日録(抄)(アップツーデートな更新にこころがけておりますが、素人の悲しさで、そのぶん推敲不足で勘違いや、

変な文章、不適切な表現があるかもしれません。お気づきの節はそっとお教えください。よろしくお願いします)

 

2001年12月19日 <モーツァルトの新CD紹介>  

幸田浩子さんというソプラノ歌手をご存知でしょうか。

実は、99年10月の、日本モーツァルト愛好会例会にバリトンの木村俊光さん(桐朋音大教授)をお招きした際、

木村さんが彼女をお連れになって出演、『エクスルターテ・ユビラーテ』やツェルリーナを歌ってくださいました。

小柄な愛くるしい姿と声が ツェルリーナにぴったり、できればケルビーノも演じてもらいたかったと
の思い出があります。

その時に、木村さんが紹介された時の言葉、

『来月から2年間、文化庁派遣によりイタリアへ研修に行かれる。

帰国後はこんな小さな会では呼べなくなるよ!』が、印象的でよく覚えています。

その後、今年の夏、ウィ-ン・フォルクス・オパーの専属歌手になったとの報道を聞き、

『やったね』と活躍をかげながら喜んでいたのです。

以上が前置きで、何がいいたいのかというと…

実は、その幸田浩子さんがソプラノを歌ったモーツァルトのレクイエムが発売されたということです。

今週日曜日、新宿のタワーレコードで購入したばかりで、まだ一度しか聴いていないのですが、

明日発売の『レコ芸』で、もし取り上げられていたら後追い情報となってしまうので、

今日の内にアップしてしまおう!!と思ったわけです。(せこい考え(笑))

(そんなわけで、あとから追記・補筆するかもしれません)

指揮は、サントリーのホール・オペラで有名なグスタフ・クーンで、今年7月のチロル音楽祭のライブ録音です。

調べてみたら、幸田さんは既にクーンと組んで ワーグナーの『神々の黄昏』のヴォークリンデや、ロッシーニの

「ブルスキーノ氏」全曲盤でのヒロイン ソフィア役などのCDを出しているんですね。

いずれも、ARTE-NOVA(ジンマン指揮のベーレンライター版のベートーベン全集で有名)から発売されています。

モツ・レク(この言い方をモーツァルティアンは嫌います。モーツァルトのレクイエムと言いましょう!)の

ソプラノは、見せ場、聴き所が多いですね。

渡欧前、日本でも歌いこまれたレパートリーのようで、このCDでも、実に存在感を持って歌っているように感じます。

ライブなだけに、冒頭第1曲では緊張されていたのが、徐々に白熱してくる様子が手にとるようにわかります。

レクイエムといえば、マエストロやあまたの大歌手によって演奏されており、それを凌駕するのは至難の技と思いますし、

存在価値をアピールするだけでも大変と思います。(私の手持ちCD・LDだけでも15枚くらいあるでしょう)

 

感想については、もっとよく聴きこんでからあらためてアップしようと思います。

本日は、まずはお知らせまでということで…。

おっと、値段をご紹介するのを忘れておりました。

新宿のタワーレコードでは、今 何と 590円(税別)で、販売しています。

 (これは、買い!! と思いますよ(笑))

 

 

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