2004年 9月の  日録      (未編集です)


No.858

2004/09/01(Wed)
9月は地震から

9月は地震から

…始まりましたね!

浅間山も噴火したし
なにやら不気味です。
(「防災の日」というのに!)


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関東・東北で震度3の地震
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1日午前11時49分ごろ、福島県沖を震源とする
地震があり、宮城、福島、栃木、茨城各県で震度3を記録した。
(09/01 12:03)
 


 



 

No.859

2004/09/02(Thu)
どうかしてるゾ ウチのマンション住人!?

1日のNHK ためしてガッテンをみたら
災害発生時、無意識のうちに楽観的になってしまい、
逃げ遅れになることがあるそうだ。
「正常性バイアス」と呼ばれる心理作用で、
昨年2月に韓国で起きた地下鉄火災でも
火災が迫っているのに、新聞を読んでいて
逃げ遅れた人がいたそうだ。

そういえば、三鷹のマンション
部屋の火災感知機の誤作動でよく非常ベルが
鳴ることがあるが、5分以上鳴りっぱなしの時でも
誰一人として出てこない。
 ウロウロするのは、ワタシがけ!
 そのうちに管理人がリセットを押して
 1件落着となることが多いのだが……
  ホントの火事だったらどうするの!?

う〜む… みんな たいした度胸だ!
 と、感心していたのだが……

 


 



 

No.860

2004/09/03(Fri)
町田町蔵

町田町蔵が町田康に改名していたのは
もちろん知っていたが、芥川賞を受賞していたのは
気付かなかった。 (^^;)

やはり野におけ!というか
サブカルチャーが、脚光を浴びすぎるというのは
みていて落ち着かない。
日比野氏も芸大助教授をやめてから
なんか安心してみていられる。
 (すみません。えらそうに (^^;))

町田康になってからも、暫く読んでいたが
なんていうか、ポジションが決まったというか
読者におもねる!ような守りの姿勢が
鼻について遠ざかるようになった。
読者の勝手と思うが、
 難しいところである。
 


 



 

No.861

2004/09/04(Sat)
○○ジャパン

オリンピックでやたら目に付いたものに
○○ジャパンという言い方。

「長嶋ジャパン」に始まり 「なでしこジャパン」
「宇津木ジャパン」「山本ジャパン」 等々……

因に ワタシのHNは、
 wamjapan 、WAMとは
何のことかわかりますよね? 


 



 

No.862

2004/09/05(Sun)
理屈は分かるが……

新聞によると、厚労省は
精神疾患患者の早期社会復帰を促すため
精神病床7万床削減を検討しているらしい。

>患者の処遇を、
 入院中心から地域生活重視に転換する
 初めての抜本的な改革で、病状が軽い患者の
 社会復帰促進が期待される。

〜福祉面の対策を強化して
退院が可能な患者は通院しながら在宅で暮らせるように
する、というのだが……

あるデータで、人口1000人あたりの精神病床数が、
2000年時点で 日本2・8床、米(0・3床)、
フランス(1・1床)と外国に比べて多いというように
精神疾患患者を隔離する、のが
時代遅れというのは、分かるのだが
最近のいろんな事件を勘案すると
にわかに賛成できない。

こうした結果、事件が起きた時
誰が責任を取るのか?
精神耗弱を理由に刑事責任は免れるし……
(少なくとも、
 民事上の補償を国家賠償で賄うとかの措置
 が必要ではないか??)
 


 



 

No.863

2004/09/06(Mon)
ロシアの学校占拠事件

全体像が判明するまで、発言を控えたいと
思っていたが、あまりにひどい。

テロって、どう考えればよいのか???
 


 



 

No.864

2004/09/07(Tue)
モーツァルト・ネタ

たまには、モーツァルト・ネタを (笑)

目下 必要があって
《戴冠式ミサ K317》を調べているのだが
今までまったく気付かなかったことを1つ。

19世紀セシリア運動の指導者 ヴィットの指摘だが

《戴冠式ミサ K317》Gloriaの
Domine deusのヴァイオリン音型が
《ドン・ジョバンニ》第一幕のレポレロの
有名な<カタログの歌>の中の音型とまったく同じ、
というんです。
 調べてみると、その通りなんですが
 気を付けてないと、聴き逃してしまうかな…

もちろんヴィットは、だから
オペラ風=世俗的でいかん!と
 批判してるわけですが (^^;)


 



 

No.865

2004/09/08(Wed)
モーツァルト・ネタ(2)

せっかくなので、もう1つ (笑)

H・C・R・ランドン による興味深い主張を紹介しよう。

「1770年代のモーツァルトは、
意識的にポピュラーな教会音楽を書こうとしていた。
……つまり、彼の書いた大司教のための
楽しいシンフォニーやディヴェルティメントや
セレナーデは、宮廷人や土地の貴族にしか聴いてもらえず、
一般の人の耳には届かなかったからで、
一般人に聴けるものといえば、
ダンス音楽と教会音楽だけだった。……
ミサ曲K257、258、259,262,275のような
1775年と76年、77年の作品群は、
手書きの譜で、(ザルツブルク近郊の)教会におびただしく
流布されており、極めてポピュラーになっていたことが
わかった。 」

う〜む!
それなら 彼のミサ曲が世俗的と非難される
いわれはない!

 この「意識的にポピュラーな教会音楽を書こうとしていた」
ことが、他の資料によって立証されるなら、
モーツァルトの教会音楽への新しい視点となりうる
注目すべき見解と思われる。

 但し、後段の、大量の楽譜が残されている理由  
 については、別の可能性 も考えられる。

クリフ・アイゼンは
「1782年のコロレド大司教の改革綱領により、
器楽伴奏つきの宗教曲が制限されたことから、
それを懐かしむ人々が国境を越えバイエルンの
教会の礼拝に参加したほどであった」
と、報告している。
これを勘案すると、こうした事情で
旧来のモーツァルトのミサ曲の楽譜が珍重、
もてはやされ、その結果大切に伝承・保管されてきた
可能性もある。

現地での徹底した資料調査が
望まれる。


 



 

No.866

2004/09/09(Thu)
モーツァルト・ネタ(3)

調子の出たところで 3連発!(笑)
 
有名なヨゼフ・ハイドンの弟
ミヒャエル ハイドンに関する話題。

先日来 話題にしている
19世紀初めに、南ドイツを中心に起こった
典礼純化運動であるセシリア協会運動で
ザルツブルク時代の同僚モーツァルトの教会音楽が
「美しすぎて世俗的!」と批判の矢面に立ったのに反し、
ミヒャエル ハイドンのミサ曲は
セシリア主義者に称賛された、という不思議な?
関係に興味を抱いている。
(すべては、時代の一歩先を行ってしまった
 モーツァルトの天才のなせるワザよ! と
 いえば、それまでなんですが、
 それで済んだら、研究者などいらない (笑))

もう少し調べたらお知らせします。


 



 

No.867

2004/09/10(Fri)
父 発病

ついさきほど
父94歳が突然家庭内徘徊をはじめて
わけのわからないことを喚き散らし
初めてのことなのでとまどってます。
とりあえず、救急病院に搬送して
鎮静剤注射してもらい、やっと落ち着きました。
家族(といっても家内と私だけ)もほっとしました。
(本当は入院させてもらえるとありがたいのだが)

そういう事情につき
もしかしたら、
 日録お休みが続くかもしれません。
 


 



 

No.868

2004/09/13(Mon)
ちょっとグチを……

数日間の休載 申し訳ありません。
 ちょっとグチを……

(他人の家の恍惚老人のハナシなど
耳にしたくもないでしょうが、お付き合いを……)

(土)(日)は入院受け入れをしてくれず
自宅療養となったため、地獄の苦しみでした。
特に、金曜の夜
>救急病院に搬送して
 鎮静剤注射してもらい、やっと落ち着きました。
 家族もほっとしました。

というのはウソで
  実は、救急搬送してもらったものの、高齢を理由に
  鎮静剤投与してもらえず、睡眠薬のみで帰されたのです。

睡眠薬は、まったく効果なく、錯乱はひどくんる一方。
父は、絶えず動き回り、時々かんしゃくを起こして
転げ廻るので、とうとうクルマの後部座席に押し込み、
家内と2人両側からガードしたまま夜間の半日以上
過ごしたのですが、
たまりかねて深夜2時、夜間緊急外来に持ち込み
なかば脅迫気味にして、鎮静剤注射してもらい、
1時間後やっと寝させることできましたが、
我々は、結局 殆ど一睡もできない有様でした。

土曜日は、老人病院外来で
鎮静剤の点滴を懇願して行ってもらい
やっと1息付いた状況でした。

<続く >


 



 

No.869

2004/09/13(Mon)
ちょっとグチを (2)

>続き……

(でも週末なので入院受け入れをしてもらえず)
今日 朝一番で、入院手続きしましたが
病院から人手不足のため、消灯まで世話してほしい、
と要望され、結局帰宅したのは10時近く。

そんな状況で今これを書いています。
(アルフォンソ様、日本も、我が家も
   なにかと大変ですよ)

長々とグチを、すみません。

とりあえず、今夜は 久々に
ふとんで寝られそうです。 (^^;)
 


 



 

No.870

2004/09/27(Mon)
入院2週間目

長々とお休み頂き、申し訳ありません。
 ボチボチ再会させて頂きますが
 事情により休載の際はご容赦のほどお願いします。

痴呆になった父は、やっと13日に隣町の○赤病院に
 入院できました。
これで一安心のはずが、この病院の方針は
  @クスリづけにしない!
  @寝たきりにしない!
 を、モットーにしているようで
基本的に「自由放任」。

それはいいのですが、
父は病棟中を徘徊、他人のベッドが空いていれば
そこで寝てしまったり
おむつを外して、ところかまわず小用したり
(睡眠剤も処方しないので)
夜、眠らず騒ぎ立て
一晩中ナースステーションで過ごすなど
「やりたい放題」の問題児?
看護師さんの手を焼かせています。
まあ、理念は立派なのですが
それを支えるインフラが整っていない。
現場に丸投げという感じです。

いきおい、こちらにも

できるだけ付き添って
夕食も、家族が食べさせてほしい、
などの要望があり
家内は毎日、夕食後、横になるまで
付き合っているので、帰宅するのは8時、9時。

そろそろ退院を、ちらつかされたので
受け入れの老健施設が決まるまでは、と
お願いしているのですが……


 



 

No.871

2004/09/28(Tue)
久々に

まとまった文章を掲示板にアップしましたので
よろしかったら、ご一覧ください。


 



 

No.872

2004/09/29(Wed)
ニューグローブ

調べ物があると、国音へ行って、
まず『ニューグローブ音楽大事典』に
あたることにしているが、これで
納得行く説明に出会えない、
ということが多い。

これに限らず、
ランドン編の『モーツァルト大事典』も同様
これ1冊の説明では、用が足らないことが多い。
(個人的には、
 東京書籍版のモーツァルト事典をレキシコン、
 この平凡社版のほうを
 コンペンデイウムと区別して読んでいる)

何が言いたいか、というと
欧米人との感覚の違いか。
(もちろん1つの事典ですべての
  疑問に対応できるはずはないのだが
  ここで言っているのは、感覚のこと)
             。。。  

同じような違和感を、
平凡社大百科とブリタニカの間でも感じることがある。
(アルフォンソ様は、日々直面しているのでしょうが……)


 



 

No.873

2004/09/30(Thu)
あせも の季節

9月はいろいろ大変でしたが
最後は、あせも の話題で (笑)

毎年 なぜか今頃になって
あせも がひどくなります。

夏 真っ盛りの頃よりひどい。
夏の間 汗まみれだった肌が悲鳴を上げるのか!

この頃になると
世間のエアコンの効きを抑えてくるせいもあるのかも。
一昨日の夜 車に乗ったら
カーエアコンが突然暖房に切り替わりました!!
設定をみると、真夏の25度だったのだが
外気が22度くらいだったせいか
暖房になっちゃったんですね。
(設定を22度に変更したらクーラーに戻りましたが
   〜う〜む…寒い!)


 


 


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