト」《ミサ曲ハ短調》K.427
   J.ハイドン/「ラウダームス・テ」《ミサ・サンクテ・チェチーリア》Hob.XXII-5
   J.C.バッハ/《サルヴェ・レージナ》

*********

台風も思いのほか 大したことなかったようで(笑)
拍子抜けしてしまいました。

誰だ、戦後最大なんて言った奴は?

>首都圏に上陸した場合、
戦後最大級の強さの台風になる
 可能性があり、
気象庁は警戒を呼び掛けている。
(時事通信)

この時事通信 配信の記事が1人歩きしたようです。
あくまで『可能性がある』 ということだったのに!

コンサートを聴いているうちに、
通り抜けてしまったようですネ。
第1部で帰った人たちは、ひどい目にあったのでは!?
   〜  ざまみろ!  なーんてネ (笑)

コンサートも滑り出しは、歌手とオケ双方 今1つ
オヤッ ??? と思いましたが
段々調子が出てきて楽しめました。
 


 



 

No.33

2002/10/02(Wed)
やりきれない思いの西友事件…

北海道西友での払い戻し事件の顛末は
人間性善説を疑わせる出来事でした。
何ともやりきれない思いです。

2日の天声人語を見てみませう。

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■《天声人語》 10月02日

 人を殺す。人を誘拐する。
そうした凶悪な犯罪でなくても、
ひどく嫌な気分にさせられる事件がしばしば起きる。
最近の例を列挙する。

(1)何かに便乗する。便乗して自分の利益を図る。
牛海綿状脳症(BSE)をめぐる食品業界の偽装工作
などがその例だ。
(2)相手の弱みにつけ込む。
反撃しにくいような状況下で、相手を傷つけたりする。
これは痴漢行為など。

 (1)と(2)とを合わせたのが、
拉致事件を契機に起きた在日朝鮮人への嫌がらせだった。
事件に便乗して民族服の少女らに罵声(ばせい)を浴びせたり、
危害を加えたりする。
ほかにもこんなのは嫌な気分にさせられる。

(3)相手が低姿勢だと増長する。

(4)仲間を巻き込んで集団でことに及ぶ。

 札幌市のスーパー北海道西友で起きたのがこの
(1)(2)(3)(4)を全部合わせたような騒動だった。
外国産の食肉を国産と偽装表示をした西友はもちろん責められる
べきだが、代金返却に集まった人たちの態度には驚いた。
かなりの人が買ってもいないのに「偽装」申告をしてお金を
もらったようだ。正直に申告した人にとっては迷惑至極だろう。

 携帯電話による情報交換が騒ぎを大きくしたこともあるらしい。
西友側では「誠意」を見せようと、レシート不要の代金返却に
踏み切ったという。しかし甘かった。
「誠意」が「悪意」を呼び込んでしまった事態には
不気味ささえ感じる。

 こんなときには、古典的な言葉を引きたくなる。
たとえば「衣食足りて礼節を知る」。
それほど衣食に困っているのか。
いや、むしろ「衣食足りて礼節を失う」の時代なのか。

********************
拉致事件に新たな展開か?
 これは明日に…


 



 

No.34

2002/10/03(Thu)
読売・編集手帳と産経抄をご紹介します。

今日は、読売・編集手帳と産経抄をご紹介します。

(特に 読売・編集手帳の
『◆人が交通事故で死亡する確率は、何%だろう。
         <中略>
  墓が洪水で流されるなどして……確率とは一体、何%だろう』
   〜という欧文脈のくだりは、近来稀な名文と思います)

***********************:
10月3日付・編集手帳


 井伏鱒二の小説「駅前旅館」に雨の場面がある。
深夜、降りしきる雨に打たれながら、男は雨樋(あまどい)に耳を
押しつけ、流れ落ちる音を聞く。そして言う。
「聞えるんだよ、人生の内臓の音だ」
◆はらわたから絞り出すような拉致被害者の家族の声に接するたび、
「内臓の音」という言葉が浮かんでは消える。
台風が雨樋を激しく鳴らして北へ駆け抜けた夜。
北朝鮮から届いた新たな情報も、待ち焦がれた家族の心を慰めはしなかった
◆人が交通事故で死亡する確率は、何%だろう。
ガスで中毒死する確率は何%だろう。
水死する確率は何%だろう。
墓が洪水で流されるなどして亡骸が行方知れずになる確率とは一体、何%だろう
◆「死亡」が告げられた被害者の八人は皆、そのいずれかに当てはまる。
ひとり残らず全員が、である。偶然と呼ぶには出来すぎた北朝鮮側の説明に、家族が憤るのも無理はなかろう
◆新潟市の中学一年生、横田めぐみさん(当時十三歳)は精神病を患い、自殺したという。
「ああ、そうでしたか…」と聞き入れられる話では、とうていない。
情報が偽りならば残酷であり、事実ならば残忍の極みである
◆めぐみさんの母、早紀江さん(66)の会見での言葉が耳を離れない。
「めぐみは、そんなむごい死に方をする子ではありません」。
内臓の音を、またひとつ聞いた。

************
産経抄

いいようのない衝撃が走ったというか、さらなる疑念が募ったというか。
テレビで見た安倍官房副長官の発表に、息をのんだ人は少なくなかった
だろう。北朝鮮・拉致事件の調査団報告には、
悲しみと怒りと不信が交錯したといってよい。

 ▼横田めぐみさんは自殺したのだ、という。
北の発表によると、平成五年三月十三日、平壌の病院で鬱(うつ)病がこうじ、松の木に自分の着物を裂いてかけ、首をつったと。
だが母親・早紀江さんは
「決して信じません。北朝鮮という国の恐ろしさを再認識しただけです」
というのだった。

 ▼奇妙に符合することがある。
朝日放送・石高健次氏のリポートに、元北朝鮮工作員の次のような証言があった。
「(めぐみさんと思われる)少女は賢く、一生懸命勉強した。
朝鮮語を習得すれば五年後に帰してやるといわれて…」。

 ▼「十八歳になった頃、それを拒否され、それなら監視下でいいから
新潟へ行き、遠くから親の顔を見させて欲しい。
じっとひそかに見るだけでいいから。しかしそれも聞き入れられず、
それがきっかけとなって精神に破綻(はたん)をきたし、病院に収容されて長期療養を受けた」。
  <中略>

 ▼もう十年も前だが、「救う会」に案内してもらい、
めぐみさんが消えた新潟県寄居浜を歩いたことがある。
寄居中学から護国神社の松の防風林を越えて。
「秋のこのかそけし道を汝は何 秘めたどりしか行方も知れず」。
そう歌った早紀江さんの心は今も変わらないのだろう。

**********:
 


 



 

No.35

2002/10/04(Fri)
たのしみは そぞろ読みゆく書の中に 我とひとしき人を見し時

このところ読売・編集手帳が好調、サエている!!
昨日に引き続きご紹介したい……

(なお、掲示板に西脇順三郎の詩についての
  小文をアップしたので興味ある方はご覧下さい)

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10月4日付・編集手帳

 夢にまで見た「源氏物語」五十余帖をようやく手に入れた。
「后(きさき)の位も何にかはせむ」。
何物にも代えがたい幸福感を、菅原孝(たか)標(すえ)女(のむすめ)は
「更級日記」にそう記している

◆「昼は日ぐらし、夜は目の覚めたるかぎり灯を近くともして」読みふける。
自分はまだ器量もわるいが、
いずれ女の盛りになれば「夕顔」や「浮舟」の女君のように…。
物語の世界に我が身を重ね、空想にふける乙女心がほほえましい

◆知識を蓄え、言葉を磨き、自分を見つめ直して…と、
読書の効用は様々に語られる。
そう堅苦しく論じるまでもあるまい。
平安時代の十三歳の少女が書き留めた、ぞくぞくするような胸の高鳴りこそが、
何にも増しての醍醐味(だいごみ)だろう

◆ひと月に一冊も本を読まなかった児童生徒が小学校で10%、中学校で44%、
高校では67%もいた。
全国学校図書館協議会の昨年五月の調査である。活字離れが止まらない
  <中略>

◆江戸幕末の歌人、橘(たちばなの)曙(あけ)覧(み)に読書の歌がある。
「たのしみは そぞろ読みゆく書(ふみ)の中に 我とひとしき人を見し時」。
秋の夜長に書物を開き、もう一人の自分に出会う人もいるだろう。
 


 



 

No.36

2002/10/05(Sat)
『新聞コラム・ダイジェスト』 ?

このところ、日録がまるで『新聞コラム・ダイジェスト』の体をなしてきたよう。(笑)
そういう趣旨ではないのだが、個人的なスクラップの意味合いも含めて収録させて頂いている。
本来、全文収録はルール違反かもしれないが、原文が凝縮されていて <中略>が不可能なことが多いためで、ご容赦願いたい。

ちょっと遅くなったが、先月末の『天声人語』が捨てがたいので、ご紹介を…… 

■《天声人語》 09月29日

 最近の言葉から。
作家の曽野綾子さんが、旧約聖書の『コヘレトの言葉』を引きながら
「『泣く時、笑う時』『求める時、失う時』その双方が必ず現世にあることを、精神が大人になっている人間はすべて否応(いやおう)なく理解している」と。

 昨年9月11日のテロ事件でニューヨーク駐在の長男を失った住山一貞さんの短歌。
〈形見とて国旗と共に贈られし 壷を開くれば黒き砂にほふ〉
今春、亡き長男の3人目の子供が生まれた。
〈いのち継ぐいのち生まれし今宵なり 光のタワー高く伸びゆけ〉
       <中略>
 「とりわけブッシュ大統領の『悪の枢軸』発言後、人々は戦争への道を歩んでいるのではと懸念しだした。少なくともテロ直後の討論さえできない雰囲気はなくなった。
一枚岩だった米社会にいま、小さな『割れ目』が見える。
これが大きく広がるよう期待したい」とは、
テロ事件の遺族団体「平和な明日」設立者の一人コリーン・ケリーさん。
     <中略>
 
 冒頭の『コヘレトの言葉』は
「黙する時、語る時/愛する時、憎む時/戦いの時、平和の時」と続く。

**********

■《天声人語》 09月30日

 中秋の名月は薄い雲に隠れておぼろ月のようだったが、
その前後の月はさすがにくっきりと秋らしい美しい姿を見せてくれた。
月は古来さまざまな空想の源泉でもあった。
逆にあの月から地球を毎日眺めていたらどうだったろうかと空想するときがある。

 宇宙空間からとらえた地球を見ることができるようになったのは20世紀後半のことだ。
写真でもそれは予想を超えた美しさだった。
実際に肉眼で見た宇宙飛行士たちの感動はもっと鮮烈だったようだ。
暗黒の空間に浮かぶ青い惑星は人生観を変えるような力をもっていた。

 天文学の故カール・セーガン氏はもっと遠くから地球をとらえようとした。
惑星探査機ボイジャーが太陽系の果てにたどりついたとき、
一度地球の方向に振り返ってもらう。そしてその姿を撮影させよう、と。
そんなのは科学ではないと反対もあったが、結局撮影に踏み切った。
地球は青い点だった。

 上空から地表を眺めようという願望は人類につきまとっている。
飛行機のできる前は、気球に乗って地表を撮影した。
小さなカメラをハトに取りつけて撮影した時代もあった。
文字通り鳥観図である。

 どんな高さから眺めるか。それによって事態は違って見える。
虫観図の必要が言われたのはベトナム戦争のころだったか。
上空から爆撃する鳥の目ではなく、爆撃される虫の目で見よう、と。

 ふだんは虫の目で生活している私たちだが、ときに宇宙からの目、
いわば宙観図で眺めてみるのもいい。
「人間の独善の愚かさを教えてくれるだろう」とは
セーガン氏の言葉だ。
****************************

 


 



 

No.37

2002/10/06(Sun)
「やらずの雨」

「やらずの雨」

各誌コラムで単行本化されているのは、『天声人語』 だけと思っていたら読売・編集手帳も中公新書シリーズで刊行されておりました。(^^;)
最新刊が8月に出ているので、そのご紹介を……

★竹内政明の「編集手帳」 読売新聞コラム 第2集 / 竹内政明/著
  中央公論新社 2002年8月発行  価格: 740円(税別)
  <目次> 
  1月(時の階段に腰かけて面白うて、やがて気味悪き… ほか)
  2月(ツン読の「塔」に似ているものは人気者の後釜はつらい ほか)
  3月(選挙区大事と言うけれど理想は遠くなりにけり ほか)
  4月(意地悪に負けるな逆立ちは困りもの ほか)
  5月(いつ引くものやら濁音洪水「コメもって来い」では恋じゃない ほか)
  6月(熱狂の新星夢泥棒がいた ほか)
 
<キャッチコピー>時代が動くと事件あり、人あり…。
  とはいえ、「よい話」「あたたかい話」にも沢山出合える。
  1面人気コラムの2002年1月〜6月までを収録。

というわけで、好調 読売・編集手帳を今日もご紹介。
単行本化されるのであれば、今後 全文引用は控えねば、(^^;)


***********:
10月6日付・編集手帳

 「やらずの雨」という言葉がある。
恋人が帰ろうとする。引き留めるかのように雨が降る。雨がやむまでいて欲しい…。
切々とした情感が伝わってくる

◆日本には雨に関する言葉が多い。
秋の雨だけでも秋湿り、秋黴雨(ついり)、秋微雨(こさめ)、秋(しゅう)霖(りん)、霧時雨(しぐれ)、洒涙雨(さいるいう)、凄雨(せいう)など枚挙にいとまがない。
農作物の成育に心を配り、災害に備えて生きてきた祖先の、雨への思いがしのばれる

◆地方独特の表現もある。新潟県では梅雨を「さづい」と言い、
そこから佐渡島では秋の雨を秋さづいと表現する。
通草(あけび)腐らしとも言う。雨が続くと通草が腐ってしまうからだ。新潟の一部には春の雨を言い表す蛙(かえる)目隠しという言葉も残っている

◆以上は、「雨の名前」(高橋順子著、小学館)で知った。
新潟市の海岸から北朝鮮に拉致された横田めぐみさん、
  <中略>
降る雨を眺め、お国言葉を懐かしがるときもあっただろう

◆やらずの雨は行くもとどまるも自由だからこそ心に残る。
望郷の思いに身を焼いた被害者の方々が、どんな気持ちで雨を眺めたか考えると暗たんとする。行かせないと監禁する「やらず」だった

◆清朝末期の女性革命家秋(しゅう)瑾(きん)が、
死に臨んで詠んだ「秋風秋雨、人を愁(しゅう)殺(さつ)す」の句を思い出す。
「愁殺」の響きが、激しく胸に迫る。

************
 


 



 

No.38

2002/10/07(Mon)
芸能ネタ 4連発!!

久々に芸能ネタでいってみませう。笑わないでネ(笑)
 <スポニチをメインに各紙記事をミックスした>

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1)離婚から7カ月…小室哲哉 KEIKOと再々婚

 あの小室哲哉が、自ら率いる「globe」のボーカリストのKEIKOと結婚する。2人が連名でマスコミ各社にファクスで報告した。
11月22日に入籍し、東京・新高輪プリンスホテルで披露宴を行う。
小室は今年3月に歌手の吉田麻美と離婚したばかり。
2人は「公私ともに人生のパートナーとして歩んでいく」そうです。

<コメント: う〜む… 離婚清算に20億円とか! う〜む…>
************:
2) 荻野目慶子の“衝撃告白本”
 女優の荻野目慶子が波乱の半生を1冊の本「女優の夜」にまとめた。
7日、幻冬舎から発売される。
90年4月、彼女の部屋で自殺した河合義隆監督との真実を
赤裸々につづっただけでなく、
つい先頃がんに侵されていることを告白した深作欣二監督との9年半に及ぶ“秘めた恋”にも初めて書き及んでいる。

<コメント: う〜む… 映画『南極物語』でのケイコちゃんは可愛かったなあ!>
*******************
3) 水沢アキ 森本レオにレイプされたことを告白
 『女性セブン』のスクープ。
 17歳の時、年上の大物俳優に演技指導をしてあげるからと
 マンションに呼ばれレイプされたと涙の告白。
  フジTVの番組内でも泣きじゃくりながら話したと。
    (家内が見てたそうです(笑))

<コメント: う〜む… 森本レオは大物俳優だったのか?
   それにしても、何故今 告白? 暴露本発行でも控えているのかしら?>
*******************
4) 元ドリカムの西川クン 傷害事件で逮捕
 実兄の妻に暴行した傷害の疑いで逮捕された人気グループ「DREAMS COME TRUE」の元キーボード奏者、西川隆宏容疑者(38)が、東京地検に身柄を送検された。

<コメント: う〜む… ドリカムの美和ちゃん、何度か結婚報道あったがしなくてよかった!
   ついでに ドリカムやめて頂いていて本当によかった!  
   被害者は、西川のクスリ使用もにおわせており、この事件まだ一波乱あるかも…… >
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*まじめな話題も……
  音楽勉強会

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No.39

2002/10/08(Tue)
雨のミサ・ソレ

国音の Be研(ベートーベン研究会)
ミサ・ソレムニスについての第一回を聴講。
(何だかえらそうですが、誰でも希望すれば聴講可能です (笑))

先日のシンポジウムに引き続き小雨が降っちょりました。
誰言うとなく くああ、雨のミサ・ソレ……>
   ん、なことないか!! 大変失礼致しました。(^^;)

H先生、I教授、F先生の
真摯な講義とセッションを大変興味深く拝聴しました。
(決してMOZARTから宗旨替えしたわけではありません! 為念)
帰って早速 AMAZONで DOVER版 スコアを注文!

 


 



 

No.40

2002/10/09(Wed)
産経という新聞

たしかに産経という新聞の論調は他紙と一線を画している。
 (???という日もあるが……)
今日のコラムはそれが如実に現われているのでご紹介を。
 (今日は、どっちかな ?)
土井サン →朝日新聞? →田嶋サン →TV朝日 →田サン
と次々斬りまくる筆致はすごい勢い!

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10/9 産経抄

 社民党の土井たか子党首が北朝鮮の拉致事件について党を代表し初めて謝罪した。
それを聞いて被害者・有本恵子さんの母親・嘉代子さん(七六)は、一言「遅過ぎる」とつぶやいたそうだ。その一言がこの政治集団の実態を雄弁に語っていた。
 
 ▼土井党首の謝罪は、会見した記者団から質問されて言及したものだというが、この社民党の重大な姿勢転換を、朝刊で一行も報じない新聞がある。
たぶん報じたくなかったのだろう。
おかしいことはまだある。社民党を不満として田嶋陽子参院議員が離党した。

 ▼このニュースは七日に報道され、同日よる九時のテレビ朝日系「TVタックル」で田嶋議員も吠(ほ)えた。
新聞のテレビ番組欄にも“衝撃発表”とあるので当然ナマ出演だと思っていたが、なんと先週の五日に録画したものだという。

 ▼ならばテレビ局は三日間、ニュースを秘匿していたということにならないだろうか。田嶋議員は比例代表で当選しているが、勝手に会派を離れることに違和感を覚える有権者は多いはずである。番組の都合による発表隠しと相まって、国民を愚弄しているととられても仕方ないだろう。

 ▼おかしなことは、まだまだある。旧社会党から社民党を通じて、北朝鮮と交流してきた田英夫・元参院議員(七九)がインタビューに答えていた。
「金日成主席は人間としてもリーダーとしてもすごいやつ」で「拉致はまゆつばと思っていた」という。
そして「拉致問題を理由に国交正常化を遅らせるべきではない」と。

 ▼ああ、ここにおいて社民党の実像が赤裸々に示されたというほかない。
この人もジャーナリストご出身だが、すでについえ去った社会主義と犯罪国家・北朝鮮への幻想の二日酔いからまださめていないのである。

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No.41

2002/10/10(Thu)
ノーベル化学賞に島津製作所の田中耕一氏

各紙TOPはいづれも
サラリーマン学者のノーベル賞受賞と報道。

その中から、朝日の記事を……

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<朝日> ノーベル化学賞に島津製作所の田中耕一氏

 スウェーデンの王立科学アカデミーは9日、今年のノーベル化学賞を島津製作所(京都市)分析計測事業部ライフサイエンス研究所主任の田中耕一氏(43)ら3氏に贈ると発表した。
 <中略>
日本人のノーベル賞受賞は、8日に物理学賞の受賞が決まった小柴昌俊・東大名誉教授に続いて12人目。
化学賞は3年連続で、同じ年に日本人が二つの賞を獲得するのは初めて。
 43歳で受賞するのは湯川秀樹博士の42歳に次ぐ若さで、戦後生まれでは初。民間企業からの受賞は江崎玲於奈博士以来2人目になる。
   <後略>  

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<朝日>ずっと研究続けたい…昇進試験拒んだ「田中主任」

 ノーベル化学賞を受賞した田中耕一さんは島津製作所ライフサイエンス研究所に約50人いる主任の1人。
研究所の職員は61人で、所長、課長の下の主任は下から2番目の位置だ。田中さんは課長以下9人のグループでまとめ役をしている。
同社によると、年収は800万〜900万円という。
 主任にとどまっている理由は昇進試験を拒んできたことにある。
「上の役職に進めば研究から離れてしまうという面があり、ずっと研究を続けたいという思いが強かった」と田中さん。
受賞理由となった技術をいかに新薬開発やがんの発見などに応用できるか、その研究に今後も打ちこみたいと思っている。
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No.42

2002/10/10(Thu)
晴れの特異日 10月10日!!

今日は快晴、さすが晴れの特異日 10月10日!!

今朝の各紙コラムの多くは、田中耕一さんのノーベル賞受賞に触れているが、データ不足か、あまり輝くものは見当たらない。
  (スミマセン えらそうに……(^^;))

読売は、ちょっと裏をかいて?、北朝鮮問題をからめた文芸調?でいっている。捨てがたいので、ご紹介を……

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10月10日付・編集手帳

 奈良時代の人、阿倍仲麻呂(あべのなかまろ)が詠んだ望郷の歌は哀切である。
「天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山に出でし 月かも」…。
ああ、あの月はわが故国春日の三笠山から出た懐かしい月なのだ

◆十九歳で遣唐使に従って入唐し、かの地で官僚として栄達を遂げた。
帰国を望むも唐が放さない。許可がおりたのは五十の坂を越えてからである。
懐旧の情がほとばしる歌は、旅立ち前夜の作とも伝えられる

◆だが、帰国の船は無情にも難破して、夢はついえている。
憂悶(ゆうもん)を抱いて仲麻呂は唐の都・長安に戻り、
故郷の空に懸かる月を再び見ることなく、七十三歳で唐土の土と帰した

◆月の名歌は古今に数あるなかで、この秋はとりわけ仲麻呂の歌が胸にしみる。
北朝鮮の空に月を仰いだ望郷の嘆きには、言葉に尽くせないものがあったことだろう。
拉致被害者のうち生存の確認された五人の一時帰国が決まった

◆二十四年ぶりに触れ合う手、髪、顔である。しばらくは言葉もあるまい。また要るまい。
  <中略>
 
◆「金と銀との鞍おいて」  (月の沙漠))、
 「鳴きゆく雁の数見せて」 (荒城の月)、
 「静かな静かな里の秋 お背戸に木の実の落ちる夜は」(里の秋)…。
 忘れた歌を思い出す、せめて穏やかな秋の日であってほしい。

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No.43

2002/10/11(Fri)
鈴木雅明氏レクチャー・コンサート

BCJ鈴木雅明氏レクチャー・コンサートで調布へ…

なかなか興味深いお話。

休憩時間に、「たのもーサン!」と妙齢(ホメことばです!)の
ご婦人から声をかけられた。

はて、どなた?と戸惑っていたら
「nyagoです」と、KADANさん等のサイトで
おなじみの方。

こういう形で、お知り合いが増えていくって楽しいものです。
世界に広げよう、WEBの輪!

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★鈴木雅明が語る「バッハの人と音楽と」(演奏付)

日時:2002年10月11日(金)19:00
場所:調布市グリーンホール・小ホール(定員:300人)
お話・チェンバロ:鈴木雅明 
演奏予定プログラム:
  J.S.バッハ/インヴェンション第1番、
  平均律クラヴィーア曲集第1巻第1番、半音階幻想曲とフーガ他
料金:全席自由 1000円
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No.44

2002/10/12(Sat)
TAMAヴィデオ講座第1回

TAMA市民塾のメンバーで
新国立劇場のVIDEOシアターをお借りして
モーツァルトの傑作オペラ・VIDEOを鑑賞しようと
いう試みの第1回。

4名の出席でした。初回にしては、まあまあかと。

曲目はジョン・エリオット・ガーディナーの魔笛。
  (1995年収録)

ガーディナーの指揮コンセプトは、大劇場
(コンツェルトヘボウ)を意識してのもので
他の古楽器オケ指揮者と一線を画していた。
 


 



 

No.45

2002/10/12(Sat)
西脇順三郎展

午後は、世田谷文学館(京王線芦花公園駅)の
西脇順三郎展へ

終わって、新倉先生にご挨拶。
小千谷からは図書館の2名と山本会長。
今年も偲ぶ会に出られなかったおわびを。

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文学のつどい@ 対談
   《西脇順三郎を語る》 
 
  現代詩の草分けである
  西脇順三郎について、
  交流の深かったお二人
  にお話いただきます。

 
 10月12日(土)
 午後2時〜3時30分 
 
 出演 

  飯島 耕一 (詩人)
  新倉 俊一 (英文学者)
 
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No.46

2002/10/13(Sun)
国音オペラ

国音大学院オペラ フィガロの感想を掲示板にアップしました。
興味ある方 ご一読ください。


http://8554.teacup.com/wamjapan/bbs
 

 


 



 

No.47

2002/10/14(Mon)
数奇な運命の「東京グローブ座」

かって高橋英郎先生主宰の《モーツァルト劇場》 のオペラ公演
会場として知られた?「東京グローブ座」が、ジャニーズ・グループが
買収されたソウです。
(あの独特の外観は山手線からもちらっと見ることができます)

 そもそもここは当初、《パナソニック・グローブ座》といっていたのでは?
たしかオープン時の公演で、何トンもの砂を運んで作った舞台が
話題になったのを覚えています。

数奇な運命をたどるこの劇場の運命はいかに?

10/11  WEBスポニチを見てみませう。

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<芸能>ジャニーズGが東京グローブ座買収】
 SMAPなど人気アイドルを多数抱える「ジャニーズ・グループ」は一時休館となっていたシェークスピア専門劇場「東京グローブ座」(東京都新宿区)を買収したと発表した。劇場の名称は変更せず、11月にも運営会社を新たに設立する。
 今後、約半年にわたり、映画などジャニーズ・グループの出し物を提供、施設改修の後、貸し館として、シェークスピア関連や外部の劇団の公演も行っていく予定という。

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No.48

2002/10/15(Tue)
コルマールのウンターリンデン美術館所蔵「イーゼンハイムの祭壇画」の模写完成へ

(北朝鮮拉致事件生存者五人一時帰国については、落ち着いてから…)

今日は、好調 読売・編集手帳 から

グリューネバルトの「イーゼンハイムの祭壇画」ご存知ですか?
コルマールという独仏国境の不便な場所にあるため
なかなか行けないのです、いつか訪れたいと思っているのですが……
その話題を拉致事件とノーベル平和賞にからませて
読売・編集手帳 サエテます!?


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10月14日付・編集手帳

 そうか、小柴さんも田中さんも、十四、五年前の業績が評価されてのことだったのか…。今年は例年にまして、ノーベル賞の記事を丹念に読んだ気がする
◆    <中略>
◆カーター元米大統領の平和賞は、エジプトとイスラエルを和解に導いたキャンプデービッド合意への貢献も評価された。それ以降の四半世紀は、氏の地道な活動が積み重なってできた時間だ

◆歴史的合意が実現した一九七八年は、柳井伊都岐さん(52)が、
フランス・コルマールのウンターリンデン美術館が所蔵する「イーゼンハイムの祭壇画」の模写を始めた年に当たる。
ドイツの画家グリューネバルトが十六世紀に描いた不朽の名作だ
◆単なる模写というなかれ。
五百年近い昔の作品のこと、色遣いひとつをとっても謎がぎっしり詰まっている。
「模写と言うよりは創造だ」と専門家は評した。
その作業を、二十四年ぶりに終える見通しがついたと、弾む声で柳井さんが伝えてきた

◆一方、理不尽な二十四年を思うとたまらない。
明日、一時帰国が予定される北朝鮮拉致事件生存者五人が強要された時間のことだ。

 


 



 

No.49

2002/10/16(Wed)
拉致被害者一時帰国に……

ここのところ 毎度のことですが
読売・編集手帳が冴えてますね。

今朝のコラムも他紙を断然圧倒していると思います。

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10月16日付・編集手帳

 松尾芭蕉が九年に及ぶ放浪の末、伊賀上野に帰郷した時、母は亡くなっていた。兄・半左衛門がお守り袋から遺髪を取り出し、芭蕉に泣いて語った言葉が「野ざらし紀行」に見える

◆「母の白髪(しらが)おがめよ、浦島の子が玉手箱、なんぢが眉もやや老(おい)たり」。お守り袋を玉手箱に、遺髪を白い煙に、弟・芭蕉を浦島太郎にたとえて、その眉に表れた老いの色を憐れんでいる

◆玉手箱には「秘密にして容易に人に明けて示さないもの」(日本国語大辞典)という意味もある。北朝鮮が固く秘密にしてきた「拉致」という箱…。その扉がわずかに開き、生存の確認された五人が日本の土を踏んだ

◆花の盛り、青春の面影を写真で見慣れたせいもあるのだろう。出迎えた肉親に笑顔ものぞかせる元気そうな姿には胸をなでおろしつつ、どの顔にも刻まれた初老の影が哀(かな)しかった。二十四年――残酷な白い煙である

◆地村保志さん(47)の母、と志子さんは保志さんの行方が途絶えてまもなく、心労に倒れた。「やっちゃんに会いたい」。息子の写真を病床に見つめながら、今年四月に息を引き取っている

◆「ただ命ありて(無事に生きながらえた)とのみ言いて、言葉はなき」…。芭蕉の野ざらし紀行にはそうある。ただ命ありて――五組の家族もその一語を胸に、眠れない夜を過ごしたことだろう。
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No.50

2002/10/17(Thu)
古楽の奏者って、仙人みたい !!

あるソプラノ歌手の個人HPで読んだのですが
言い得て妙! (うまいこというなあ!)

これが、古楽器奏者の魅力であると同時に (オタク、マニアックな香り !)
これが、なくなった時、はじめて古楽器演奏が市民権を持つことになるんでしょうね。
期待と同時に、さびしい気もします。

一部を引用しますと、

《古楽の奏者のみなさんって、何だか「植物的」な感じがします。精進料理しか食べてなさそうな、というかある種仙人っぽい達観したオーラが漂っているんです。マエストロを含めてみんなファーストネームで呼び合っているのも素敵だと思います。
舞台上(注:オペラ歌手)はいかにも肉食っぽいギラギラした人間たち。何が違うんだろ》

→ K池美奈 日記 10/1
http://www5d.biglobe.ne.jp/~miminana/
 


 



 

No.53

2002/10/18(Fri)
ああ、ドリカム!

恐れていた展開になってきましたね。

あの西川クンが、ついに覚醒剤容疑で逮捕!!
それもドリカム時代からの常習だったとは?

まったく、こやつ ドリカムで何をしていたんだ!!
と、言いたくなります。
(断定できない、どなれない!のが、私の長所であり短所!)

まあ、彼は彼なりにドリカム内に居場所のないことの葛藤が
あったのかもしれませんね。
誰が考えても、ずっと一緒にやって来られたのが不思議なくらいです。
作曲は、美和ちゃんとダチョウ倶楽部似の大将がやってしまう、
いなくなっても全然問題ない存在でしたから。

Dreams Come True ! (夢 かないます)
 
夢はいずこへ!!

★内容に正確を期すためWEBスポ日 から
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西川容疑者、ドリカム時代から薬漬け

 覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで17日に再逮捕された人気グループDREAMS COME TRUE(愛称ドリカム)の元メンバーでキーボード奏者の西川隆宏容疑者(38)が、警視庁渋谷署の調べに「2〜3年前から覚せい剤を使用していた」と供述していることが18日、分かった。同容疑者がドリカムを脱退したのは今年3月で、メンバー時代からの使用となる。複数の人物から買ったと話しており、同署では入手経路の特定を急いでいる。
 渋谷署の調べによると、西川容疑者は5日午後9時ごろ、川崎市の自宅でアルミホイルの上に覚せい剤を乗せ、ライターであぶって吸引した疑い。

 西川容疑者は「始めたのは2〜3年前、最初は覚せい剤と知らず疲れが取れる薬と聞いてやった。吸引するのは1カ月数回程度で、約0・01グラムの覚せい剤を1日に数回吸っていた」と容疑を認めているという。「渋谷や新宿のクラブやスナックで知り合った複数の日本人から買った」と供述しており、同署は入手経路の特定を急いでいる。「自分が逮捕されることで、音楽家がみんな覚せい剤をやっていると多くの人に誤解を受けるのが申し訳ない」とも話しているという。

 同容疑者は今年3月「音楽性の違い」を理由にドリカムを脱退したが、覚せい剤を始めた2〜3年前は現役メンバー。薬物使用のうわさが絶えず、捜査当局がマークしていたが、今回の逮捕で、うわさが実証された格好となった。《中略》

 ◆DREAMS COME TRUE
87年ボーカル吉田美和(37)ベース中村正人(44)キーボード西川隆宏の3人で結成。89年3月、シングル「あなたに会いたくて」、アルバム「DREAMS COME TRUE」でデビューした。98年「SING OR DIE」で全米デビュー。主なヒット曲は「晴れたらいいね」「決戦は金曜日」など。


ドリカムメンバー衝撃「信じてた…」
「DREAMS COME TRUEは、デビュー以前からアンチドラッグという姿勢を貫いてきました。西川自身からの言葉を信じていた我々にとっては、大変残念なことです」

 


 



 

No.52

2002/10/19(Sat)
雨に降られて…

今日は、午前中 たのくら例会
午後は 日本モーツァルト愛好会例会と大忙し。

でもこのくらいの掛け持ちはI教授なら日常茶飯事のことですよね。
(この日も、たのくらの後、G大にご出講とか!)

たのくらはお話をうかがうだけですが、愛好会のほうは
準備やら何やらありますので。
 (この日は、殆どおまかせしてしましましたが (^^;))

愛好会の終わった5時に、もう大粒の雨が降り始めてしまいました。
《朝一番の天気予報》のオネエサンは、雨の降り出すのは夜遅くなってからといっていたのに… (涙)


 



 

No.51

2002/10/20(Sun)
フェライン例会

たった今 モーツァルティアン・フェライン例会から帰ってきたところです。
しばらく行ってなかったのですが、今回は20周年記念例会だからと
誘われたもので。大盛会でした。

(くわしくは、後日フェラインHPにアップされると思います)
 


 



 

No.54

2002/10/21(Mon)
アッ! 武騎手落馬 大波乱の菊花賞

私は競馬は《馬券を買わない派》のファンで?、もっぱらTV観戦です。
昨日は菊花賞、菊花賞といえば様々なドラマがありました。
杉本アナウンサーの名実況が耳に残っています。

『それ行け、テンポイント ムチなどいらぬ!!』
『菊の季節にサクラが咲いた!スターオーです。サクラスターオー』
『クラシックに初めて咲いた白い花。プレストウコウです。』

それに、ミスターシービーが三冠馬に輝いた時、
大川慶次郎さんが思わずもらした
『ああ、寺山(修司)サンに見せたかった……』の一言。
競馬はドラマだと教えてくれました。

昨日の菊花賞は別の意味での大きなドラマ、
競馬に絶対はナイ を絵で描いたようなレースでした。
 (残念ながらフェライン例会へ行っていたので帰宅後ヴィデオで見ました)

思い出すのは、78年日経新春杯のテンポイントの事故、
80年だったか、天皇賞春の 郷原プレストウコウの鞍ズレによる競争中止、
87年 有馬記念でのメリーナイス落馬と サクラスターオーの故障という二大事故、

これらに並んで記憶に残る大波乱と思います。

Webスポニチの記事から……
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クラシック3冠最終戦・菊花賞は(10月20日)京都競馬場で行われ、単勝2.5倍の1番人気に支持された武豊騎手騎乗のノーリーズン(栗・池江厩舎)がスタート直後に落馬、競走中止。
同馬に投じられた110億を超えるビッグマネーが一瞬にして紙くずに変わった。
勝ったのは10番人気のヒシミラクル(栗・佐山厩舎)で、馬単は18万、
3連複は34万を超える大波乱となった。

◆京都11R 第63回菊花賞(GI、三歳、オープン、牡・牝、指、定量)
芝3000 18頭
 着  枠  番  馬  名           騎 手 タイム
 1 (1) 2 ヒシミラクル    牡3 57 角 田 3.05.9
 2 (4) 7 ファストタテヤマ  牡3 57 安 田  鼻 
★3 (7) 14 メガスターダム   牡3 57 松 永 1/2
★4 (2) 3 アドマイヤドン   牡3 57 藤 田 21/2
★5 (8) 16 バランスオブゲーム 牡3 57 田中勝  首 

▽単勝 3660円 ▽複勝 880円 2250円 330円
▽枠連 (1)―(4) 8390円 ▽馬連 2―7 96070円
▽馬単 2―7 182540円 ▽3連複 2―7―14 344630円
▽ワイド 2―7 20170円 2―14 3680円 7―14 12170円
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No.55

2002/10/22(Tue)
タマちゃん がんばれ!!

タマちゃんといえば、最近はすっかりアザラシのタマちゃんのことに
なってますが、我が家でタマちゃんといえば
テレ朝の 丸川珠代アナウンサーのことです。

タケシのTVタックル冒頭で、ビートたけしに軽口をたたく
《新・日本の景気を考える》で評判をとりましたね。
以前 この日録でも紹介しました。

最近そのコーナーも打ち切りとなり
タマちゃんの映像を見られるのは、海外ゴルフ中継か
Jチャンネルの奥様鑑定団のリポーター役
『朝まで生TV』のアシスタントという
何とも恵まれない?ポジションでした。

そんなタマちゃんが、10月初めから
Jチャンネルのキャスターに抜擢されたのです。
あのビックリしたような顔で読むニュースが新鮮です。

キャスターといってもメインーにエッちゃん 小宮悦子サマが
おりますから、まあアシスタントかサブの存在ですが
(番組案内では、『行動するキャスター』という何だかよくわからない
 キャッチ・フレーズが付いてました)

東大出てから 9年目、三十路も越え勝負所ですね。
是非ビックリしながら、がんばってほしいものです。

テレ朝サイト内のタマちゃんページをご紹介しませう。

→ http://www.tv-asahi.co.jp/announcer/index.html

それによると、苦手なもの: ピーマンとししとう、テニスと野球、幽霊、 失敗談: 中継でたこ焼きを食べ食道を火傷し、13日間入院した。〜ことだそうです。
 


 



 

No.56

2002/10/23(Wed)
またも、産経新聞

前にも書いたが、産経新聞というのは少々毛色の変わった新聞だ。
今朝のコラムでも、NHKや他紙、ついでに週刊文春まで噛み付いている。たしかに、NHKのアナウンサーが北朝鮮を、つど「朝鮮民主主義人民共和国」と言い換えているのはくどい印象がある。

 《正式名称というなら、アメリカは「アメリカ合衆国」と呼ばなければならない》という主張は正しい。
しかし、たとえば 戦後しばらくは、中国本土の政権を 「中共」 と呼んでいた。中国 と呼び始めたのはそう古いことではない。
国名の特に短縮呼称については、そう簡単にかたずけられるものではないと思うが、どうだろう?
  コラムを読んでお考え下さい。

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産経抄  10/23

 蓮池薫さんは「たばこの火を貸してくれといわれた直後に襲われた」と、   <中略>   と語り出した。
北朝鮮の“洗脳”が早くも解けてきたが、
いまなお北の呪縛(じゆばく)が解けないマスコミがある。

 ▼北朝鮮という国名の呼称で、そのつど「朝鮮民主主義人民共和国」  といいかえをしているテレビや新聞である。
   かつて北朝鮮政府や朝鮮総連から「国名は正式名称で表記せよ」  という要求を受けていた名残だろうか。
  だが、小泉首相でさえ今度の所信表明演説で「北朝鮮」の略称を使  った。

 ▼正式名称でというなら韓国は「大韓民国」と呼ぶべきだし、
   アメリカは「アメリカ合衆国」と呼ばなければならない。
   なぜ北朝鮮にだけいまも顔色をうかがっているのか。
   ばかばかしさの代表はNHKの報道である。

 ▼活字なら読み飛ばすことも可能だが、テレビだから耳障りこの上な  い。そのたびにアナウンサー氏の顔がゆがむのは、ある種のうしろ  めたさの反映だろう。
  帰国者の動静を伝えるNHKテレビの過剰な報道ぶりに驚くが、今  まで拉致報道に全く口をつぐんできたことの埋め合わせかもしれな  い。

 ▼一体、かの国のどこに「民主主義」があり「人民」の「共和」があ  るのか、どうかご一考願いたい。
  ところで週刊文春十月二十四日号の「新聞不信」というコラムに、
  「やっとのことに産経と読売が『朝鮮民主主義人民共和国
   (北朝鮮)』をやめ、単に『北朝鮮』と呼ぶことにした」と
   書かれている。

 ▼しかし他紙は知らず、産経がニセ表示というべき国名をやめて
  「北朝鮮」だけの表記にしたのは、すでに平成八年からである。
  それでもなお「やっとのことに」なるのか、
  よく調べて批評していただきたい。

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No.57

2002/10/24(Thu)
ナベツネ吠える!!

読売新聞の渡辺恒雄サンという人、
通称 ナベツネなんだしうですが、
スキな人はたまらんのでしょうが、毀誉褒貶ある方ですね。
私はイヤだな、こういう上司に仕えるのは!
 (ちょっと似た上役はいましたけどね……)

朝日朝刊の いしい・ひさいち のコミック『ののちゃん』に
その渡辺オーナー似の町内会長=ワガママ・マンが
登場して、バカヤロウを連発しています。
本人?は不快がってるそうですが、これをみて溜飲を下げている
朝日社員も多いでしょう。(ひょっとして、読売社員も???)

その渡辺オーナーが、また吠えたそうです。

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WEB朝日 10/24
渡辺オーナーが首相批判「巨人優勝でも景気よくならず」

 プロ野球巨人のリーグ優勝祝勝会が24日、東京都内のホテルであり、渡辺恒雄オーナー(読売新聞グループ本社社長)があいさつの中で
小泉首相批判を繰り広げた。
 選手とファンの前に立つと、
「こういう場では、巨人が優勝すれば景気が良くなると言ってきたが、
愚かな総理大臣の下のデフレのおかげで全然良くならない。
このままなら総理に辞めてもらう以外ない」と話した。

 続けて、「そっち(政治)は私の方の仕事。選手は不景気でもはつらつとしている。日本一を達成してくれると思う」。
日本シリーズへ向けての激励にしては、きわどい言葉が並んだ。
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★明朝の読売新聞がどう報道するのか、楽しみです!!


 



 

No.58

2002/10/25(Fri)
石井紘基代議士暗殺!

石井紘基代議士が白昼 暗殺された。

以前 著書を1冊だが読んだことがある。
痛烈な天下り批判に同感した。
中で会計監査院職員の監査先関係団体への
天下り批判に
《我々だって、退職後食わねばならない》
と反論されたのに対し
ならば、会計監査院職員については定年前勇退の慣行ををやめたら
どうかと提案していた。
検査院のみの慣行変更など
そんな非現実的なキレイごとで済むか、という思いの一方、
思い切った対案を出す蛮勇?への感動もあったことを覚えている。

今回事件を
なにやら個人的トラブル原因のように報道されつつあるが
問題を矮小化してはならないと思う。

菅 直人氏のHPより引用。

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民主主義に対する挑戦
  Date: 2002-10-25 (Fri)

   石井紘基代議士が何者かに刺殺された。
政治テロの可能性が高い。
石井さんとは昭和52年、江田三郎さんと社市連(社民連の前身)を
結成した時からの縁。
《中略》
石井さんは官僚天国を糾弾するする鋭い論陣を国会でも著書でも
張っていた。
そうした政治活動を妨害する勢力による犯行だとしたら
民主主義に対する挑戦だ。
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No.59

2002/10/26(Sat)
世田谷文学館 西脇順三郎展。

世田谷文学館 西脇順三郎展。
2回目だが、今日は
信濃デッサン館の窪島信一郎氏の講演。
《詩人と絵画》

記憶に残ったのは、
・風景や対象を見る時、画家は画材として見る、
 詩人は感動の対象として捕らえる。
〜ということ。
 


 



 

No.60

2002/10/27(Sun)
補選の結果

与党5勝、民主党惨敗の結果となりました。
う〜む!!
投票率が20〜30%とは…
う〜む!!

衆院福岡6区の民主党公認前議員
の古賀一成氏はくら替え出馬を批判され、落選。
 (う〜む……何のための出馬だったのか!)

注目 田中真紀子・元外相の議員辞職に伴う衆院新潟5区は、
与党3党の推薦を受けた元議員の星野行男氏当選。
星野氏は 元越山会を強調したが、これもおかしな話。
小千谷市長から越山会を抜ける形で衆院選に出馬。
過去3回の国政選で民主党などから立候補し、
自民党系候補と戦った経緯があったものを、今回は自民党推薦で
出たというご都合主義そのもの。
低投票率は選択の不毛ということか。

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<WEB 読売から>
衆院 山 形4区  斎藤  淳 33 民(由)
衆院 神奈川8区  江田 憲司 46 無
衆院 新潟5区   星野 行男 70 無(自、公、保)
衆院大阪10区    松浪 健太 31 自(公、保)
衆院福岡6区    荒巻 隆三 30 自(公、保)
参院千葉選挙区  椎名 一保 50 自(公、保)
参院鳥取選挙区  田村耕太郎 39 無(自、公、保)
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日本シリーズ 巨人の2勝!

清原、桑田の活躍というのが…
 気に入らない。
  (話ができすぎだ!!)


 



 

No.61

2002/10/28(Mon)
都響定期公演(サントリー・ホール)

今日から3日間、コンサートの連チャンです。
続く時は、続くものですネ、う〜む……

まず第1弾は、都響定期。
ベートーヴェン2曲
どちらも実演では、はじめて聴く曲です。

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指揮/小泉和裕
ピアノ/園田高弘
ヴァイオリン/矢部達哉
チェロ/田中雅弘

ベートーヴェン:バレエ音楽『プロメテウスの創造物』(全曲)

ベートーヴェン:ヴァイオリン、チェロ、ピアノのための三重協奏曲 ハ長調
 


 



 

No.62

2002/10/28(Mon)
10/28 No2 シンボリ・クリスエス天皇賞!

先週の菊花賞に続き、天皇賞!
秋の天皇賞は、通常東京競馬場(府中)で
行われるのですが、今年は変則で中山競馬場です。
この 左廻りと右廻りの違い、直線距離の差!
が、どう影響するか。

見所は
1)並み居る強豪の中、たった1頭の牝馬で1番人気となった
  テイエムオーシャンが人気に答えられるか?
   (牝馬の単勝1番人気は44年ぶり)
2)天皇賞6回目の挑戦となるナリタトップロードが
  悲願達成なるか? 
3)先週、無念の落馬をした天才 武 豊の雪辱なるか?

以上が焦点でしたが、結果は????

★結果
1)テイエムオーシャンは、直線半ばでブレイクタイムにかわされると、次々と牡馬に抜かれ13着に大敗!!
2) ナリタトップロードは枠順(1番枠)に泣いた。
   懸命の追い込み届かず無念の2着。
3)武豊騎手騎乗のエアシャカールは、6番人気ながら直線追い込んでの4着、一瞬オッと見せ場を作った。

優勝はあえて菊花賞を回避し、こちらに挑戦した3歳馬シンボリクリスエス、2着ナリタトップロード、3着サンライズペガサスでした。 

WEBスポニチから
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天皇賞 若きエースだ!クリスエス盾制覇
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 クリスエス、3歳戴冠だ!!

「第126回天皇賞・秋」が27日、35年ぶりに中山競馬場で行われ、3番人気のシンボリクリスエス(牡、美・藤沢和厩舎)がゴール前の混戦から鋭く抜け出し快勝。96年のバブルガムフェロー以来6年ぶり、
外国産馬としては初の3歳馬優勝を達成した。3/4馬身差の2着はナリタトップロード。またも悲願の盾制覇はならなかった。

◆中山11R 第126回天皇賞(秋)(GI、三歳上、オープン、
 牡・牝、 指、定量)27日 芝2000 18頭
 着 枠 番  馬  名           騎 手 タイム
★1(4)8  シンボリクリスエス 牡3 56 岡 部 1.58.5
◎2(1)1  ナリタトップロード 牡6 58 四 位 3/4
★3(8)17  サンライズペガサス 牡4 58 柴田善  首 
★4(7)14  エアシャカール   牡5 58 武 豊 1 1/4
 5(7)13  トーホウシデン   牡5 58 ペリエ  首 

▽単勝 650円 ▽複勝 200円 190円 200円
▽枠連 (1)―(4) 1000円 ▽馬連 1―8 1720円
▽馬単 8―1 4020円 ▽3連複 1―8―17 5640円
▽ワイド 1―8 700円 8―17 1040円 1―17 910円
 


 

o.63

2002/10/29(Tue)
目覚めよ!バッハ/カンタータへの招待

礒山先生 プロデュースのバッハ・コンチェルティーノ大阪
立川公演へ……

ちょっと場所がわかりにくかったけれど、定刻前 無事到着。
(途中でモーツァルト愛好会のNさんとお会いしご一緒したので安心)

「本日は当教会へお出で頂きありがとうございました。」
と、若山弦蔵バリの甘い声の挨拶に、はてこの方は????
と、身構えると、何と「当教会牧師の○○です」とのこと。
う〜む… イケてる。

そのあとI教授のご挨拶、解説をはさみ演奏が行われた。
感激したのは
《マタイ受難曲》のアリア〈憐れみたまえ〉について
このアリアの前のペトロの否認から、この直後のコラールまでを
やって頂いたこと。
あたかもマタイの抜粋のよう。
コラールのコーラスもたった四人とは思えない迫力で
今までのマタイの大合唱団はなんだったんだ!!といいたくなります。

器楽アンサンブルはバッチリ古楽器なのだが、
声楽陣は必ずしも古楽器系の方でないので最初心配したが
それは杞憂で、素晴らしい効果をあげていました。

正式デビューは再来年有名なバッハ研究家 リフキンの指揮で行うとの
ことですが、この日の出来では、わざわざリフキン先生のお出でを
待つ必要などないような気がします。

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第51番《いずこの地にても神を歓呼せよ》
第55番《私はみじめな人間》
《マタイ受難曲》よりアリア〈憐れみたまえ〉とコラール
第140番《目覚めよ、とわれらに呼ばわる物見らの声》

出演:バッハ・コンチェルティーノ大阪
佐竹由美、永島陽子、波多野均、三原剛
川原千真、田崎瑞博他 SDA立川教会
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No.64

2002/10/30(Wed)
「モザイク・クァルテット」

古楽器(ピリオド楽器)の弦楽四重奏団ではピカ一と評判の
モザイク・クァルテット演奏会 王子ホールへ
(明日は同プロで 大阪いずみホールとのこと。
 I教授  一足お先に!)

CDでは、オフ録音のこともあり繊細でおとなしい演奏に聴けたが
ライブはやっぱり違います。
実に溌剌として、古楽器(ピリオド楽器)らしい歯切れ良さ!

気になったのは、第一Vnのヘーバルトとチェロでリ−ダーの
コワンとのタイプの違いのようなもの。
ヘーバルトは古楽器の世界のみにおさまりきれないタイプ。
コワンは(仙人風などと揶揄される!?)典型的な古楽器奏者タイプ。
このクヮルテットの四年先、五年先がどうなるか? 興味深い。

それにしても、古楽器のモーツァルト演奏会の会場で
いつも思うのだが、普段モーツァルト・コンサートと客種が違うこと。
いつも見かけるモーツァルティアンが見当たらない。
日本のモーツァルティアンは、まだまだ古楽器がお好きでないのか。
バッハ演奏は、若干の例外を除いては、すっかり古楽器主流となった観が
あるが。
このへんも、バッハとモーツァルトの違いかしら?
興味深いところです。う〜む…

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モザイク・クァルテット
 エーリッヒ・ヘーバルト(ヴァイオリン)
 アンドレア・ビショップ(ヴァイオリン)
 アニタ・ミッテラー(ヴィオラ)
 クリストフ・コワン(チェロ)

曲目 モーツァルト;
弦楽四重奏曲 第17番 変ロ長調 K.458「狩」
弦楽四重奏曲 第16番 変ホ長調 K.428
弦楽四重奏曲 第19番 ハ長調 K.465「不協和音」

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o.65

2002/10/31(Thu)
日本シリーズ 巨人の4連勝!!

日本シリーズは巨人の4連勝!!という思わぬ結果。
 とうとう一度もTV中継を見ませんでした……

前にも書いたが、これじゃ昨年までの巨人監督は何だったんだ!!
ということになりますよね。う〜む…

凡人なら、○の奴さえ今年のように打っていれば……
       ○の奴さえ今年のように投げておれば……
と、わめきたくなるところでしょうが!?

さすが、「いわゆる1つの」人は大人物。
「ニ岡も清水もみんな自分が目をかけ育ててきたのがやっと花開いた」
と自賛しているらしい。

この神経ですね、小泉さんの後ガマはこの人しかないのでは!!
う〜む…
(案外、腹の中は、怒りで煮え繰り返っているのかな?
  でもこの人は隠し事できないと思うが……)

 Webスポニチを読んでみませうネ。冷静に、冷静に (笑)

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涙 !! 原監督 4連勝舞い
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 涙の 原辰徳監督が敵地・西武ドームで宙に舞った。
日本シリーズ第4戦は巨人が伏兵・斉藤宜之内野手の先制2ランを
含む3打点で西武投手陣を粉砕。
史上4度目の4戦全勝で2年ぶり20回目の日本一を飾った。
試合後、頼もしい戦士たちの歓喜の輪へと走った原監督は、
その大きな両目に涙をあふれさせた。
「選手たちが野球が好きで、巨人が好きで、本当に野球少年、野球
小僧になってくれたからこの結果がある。
選手にも、そしてファンの皆様にも本当に感謝したい」と
原監督は少しかすれた言葉を響かせた。
巨人が初の無敗で日本シリーズを制し、
ON以来の第4期黄金期が到来した。

≪日本シリーズ〜第4戦結果≫
巨人6―2西武
 
(二岡 堂々のMVP)
 <以下略>

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No.66

2002/10/31(Thu)
捨てがたい記事

Web情報を切り抜いたがアップしていないままで、
捨てがたい記事があるので2つまとめてご紹介しましょう。

・タイから贈られたゾウ2頭、上野動物園に到着。
  → 何やら、その昔(終戦直後) インドのネール首相からインディラさんというゾウを贈られたという話を思い出しますネ。
(もちろん まだ生れていない頃の話!?)

・猫をマンションの8階から投げ捨てた教師捕まる(沖縄)
  → 8階からでは、キャット空中3回転は無理か!
     これほどひどい仕打ちでも器物損壊罪の適用というのは……
     う〜む…  動物虐待防止法の必要性を実感します。

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10/12 ■ 朝日  《青鉛筆》
 ▽皇太子家の長女敬宮愛子さまの誕生祝いに
タイから贈られたゾウ2頭が11日夜、上野動物園に到着した。
オスのアティ(太陽、5歳)とメスのウタイ(日の出、4歳)だ。

 ▽アジアゾウは、絶滅の危機にある動物の国際取引を
規制するワシントン条約で輸入が制限され、国内の動物園
では頭数の減少が悩みの種。繁殖の成功例はまだない。

 ▽十数頭の群れで生活する習性があるため
関係者は「仲間が増えて繁殖しやすいのでは」と期待する。
愛子さまを授かった皇太子ご夫妻にあやかれるか?
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10/12 東京新聞

猫を投げ捨てた教師を逮捕
別れ話に腹を立て
 那覇署は11日、猫をマンションの8階から投げ捨て
けがを負わせたとして、器物損壊の現行犯で
那覇市樋川、中学校教諭長谷川正宏容疑者(33)を逮捕した。

 調べでは、長谷川容疑者は同日午前4時半ごろ、
同居していた交際相手の女性(30)との別れ話に腹を立て、
マンション8階の自宅から、女性が飼っていた猫をペット用かごごと
外に投げ捨て、猫1匹に全身打撲のけがを負わせ、かごを壊した疑い。

 かごには2匹の猫が入っていたが、うち1匹は無事だった。
女性の悲鳴を聞いた近所の人が110番した。

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No.67

2002/10/31(Thu)
秋の話題2つ

秋の話題2つ お伝えしたかったものが残っておりました。

読売・編集手帳 と 『天声人語』 より
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9月8日付・編集手帳  「ちいさい秋みつけた」

 秋との出合いは、どこか個人的だ。
暑さ寒さに統一される夏や冬、木々が一斉に芽吹く春と異なり、
だれもが一人、それぞれの秋をそっと見つめているところがある
◆―誰かさんが 誰かさんが 誰かさんがみつけた…。
サトウハチロー作詞の童謡「ちいさい秋みつけた」は、
今も多くの人の愛唱歌となっている。
鬼ごっこで目隠しした子供が聞くモズの声、
洋風館の色づいたハゼの葉…
◆秋を身近に感じる場面が、鮮やかに切り取られている。
二男でサトウハチロー記念館(岩手県北上市)館長の
佐藤四郎さんによると、自宅の小さな庭で感じた自分だけの
秋だから「ちいさい秋」となった
◆それが秋の情景全体を表す言葉とされ、
紅葉した山の空撮映像とともに紹介されたりした。
ハチローは「センスがないなあ」と嘆いたという。
ひそやかに感じてこそ秋、そんな思いがあったのだろう
◆秋の風は白い。空の高さがそう感じさせる。
通い慣れた道の際に、打ち捨てられたようなコスモスの
群れを見つけた。薄いピンクの花が二つ三つ。
華やかではないが青空の下で、ふと気がついた
秋がいとおしい
◆日本には春より秋、朝日より夕日をうたった歌が多い。
ハチローはそこに、日本人の感性を見たという。
みなさんには、どんな「ちいさい秋」との巡り合いがあっただろうか。
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■《天声人語》 10月07日

 夕暮れの街を歩いていて、不意にキンモクセイの
香りに襲われる。豊潤な香りにはっとする。
心を浮き立たせる豊潤さではなく、秋の夕暮れの
ひっそりと寂しい空気を引き立てる豊潤さだ。

 夕暮れについて作家の永井荷風がこんなふうに
書いたことがある。
「日の暮はさむしい。どんな人にも日の暮はさむしいだろう。
なぜだ。そしてどういう寂しさだと、われながら問うても答えられぬ
幽(かす)かな寂しさである」。
そして「日の暮は子供の心にもさむしいらしい」と続く。

 「夕ぐれは」と題した小学生のこんな詩がある。
「夕ぐれは/なぜか/なぜか/ひとりぼっちのように/
とりのこされたように/とてもさびしい/それは――/
不安のような/なんともたとえられない/さみしさ/
夕ぐれは/さみしい」。

 神奈川県の堀明子さんが小学3、4年のころに書いた詩だ。
明子さんは88年、高校1年のとき事故で亡くなった。
両親は翌年、亡き娘の詩集『四季の色』を自費出版し、
それを元にこの9月幼いころの詩を集めた『つぼみたくさん』(草思社)ができた。

 収められている詩の多くは花をうたう。
そして木や鳥や虫や空のことも。たとえば
「いい風だ/気もちがいい/いいにおい/きんもくせいのかおり/
いい声だ/小鳥の歌声/いい空気/むねいっぱいにすいこむ」。

 詩集にはときに「夕ぐれは」のような自省的な詩が混じる。
文豪の「寂しさ」も少女の「さみしさ」も変わりはない。
少女がもう少したくさんの夕暮れとキンモクセイ
の香りを経験できたらよかったのに

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