日録(抄)(アップツーデートな更新にこころがけておりますが、素人の悲しさで、そのぶん推敲不足で勘違いや、

変な文章、不適切な表現があるかもしれません。お気づきの節はそっとお教えください。よろしくお願いします。

なお、無断転載はご遠慮下さい)

2001年12月10日 モーツァルティアン・フェライン第200回例会

9日は、久々にモーツァルティアン・フェラインの例会に行ってまいりました。

何と、今回が200回にあたるということです。おめでとうございます。

わざわざ、アメリカ在住の若松会長も参加され、会の後半で講演なされました。

私は、プロフィールにも書いたように、本籍は日本モーツァルト愛好会にありますが、

モーツァルトの名がつけば、全方向 時間の許す限り、参加する方針で飛び回っています。

若松会長とお会いするのは今回初めてですが、20数年前に日経新聞の記事を拝見して以来、

著書やさまざまな文章、最近ではよくHPを拝見しているものですから、初対面の気がいたしません。

また、つい先日、当HPリンク集へのリンク許諾のお願いした際、快諾頂いた上、神田生まれの筋金入りの落語ファンということを

知りました。志ん朝師匠のファンである上に、何とくやしいことに

志ん生、文楽(先代)、可楽、馬生という亡き名人たちの実演を子供の内から見てきたというとんでもないお方(笑)ということも

知りました。その方が以前おっしゃった言葉ですが、よくお聞きください。迫力があります。

「落語のわからねえ奴に、モーツァルトがわかるはずがねえ!!」

 (まあ、全部が全部そうでもないかもしれませんが、長調のかげにひそむ哀しみ、 石が浮かび、葉っぱが沈む!         

  こういうミラクルを感じさせる一瞬は、まさに落語の魅力に通じるものがあると思います)

 

例によって、前置きが長くなりましたが、

この日の講演は、ヘンデル研究で著名な北海道教育大学教授の三澤寿喜先生。

「モーツァルトのイタリア・オペラにおける歌詞組」と題して、目から鱗の貴重なお話をうかがいました。

 (くわしい内容は、いずれフェラインのHPに掲載されると思います)

後半の最後に、若松会長が、200回例会にあたり、「モーツァルトを聴くヒント」について

あふれる情熱を傾けて機関銃のように語られました。

終了後、これまた久しぶりに打ち上げに参加させて頂き、楽しい1日を過ごしました。

1月例会は、200回を記念して出席の全員がお一人 XX分で、モーツァルトを語ったり、演奏を披露したりという

特番だそうです。残念ながら、日本モーツァルト愛好会の新年会とバッティングしますので参加できませんが

ご盛会となるようお祈りします。

 

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