|
|
c/o
|
http://www.toyohara.com/tifys/ |
会長 鈴木 功男 |
国際会長 William Ward "Growth Through Service" |
会計 長沢 山泰 書記 森田誠 |
<3月例会報告>
日時 2003年3月12日(水) 18:30~20:30
場所
東京韓国YMCA アジア青少年センター 201号会議室
参加者 鈴木功男 長澤 栗田 西村 森田 (出席率 33.3%)
ゲストスピーカー 在日本韓国YMCA 総主事 金 秀男氏(キム スナオ 氏)
「在日本韓国YMCAの歩みと役割-更なる共働に向けて」
金総主事は大阪のご出身 3年前より東京に単身赴任され現職 大阪サウスクラブ設立来(1987年)
ワイズのメンバーでもあられます。阪神淡路地震では現地で半年間奉仕活動の先頭にたち被災者救済をされました。
講演内容要約
現状、国際化を述べるとき一国のみで解決しえない問題が数多く噴出してきた。
それは、経済、地域、環境問題、軍事という各切り口で俯瞰されることが多いが
一番大事な視点は人として手と手のつながりから国際化を論じるべきで人間の正しいありよう=神の前に平等であるからが正しいアプローチではないだろうか。それは言葉を変えると人権ということになります。日本もようやく1978年に国際人権規約を国際社会に遅れること13年で批准することができ
真の国際化の歩みを模索していますが男女平等や難民条約批准も30年おくれて実効されたというのが現実です。在日韓国人は強制連行により開放時点で200百万人が日本に住んでいました。その後多くの人は帰国しましたが残った人が50万人おり戦後補償問題との解決に奔走した一世はほとんど亡くなり現在は5世時代まで迎えています。日韓併合時代から戦後を含めて日本政府の人権を無視した扱いはなかなか日本の方にはご理解いただけないのですが、戦後の一篇の通達による旧日本国籍離脱問題やご承知の拇印押捺闘争など数知れない差別がありそれは教育、住居、就業、戸籍などあらゆる面での不当な扱いに対する戦いでもあったわけです。しかし現在は社会の成熟と共にある程度の相互理解は深まってきているとは言え共に祈り祈られ助け助け合い共働して隣人を愛する社会にすべく真の国際化を国籍を越えて実現すべき世紀に入っております。
在日本韓国YMCAは日本のYMCAと連携して地域に根ざした活動を通じて国際社会に貢献して参ります。人権 正義 平和をキーワードに「多文化共生社会」の一員となる指導者の創生や若者の成長を支援したいです。
在日本韓国YMCAのあゆみ
在日本韓国YMCAはソウルYMCAに続いて2番目の韓国YMCAとして1906年、東京に誕生しました。祖国の受難期に当たり、キリスト教信仰に立脚した明日の指導者を養成することを目的に、前年に閉鎖された在日公使館に代わり、韓国からの留学生の保護、日本語教育、下宿の世話、進路相談を始めました。1919年の3.1独立運動の導火線となった「2.8 独立宣言」で象徴されるように、過酷な植民地統治の中、独立を願う留学生の人格形成の場であり独立運動の拠点でもありました。また、当初より聖書研究、祈祷会が熱心に続けられ、創立の2年後には現在の在日大韓基督教会を生み出し、苦難の時代を教会共々、代の光、地の塩としての役割を果たしてきました。
そのような長い歴史と伝統をもとに、現在「在日同胞文化の創造と多文化共生社会をめざして」をスローガンに、韓国文化を中心とした国際文化活動、日本語学校、在日本韓国文化館を活用して韓日文化交流、宿泊研修事業等を展開すると共に地域社会奉仕活動を積極的に進めようとしております。
在日本韓国YMCAは、韓国YMCA同盟と日本YMCA同盟の双方に加盟しアジアYMCA同盟、世界YMCA同盟に連なっており、この加盟の二重性、ダブルを、在日本韓国YMCAに与えられた貴い使命であると考えております。
<例会予告>
4月9日(水) 18:30~20:30 ベルネットワークにて 担当 高松さん
5月14日(水) 韓国YMCA アジア青少年センターにて 担当 栗田さん 会場予約長澤さん
6月11日(水) 東京YMCA 神田美土代町 担当 多田さん 会場予約栗田さん
6月7日8日 東日本区大会 宇都宮
<役員会報告>
2003年-2004年 役員決まる!
会長 王さん 副会長 斉藤さん 西村さん 会計 長澤さん 書記 森田
<会員消息>
新入会員 2002年10月入会
高松与志之
メール:poke435@hotmail.com