壇ノ浦兜軍記だんのうらかぶとぐんき



 阿古屋
役人の岩永左衛門が、遊女 阿古屋に愛人の景清の行方を
白状させるため拷問にかけようとするが、
情けある畠山重忠は阿古屋に琴、胡弓、三味線を弾かせ
うそをついていれば音色に乱れが出るはずと聞き入ったのち、
彼女の心にいつわり無しと釈放する。

女方の教養と貫禄が発揮される大役です。
 


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