Oman 2003
I had visited Oman 2002. At that time, I felt that Oman is the best country in this region to visit and that I shall come again.
Fortunately, I could visit Oman again.昨年、GCC諸国をまわった際に、「また来てみたいな」と思った唯一の国、オマーン。
幸いにも再訪する機会に恵まれました。オマーンの一般事項はCIAのこちら。
例によってオフタイムの記録です。
砂漠のオアシスで、宮沢りえに遭遇したのが特筆ものですかな。
【2003年07月24日 木曜日】
朝7:20のつくばセンター発のバス。
ひたちのうしくからゆっくり乗ろうとも思ったのですが、夏休みの混雑を懸念してつくばセンター発としました。
でも、拍子抜けのまばらな旅客。チェックイン後、ゲート前の公衆電話の上にPCを置いてメールの回収。
ラウンジのないディスカウント・エコノミーはこのへんがつらい。JAL便でバンコクへ。
隣席は村上春樹の翻訳を読むタイ人女子留学生。バンコクでTG便に乗り換えてカラチへ。
満席のエコノミー席は涙。隣席はオランダ人のハードボイルド系。カラチでオランダ人は降りる。
カラチから乗ってきたのはレバノン人風ビジネスマン。
メール送受信のできる巨大なNokiaのケータイで遊んでいる。家を出ておよそ20時間後、マスカットのインターコンチに投宿。
それにしてもエコノミー席で中東まで来るのはつらいぜ。
脳梗塞ものですな。
【2003年07月25日 金曜日】
ホテルの朝飯。
懐かしきアラブの朝食をいただく。
フールとかいう豆のおかゆ状のやつ、ゴマのペーストをたっぷりかけて、レモンを絞っていただきます。関空経由やってきたチームの面々と合流し、打合せ。
その後自室にて明日からのフィールドワークに備えて作業。GSM携帯のSIMカードを買おうと思ったのですが、Omantelのオフィスまで行かなくちゃいけないとのこと、また本日この国は休日。
今回の旅でGSMはあきらめました。まあメールはOmantel、電話番号1312、ID：Omantel、PW：Omantelで接続できちゃうのでよしとします。夕方、市街へ。
スーク（市場）の散策など。
Sunset at Old Muscat
Near the Palace夕食は中東一の日本食レストラン「東京太呂」にてお刺身三昧。
しまあじが最高に旨いのです。
Japanese Restaurant "Tokyo Taro" at Muscat
【2003年07月26日 土曜日】
ボロのプロペラ機で南部の砂漠へ。
なんと、着陸した砂漠の滑走路は舗装なし。コンパクションしてあるだけ。おしごと。
オマーン人ドライバーの駆るトラックに乗って砂漠を走る。
Driving the desert
イラク出身のシビルエンジニアにお世話になりました。
なかなかのナイスガイでありました。砂漠の宿舎は男だけの世界。
でも、バーがあったのだ。そしてそこにはなんと、宮沢りえがいたのでありました。
Bar at the oil field in the desert
Rie Miyazawa was there.
【2003年07月27日 日曜日】
引き続きおしごと。
砂漠を走り、飛行機に乗り換えて夕刻マスカットに戻る。
...
【2003年07月28日 月曜日】
おしごと。
夕方、散髪へ。
レバノン人のおっさんに散髪してもらう。約1200円。散髪終了後、散髪台に座らせ、おっさんの写真を撮る。
Lebanese Hair Cut Man
夕食をCHEDIなる新しくできたホテルのレストランで。
オープンキッチンのしゃれたレストラン。ミャンマー人のボーイが働く。
websiteはこちら。下図はチームの同僚Markのステーキ。
Mark's Stake
【2003年07月29日 火曜日】
市内のSultan Qaboos Grand Mosque。
オイルマネーの威力、豪壮な内外装に圧倒されました。
Sultan Qaboos Grand Mosque
How change the bulbs?
【2003年07月30日 水曜日】
帰国日。
といっても夜の便なので、少し遠出。
Nakhalという街へ。Fort（砦）探訪。雨上がりで緑が映え、最高の景色。
Fortの内部の部屋もなんともアラブ世界で雰囲気が良い。
View from the fort
A room at the fort夜のスイス航空便でドバイへ。
【2003年07月31日 木曜日】
早朝、ドバイからエミレーツで関空へ。
夕刻、関空着。関空の荷物のターンテーブルで僕の名をアナウンス。
係員に聞けば「荷物行方不明」とのこと。あちゃあ。しゃあねえな。
各種手続きにかなり時間をとられてしまいました。
バスで西宮北口へ。でもまあ、とまれ無事帰国。
同道の皆様、お世話になりました。
ありがとうございました。
後日譚
8月1日、携帯にJALから電話。
荷物はチューリヒで発見、回送されてきた、との由。8月2日、帰省中の奥様と息子と新幹線車中で合流、無事帰還しました。
ふぅ。
