遥か昔、エステリアには二人の女神、そして六人の神官によって治められる「イース」という王国があった。
イースでは魔法の源「黒真珠」によって作られる魔法金属「クレリア」が作られ、繁栄を極めた。
しかし、あるとき災いが起こった。善と悪、光と影の中から「魔」が生まれたのだ。
イースは「魔」がもたらす邪悪な力から逃れるため、天空へ逃れた。
すべてが記された6冊のイースの本と、クレリアを後に残して。
そして800年の時が流れ、クレリアが発見されはじめた頃から、魔物がエステリアに徘徊するようになった。
冒険家、アドル・クリスティンがエステリア対岸のプロマロックの港を訪れたのは、まさにそんな時だった。
彼は消えた古代王国イースの謎を解こうと冒険の旅に出た。
そして永い戦いの末についにエステリア全土、そしてイースに平和を取り戻した。
それから2年。アドルは大陸に向けて再び旅に出る。緑深き辺境の地へ。
セルセタの危機を救うために・・
イース建国の謎が、今明かされようとしている。
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