2003年 1月  日録

 


2003/01/31(Fri)
書き漏らしていたこと(2)

2) 《天声人語》 「長い名前」の顛末

最初は■《天声人語》 01月22日から

>法務省が人名漢字の枠を大幅に広げる方針らしい。

 史上、変な名前はいろいろある(紀田順一郎『名前の日本史』文春新書)。
長い名前では落語の「寿限無」が有名だが、こんな名前も実際あったそうだ。

「清水子丑寅卯辰(ねうしとらうたつ)巳(み)……太郎」と十二支を織り込む。
……
「沢井麿女鬼久壽(まろめきくす)老八重千代子(ろやえちよこ)」。

 世界一長い名前にしようというのでつけられたのが
「山中いろはにほへと……ゑひもせす子」。50字である。
本人は最初と最後をとって「いす子」と称していたらしい。
ただし『ギネスの名前百科』(研究社出版)によれば
世界一長い名前の持ち主は
ドイツ系米国人で、アルファベットを全部使った名前に加えて
姓が591字、あわせて741字にのぼる。

 変な名前をつけられた人たちは……
たいていは通称名で通したようだ。……

すると■《天声人語》 01月26日に

 先日この欄で珍しい名前として
「沢井麿女鬼久壽老八重千代子」を挙げたところ、
本人が健在だとの報が寄せられた。
91歳で大阪府四条畷市の娘さん宅に暮らしている、と。
ただし「麿」は「麻呂」と分けるのが正しい、とも。
  <中略>
  その後……「千代子」に改名したという。
  <中略>
 家族から「マロメキクスロヤエチヨコさん、ご飯食べさせて」などと
からかわれるようなこともあったらしい。
「いま母は耳が遠いだけで、かくしゃくとしています。
これも皆さんの願いが込められた名前をいただいたせいかもしれません」と娘さん。
  <以下略>
……………………………………………………………


2003/01/31(Fri)
書き漏らしていたこと(1)

書き漏らしていたこと

1) 1月の倒産

タカラブネ (洋菓子)

宝船    (家具販売)
 
新興産業 (パットさいでりあ)

すずめのお宿 (居酒屋チェーン)

* 皆それぞれ聞いたことのある会社、お店
   ばかり…… 不況を実感しますね (^^;)
 


2003/01/30(Thu)
母の3回忌を終えて

1月 5日は母の3回忌でした。

法事そのものは、寒い折でもあり
昨年の11月に繰り上げて行いましたので
特に、これといった行事はしません。
まだ、記憶が生々しくて当日の
書き込みはできませんでした。

享年 84歳、年に不足はないものの
前日まで元気だったものが急死という
ことは衝撃でした。
 亡くなる前に、
あれも話したい、
このことも聞いておきたかった、
ということが、今も思い出され
悔やまれてなりません。

小家族のため、肉親の死という事態への
「慣れ」がないせいか、立ち直りまで
時間がかかりました。
 父(当時 89歳)も、精神状態が不安定
になり、どうにか落ち着いたのは
一周忌を過ぎた頃です。
http://www.asahi-net.or.jp/~tk2k-fkc/syuuki.htm

最近読んだアーミッシュを紹介した本の中で
驚いたことは、
 (米国のキリスト教の一派で近代文明を拒否し
  自動車や電気を使わない生活を続けている。
  映画「ジョン・ブック」のなかで紹介され話題
  になった)
彼等が死者を悼むのは埋葬式までで、そこで皆
号泣したあとは、一切墓参りということはしない!
ということです。

人生観、死生観の違いというのは
理解を超えるものだな、と痛感しました。

まだまだ、書きたいことはありますが
まとまりませんので、これくらいに……
 


2003/01/29(Wed)
Be研へ

昨日は、国音 Be研へ

終わりそうになってからが長い
N先生の熱弁!!
 (あたかもベートーベンのよう!
  とはI教授のコトバ)
結局 6:30の終了予定が7:30に。
夕食を食べたら
館林行き最終に間に合わなかっただ(^^;)
 (北千住 10:35)

………………………………………………
<Webサイトから〜>
1月28日(火)「ミサ・ソレムニス第4回研究会」
16時30分開始 6-113教室 

気鋭の作曲家・ピアニスト野平一郎先生が
弾きながら《ミサ・ソレムニス》を分析し
ます。
…………………………………………………………
 


2003/01/28(Tue)
もんじゅ判決、読売社説(3)


<続き>
中で両極端の
読売の抜粋を…

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1月28日付・読売社説(1)

 [もんじゅ訴訟]「疑問多い『設置許可無効』の判決」

 核燃料サイクル開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」を巡る行政訴訟で、名古屋高裁金沢支部が、国の設置許可を無効とする判決を出した。

 一審の福井地裁判決は原告・住民側の訴えを退け、国の安全審査の妥当性を認めていた。百八十度の逆転判決である。

 国の安全審査を経て建設された原子炉に対し、設置許可無効の判断が下されるのは日本では初めてだ。

 原子力政策の根幹にもかかわる重大事である。国側が上告するのは当然だ。最高裁での十分な審理が求められる。
《中略》
 … 裁判では、設置に先立ち原子力安全委員会などが行った安全審査の妥当性が、主な争点として争われた。

 判決は、ナトリウム漏れ対策ばかりでなく、蒸気発生器など他のシステムでも安全審査に欠陥があり、重大事故が起きる危険性を否定できない、とした。

 判決について疑問を感じるのは、技術の基本についての配慮に欠けるきらいがあるのではないか、という点だ。

 原子炉には「絶対安全」が求められるとするかのような考えが、判決の随所にうかがえる。

 潜在的な危険性の付きまとう原子炉に、できる限りの安全性が求められるのは当然である。だが、リスクがゼロの工学システムは、ありえない。

 リスクの存在を認めた上で、いかにそのリスクの低減を図るか。経験の蓄積を既存施設にいかに生かしていくか。

 そうした努力を認めなければ、そもそも新たな技術開発は成り立たない。

 このような視点も忘れずに、「もんじゅ」の設置許可を無効とする判断を下したのだろうか。

 過去には、国や事業者が「絶対安全」を強調する説明をした時代もあった。これが原子力不信を招いたとの反省は、先進各国に共通する教訓である。

 昨年の東京電力の検査不正問題では、検査の現場に新品同様という「絶対」を求める弊害が、まだ残されている実態が明らかになった。

 今回の判決が確定すれば、原子力政策ばかりか技術開発全般にも影響が及びかねない。国は最高裁の場で、十分に説明する責任がある。

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2003/01/28(Tue)
もんじゅ判決各社の社説(2)

  <続き>
中で両極端の
朝日、読売の抜粋を…

01月28日 更新
朝日新聞 社説
■もんじゅ判決――廃炉含め、見直しを

 福井県敦賀市にある核燃料サイクル開発機構の高速増殖原型炉「もんじゅ」について、名古屋高裁金沢支部は、建設前の安全審査が不十分だったことを認め、原子炉の設置許可を無効とする判決を下した。

 もんじゅが95年のナトリウム漏れ事故以来運転停止中であることを考えると、結果的に廃炉を迫ることにも等しい。

 原発の安全性の訴訟では従来、行政機関や専門家の判断を尊重し、手続きに重大な誤りや落ち度がなければ問題なしとしてきた。原子炉の運転ができなくなるような判決は初めてだ。

 判決は、ナトリウム漏れ対策が不十分だったと指摘し、安全審査のやり直しが必要とした。原子力安全委員会の審査についても「許可申請の記述を無批判に受け入れた疑いをぬぐえない」と述べている。

 国や核燃機構は、この判決を厳しく受け止め、もんじゅの改造工事に向けた作業を、まず凍結すべきであろう。
《中略》
 海外を見ても、フランス、ドイツ、英国は経済性の面や核拡散への悪影響を理由に軒並み撤退した。いまでは大型の高速増殖炉を運転しているのはロシアだけだ。

 こうした状況から、日本では高速増殖炉へのつなぎとして、プルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料を普通の原発で燃やすプルサーマル方式を推進しようとしている。だが、プルサーマル計画も難航続きで実施のめどは立っていない。

 もんじゅを中核として高速増殖炉の実用化を進める考えは、もう時代にそぐわなくなっているのではないか。

 いま必要なのは、安全性、経済性、核不拡散などの面から、核燃料サイクル計画全体を再評価し、変えるべきところは変えることだ。青森県六ケ所村にほぼ完成した再処理工場を動かすかどうかも、併せて検討しなければならない。

 核燃料サイクルの技術研究をすべて中止することはないだろう。高速増殖炉ではプルトニウムなどを逆に減らす研究もできる。しかしそれなら、もんじゅでなく実験炉「常陽」でも十分可能だ。仏も大型の実証炉スーパーフェニックスを廃炉にし、小型のフェニックスで研究を続けている。

 核燃料サイクルの基本が決まったのは、原子力開発が始まった約40年前だ。いつまでも同じ夢にこだわることはない。

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  <続く>

 


2003/01/28(Tue)
もんじゅ判決についての各社 社説 (1)

もんじゅ判決についての各社 社説が出揃った。
タイトルのみ挙げてみると

・朝日新聞 社説
 もんじゅ判決――廃炉含め、見直しを

・読売社説
 [もんじゅ訴訟]「疑問多い『設置許可無効』の判決」

・毎日新聞
 もんじゅ判決 審査体制の全面見直しを

・日経 社説
 安全の構え問うもんじゅ判決

・産経社説(主張)
 想定外への対処も必要だ


こう並べてみると、それぞれの違いが見えて興味深い。
見た通り。朝日と読売が真っ向から対立しているが
見出しばかりでなく、中味の吟味が必要なことは勿論だが
各紙の中で、読売の論調が突出しているのがわかる。
 何やら、日経と見まがうばかり。
まあ、何度も言うが、各社右へならえ!のほうが
危険なので、こういう肌合いの違いはもっとあって
しかるべきと思う。
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2003/01/27(Mon)
日本モーツァルト協会1月例会

今日はモーツァルトの誕生日。
そして 日本モーツァルト協会1月例会でした。

頂いたチケットで(^^;)
上野 文化会館へ
  (すごい雨でした!)

演奏中ちょっとハピニングがありました。
最後のプログラム  交響曲 イ長調の
2楽章が終わったところで、突然指揮の
金 昌国さんがよろよろと控えに下がって
しまわれたのです。
 数分後、何事もなかったように戻られて
(足元はふらついていたが)、無事3、4楽章を
振り終え、見ている聴衆もホッとした次第。

アンコールの前に、コン・ミストレスと何やら
会話をされて、開始。
 曲目は何と 小 ト短調交響曲K183!
心なしか指揮振りは、おぼつかないところもあり
聴衆としても音楽を聴いているどころではない、
といった感じも…

まあ、無事終えてよかったですが、
先生その後、何事もなければいいのですが…

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日本モーツァルト協会1月例会

2003年1月27日(月) 午後6時15分開場 6時45分開演

 東京文化会館小ホール
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指揮   金 昌国
アンサンブル of トウキョウ

ヴァイオリン   大林 修子
オーボエ   青山 聖樹
クラリネット   澤村 康恵
ファゴット   岡本 正之
ホルン   金星 眞

----- PROGRAMM -----

1. 交響曲 変ホ長調 KV.16
2. ヴァイオリンのためのロンド 変ロ長調 KV.269
3. オーボエ、クラリネット、ホルン、ファゴット、のための協奏交響曲 変ホ長調  KV.297b

--- 休憩 ---
4. 6つのメヌエット KV.105
5. ヴァイオリンのためのロンド ハ長調 KV.373
6. 交響曲 イ長調 KV.201

《アンコール: 交響曲 ト短調 K183 第1楽章  》

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2003/01/26(Sun)
ああ、言っちゃった!! 小泉失言

公約破りは「大したことではない」との失言の
余波が広がっていますが
不思議なのは、その翌日の3大紙は、
この事実を大きく報じていなかったこと。
問題が大きくなったのは、菅氏が繰り返し
このことを記者会見等で言及したことと
何よりもTV報道です。
 一部分を切り取ってのニュース映像と
いうのは、確かに問題ですが、
しかしこれがなかったなら、この発言が
《何でもなかったこと》と葬り去られたかもしれない。

大きすぎるメディア=3大紙 にも問題アリ
と考えさせられた。

それを大きく報じたスポニチから

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1/24  スポニチ
首相公約破り「大したことではない」
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 衆院予算委員会は23日、小泉純一郎首相と
全閣僚が出席し、02年度補正予算案の基本的質疑を行った。
午前には、小泉首相と民主党の菅直人代表が激突。
菅氏は8月15日を外した靖国神社参拝や、
ペイオフ解禁延期など首相の「公約破り」を徹底的に追及。
首相からは
「この程度の約束を守れなかったのは大したことではない」
と思わず本音!?まで飛び出し、議場はやじに包まれた。
支持率だけが頼りのはずだった首相の
公約軽視発言は、今後も尾を引きそうだ。

 政治家にとって命ともいうべき国民との約束を破ったこと
について説明責任を果たさず、
「大したことではない」と切り捨てた小泉首相に
これまでの高支持率を維持できるのだろうか…。

 首相の仰天答弁に、菅氏も一瞬驚いた表情すら見せた。
すかさず
「今後は首相が何を言っても“この程度だ”と聞きましょう」
とバッサリ。野党側からは爆笑に加え
「うそつき純一郎〜!」のやじも飛んだ。
     《中略》
菅氏は「公約がどうでもいいというのは自ら政治家であることを放棄した発言」と、してやったりの様子。

「今日は間違いなく1勝できた。首相に黒星が付いたと思う」と勝利宣言した。
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2003/01/25(Sat)
日本モーツァルト愛好会例会

今年最初の例会は
コンサートの後、新年会です。

コンサートは、珍しい2台ピアノによるモーツァルト。
若い2人の才媛の熱演とトークにヤンヤ、ヤンヤ \(^ o ^)/ 

有名なカーサ・Mのオーナーご夫妻もお見えになっていたので
飛び入りで新発見楽譜を見た時のお話などうかがった。

新年会も例年は、サンプラザなどの結婚式場!で行うところを、
不況の時勢に合わせ(?)
近くのレストランで行うことに。

でも、3人の才媛(1人増えた!)の参加で
盛り上がり、大盛会でした。
 Oさん、Sさん、Sさん ありがとうございました。


2003/01/24(Fri)
ニューグローブの話題

今日 国音図書館で気づいたこと。

長らくコピー禁止と思い込んでいた
ニュー・グローブ音楽事典のコピー禁止が
いつのまにか 解けていた!!

 そういえば、昨年だったか 新版(第2版)が
出るとアカデミアのHPで騒いでいた。
 どんな事情にせよありがたいことだ。
今までは、シコシコ手書きで抜書きするしかなかったから!

それはそうと、WEB版も出ているらしい。

その情報は下記で
(国音図書館でもオペできるとのことなので
 いづれ試した結果をお伝えしましょう)

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ニューグローブ音楽事典がネット化

 小学館グループのネットアドバンスは11月5日、
「ニューグローブ世界音楽大事典」のネット検索サービス
「GroveMusic.jp」をオープンした。

 英Macmilan発行の
「New Grove Dictionary of Music and Musicians」第1版の
日本語版(文献社発売、全23巻)をネットで利用できるようにした。
日本語版の発行元である講談社がデジタルデータ作成を、
小学館がXML化を担当しており、系列が異なる大手出版社
が協力してネット化に取り組んだ。

 GroveMusic.jpでは2万6500の見出し項目と3170の譜例と
図を掲載。
全文検索や見出し語検索が可能だ。
バッハなど著名作曲家などの開設は書籍1冊分の解説が掲載されている。

 料金は年間24万円。
丸善と提携し、音楽教育機関を中心に初年度200ユーザーの獲得を見込む。

http://www.zdnet.co.jp/news/0211/05/njbt_08.html

http://www.grovemusic.jp/
 


2003/01/23(Thu)
あほネタ 2件

あほネタ 2件

たまには、まぐまぐで見た あほネタを…


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1・10 まぐ

★お客さんにメールを書いていた。
“見込んでおいてください”と書いたつもりだった。
変換して出てきた文字は…
「未婚で老いてください」
さすがにそんなお願いはできない。

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1・10 まぐ
(2003/01/06の投稿より)
★ 「元カレ」 とか 「元カノ」 とかいう言い回しが定着して
  久しいですが、
  『元旦』の2文字を見て『元の旦那=別れた夫』のような
 気がしてしまうのは
 私だけですか
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2003/01/22(Wed)
現代学生百人一首

いささか旧聞となるが…


■《天声人語》 01月14日

 東洋大学が募集する毎年恒例の「現代学生百人一首」を読んだ。
まずは選外作を。
〈“っていうか”ここから始まるしゃべり方短歌もここから始めてみたケド〉
   高3・女子。
  《中略》

〈この鼓動電気に変えると何ワット全身真っ赤君と目が合う〉
   中3・男子
〈あの人に出会った時から切ってない髪の長さは時間の長さ〉
   高1・女子
   《中略》
〈告白も別れの時も親指で今の時代はせつないものだ〉
   高3・男子

 教室の風景も主要な題材だ。
〈秋の午後机の上の陽だまりに誘惑されて遠のく意識〉
   高1・女子。
こんなこともある。
〈友達がイジメられてた知ったとき僕の口から言葉が消えた〉
   高2・男子

 家族を詠む。
〈嫌いだった習わせられたこのピアノ鍵盤叩く母亡き今も〉
  高2・女子
〈どうしてか母はとってもロック好き借りたら返せおれのCD〉
  高1・男子。
〈この部屋をあんたにあげると言う祖母の言葉の意味を解りたくない〉
  高2・女子。
世間の冷たい風も忍び寄る。
〈絶対にアルバイト私休めない父のリストラ十七の秋〉
  高2・女子。

 様々な境遇がある。
〈大学に行きたい気持ち口にせず倉庫の奥でひたすら働く〉
  高3・男子。
〈留学生のわれに故郷の黄砂降る励ましくるるか遥か海越え〉
  高3・男子 

 これまでの最高齢80歳の作。
〈定期券見せて改札通る時言葉にならぬ誇らしさ〉
  中2(夜間学級)女子。
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2003/01/21(Tue)
ゲーテ、チャペックとリスボン大地震

<更新が遅れ申し訳ありません。
   サブ・マシンのYHOO BBからの送信を
   急にサーバーが受け付けなくなってしまい
   田舎のサブマシンでの更新ができなくなっ
   てしまいました>

阪神・淡路大震災から8年、昨年の 9・11テロも
あり、今年はいつもにまして感慨深い。
 とても当日はコメントできなかった。
当日の各紙の内、秀逸だった《天声人語》を

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■《天声人語》 01月16日

 ゲーテが6歳のときだった。
「異常な世界的大事変が生じて、
 私の心の平安は生れて初めて根底から
 ゆるがされた」と後に記す(『詩と真実』)。
1755年11月のリスボン大地震である。

 彼はあたかも見てきたかのように描写した。
「大地はふるえ、ゆらぎ、海はわきたち、船はくだかれた。
……廃虚のいたるところに煙がたちのぼり、火炎が
あがっていた」。
   《中略》
 繁栄する大都市が一瞬にして崩壊したというニュースは、
ヨーロッパの人々には大きな衝撃だった。
「しばらくのあいだ世間の注意はこの一点に集中した」。
啓蒙主義の時代、進歩への楽観に彩られた気分を打ち砕く
一撃だった。

 リスボン大地震に言及しながら関東大震災のことを書いた
のはチェコの作家チャペックである。
「デリケートな文化を持ち、疲れを知らぬ勤労の町々が廃虚となって
いる」(『いろいろな人たち』平凡社)。

 彼はこう続ける。
家々は「肌の黄色い、ほほえみを浮かべている小柄な人たちの
家族の上に砕け落ちたのではなく、人類の頭上に落ちたのだ」。
チャペックは、あの地震を人類への警告と受けとめ、
世界は変わらなければならないと訴え、
人類の「連帯」を説いた。

 はるか遠くで起きた悲劇を深い衝撃として受けとめた
ゲーテとチャペックのことを思い浮かべながら、
明日17日で8年になる阪神大震災のことを考える。
あの痛切な経験とその後の連帯の波をどう生かしてきたのか、と。
 


2003/01/20(Mon)
12チャンネルの不思議!!

12チャンネル=テレビ東京というのも不思議な
ところである。

今日の午後2時からのTV番組は、
NHKをはじめ各局一斉に
横綱 貴乃花の引退発表記者会見をレギュラー番組を
外して放映していたが、(日テレはワイド・ショー内)
唯一 テレ東のみレギュラーの洋画放映を続けていた。
 
 思えば、この局は、10数年前の雅子妃殿下婚約
発表の記者会見の時も、各局一斉の特番放映に
関わらず、悠々(?)アニメを放送していた。
(この時、直接目撃した面白いエピソードを1つ
  フジでは、偶々放映していた時代劇スペシャルを
中断、中止して特番に切り替えたが、丁度その瞬間が
主人公がピンチに陥ってあわや!という場面であった。
 その特番を当時アナウンス部長の露木 アナが司会
していたが、若手部員がオン・エア中に気づかないで
露木に「視聴者から抗議の電話が殺到しています!」
と、ご注進! 露木が絶句して「あとで、あとで……」と
うめいているシーンがそのまま放映された(笑)
 あの時の、若手アナはその後、どうなったんでしょうね!)

 この徹底した『我、関せず』の姿勢は、横並び大好きの
日本企業の中では、かえって清新に写るのだから
妙なものである!!
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2003/01/19(Sun)
モーツァルティアン・フェライン例会

モーツァルティアン・フェライン1月例会は
「会員参加型例会」ということで
出演者はすべて会員。
 プロに交じって素人も大奮戦。

……………………………………………………
《演奏》
Oさん、Kさん夫妻:フルートとピアノによる魔笛(序曲から7番二重唱まで短縮版で。)
Kさん(男性)Fさん(女性)コンビで:魔笛の二重唱「愛を知るものは〜」
Tさん(男性):バリトン独唱(魔笛「恋人か女房が〜」)
Kさん(女性):なんとヴァイオリン協奏曲第3番をピアノ伴奏で全曲演奏!!!
Mさん(男性):デュポール変奏曲K.573(演奏前にお話あり)
《お話とCD》
Hさん:私の愛蔵盤(大好きなヴェスペレ・K.339)
Yさん:自己流モーツァルトの楽しみ方(ファンタジア2000のDVDにモーツアルト交響曲をシンクロさせるという離れ業を披露)
Sさん(男性):モーツァルトとの出会い(南ドイツとプラハへの旅)
Kさん(男性):幻のピアノソナタ(今は聴かれないソナチネ)
Yさん(男性):K.488のカデンツァ各種
Sさん(女性):私の十八番。(究極の愛聴盤の披露)


2003/01/18(Sat)
たのくら → 都響定期

・新年初めての たのくら例会

・デニーズでの昼食会
 フォン・オッターのカルメン
 アンナ・モッフォの話題で盛り上がる
他に ハンス・ホッター、マルチ・タルベラ、
 ペーター・コーイの話題も
   
・都響定期公演(サントリー・ホール)

井上道義 大熱演
ラフマニノフを弾いたニコライ・ペトロフ
  とにかくデカイ、
  見たところ 体重120〜130キロくらい
  あるんじゃなかろうか!?
   手もデカイ、まさにグラブみたい!!!
そのデカイ手でアンコールに弾いた
     楽興の時の可愛らしいこと!?

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指揮/井上道義
ピアノ/ニコライ・ペトロフ

グリンカ:歌劇『ルスランとリュドミーラ』序曲

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 ニ短調

ショスタコーヴィチ:交響曲第3番 変ホ長調「メーデー」
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2003/01/17(Fri)
百恵チャン(!)の誕生日

今日 1月17日は山口百恵さんの <誕生日>  1959年生れ
 
   <誕生花>は シンビジューム : 飾らない心〜だそうです。

(因みに我が妻は 1958年11月生れで百恵チャンとは
 同学年世代だそうです。(笑)
   〜だからどうだって? 
    〜 いや、それだけのことです (^^;))
 


2003/01/16(Thu)
日本記者クラブ「03年予想アンケート」

今年2回目の東京入り。

さて、大相撲初場所 5日目
  ――3日ぶり再出場の貴乃花は、もたつきながらも闘牙を押し出し3勝目。
まずはよかった! でも何のための再出場なの??  疑問は残る!

さて、1月16日付・よみうり寸評から
新春恒例、日本記者クラブ「03年予想アンケート」のご紹介。
今年 年末 果たしてどうなってるんでしょうネ!
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 新春恒例、日本記者クラブ「03年予想アンケート」の10問
をご紹介しよう。
あすの会員懇親会の座興だが、さて今年はどんな年になるのか

◆〈1〉12月31日現在、わが国の首相はだれか
〈2〉年内に石原新党の結成があるか
〈3〉4大メガバンクのいずれかが実質国有化されることがあるか
〈4〉日経平均株価が終値で1万5000円台を回復することがあるか
〈5〉12月31日現在、北朝鮮で金正日体制が継続しているか
〈6〉12月31日現在のイラク大統領はサダム・フセイン氏であるか
〈7〉宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」がアカデミー賞を受賞するか
〈8〉4年連続で日本人がノーベル賞を受賞するか
〈9〉松井選手が米大リーグでホームランを30本以上打つか
〈10〉大相撲で横綱が外国出身力士だけになることがあるか

◆わずか10問だが全問的中となると、なかなか難しい。
昨年は五百一人が予想して10問的中はゼロ、
9問正解が三人だけだった。
正解率が最も高かった設問は
「12月31日現在、わが国の首相はだれか」で94%

◆最低は「クローン人間誕生の発表があるか」でわずか11%だった。


2003/01/15(Wed)
訂正

13日 No163中の

永 千恵サン は 永 麻里サンの誤りでした。
おわびして訂正します。

正しくは→

≪昔 フジTVのニューヨーク特派員となった永 麻里サン……≫

 


2003/01/15(Wed)
旧・成人の日

1月15日になると、やっぱり成人の日?と思っちゃいますね。
  (これこそ刷り込み!)

連休なるようにとの配慮はわかりますが、
1月13日の成人の日なんて
何やら風情がないような気がするのは
年のセイか????  


2003/01/14(Tue)
掲示板更新

しばらく更新の止まっていた掲示板に
2本 アップいたしましたので、ご覧ください。

1)Re: 志ん生と金馬をミックスしたような演奏 
   〜ニューヨークのドン・アルフォンソさんから
    ネタを振られたもの!!

2)「宇野功芳の白熱CD談義 ウィーン・フィルハーモニー」
   〜カリスマ評論家 宇野功芳先生の最新著書の読後感想。
    書評などという恐れ多いものでなく
    感想です。 (^^;)


2003/01/13(Mon)
女子アナ情報(2)

続いては、同じく(テレビ朝日) やじうまプラスから

新年から、女性キャスターのみ交代
タレントの阿部美穂子から 村上祐子アナへ
 (吉沢前キャスターの復帰説もあったようだが?)

あべチャン、たしかに朝からはしゃぎ過ぎてウルサイ!との
悪評あったが、いざ彼女だけ切られてみれば、可愛そう!!
視聴率不振の責任を一身に取らされた?
 責任を弱いモノ(フリーや外注)に押し付けて
 一件落着にする朝日新聞、テレビ朝日の
 姿勢マザマザですぞ! 責任者出て来い!

まあ、何はともあれ
村上祐子、今年入社3年目を迎える若手エースか
なにしろ、デカい(169cm)
以下、出身地:福岡県福岡市
出身校:日本女子大学、入社年月:平成13年4月
星座: 蠍座〜だそうです。(笑)
http://www.tv-asahi.co.jp/announcer/personal/women/murakami/body1.html

おかしいのは、Web検索して
同名異人に:
KBS京都の主にラジオのアナウンサー村上祐子サンが
いらっしゃること。
年配ですが地元ではなかなかの人気者のようです。
 >心地よい話し方は多くの人々に、さわやかさを運び、KBSラジ
  オでも、京都市広報番組から、トーク番組まで、幅広く活躍する。
   〜そうです。 
http://www.rutubo.com/tuboi/db/00096.html


番組の華! お天気お姉さん(笑)といえば
伊藤里絵サン (よかった、変わらなかった (笑))

この人は、・テレビ新広島の人気女子アナだった人で昨年夏で退社。
東京へトラバーユしたらしい。← やけに詳しい(笑)

かつては人気ゲームソフト《ストリートファイター》のミス春麗に選ばれたこともあるほどの美人。ヘッドハンティングというのがもっぱらの噂だったそうです。(ますます詳しい(笑))
http://www5b.biglobe.ne.jp/~boba/diary/200209.html

面白いのは、この人の同名異人に
自衛隊、323中隊所属の伊藤理絵さん(24)(大分市出身)。
小劇場女優の伊藤理絵サン(26)(福岡県出身 152p) 
 (Team Chica公演や K Produce公演に出演)
〜がいること。 (そんなこと知ってどうする?(笑))
http://kyushu.yomiuri.co.jp/special/rupo/rupo0430.htm

しかし!!!
 許せないのは、HP内の
≪お天気お姉さん日記≫コンテンツを
有料(月 200円!!)で売ろうというテレ朝の了見!!
エグイぞ!!

なにか、テレ朝というのは、やることがチグハグですねえ!
やはり
いつまでも、≪新聞がお山の大将≫で、やる気のない出向者、
天下りがTOPじゃダメなのでは?????

構造改革が必要ですね……
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2003/01/13(Mon)
女子アナ情報

久々に、お待ちかねの女子アナ情報を……
 (誰も待ってないか? (笑))


まず、ワタクシ ご贔屓の
丸川珠代 アナウンサー(テレ朝)から
 新年早々 衝撃の発表が!!

>1月8日 2003年の抱負
  6月末から1年間、ニューヨーク支局に行くことになりました。
     <以下略>
http://www.tv-asahi.co.jp/announcer/personal/women/marukawa/body1.html

がぁ〜ん!!!!!
 女子アナのニューヨーク特派員とは、以前は態のいい島流し!
 でしたが……(今はどうなんでしょうね?)
  まして、(テレ朝)のニューヨークには、意地の悪そうな内田サンがいるし、(いまだに、何かといえば読売時代の特ダネをひけらかす!)
 タマちゃん、大丈夫か?
  そういえば、昔 フジでニューヨーク特派員となった 永 千恵サン、現地でサッサと子供作って退職しちゃったことがありましたネ。
 タマちゃんもその手でいくか!!(大きなお世話ですね、すまん!)

思わず、長くなっちゃったので、あとは <続きに>  (笑)

→ → (続く)
 


2003/01/12(Sun)
I教授の家 100万人パーティ in 大阪(2)

I教授の家 100万人パーティ in 大阪
の様子を、掲示板でうかがってみましょう。
 (アップした時間に注目!)
http://masao.prof-i.com/c-board/c-board.cgi?id=osaka

・兵庫のるしふぇるサン - 03/1/12(日) 1:22
   >私は終電で帰らしてもらいました。
    宝塚行き最終何とか間に合いました。
    今頃は、3次会で盛り上がってはるころでしょうか。

・ jm-familyサン - 03/1/12(日) 2:30 -
>……2次会まで存分に楽しませて頂きました
   ……3次会というわけにもいかず、先ほど
   岐路につきました。3次会以降の皆様、まだ先は長いです。
   風邪などひかないようくれぐれも注意して、頑張って下さい。

・ 柴田サン - 03/1/12(日) 11:12 -
 >結局、4次会?の喫茶店の後、一人都落ちして坂東に
  戻ってまいりました。やはり立川でやるのと大して変わり
  ません、近いものです(笑)

・ 押し入れサン - 03/1/12(日) 20:07 -
> 大阪から日本海に向って3時間弱・・・先ほど自宅に戻りました。


★楽しそうな様子が目に浮かびますね!
 写真室が楽しみです。
私も思い切って行けばよかったな!!
 


2003/01/11(Sat)
I教授の家 100万人パーティ in 大阪

今日は、I教授の家100万人突破記念パーティ
関西版の日です。
http://www.asahi-net.or.jp/~TX3T-ISYM/1000000a.htm

残念ながら、私は参加いたしませんので
掲示板などで様子をうかがうだけ。

でも、東京、金沢、九州、ロンドン(!)からの参加など
なんと豪華なこと!!
I教授の人気と人徳には驚いてしまいます。

因みに、地元以外で参加するのは、
・東京組: (サポセン)、(たのくらの森)、
      (マリンバテラス)、(両替商)、柴田文彦、(しろぎつね)

・金沢:  (押し入れ)
・九州:  (歌壇)、
・ロンドン: (ピアノ室) 〜偶々九州へ里帰り中?


2003/01/10(Fri)
AOL解約 ; 金子みすずの詩

昨日 年賀メール受信を確認した後、
AOLとのプロバイダー契約を解約いたしました。
 まだ、保存メール・アドレスが
wamjapan@aol.com の方は、
wamjapan@cat.email.ne.jp に変更をお願い申し上げます。

 そしたら、午後になって
知人 ぷくぴー様から、年賀メール到着。
wamjapan@aol.com が Not Foundとの連絡。
まさに マーフィの法則通り!(笑)

さて、そのぷくぴー様のメールでお教え頂いたのは
先日ご紹介した金子みすずの詩に、作曲家古寺七重さんが混声合唱の
曲をつけ、1999年の朝日作曲賞を受賞しているそう。

一度、聴いてみたい!!


2003/01/09(Thu)
初上京

今年 初めての東京入り
 (何だかヤクザか、相撲取りみたい…(笑))

心配していた年賀状は数枚、よかった!
だいたい、新住所がいきわたったようだ。

AOL宛の年賀メールもチェック、
 いいかげんに解約しなければ

今年は無駄のチェックを!!


2003/01/08(Wed)
ついに……

風邪をひきました。のどが痛い。
 あんなに用心していたのに!
 ちょっと大事にしすぎたか?

う〜む… やわだな!
 いかん、いかん!!!!!

皆様もお気をつけて……
 


2003/01/07(Tue)
雪と 金子みすず と 良寛さま

早くも日記が遅れ遅れになって申し訳ありません。(^^;)

言い訳をすると、このサイトがちょっと重過ぎるのか
長文を書こうとすると、途中でよくフリーズしてしまうのです。

昨日も、途中2回もフリーズしてしまい、
 (ワードと違い中途で保存することができない)
いやになって寝てしまいました。(^^;)

さ、気を取り直して……

《天声人語》やはり筆者交代したのかしら。
心機一転、好調です。

<雪と 金子みすず と 良寛さま>の
三題話を……

………………………………………………………
■《天声人語》 01月06日

 新幹線から富士山を見ようと思ったら、
当然山側の席に座るだろう。先日名古屋から東京に向かう途中、海側の窓からも富士山が見えるのに気づいた。静岡駅の少し手前、わずかの時間だった。しばらくして左手に、雪化粧をきらめかせる新春の富士が見えた。やはり冠雪の富士はいい。

 雪の朝の感動もまた格別である。
<中略>
 しかし午後になると、その単調な風景にもう飽きてくる。
 いい加減なものだ。

 雪国の人たちにとっては当たり前の思いだろう。
 雪は驚異ではなく、脅威になることも少なくない。
 とはいえ古来、日本人は雪に強い愛着を示してきた。
 数限りなく詩歌にうたわれてきた。
 雪の立場になったこんな詩もある。

「上の雪
 さむかろな。
 つめたい月がさしていて。
 下の雪
 重かろな。
 何百人ものせていて。
 中の雪
 さみしかろな。
 空も地面(じべた)もみえないで。」。

金子みすゞの「積った雪」だ。
「中の雪」に思いをはせるところが、この人らしいこまやかさだろう。
 厳しい寒波が襲来する中、きょうは小寒、いわゆる寒の入りである。
<中略>
 各地で雪崩の被害も出ている。冬山での遭難も相次いだ。
 容赦のない雪の恐ろしい一面を教える。

〈飯乞ふと里にも出でずなりにけり昨日も今日も雪の降れゝば〉
(良寛)。
 越後(新潟県)の人、良寛も降り続く雪にはさすがにうんざりしたらしい。きょうは良寛忌でもある。
 


2003/01/06(Mon)
遅い年始

やっと年始廻りを……
 この正月は2日から雪のため出不精になってしまいました(^^;)
 2度目の雪も溶けたのを確認して
 足利の親戚や恩師、級友宅へ

仕事始めの日ですから、車が混みあうと思ったのですが
意外にスカスカ! 拍子抜けしました。
ここにも不況の影か……


2003/01/05(Sun)
正月の各紙から……(2)


《天声人語》の一部を……
…………………………………………………………
■《天声人語》 01月01日

 ちょうど12年前の未(ひつじ)年の元日午前0時から
巨大な砂時計は時を刻み始めた。
島根県仁摩町のサンドミュージアムに設置された高さ約5メートル
の砂時計で、1年かけて推定6400億粒の砂を落とす。
コンピューター制御の現代的砂時計である。

 米国では、「万年時計」をつくる計画が進められている。
「チクタク」は1年単位、「ボーン」は1世紀に1度、
そして千年に1度カッコウが飛び出す機械時計だ。
それを1万年後まで動き続けさせよう、と。すでに試作品ができている。
    <中略>
 中心人物のコンピューター技師は
「子どものころ未来はとても遠くのように思えたが、いま未来は縮むばかりだ」
と言い、そんな縮むばかりの現代人の時間感覚に衝撃を与えようと考えた。

 1万年後には、まるで違う文明の世界になっているかもしれない。
そこで引き継ぎ帳のような解読資料も残しておくことにした。
「英国のストーンヘンジやエジプトのピラミッドのように、
悠久の時間に思いをはせる記念物になればいい」。

 日本では、……「大きな古時計」が再流行している。
こちらはほぼ人生と重なり合う100年時計だ。
おじいさんと運命をともにし、その死と同時に動かなくなる。
家族の一員のように生きてきた古時計への郷愁が込められる。

 降り積もる砂時計の時間、
万年時計が刻む悠久の時間、
そして古時計が告げる人生の時間、さまざまな時間がある。
 


2003/01/05(Sun)
正月の各紙から……(1)

各紙とも元日のコラム、社説となれば
練りに練って臨むと思うが、
それぞれの持ち味が出て面白い。

読売・編集手帳は
 「花眼(かがん)」という中国語を手掛かりに
最後は
>成長へ成長へと疾走しながら道ばたに忘れてきた花がある。
今年もしばらくは続くデフレとの二人連れ、せめて心は花眼の旅人であ
りたい。
 〜とまとめているが、正直物足りない。

毎日余禄は、
 自由主義的言論人にして外交史研究者。この時期、「反戦主義者」
と目された清沢洌の1945年1月1日の日記を、引用し
 「配給のお餅を食って、お目出度うをいうと矢張り新年らしくなる」
「彼等は第一、戦争は不可避なものだと考えている。
第二に彼等は戦争の英雄的であることに酔う。
第三に彼等に国際知識がない。知識の欠乏は驚くものがある」。
「(敗戦後)当分は戦争を嫌う気持ちが起ろうから、
       の間に正しい教育をしなくてはならぬ」。
清沢は戦後日本を見ることはなかったが
「日本が、どうぞして健全に進歩するように。それが心から願望される」。
日記には、こう記されている。

〜とまとめている。これも引用ばかりで今1つの感。

さて真打(?) 《天声人語》はというと、
 降り積もる砂時計の時間、
万年時計が刻む悠久の時間、
そして古時計が告げる人生の時間、
  と三題話につなげて素晴らしい。
まだWeb朝日で閲覧できるので
是非鑑賞してほしい。
次に一部を……

社説については、また別の機会に……
それはそうと、三大紙のWebサイトを比較すると
それぞれ特色ありゅが総合的にいって朝日が
一番見劣りする。
 読売が更新は1番早いが、社説・コラムの
 バックナンバーが読めない。
 バックナンバーが充実しているのは、毎日。
 朝日は更新が遅いし、記事量も少ない。
 コラムのバックナンバーが読めるのだけが(?)
 取り得か。

だいたい、最も力を入れたはずの元日の社説を
2日朝に削除したのは朝日だけだ。
 (他紙はみなアップしたままなのに)
>昨日が新聞休刊日のため、社説はありません。
 なんと官僚的、事務的な!!
<続く


2003/01/04(Sat)
勉強初め

正月中だらけちゃって
 今日が勉強初め……(^^;)

ドイツ語過去試験問題を1時間の規定時間内で試しに
やってみましたが……

う〜む…まだまだですなあ!
 だらけてないで、がんばらねば!!
 


2003/01/03(Fri)
雪は続いて……

昨日 初雪 と書いたのは誤まりでした(^^;)

 初雪はその冬初めての降雪、のこと。
 今シーズンは昨年12月に降っておりました。

何となく、初夢 と同じような感じで
正月の雪だから 初雪なんて書いちゃったんですね、
いかん、いかん 反省、反省!
 初失敗、初おわびでした
  う〜む…今年も前途多難かな (^^;)

さあ 気を取り直して、
 今日も午後から雪ですね〜
そういうわけで
 東京行きは中止。
(本当は東京へ向こうに着いている年賀状をとりに
  いくはずだった、二重生活ですからね(^^;))

近くの級友 T山さんのところに年始。
昨年秋 柿を頂いた方です。
干し柿はどうなった?と聞かれたので
カビが出て失敗した、と答えたら、立派な自家製干し柿を
下さった。おいしい、やった!!
 (今年からは、なま柿でなく干し柿を下さいね、なんてね(笑))

そうこうしているうちに、土○サンも登場、
 (かってのクラスメートで昨年初めリストラ退職した)
これで、失業者トリオが揃ったね、なんて軽口も……(笑)
(皆 明るい失業者でよかった (笑))

ああ、早く景気回復を!!!


2003/01/02(Thu)
初雪とモーツアルトと歌舞伎と

初雪降って、雪のお正月になりました。
 朝にはやみましたが、北側の道路はカチンカチンに
凍っており、年始は中止ということに

したがって今日は、TVでモーツアルトと歌舞伎三昧。
 まずスカパーで、ベームのモーツアルト交響曲集 (約6時間)
 地上波TVで、助六初日の生中継
  〜というものです
(詳しくは掲示板ご参照)


2003/01/01(Wed)
新年おめでとうございます。

新年おめでとうございます。

今年は、こうもり序曲で始まり!
モーツアルトの聴き始めは、K505をクリステーネ・シェーファーとベルガンサという新旧録音の聴き比べとなりました。
(詳しくは掲示板をご参照)

今年の抱負はいろいろありますが
まだ公表できないこともあり
おいおいUPさせて頂くということで……

最後になりますが、今年1年 皆様のご多幸をお祈り申し上げます。
 


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